JPH0347068A - 植物組織培養槽 - Google Patents
植物組織培養槽Info
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- JPH0347068A JPH0347068A JP18047589A JP18047589A JPH0347068A JP H0347068 A JPH0347068 A JP H0347068A JP 18047589 A JP18047589 A JP 18047589A JP 18047589 A JP18047589 A JP 18047589A JP H0347068 A JPH0347068 A JP H0347068A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M27/00—Means for mixing, agitating or circulating fluids in the vessel
- C12M27/02—Stirrer or mobile mixing elements
- C12M27/08—Stirrer or mobile mixing elements with different stirrer shapes in one shaft or axis
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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-
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- C12M41/02—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of foam
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、植物組繊細胞を大量に得るために液体の培地
を用いた培養を行うときに使用する植物組織培養槽に関
する。
を用いた培養を行うときに使用する植物組織培養槽に関
する。
従来、植物組繊細胞を大量に得るために液体培地を用い
た培養を行うときに使用する植物組織培養槽として、液
体培地を収納する培養槽と、この培養槽中に装着される
培地循環用のドラフトチューブと、この培養槽の下部内
に装着され、かつ管壁に多数のエア吹出口が穿設された
スパージャ−とを備えたエアリフト方式のものがある。
た培養を行うときに使用する植物組織培養槽として、液
体培地を収納する培養槽と、この培養槽中に装着される
培地循環用のドラフトチューブと、この培養槽の下部内
に装着され、かつ管壁に多数のエア吹出口が穿設された
スパージャ−とを備えたエアリフト方式のものがある。
このものは、培養槽内に収納された培地をスパージャ−
のエア吹出口から吹き出されるエアを動力源としてドラ
フトチューブの内外部において循環させるものである。
のエア吹出口から吹き出されるエアを動力源としてドラ
フトチューブの内外部において循環させるものである。
なお、二のエアを動力源とするエアリフト方式は、比較
的培地の循環力が弱い。
的培地の循環力が弱い。
ところで、前述したようにこのエアを動力源とするエア
リフト方式は、比較的培地の循環力が弱いため、培地中
の組織濃度が高くなると培養槽内の混合攪拌が不充分と
なり、従って組織と培地あるいはエアとの接触が不充分
になって培養速度が低下する恐れがあった。
リフト方式は、比較的培地の循環力が弱いため、培地中
の組織濃度が高くなると培養槽内の混合攪拌が不充分と
なり、従って組織と培地あるいはエアとの接触が不充分
になって培養速度が低下する恐れがあった。
特に、培養槽の下部内、とりわけそのコーナー部に組織
が滞留して混合が不充分となって組織が死滅する恐れが
あった。
が滞留して混合が不充分となって組織が死滅する恐れが
あった。
また、組織が気泡を抱き込んで発生した浮遊物が培地液
面に多量に浮上したり、さらには培養槽の上部の内周面
に付着した場合には、組織と液体培地の混合攪拌が不充
分となる恐れもあった。
面に多量に浮上したり、さらには培養槽の上部の内周面
に付着した場合には、組織と液体培地の混合攪拌が不充
