JPH0345686Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0345686Y2 JPH0345686Y2 JP1986176387U JP17638786U JPH0345686Y2 JP H0345686 Y2 JPH0345686 Y2 JP H0345686Y2 JP 1986176387 U JP1986176387 U JP 1986176387U JP 17638786 U JP17638786 U JP 17638786U JP H0345686 Y2 JPH0345686 Y2 JP H0345686Y2
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- blood pressure
- infusion
- average blood
- amount
- living body
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Links
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Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は、生体へ血圧降下剤を輸液する際にそ
の輸液量とともに生体の平均血圧値を表示して血
圧降下剤の輸液状態を監視する血圧降下剤輸液量
モニタ装置に関するものである。
の輸液量とともに生体の平均血圧値を表示して血
圧降下剤の輸液状態を監視する血圧降下剤輸液量
モニタ装置に関するものである。
従来技術とその問題点
手術後などにおける生体の血圧上昇を抑制する
ために血圧降下剤を生体に対して輸液する場合に
は、血圧降下剤の輸液量を検出してこれを適量に
調節することにより、生体の血圧を好適な値に維
持することが必要である。これに対して、一般
に、生体に対する血圧降下剤の輸液量を検出する
輸液量センサから出力される輸液量信号に基づい
て、表示装置が輸液量を表示する形式の輸液モニ
タ装置とともに、生体の最高血圧値を検出且つ表
示する自動血圧計を用いて、これら輸液モニタ装
置および自動血圧計により別々に表示される輸液
量および最高血圧値に基づいて、作業者が手動に
て輸液装置を操作することにより血圧降下剤の輸
液量を調節することが行われている。
ために血圧降下剤を生体に対して輸液する場合に
は、血圧降下剤の輸液量を検出してこれを適量に
調節することにより、生体の血圧を好適な値に維
持することが必要である。これに対して、一般
に、生体に対する血圧降下剤の輸液量を検出する
輸液量センサから出力される輸液量信号に基づい
て、表示装置が輸液量を表示する形式の輸液モニ
タ装置とともに、生体の最高血圧値を検出且つ表
示する自動血圧計を用いて、これら輸液モニタ装
置および自動血圧計により別々に表示される輸液
量および最高血圧値に基づいて、作業者が手動に
て輸液装置を操作することにより血圧降下剤の輸
液量を調節することが行われている。
しかしながら、上述のような方法を用いる場合
には、血圧降下剤の輸液量と最高血圧値との関係
は、その相関性が充分とはいえず、また患者毎に
異なるものであるので、生体の血圧を好適な値に
維持するための血圧降下剤の輸液量の調節操作に
相当の熟練が要求された。
には、血圧降下剤の輸液量と最高血圧値との関係
は、その相関性が充分とはいえず、また患者毎に
異なるものであるので、生体の血圧を好適な値に
維持するための血圧降下剤の輸液量の調節操作に
相当の熟練が要求された。
一方、本考案者等は血圧降下剤の輸液量と生体
の血圧値との相関性について詳細な研究を行つた
結果、上記輸液量は、血圧値の中でも特に平均血
圧値との間に高い相関性を示すとともに、輸液量
と平均血圧値との関係は生体の別に関わらずほぼ
一定に維持されることが判明した。
の血圧値との相関性について詳細な研究を行つた
結果、上記輸液量は、血圧値の中でも特に平均血
圧値との間に高い相関性を示すとともに、輸液量
と平均血圧値との関係は生体の別に関わらずほぼ
一定に維持されることが判明した。
本考案は以上の如き知見に基づいて為されたも
のであり、その目的とするところは、熟練を要す
ることなく生体の血圧値が好適な一定の値に維持
されるように血圧降下剤の輸液量を調節し得る血
圧降下剤輸液量モニタ装置を提供することにあ
る。
のであり、その目的とするところは、熟練を要す
ることなく生体の血圧値が好適な一定の値に維持
されるように血圧降下剤の輸液量を調節し得る血
圧降下剤輸液量モニタ装置を提供することにあ
る。
課題を解決するための手段
斯かる目的を達成するための、本考案の要旨と
するところは、生体へ血圧降下剤を輸液する輸液
