JPH0345833A - 湯水混合制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は湯と水の混合比率を調整し最適な混合湯温を得
る湯水混合制御装置に関するものである。

従来の技術 従来この種の湯水混合装置は第３図に示すようなものが
あった。

第３図において、１は湯流路、２は水流路であり、各流
路に関連して自動調圧弁３が設けられている。自動調圧
弁３は、湯流路１の１次圧力ＰＨ！を減圧する湯側弁体
４、湯側弁座５と、水流路２のＩ次圧力ＰＣＩを減圧す
る水側弁体６、水側弁座７と、湯側弁体４と水側弁体６
を連結する弁軸８と、湯と水の減圧後の１次圧ＰＨＩ、
ＰＣＩの圧力差で動作するピストン９とでｆＩＪ威され
ており、湯または水の圧力が急変してもその圧力で自動
調圧弁３が移動し、湯と水の２次圧Ｐ　Ｈ２とＰＣ２と
が常に等しく保たれるように作用する。湯と水の混合比
はモータ１１によって付勢される混合弁１２を左右に移
動させて可変し、混合温度を変える。　１３は湯と水の
混合部であり、混合後は流量調節開閉弁１４を介して出
湯されるが、その温度は混合湯温検出手段（例えばサー
ミスタ）１５によって、またその流量は流量検出手段１
６によって検知され、設定手段１７の値に一致させるべ
く制御手段１８がモータ１１と流量調節開閉弁１４を付
勢する。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、長期間使用しなか
った場合等において弁、内の水分中に含まれている物質
（カルシウム、塩素等：以下スケールと呼ぶ）が混合弁
１２等の表面に析出し、弁が固着してしまうことがある
。

本発明はかかる従来の課題を解消するもので、出湯停止
後もあらかじめさだめた一定時間内は混合弁を定期的に
駆動しスケール付着を防止し弁の固着を防ぐことを目的
とする。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の湯水混合装置は、渦
流路および水流路と、前記湯流路および水流路の流量を
調節する混合弁と、前記混合弁を駆動する混合弁駆動手
段と、混合された湯量を調節する流量ＩＪＲｗｉ開閉弁
と、出湯を停止した後一定時間前記混合弁を駆動する信
号を出力する制御手段を備えた構成としたものである。

作用 以上の構成により、流量１１１ｖ１開閉弁の閉止を検出
した後、一定時間経過するまで前記混合弁を定期的に駆
動し、スケール付着を防止する。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。なお
、第１図は湯水混合装置の断面図で第３図と同一部品に
ついては同一番号を付している。

１９は付勢手段で、自動調圧弁３と付勢手段１９で混合
弁２０を形成する。２１は前記付勢手段１９の力と対向
して可変パイアスカを付与する混合弁駆動手段である。

混合弁駆動手段２１は、磁性体からなるプランジャ２２
と、前記プランジャ２２の周りに防水および絶縁された
コイル２３を有し、前記コイル２３は制御手段工８に接
続されている。流量調節開閉弁１４は流量調節開閉弁駆
動手段２４により駆動され、流量は流量検出手段１６で
検出する。流量調節開閉弁１４の閉止は閉止検出手段２
５により検出する。

第２図は制御手段１８の例である。２６は主制御手段で
、２７は第１の駆動量設定手段で、２８は第２の駆動量
設定手段である。２９はタイマ手段である。

次に本発明の構成の動作を説明する。

制御手段１８からコイル２３に電流を流すと、磁性体か
らなるプランジャ２２はフレミングの法則により弁軸８
にパイアスカを付与する。このパイアスカと付勢手段１
９の付勢力がつりあったところで自動調圧弁はバランス
する。

したがって、コイル２３に流す電流を変化することによ
り自動調圧弁３のバランス点を移動することができる。

例えば、電流の小さい場合は付勢手段１９の力の方が強
いため湯側弁体４より水側弁体６−の方が大きく開き、
出湯温度が低くなる。

電流を大きくすると付勢手段１９の力に対向してプラン
ジャ２２を押し出すことにより湯側弁体４が開きだし結
果的に出湯温度が高くなる。

このようにして、制御手段１８は混合湯温検出手段１５
の信号と設定手段１７の信号を入力することにより出湯
温度が設定温度になるようにコイル２３に流す電流を！
Ｊｗｉする。