分となる恐れもあった。
本発明は、このような従来技術を背景になされたもので
、培養速度を早めることができ、かつより高濃度な組織
培養もできる植物組織培養槽を提供するものであり、培
養槽の下部での組織の滞留を防止できるとともに浮遊物
発生に伴う組織と液体培地の混合攪拌の低下を防止する
こともできる植物組織培養槽を提供するものである。
、培養速度を早めることができ、かつより高濃度な組織
培養もできる植物組織培養槽を提供するものであり、培
養槽の下部での組織の滞留を防止できるとともに浮遊物
発生に伴う組織と液体培地の混合攪拌の低下を防止する
こともできる植物組織培養槽を提供するものである。
本発明は、液体の培地を収納する培養槽と、この培養槽
中に装着されるドラフトチューブと、この培養槽の下部
内に装着され、かつ管壁に多数のエア吹出口が穿設され
たスパージャ−とを備えたエアリフト方式の植物組織培
養槽において、この培養槽の下部内に、スパージャ−に
よる培地循環を補助するパドル型攪拌翼を回転自在に設
けたことを特徴とする植物組織培養槽を提供するもので
ある。
中に装着されるドラフトチューブと、この培養槽の下部
内に装着され、かつ管壁に多数のエア吹出口が穿設され
たスパージャ−とを備えたエアリフト方式の植物組織培
養槽において、この培養槽の下部内に、スパージャ−に
よる培地循環を補助するパドル型攪拌翼を回転自在に設
けたことを特徴とする植物組織培養槽を提供するもので
ある。
さらに、培養槽の上部内で、かつ培地液面の近傍上に、
この液面に浮上した浮遊物を培地の液面下へ誘導する誘
導用攪拌翼を回転自在に設けた植物組織培養槽を提供す
るものでもある。
この液面に浮上した浮遊物を培地の液面下へ誘導する誘
導用攪拌翼を回転自在に設けた植物組織培養槽を提供す
るものでもある。
本発明の植物組織培養槽は、スパージャ−のエア吹出口
から培養槽内の培地中にエアを吹き出すと、このエアは
培地中を浮上して行き、この際にこの浮上するエアを動
力源としてドラフトチューブの内外部を往復する循環流
が発生する。
から培養槽内の培地中にエアを吹き出すと、このエアは
培地中を浮上して行き、この際にこの浮上するエアを動
力源としてドラフトチューブの内外部を往復する循環流
が発生する。
また、このエア吹出口からのエアの吹き出しと併せて培
養槽の下部内に設置されたパドル型攪拌翼をも回転させ
ると、スパージャ−による培地循環を補助させることが
でき、従って培養速度を早めることかでき、かつより高
濃度な組織培養もできる。
養槽の下部内に設置されたパドル型攪拌翼をも回転させ
ると、スパージャ−による培地循環を補助させることが
でき、従って培養速度を早めることかでき、かつより高
濃度な組織培養もできる。
さらにまた、浮遊物誘導用攪拌翼を設けた場合には、こ
の浮遊物誘導用攪拌翼を回転させることで、培地液面に
浮上したり、培養槽の上部の内周面に付着した浮遊物を
培地の液面下へ誘導して、植物組織と液体培地の混合攪
拌の低下を防止することもできる。
の浮遊物誘導用攪拌翼を回転させることで、培地液面に
浮上したり、培養槽の上部の内周面に付着した浮遊物を
培地の液面下へ誘導して、植物組織と液体培地の混合攪
拌の低下を防止することもできる。
（実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明の実施例の植物組織培養槽の全体構成は、第１図
に示すように液体培地Ｂを収納する培養槽１０と、この
培養槽１０中に装着される培地循環用のドラフトチュー
ブ２０と、この培養槽１０の下部１０ａ内に収納された
スパージャ−３０とを備えたものである。なお、このス
パージャ−３０の管壁３０ａには多数のエア吹出口３１
．３１、・・・が穿設されている。
に示すように液体培地Ｂを収納する培養槽１０と、この
培養槽１０中に装着される培地循環用のドラフトチュー
ブ２０と、この培養槽１０の下部１０ａ内に収納された
スパージャ−３０とを備えたものである。なお、このス
パージャ−３０の管壁３０ａには多数のエア吹出口３１
．３１、・・・が穿設されている。
また、この培地Ｂは、培養する植物細胞に適した無機塩
類、グルコースなどの炭素源および植物ホルモンなどを
含有する水溶液である。
類、グルコースなどの炭素源および植物ホルモンなどを