装置の輸液状態を監視するための血圧降下剤輸液
量モニタ装置であつて、(a)前記輸液装置の前記生
体に対する前記血圧降下剤の輸液量を検出し、そ
の輸液量を表す輸液量信号を出力する輸液量セン
サと、(b)前記生体の平均血圧を測定し、該平均血
圧を表す平均血圧信号を出力する平均血圧測定装
置と、(c)前記輸液量信号に基づいて前記血圧降下
剤の実際の輸液量を連続的に表示するとともに、
前記平均血圧信号に基づいて実際の平均血圧をそ
の輸液量の表示と並べて連続的に表示する表示装
置と、を含むことにある。
するところは、生体へ血圧降下剤を輸液する輸液
装置の輸液状態を監視するための血圧降下剤輸液
量モニタ装置であつて、(a)前記輸液装置の前記生
体に対する前記血圧降下剤の輸液量を検出し、そ
の輸液量を表す輸液量信号を出力する輸液量セン
サと、(b)前記生体の平均血圧を測定し、該平均血
圧を表す平均血圧信号を出力する平均血圧測定装
置と、(c)前記輸液量信号に基づいて前記血圧降下
剤の実際の輸液量を連続的に表示するとともに、
前記平均血圧信号に基づいて実際の平均血圧をそ
の輸液量の表示と並べて連続的に表示する表示装
置と、を含むことにある。
作用および考案の効果
このようにすれば、生体に対する血圧降下剤の
輸液量を表す輸液量信号と生体の平均血圧を表す
平均血圧信号とに基づいて、表示装置において血
圧降下剤の輸液量と生体の平均血圧とが並べて連
続的に表示されるので、輸液量の経時的変化と平
均血圧の経時的変化とを容易に比較対照させてそ
れらの相関関係を正確に把握することができる。
したがつて、本考案の血圧降下剤輸液モニタ装置
によれば、以上のようにして得られた相関関係に
基づいて生体の平均血圧が好適な一定の値に維持
されるように生体に対する輸液量を容易に調節操
作できる。しかも、平均血圧と血圧降下剤輸液量
との関係は、最高血圧と血圧降下剤輸液量との関
係よりも相関性が高い上、生体の別に関わらずほ
ぼ一定に維持されるため、このような平均血圧値
に基づいて輸液量が調節されることにより、熟練
を要することなく生体の血圧値が好適な一定の値
に維持されるように血圧降下剤の輸液量を適量に
調節することが可能となるのである。
輸液量を表す輸液量信号と生体の平均血圧を表す
平均血圧信号とに基づいて、表示装置において血
圧降下剤の輸液量と生体の平均血圧とが並べて連
続的に表示されるので、輸液量の経時的変化と平
均血圧の経時的変化とを容易に比較対照させてそ
れらの相関関係を正確に把握することができる。
したがつて、本考案の血圧降下剤輸液モニタ装置
によれば、以上のようにして得られた相関関係に
基づいて生体の平均血圧が好適な一定の値に維持
されるように生体に対する輸液量を容易に調節操
作できる。しかも、平均血圧と血圧降下剤輸液量
との関係は、最高血圧と血圧降下剤輸液量との関
係よりも相関性が高い上、生体の別に関わらずほ
ぼ一定に維持されるため、このような平均血圧値
に基づいて輸液量が調節されることにより、熟練
を要することなく生体の血圧値が好適な一定の値
に維持されるように血圧降下剤の輸液量を適量に
調節することが可能となるのである。
実施例
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は、手術後の生体に対して血圧降下剤を
投与する際に適用される輸液モニタ装置12を示
す図である。輸液モニタ装置12は、本体14と
光センサ16とから構成されるものである。本体
14は、その前面に起動押釦18および上下2段
に分割された表示面を有する表示装置20が設け
られているとともに、可撓性のチユーブ22を介
して生体の上腕部に巻回されたカフ24と接続さ
れている。なお、上記表示装置20には、ブラウ
ン管、プロツタなどの連続記録表示が可能な機種
が採用される。また、カフ24は、内部に図示し
ないゴム袋を備えた袋構造且つ帯状である。
投与する際に適用される輸液モニタ装置12を示
す図である。輸液モニタ装置12は、本体14と
光センサ16とから構成されるものである。本体
14は、その前面に起動押釦18および上下2段
に分割された表示面を有する表示装置20が設け
られているとともに、可撓性のチユーブ22を介
して生体の上腕部に巻回されたカフ24と接続さ
れている。なお、上記表示装置20には、ブラウ
ン管、プロツタなどの連続記録表示が可能な機種
が採用される。また、カフ24は、内部に図示し
ないゴム袋を備えた袋構造且つ帯状である。
光センサ16は、配線17によりそれぞれ本体
14に接続されている一対の発光素子26および
受光素子28がプラスチツクあるいはガラス製な
どの透明容器30の外周面に互いに対向する位置
に配設されることから構成されており、透明容器
