JPH0346769Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0346769Y2 JPH0346769Y2 JP1986021464U JP2146486U JPH0346769Y2 JP H0346769 Y2 JPH0346769 Y2 JP H0346769Y2 JP 1986021464 U JP1986021464 U JP 1986021464U JP 2146486 U JP2146486 U JP 2146486U JP H0346769 Y2 JPH0346769 Y2 JP H0346769Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injection
- needle
- transparent
- rubber button
- mixed injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、体外循環回路、輸血液セツト等の医
療用具を構成する液体移送チユーブの途中に設け
られ、薬液の混注またはエアーの注入、エアー抜
き等を行なう際に使用される混注部の改良に関す
る。
療用具を構成する液体移送チユーブの途中に設け
られ、薬液の混注またはエアーの注入、エアー抜
き等を行なう際に使用される混注部の改良に関す
る。
[従来の技術]
第3図は、現在使用されている混注部の一実施
例を示す一部切欠断面図を示す。
例を示す一部切欠断面図を示す。
混注部11は、開口部12と液体移送チユーブ
16との接続部13を有する接続部材14と該開
口部12に挿嵌される混注ゴムボタン15と該混
注ゴムボタン15を被冠するカバー17から構成
されている。
16との接続部13を有する接続部材14と該開
口部12に挿嵌される混注ゴムボタン15と該混
注ゴムボタン15を被冠するカバー17から構成
されている。
前記、接続部13には、液体移送チユーブ16
が接着剤等により取付られている。
が接着剤等により取付られている。
接続部材14は、透明な合成樹脂により形成さ
れているが、カバー17は、赤色、青色等に着色
された合成樹脂により形成されていた。
れているが、カバー17は、赤色、青色等に着色
された合成樹脂により形成されていた。
使用に際しては、第4図に示すように、薬液注
入針19の先端20を混注ゴムボタン15に穿刺
し、開口部12の位置または薬液通路18の位置
まで置いて、薬液を混注するものであつた。
入針19の先端20を混注ゴムボタン15に穿刺
し、開口部12の位置または薬液通路18の位置
まで置いて、薬液を混注するものであつた。
[従来技術の問題点]
通常、ゴムボタン15は、針の穿刺位置が確認
できる程度の透明性を有するシリコーンゴムで構
成されているが、混注部11のカバー17が着色
された合成樹脂により形成されているため、実際
に薬液を注入する際には、次のような問題点があ
つた。
できる程度の透明性を有するシリコーンゴムで構
成されているが、混注部11のカバー17が着色
された合成樹脂により形成されているため、実際
に薬液を注入する際には、次のような問題点があ
つた。
薬液注入針19の先端20を混注ゴムボタン1
5に穿刺してから、該先端20が開口部12に現
われるまで、その穿刺状況の位置が皆目、確認で
きないから、 [ア] 緊急の薬液の混注を要するときは、勢い
余つて、接続部材の壁を誤つて刺し通す事故が
生じていた。
5に穿刺してから、該先端20が開口部12に現
われるまで、その穿刺状況の位置が皆目、確認で
きないから、 [ア] 緊急の薬液の混注を要するときは、勢い
余つて、接続部材の壁を誤つて刺し通す事故が
生じていた。
[イ] 混注ゴムボタンは、弾性を有するシリコ
ーンゴム等から形成されているので、一度針を
穿刺すると弱い力でも針は、スムーズに混注ゴ
ムボタンの内部へ侵入していく。
ーンゴム等から形成されているので、一度針を
穿刺すると弱い力でも針は、スムーズに混注ゴ
ムボタンの内部へ侵入していく。
そこで、針の先端の出口の位置を、目を離さ
ず、注意深く見守つていないと[ア]のような
事故が発生することになり、操作が実施しにく
かつた。
ず、注意深く見守つていないと[ア]のような
事故が発生することになり、操作が実施しにく
かつた。
[ウ] また、体外循環回路の途中に設けられて
いるエアートラツプ(図示せず)に形成されて
いる混注部は、薬液の混注の他に、エアー抜
き、エアーの注入等に使用されるが、混注ゴム
ボタン内部での針の穿刺状況が確認できないた
めに針を斜めに穿刺することがあつた。この
時、そのまま針が、エアートラツプの側壁を突
き破つて、中の血液がリークしたり、外部から
エアーが血液の中に混入して、最終的に患者の
体内に入る危険性があり、重大な事故を発生す
る原因になつていた。
いるエアートラツプ(図示せず)に形成されて
いる混注部は、薬液の混注の他に、エアー抜
き、エアーの注入等に使用されるが、混注ゴム
ボタン内部での針の穿刺状況が確認できないた
めに針を斜めに穿刺することがあつた。この
時、そのまま針が、エアートラツプの側壁を突
き破つて、中の血液がリークしたり、外部から
エアーが血液の中に混入して、最終的に患者の
体内に入る危険性があり、重大な事故を発生す
る原因になつていた。
[問題点を解決するための手段]
以上の問題点を解決するために、本考案は、透
明または針の穿刺位置を確認できる程度の透明性
を有する合成樹脂によりなるカバーを、接続部材
の開口部に嵌挿された透明または針の穿刺位置を
確認できる程度の透明性を有する混注ゴムボタン
に被冠して形成した混注部を提供するものであ
る。
明または針の穿刺位置を確認できる程度の透明性
を有する合成樹脂によりなるカバーを、接続部材
の開口部に嵌挿された透明または針の穿刺位置を
確認できる程度の透明性を有する混注ゴムボタン
に被冠して形成した混注部を提供するものであ
る。
[作用]
以上の構成により、注入針の混注ゴムボタンへ
の穿刺状況の位置を終始確認することができるの
で、実際の操作が実施しやすくなる。
の穿刺状況の位置を終始確認することができるの
で、実際の操作が実施しやすくなる。
[実施例]
第1図は、本考案の混注部の一実施例を示す、
一部切欠断面図を示す。
一部切欠断面図を示す。
混注部1は、カバー7、混注ゴムボタン5、上
部に開口部2を有しさらに両端に、液体移送チユ
ーブの接続部3を形成した接続部材4から構成さ
れている。