含有する水溶液である。
また、この培養槽１０としては一般に使用されているも
のが採用でき、またこの実施例の培養槽１０としては竪
型円筒形のものが採用されているが、必ずしもこれに限
定されるものではない。
のが採用でき、またこの実施例の培養槽１０としては竪
型円筒形のものが採用されているが、必ずしもこれに限
定されるものではない。
さらに、この培養槽１０の上部１０ｂを除く外周面には
、温度調節のウォータジャケット１１が周設されている
。
、温度調節のウォータジャケット１１が周設されている
。
また、このドラフトチューブ２０としては、般に使用さ
れるものが採用でき、またこの実施例におけるチューブ
形状は円筒形のものが採用されているが、これに限定さ
れることなくどのような形状のものでも使用できる。さ
らに、この実施例のドラフトチューブ２０は、吊下ブラ
ケット２１．２１を介して培養槽１０の上部１０ｂの内
周面に吊下されている。
れるものが採用でき、またこの実施例におけるチューブ
形状は円筒形のものが採用されているが、これに限定さ
れることなくどのような形状のものでも使用できる。さ
らに、この実施例のドラフトチューブ２０は、吊下ブラ
ケット２１．２１を介して培養槽１０の上部１０ｂの内
周面に吊下されている。
さらに、このスパージャ−３０は、培養槽１０内の培地
Ｂ中に植物細胞の培養に必要な無菌のエアを吹き込むた
めの部材で、例えば細孔を穿孔されたステンレス製の管
や焼結金属体など、一般に使用されているものが使用で
きる。また、この実施例では、スパージャ−３０は、ド
ラフトチューブ２０の下方に位置され、またその大きさ
はこのドラフトチューブ２０の径より大径のリング型を
有している。
Ｂ中に植物細胞の培養に必要な無菌のエアを吹き込むた
めの部材で、例えば細孔を穿孔されたステンレス製の管
や焼結金属体など、一般に使用されているものが使用で
きる。また、この実施例では、スパージャ−３０は、ド
ラフトチューブ２０の下方に位置され、またその大きさ
はこのドラフトチューブ２０の径より大径のリング型を
有している。
さらにまた、この実施例のスパージャ−３０による培地
Ｂの循環方向は、培地Ｂがエア吹出口３１．３１、・・
・から吹き出されたエアＥの上昇に伴ってドラフトチュ
ーブ２０の外部を上昇し、そののち液面Ｂｌ付近からド
ラフトチューブ２０のと方間口部を介してこの内部に流
入し、次にまたこのドラフトチューブ２０内を下降し、
次にまたこのドラフトチューブ２０の下方開口部から再
びドラフトチューブ２０の外部へ流入して循環する方向
であるが、必ずしもこれに限定させる必要はない。
Ｂの循環方向は、培地Ｂがエア吹出口３１．３１、・・
・から吹き出されたエアＥの上昇に伴ってドラフトチュ
ーブ２０の外部を上昇し、そののち液面Ｂｌ付近からド
ラフトチューブ２０のと方間口部を介してこの内部に流
入し、次にまたこのドラフトチューブ２０内を下降し、
次にまたこのドラフトチューブ２０の下方開口部から再
びドラフトチューブ２０の外部へ流入して循環する方向
であるが、必ずしもこれに限定させる必要はない。
本発明の植物組織培養槽の特徴は、この培養槽１０の下
部１０ａ内に、スパージャ−３０による培地循環を補助
するパドル型攪拌翼４０を回転自在に設けた点である。
部１０ａ内に、スパージャ−３０による培地循環を補助
するパドル型攪拌翼４０を回転自在に設けた点である。
このパドル型攪拌翼４０は、タービン翼に比較して吐出
ヘッドが小さいにもかかわらず吐出量が太いので、高濃
度培養時でのスパージャ−３０のみによる循環能力の不
足を補うとともに、特に培養槽１０の下部内で培地Ｂの
乱れを生じさせて滞留を防止させる攪拌翼である。
ヘッドが小さいにもかかわらず吐出量が太いので、高濃
度培養時でのスパージャ−３０のみによる循環能力の不
足を補うとともに、特に培養槽１０の下部内で培地Ｂの
乱れを生じさせて滞留を防止させる攪拌翼である。
また、この実施例におけるパドル型攪拌翼４０の設置位
置は、ドラフトチューブ２０の下部内であるが、必ずし
もこれに限定されるものではなく例えばこのドラフトチ
ューブ２０の下方位置などでもよい。
置は、ドラフトチューブ２０の下部内であるが、必ずし
もこれに限定されるものではなく例えばこのドラフトチ
ューブ２０の下方位置などでもよい。