30内には、図示しない薬液タンクから定量ポン
プあるいは重力等により流出させられる血圧降下
剤32が、可撓性のチユーブ34を介して所定量
ずつ滴下される。受光素子28は、通常、第1図
中一点鎖線で示すように図示しない電源と接続さ
れた発光素子26からの発射光を受光するが、血
圧降下剤32が透明容器30内に滴下されると、
発光素子26から受光素子28に至る光線が乱さ
れることから、光センサ16において血圧降下剤
32の単位時間当たりの滴下数が検出され、この
滴下数に基づいて、血圧降下剤32の輸液量が検
出されるようになつている。なお、光センサ16
の配設位置は、透明容器30の外周面において容
器30の血圧降下剤32の水面よりも上部に設定
される。
14に接続されている一対の発光素子26および
受光素子28がプラスチツクあるいはガラス製な
どの透明容器30の外周面に互いに対向する位置
に配設されることから構成されており、透明容器
30内には、図示しない薬液タンクから定量ポン
プあるいは重力等により流出させられる血圧降下
剤32が、可撓性のチユーブ34を介して所定量
ずつ滴下される。受光素子28は、通常、第1図
中一点鎖線で示すように図示しない電源と接続さ
れた発光素子26からの発射光を受光するが、血
圧降下剤32が透明容器30内に滴下されると、
発光素子26から受光素子28に至る光線が乱さ
れることから、光センサ16において血圧降下剤
32の単位時間当たりの滴下数が検出され、この
滴下数に基づいて、血圧降下剤32の輸液量が検
出されるようになつている。なお、光センサ16
の配設位置は、透明容器30の外周面において容
器30の血圧降下剤32の水面よりも上部に設定
される。
チユーブ34には、絞り36が取り付けられて
おり、この絞り36を手動調節することによつて
血圧降下剤32がその流量を所望の量に調節され
るようになつている。また、透明容器30の下端
部には、一端に注射針38を備えた可撓性のチユ
ーブ40の他端が接続されており、血圧降下剤3
2がチユーブ40内を通過して、生体の腕などの
静脈に挿入された注射針38から生体内に投与さ
れるようになつている。したがつて、チユーブ3
4、透明容器30、絞り36、チユーブ40、お
よび注射針38が本実施例の輸液装置に相当す
る。
おり、この絞り36を手動調節することによつて
血圧降下剤32がその流量を所望の量に調節され
るようになつている。また、透明容器30の下端
部には、一端に注射針38を備えた可撓性のチユ
ーブ40の他端が接続されており、血圧降下剤3
2がチユーブ40内を通過して、生体の腕などの
静脈に挿入された注射針38から生体内に投与さ
れるようになつている。したがつて、チユーブ3
4、透明容器30、絞り36、チユーブ40、お
よび注射針38が本実施例の輸液装置に相当す
る。
輸液モニタ装置12の本体14内部には、第2
図のブロツク線図に示すように、カフ24とチユ
ーブ22を介して接続された平均血圧測定装置4
2が組み込まれている。この平均血圧測定装置4
2は、カフ24に対する空気供給を制御するもの
であり、カフ24に空気を供給して生体を圧迫さ
せる過程で、カフ24の圧力振動に基づく生体の
脈波(心拍に同期した圧力変動波)の大きさの変
化に基づいて生体の平均血圧値を決定し、その後
カフ24内の空気を排出する。平均血圧測定装置
42には、前記表示装置20が接続されており、
平均血圧測定装置42において決定された平均血
圧を表す平均血圧信号ASが表示装置20に対し
て出力される。また、表示装置20には、前記光
センサ16が接続されており、光センサ16にお
いて検出された血圧降下剤32の輸液量を表す輸
液量信号YSが表示装置20に対して出力される。
したがつて、光センサ16は本実施例の輸液量セ
ンサに相当する。
図のブロツク線図に示すように、カフ24とチユ
ーブ22を介して接続された平均血圧測定装置4
2が組み込まれている。この平均血圧測定装置4
2は、カフ24に対する空気供給を制御するもの
であり、カフ24に空気を供給して生体を圧迫さ
せる過程で、カフ24の圧力振動に基づく生体の
脈波(心拍に同期した圧力変動波)の大きさの変
化に基づいて生体の平均血圧値を決定し、その後
カフ24内の空気を排出する。平均血圧測定装置
42には、前記表示装置20が接続されており、
平均血圧測定装置42において決定された平均血
圧を表す平均血圧信号ASが表示装置20に対し
て出力される。また、表示装置20には、前記光
センサ16が接続されており、光センサ16にお
いて検出された血圧降下剤32の輸液量を表す輸
液量信号YSが表示装置20に対して出力される。
したがつて、光センサ16は本実施例の輸液量セ
ンサに相当する。
以下に、本実施例の輸液量モニタ装置12の作