しかし、混合弁２０にはスケールが付着し、弁が固着し
てしまうことがある。これらの現象を抑える手段を以下
に説明する。

スケールの付着は、湯温によって大きく異なり８０°Ｃ
では４０゛Ｃの数十倍析出する。また流速の遅い方が付
着し易い、このため、出湯中および出湯停止後混合部１
３の温度が冷えきるまでの間が混合弁２０へのスケール
付着が生し易いことになる。

しかし出湯中は、主制御手段２６が混合湯温を設定温度
になるようコイル電流を調節し混合弁２０を動かしてい
るためスケールは付着しにくい。

したがって、出湯停止後において高温の混合湯が混合部
に滞留するため最もスケール付着が促進される可能性が
ある。

そこで、主制御手段２６は閉止検出手段２５の信号によ
って流量調節開閉弁１４が閉止し出湯が停止したことを
検出（第３　ｆｊＺＪ　ａ点）すると、タイマ手段２９
に信号を出す。そして、混合弁２０を動かすため第１の
駆動量設定手段２７に信号を出し混合弁２０を駆動する
。タイマ手段２９は主制御手段２６からの信号により時
間を計りはしめる。

出湯停止後は弁内の温度は高温湯が供給されないためど
んどんと下がってくる。弁内の温度がスケールが析出し
ない温度まで下がる時間をあらかじめ主制御手段に設定
しておく、タイマ手段２９で計っている時間があらかじ
め主制御手段２６に設定していた時間になると（第３図
す点）主制御手段２６は第１の駆動量設定手段２７への
信号を停止し混合弁２０の駆動をやめる。（第４図にフ
ローチャートを示す、） この時の第１の駆動量設定手段２７による混合弁２０の
動作の一例としてコイル電流の変化を第３図に示す、コ
イル電流は、混合弁２０が水全開となるｍｉｎから湯全
開となるｍａｙまで定期的に変えていく。

このように混合弁２０が動くことによりスケールは混合
弁２０に付着しにくくなる。さらにもしスケールが混合
弁２０に付着しても定期的に混合弁２０自体が駆動され
るため、弁が固着する前にスケールを取り除くことがで
きる。

第３図の例では混合弁２０を間欠的に動作しているが、
この他にも混合湯温検出手段１５の信号が予め設定して
おいた値になるまで連続的に混合弁２０を動作する。ま
た出湯停止直後と混合湯温検出手段１５の信号が予め設
定しておいた値になった時点の２回のみ混合弁を動作す
る。さらに混合湯温検出手段１５の信号が予め設定して
おいた値になった時点の１回だけ混合弁を動作する等が
スケール付着防止と弁の固着に対して有効である。

通常の使用状態においては水圧変動時には従来と同様に
自動調圧弁３が動作し、湯側弁体４、水側弁体６とピス
トン９との受圧面積を等しくしておけばその２次圧ＰＨ
２とＰＣ２とは付勢手段１９と駆動手段２１によるバラ
ンス点での状態を保つ。

さらに、調圧弁と温調弁とを１つにできるため形を小さ
く構成することができる。

発明の効果 以上のように本発明の湯水混合制御装置は、湯流路およ
び水流路と、前記湯流路および水流路の流量をｍ節する
混合弁と、前記混合弁を駆動する混合弁駆動手段と、混
合された湯量壱ｇｉｗ１する流量１ｉ！ｆｆ開閉弁と、
出湯を停止した後一定時間前記混合弁を駆動する信号を
出力する制御手段とを備えたので、出湯停止後も一定時
間経過するまで混合弁を定期的に駆動することが可能と
なる。このため出湯停止後の高温で流速の無い弁内にお
いても混合弁へのスケール付着を防止することができ、
混合弁の固着を防ぎ安定した混合湯温を供給することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の湯水混合＠御装置の断面図
、第２図は同湯水混合装置の制御ブロック図、第３図は
混合湯温の特性図、第４図は同制御ブロックのフローチ
ャート、第５図は従来の湯水混合制御装置の断面図であ
る。 ｌ・・・・・・湯流路、２・・・・・・水流路、１５・
・・・・・混合湯温検出手段、１８・・・・・・制御手
段、２０・・・・・・混合弁、２５・・・・・・閉止検
出手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 湯流路および水流路と、前記湯流路および前記水流路の
   流量を調節する混合弁と、前記混合弁を駆動する混合弁
   駆動手段と、混合された湯量を調節する流量調節開閉弁
   と、出湯を停止した後一定時間前記混合弁を駆動する信
   号を出力する制御手段を有する湯水混合制御装置。