なお、このパドル型攪拌翼４０は、ドラフトチューブ２
０の中央に挿入された回転軸４１の先端部に固定され、
またその攪拌用の羽根数は４枚であるが、これに限定さ
せなくとも所定枚数の羽根を有するものでよい。
０の中央に挿入された回転軸４１の先端部に固定され、
またその攪拌用の羽根数は４枚であるが、これに限定さ
せなくとも所定枚数の羽根を有するものでよい。
さらに、この実施例では、このパドル型攪拌翼４０の下
部に、このパドル型攪拌翼４０により吐出される培地Ｂ
を整流させ、かつこの整流作用によりパドル型攪拌翼４
０の横振れを防止するための円筒形のスタビライザー４
２が付設されている。
部に、このパドル型攪拌翼４０により吐出される培地Ｂ
を整流させ、かつこの整流作用によりパドル型攪拌翼４
０の横振れを防止するための円筒形のスタビライザー４
２が付設されている。
また、このパドル型撹拌翼４０の回転数は、組織のシャ
ーリングによる破壊を防止するため、例えば図示しない
インパークなどを使用し、かつ組織種類に応じて２０〜
４０ｒｐｍの範囲に調節される。
ーリングによる破壊を防止するため、例えば図示しない
インパークなどを使用し、かつ組織種類に応じて２０〜
４０ｒｐｍの範囲に調節される。
また、この実施例の植物ｉ、ｕ織培養槽では、このスパ
ージャ−３０は、培養槽１０の下部１０ａ内のコーナ一
部１０ａ′付近に設置され、またこれらのエア吹出口３
１．３１、はこの培養槽１０の下部１０ａ内のコーナ一
部１０ａ’にエアＥを吹きつけるように管壁３０ａの位
置に形成されている。
ージャ−３０は、培養槽１０の下部１０ａ内のコーナ一
部１０ａ′付近に設置され、またこれらのエア吹出口３
１．３１、はこの培養槽１０の下部１０ａ内のコーナ一
部１０ａ’にエアＥを吹きつけるように管壁３０ａの位
置に形成されている。
なお、これらのエア吹出口３１．３１、・・・の穿孔数
および大きさは培養槽の容量に応じて適宜決定される。
および大きさは培養槽の容量に応じて適宜決定される。
さらに、この実施例では、培養槽１０の上部１０ｂ内で
、かつ培地Ｂの液面Ｂ１の近傍上に、この液面Ｂ１に浮
上した浮遊物Ｓを培地Ｂの液面Ｂｌ下へ誘導する誘導用
撹拌翼５０を回転自在に設けている。
、かつ培地Ｂの液面Ｂ１の近傍上に、この液面Ｂ１に浮
上した浮遊物Ｓを培地Ｂの液面Ｂｌ下へ誘導する誘導用
撹拌翼５０を回転自在に設けている。
この浮遊物誘導用攪拌翼５０は、前記回転軸４１の上部
に固定され、先端の矢羽根部５１．５１は良好に浮遊物
Ｓを培地Ｂの液面ＢＩ下へ誘導することができるように
垂直方向に対してほぼ４５度傾斜して形成され、またこ
の実施例の誘導用攪拌翼５０の羽根数は２枚であるが、
これに限定されることなく適宜枚数で構わない。
に固定され、先端の矢羽根部５１．５１は良好に浮遊物
Ｓを培地Ｂの液面ＢＩ下へ誘導することができるように
垂直方向に対してほぼ４５度傾斜して形成され、またこ
の実施例の誘導用攪拌翼５０の羽根数は２枚であるが、
これに限定されることなく適宜枚数で構わない。
なお、図において６０．６０は、エア吹出口３１．３１
、・・・から吹き出されたエアＥの上昇に伴ってドラフ
トチューブ２０の外部を上昇する培地Ｂの整流を行い、
かつエアＥの微粒化保持を行うための整流板である。
、・・・から吹き出されたエアＥの上昇に伴ってドラフ
トチューブ２０の外部を上昇する培地Ｂの整流を行い、
かつエアＥの微粒化保持を行うための整流板である。
次に、本発明の実施例の植物組織培養槽の作用を説明す
る。
る。
本発明の実施例の植物組織培養槽は、同じ（第１図に示
すようにスパージャ−３０のエア吹出口３１．３１、・
・・から培養槽１０内の培地Ｂ中にエアＥを吹き出すと
、このエアＥは液体培地Ｂ中を浮上して行き、この際に
この浮上するエアＥを動力源としてドラフトチューブ２
ｏの内外部を往復する循環流が発生する。
すようにスパージャ−３０のエア吹出口３１．３１、・
・・から培養槽１０内の培地Ｂ中にエアＥを吹き出すと
、このエアＥは液体培地Ｂ中を浮上して行き、この際に
この浮上するエアＥを動力源としてドラフトチューブ２
ｏの内外部を往復する循環流が発生する。
なお、この実施例における具体的なこの培地Ｂの循環は
、培地Ｂがエア吹出口３１．３１、・・・から吹き出さ
れたエアＥの上昇に伴ってドラフトチューブ２０の外部