動を説明する。
動を説明する。
手術後などの生体の血圧上昇を抑制するために
血圧降下剤32を投与している状態で、輸液モニ
タ装置12の起動押釦18が作業者によつて押圧
されると、光センサ16の発光素子26から受光
素子28に対して光が発射され、血圧降下剤32
の滴下数に基づいた輸液量の検出が開始されて、
輸液量信号YSが表示装置20に供給される。ま
た、平均血圧測定装置42による一連の血圧測定
ステツプが実行されて、先ずカフ24に対して空
気が供給され、カフ24が膨張して生体が圧迫さ
れるとともに、そのカフ24の圧迫過程において
平均血圧測定装置42により平均血圧が決定され
ると、平均血圧信号ASが表示装置20に供給さ
れる。この平均血圧測定装置42による測定は間
欠的に行われる。表示装置20は、これら平均血
圧信号ASおよび輸液量信号YSに基づいて、血圧
降下剤32の輸液量をその表示面上段に連続的に
記録表示し、且つ生体の実際の平均血圧を表示面
下段に連続的に記録表示するのである。作業者
は、このように表示された血圧降下剤32の輸液
量の経時的変化すなわちトレンドと平均血圧のト
レンドとを同時に比較対照させることにより得ら
れるこれらの間の相関関係に基づいて絞り36を
手作業にて調節し、生体の血圧を好適な一定の値
に維持するように血圧降下剤32の輸液量を調節
するのである。
血圧降下剤32を投与している状態で、輸液モニ
タ装置12の起動押釦18が作業者によつて押圧
されると、光センサ16の発光素子26から受光
素子28に対して光が発射され、血圧降下剤32
の滴下数に基づいた輸液量の検出が開始されて、
輸液量信号YSが表示装置20に供給される。ま
た、平均血圧測定装置42による一連の血圧測定
ステツプが実行されて、先ずカフ24に対して空
気が供給され、カフ24が膨張して生体が圧迫さ
れるとともに、そのカフ24の圧迫過程において
平均血圧測定装置42により平均血圧が決定され
ると、平均血圧信号ASが表示装置20に供給さ
れる。この平均血圧測定装置42による測定は間
欠的に行われる。表示装置20は、これら平均血
圧信号ASおよび輸液量信号YSに基づいて、血圧
降下剤32の輸液量をその表示面上段に連続的に
記録表示し、且つ生体の実際の平均血圧を表示面
下段に連続的に記録表示するのである。作業者
は、このように表示された血圧降下剤32の輸液
量の経時的変化すなわちトレンドと平均血圧のト
レンドとを同時に比較対照させることにより得ら
れるこれらの間の相関関係に基づいて絞り36を
手作業にて調節し、生体の血圧を好適な一定の値
に維持するように血圧降下剤32の輸液量を調節
するのである。
以上のように、本実施例によれば、表示装置2
0により血圧降下剤32の輸液量と生体の実際の
平均血圧とが上下に並べてしかも連続的に表示さ
れているため、作業者がこれらのトレンドを互い
に対応させることにより生体の平均血圧と血圧降
下剤32との相関関係を容易且つ正確に把握する
ことができる。したがつて、本実施例の輸液モニ
タ装置12を用いることにより、生体の平均血圧
が好適な一定の値に維持されるように血圧降下剤
32の輸液量が容易に調節操作され得る。しか
も、平均血圧と血圧降下剤32の輸液量との関係
は、最高血圧と血圧降下剤32の輸液量との関係
よりも相関性が高く、しかも生体の別に関わらず
ほぼ一定に維持されるため、このような平均血圧
値に基づいて血圧降下剤32の輸液量が調節され
ることにより、熟練を要することなく生体の血圧
値が好適な一定の値に維持されるように血圧降下
剤32の輸液量を調節することが可能となるので
ある。
0により血圧降下剤32の輸液量と生体の実際の
平均血圧とが上下に並べてしかも連続的に表示さ
れているため、作業者がこれらのトレンドを互い
に対応させることにより生体の平均血圧と血圧降
下剤32との相関関係を容易且つ正確に把握する
ことができる。したがつて、本実施例の輸液モニ
タ装置12を用いることにより、生体の平均血圧
が好適な一定の値に維持されるように血圧降下剤
32の輸液量が容易に調節操作され得る。しか
も、平均血圧と血圧降下剤32の輸液量との関係
は、最高血圧と血圧降下剤32の輸液量との関係
よりも相関性が高く、しかも生体の別に関わらず
ほぼ一定に維持されるため、このような平均血圧
値に基づいて血圧降下剤32の輸液量が調節され
ることにより、熟練を要することなく生体の血圧
値が好適な一定の値に維持されるように血圧降下
剤32の輸液量を調節することが可能となるので
ある。
なお、上記実施例において平均血圧はカフ24
の圧力上昇過程において測定されていたが、カフ
24内の空気を徐々に排出する過程において測定
しても良いのである。
の圧力上昇過程において測定されていたが、カフ