部に開口部2を有しさらに両端に、液体移送チユ
ーブの接続部3を形成した接続部材4から構成さ
れている。
すなわち接続部材4の開口部2に針の穿刺位置
が確認できる程度の透明性を有するシリコーンゴ
ムからなる混注ゴムボタン5を挿嵌し、さらにそ
の上部に透明の合成樹脂(または針の穿刺位置を
確認できる程度の透明性を有する合成樹脂)から
なるカバー7を取付たものである。
が確認できる程度の透明性を有するシリコーンゴ
ムからなる混注ゴムボタン5を挿嵌し、さらにそ
の上部に透明の合成樹脂(または針の穿刺位置を
確認できる程度の透明性を有する合成樹脂)から
なるカバー7を取付たものである。
これらの合成樹脂は、従来添加されていた顔
料、すなわち酸化チタン(チタンホワイト)を含
有しないポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリ
カーボネート系の合成樹脂または該合成樹脂に適
宜、所定量の赤色または青色等の着色剤を添加し
てなるものである。
料、すなわち酸化チタン(チタンホワイト)を含
有しないポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリ
カーボネート系の合成樹脂または該合成樹脂に適
宜、所定量の赤色または青色等の着色剤を添加し
てなるものである。
6は液体移送チユーブで、接続部材4の接続部
3に接着剤等により取付られている。
3に接着剤等により取付られている。
次に本考案の使用方法について、第2図を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
薬液注入針9の先端10を、混注ゴムボタン5
の上面部に穿刺し、透明のカバー7(または針の
穿刺位置を確認できる程度の透明性を有するカバ
ー)を介して、その先端の位置10を注視しなが
ら、該薬液注入針9を混注ゴムボタン5の下部方
向へ押し進める。
の上面部に穿刺し、透明のカバー7(または針の
穿刺位置を確認できる程度の透明性を有するカバ
ー)を介して、その先端の位置10を注視しなが
ら、該薬液注入針9を混注ゴムボタン5の下部方
向へ押し進める。
薬液注入針9の先端10が、開口部2または液
体通路8の中に達つしたことを確認したら、位置
を止めて、薬液を注入するものである。
体通路8の中に達つしたことを確認したら、位置
を止めて、薬液を注入するものである。
以上のように混注ゴムボタン5内部の薬液注入
針9の先端10の位置を終始確認することができ
るものである。
針9の先端10の位置を終始確認することができ
るものである。
以上、述べた混注部の形状は、一実施例を示す
もので、カバー、混注ゴムボタン、接続部材、か
らなる混注部であれば、本考案は、どのような形
状にも利用できることは明白である。
もので、カバー、混注ゴムボタン、接続部材、か
らなる混注部であれば、本考案は、どのような形
状にも利用できることは明白である。
[効果]
以上のように本考案では、混注ゴムボタン内部
での薬液注入針の先端の位置を穿刺時から、貫通
時まで段階的に確認することができるので、混注
部自体の操作性が良くなり、接続部材の底部また
はエアートラツプの側壁を注入針により突き通す
ような事故の発生はかなりの確率で未然に防止す
ることができる等の効果を有する優れた考案であ
る。
での薬液注入針の先端の位置を穿刺時から、貫通
時まで段階的に確認することができるので、混注
部自体の操作性が良くなり、接続部材の底部また
はエアートラツプの側壁を注入針により突き通す
ような事故の発生はかなりの確率で未然に防止す
ることができる等の効果を有する優れた考案であ
る。
第1図は、本考案の混注部の一部切欠断面図、
第2図は、本考案の混注部の使用状態図、第3図
は、従来の混注部の一部切欠断面図、第4図は、
従来の混注部の使用状態図を示す。 図中、1は混注部、2は開口部、3は接続部、
4は接続部材、5は混注ゴムボタン、6は液体移
送チユーブ、7はカバー、8は液体通路、9は薬
液注入針、10は薬液注入針の先端を示す。
第2図は、本考案の混注部の使用状態図、第3図
は、従来の混注部の一部切欠断面図、第4図は、
従来の混注部の使用状態図を示す。 図中、1は混注部、2は開口部、3は接続部、
4は接続部材、5は混注ゴムボタン、6は液体移
送チユーブ、7はカバー、8は液体通路、9は薬
液注入針、10は薬液注入針の先端を示す。
Claims (1)
- 体外循環回路、輸血液セツト等の医療用具を構
成する液体移送チユーブの途中に設けられる混注
部において、透明または針の穿刺位置を確認でき
る程度の透明性を有する合成樹脂によりなるカバ
ーを、接続部材の開口部に嵌挿された透明または
針の穿刺位置を確認できる程度の透明性を有する
混注ゴムボタンに被冠して形成したことを特徴と
する混注部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986021464U JPH0346769Y2 (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986021464U JPH0346769Y2 (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62133646U JPS62133646U (ja) | 1987-08-22 |
JPH0346769Y2 true JPH0346769Y2 (ja) | 1991-10-03 |
Family
ID=30817930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986021464U Expired JPH0346769Y2 (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0346769Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5425193Y2 (ja) * | 1974-11-18 | 1979-08-23 |
-
1986
- 1986-02-19 JP JP1986021464U patent/JPH0346769Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62133646U (ja) | 1987-08-22 |
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