を上昇し、そののち液面Ｂｌ付近からドラフトチューブ
２０の上方開口部を介してこの内部に流入し、次にまた
このドラフトチューブ２０内を下降し、次にまたこのド
ラフトチューブ２０の下方開口部から再びドラフトチュ
ーブ２０の外部へ流入して循環するものである。
、培地Ｂがエア吹出口３１．３１、・・・から吹き出さ
れたエアＥの上昇に伴ってドラフトチューブ２０の外部
を上昇し、そののち液面Ｂｌ付近からドラフトチューブ
２０の上方開口部を介してこの内部に流入し、次にまた
このドラフトチューブ２０内を下降し、次にまたこのド
ラフトチューブ２０の下方開口部から再びドラフトチュ
ーブ２０の外部へ流入して循環するものである。
また、このエア吹出口３１．３１ ・・・からのエア
Ｅの吹き出しと併せて、回転軸４１を介して培養槽１０
の下部１０ａ内に位置されたパドル型攪拌翼４０をも回
転させると、スパージャ−３０による培地循環を補助さ
せることができ、従って培養速度を早めることができ、
かつより高濃度な組織培養もできる。
Ｅの吹き出しと併せて、回転軸４１を介して培養槽１０
の下部１０ａ内に位置されたパドル型攪拌翼４０をも回
転させると、スパージャ−３０による培地循環を補助さ
せることができ、従って培養速度を早めることができ、
かつより高濃度な組織培養もできる。
さらに、この実施例ではスパージャ−３０を培養槽１０
の下部１０ａ内のコーナ一部１０ａ′付近に位置させ、
またこれらのエア吹出口３１．３１、・・・をこの培養
槽１０の下部１０ａ内のコーナ一部１０ａ′へエアＥを
吹きつけできるようにスパージャ−３０の管壁３０ａの
位置に穿設させているため、このエア吹出口３１．３１
・・・から培養槽１０の下部１０ａ内のコーナー部１０
ａ′へエアＥを吹きつけることで、培養槽１０の下部１
０ａ内のコーナ一部１０ａ′での組織の滞留をも防止で
きる。
の下部１０ａ内のコーナ一部１０ａ′付近に位置させ、
またこれらのエア吹出口３１．３１、・・・をこの培養
槽１０の下部１０ａ内のコーナ一部１０ａ′へエアＥを
吹きつけできるようにスパージャ−３０の管壁３０ａの
位置に穿設させているため、このエア吹出口３１．３１
・・・から培養槽１０の下部１０ａ内のコーナー部１０
ａ′へエアＥを吹きつけることで、培養槽１０の下部１
０ａ内のコーナ一部１０ａ′での組織の滞留をも防止で
きる。
さらにまた、パドル型攪拌翼４０の回転とともに浮遊物
誘導用攪拌翼５０も回転されるため、培地液面Ｂ１に浮
上したり、培養槽１０の上部１０ｂの内周面に付着した
浮遊物Ｓを培地Ｂの液面Ｂｌ下へ誘導して、浮遊物Ｓの
発生に伴う組織と培地の混合攪拌の低下を防止すること
もできる。
誘導用攪拌翼５０も回転されるため、培地液面Ｂ１に浮
上したり、培養槽１０の上部１０ｂの内周面に付着した
浮遊物Ｓを培地Ｂの液面Ｂｌ下へ誘導して、浮遊物Ｓの
発生に伴う組織と培地の混合攪拌の低下を防止すること
もできる。
さらにまた、整流板６０．６０は、エア吹出口３１．３
１、・・・から吹き出されたエアＥの上昇に伴ってドラ
フトチューブ２０の外部を上昇する培地Ｂの整流を行い
、かつエアＥの微粒化保持をも行う。
１、・・・から吹き出されたエアＥの上昇に伴ってドラ
フトチューブ２０の外部を上昇する培地Ｂの整流を行い
、かつエアＥの微粒化保持をも行う。
以上、本発明の詳細な説明したが、本発明はこの実施例
に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲での
設計変更などがあっても本発明に含まれる。
に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲での
設計変更などがあっても本発明に含まれる。
本発明は、このように培養槽の下部内に、スパージャ−
による培地循環を補助するパドル型攪拌翼を回転自在に
設けることにより、培養速度を早めることができ、かつ
より高濃度な組織培養もできるという効果が得られる。
による培地循環を補助するパドル型攪拌翼を回転自在に
設けることにより、培養速度を早めることができ、かつ
より高濃度な組織培養もできるという効果が得られる。
さらに、培養槽の上部内で、かつ培地の液面の近傍上に
、この液面に浮上した浮遊物を培地の液面下へ誘導する
浮遊物誘導用攪拌翼を回転自在に設けた場合には、浮遊