24内の空気を徐々に排出する過程において測定
しても良いのである。
また、上記実施例において血圧降下剤32の輸
液量を検出するために光センサ16が用いられて
いたが、たとえば血圧降下剤32を収容する図示
しない薬剤タンクから血圧降下剤32を流出させ
るための定量ポンプの回転数などから、輸液量を
検出するようにしても良い。
液量を検出するために光センサ16が用いられて
いたが、たとえば血圧降下剤32を収容する図示
しない薬剤タンクから血圧降下剤32を流出させ
るための定量ポンプの回転数などから、輸液量を
検出するようにしても良い。
なお、上述したのはあくまでも本考案の一実施
例であり、本考案はその精神を逸脱しない範囲に
おいて種々変更が加えられ得るものである。
例であり、本考案はその精神を逸脱しない範囲に
おいて種々変更が加えられ得るものである。
第1図は本考案の一実施例である輸液モニタ装
置が血圧降下剤を投与されている生体に対して適
用された状態を示す図である。第2図は第1図の
輸液モニタ装置の内部構成を示すブロツク線図で
ある。 12:輸液モニタ装置(血圧降下剤輸液モニタ
装置)、16:光センサ(輸液量センサ)、20:
表示装置、32:血圧降下剤、42:平均血圧測
定装置、AS:平均血圧信号、YS:輸液量信号。
置が血圧降下剤を投与されている生体に対して適
用された状態を示す図である。第2図は第1図の
輸液モニタ装置の内部構成を示すブロツク線図で
ある。 12:輸液モニタ装置(血圧降下剤輸液モニタ
装置)、16:光センサ(輸液量センサ)、20:
表示装置、32:血圧降下剤、42:平均血圧測
定装置、AS:平均血圧信号、YS:輸液量信号。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 生体へ血圧降下剤を輸液する輸液装置の輸液状
態を監視するための血圧降下剤輸液量モニタ装置
であつて、 前記輸液装置の前記生体に対する前記血圧降下
剤の輸液量を検出し、該輸液量を表す輸液量信号
を出力する輸液量センサと、 前記生体の平均血圧を測定し、該平均血圧を表
す平均血圧信号を出力する平均血圧測定装置と、 前記輸液量信号に基づいて前記血圧降下剤の実
際の輸液量を連続的に表示するとともに、前記平
均血圧信号に基づいて実際の平均血圧を該輸液量
の表示と並べて連続的に表示する表示装置と、 を含むことを特徴とする血圧降下剤輸液量モニタ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986176387U JPH0345686Y2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986176387U JPH0345686Y2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6384205U JPS6384205U (ja) | 1988-06-02 |
JPH0345686Y2 true JPH0345686Y2 (ja) | 1991-09-26 |
Family
ID=31116580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986176387U Expired JPH0345686Y2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0345686Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59135063A (ja) * | 1983-01-24 | 1984-08-03 | 株式会社 週刊日本医事新報社 | 点滴速度計 |
JPS618026A (ja) * | 1984-06-25 | 1986-01-14 | コーリン電子株式会社 | 血圧測定記録装置 |
-
1986
- 1986-11-17 JP JP1986176387U patent/JPH0345686Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59135063A (ja) * | 1983-01-24 | 1984-08-03 | 株式会社 週刊日本医事新報社 | 点滴速度計 |
JPS618026A (ja) * | 1984-06-25 | 1986-01-14 | コーリン電子株式会社 | 血圧測定記録装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6384205U (ja) | 1988-06-02 |
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