物発生に伴・う組織と培地の混合循環の低下を防止する
こともできるという効果が得られる。
、この液面に浮上した浮遊物を培地の液面下へ誘導する
浮遊物誘導用攪拌翼を回転自在に設けた場合には、浮遊
物発生に伴・う組織と培地の混合循環の低下を防止する
こともできるという効果が得られる。
第１図は本発明の実施例の植物組織培養槽の縦中央断面
図である。 Ｂ；培地 Ｂ１；液面 Ｅ；エア Ｓ；浮遊物 １０；培養槽 １０ａ；下部 １０ａ’ ；コーナ一部 １０ｂ；上部 ２０；ドラフトチューブ ３０ニスパーシヤー ３０ａ；管壁 ３１．３１、・・・；エア吹出口 ４０；パドル型攪拌翼 ５０；浮遊物誘導用撹拌翼
図である。 Ｂ；培地 Ｂ１；液面 Ｅ；エア Ｓ；浮遊物 １０；培養槽 １０ａ；下部 １０ａ’ ；コーナ一部 １０ｂ；上部 ２０；ドラフトチューブ ３０ニスパーシヤー ３０ａ；管壁 ３１．３１、・・・；エア吹出口 ４０；パドル型攪拌翼 ５０；浮遊物誘導用撹拌翼
Claims (2)
- （１）液体培地を収納する培養槽と、この培養槽内に装
着されるドラフトチューブと、この培養槽の下部内に装
着され、かつ管壁に多数のエア吹出口が穿設されたスパ
ージャーとを備えたエアリフト方式の植物組織培養槽に
おいて、この培養槽の下部内に、スパージャーによる培
地循環を補助するパドル型攪拌翼を回転自在に設けたこ
とを特徴とする植物組織培養槽。 - （２）前記培養槽の上部内で、かつ培地液面の近傍上に
、この液面に浮上した浮遊物を培地の液面下へ誘導する
誘導用攪拌翼を回転自在に設けた請求項１記載の植物組
織培養槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18047589A JPH0347068A (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 植物組織培養槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18047589A JPH0347068A (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 植物組織培養槽 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0347068A true JPH0347068A (ja) | 1991-02-28 |
Family
ID=16083870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18047589A Pending JPH0347068A (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 植物組織培養槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0347068A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0523897U (ja) * | 1991-06-05 | 1993-03-30 | 株式会社横山エンジニアリング | 酒造米液化もろみの醗酵装置 |
| JP2013017924A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | Nishihara Environment Co Ltd | 汚泥消化装置 |
-
1989
- 1989-07-14 JP JP18047589A patent/JPH0347068A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0523897U (ja) * | 1991-06-05 | 1993-03-30 | 株式会社横山エンジニアリング | 酒造米液化もろみの醗酵装置 |
| JP2013017924A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | Nishihara Environment Co Ltd | 汚泥消化装置 |
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