JPH0345644Y2 - - Google Patents

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JPH0345644Y2
JPH0345644Y2 JP5912586U JP5912586U JPH0345644Y2 JP H0345644 Y2 JPH0345644 Y2 JP H0345644Y2 JP 5912586 U JP5912586 U JP 5912586U JP 5912586 U JP5912586 U JP 5912586U JP H0345644 Y2 JPH0345644 Y2 JP H0345644Y2
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JP
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seat
cushion pad
cushion
skin
corner
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JP5912586U
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JPS62169652U (ja
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車に設けられるシートのシー
トクツシヨンに関する。
(従来の技術) 従来、自動車用シートのシートクツシヨンに
は、第1の例として、実開昭59−36769号公報で
示されるようなものがある。この構成では、車体
フロア上のシートフレームに支持されるクツシヨ
ンパツドと、このクツシヨンパツドを覆う表皮
と、この表皮の下端と上記シートフレーム側とを
連結させるトリムエンドとが設けられている。
また、第2の例としては、第4図で示されるよ
うなものがある。図において、20はシートフレ
ーム、21はシートクツシヨン、22はそのクツ
シヨンパツドで、このクツシヨンパツド22はそ
の下面における外縁部に溝部23が形成され、こ
の溝部23内に上記シートフレーム20が嵌り込
んでいる。また、上記クツシヨンパツド22を覆
う表皮24が設けられる。上記シートクツシヨン
21はシートフレーム20に対し脱着自在とされ
ており、従つて、表皮24の下端はクツシヨンパ
ツド22に連結されている。即ち、クツシヨンパ
ツド22下部の角部22aにこのクツシヨンパツ
ド22の補強用としてのワイヤ25が設けられて
おり、一方、表皮24の下端にもワイヤ26が縫
い込まれており、この両ワイヤ25,26が止め
環27により連結されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記第1の例では、シートフレーム
に表皮が連結されているため、シートフレームに
対しシートクツシヨンを脱着式にしたい場合に
は、この第1の例の構成を適用することはできな
い。
また、第2の例では、シートフレーム20に対
しシートクツシヨン21は脱着式とされている
が、クツシヨンパツド22の角部22aは溝部2
3の存在により薄肉となつており、ここに表皮2
4の下端を連結すると、上記角部22aが変形し
シートクツシヨン21の外観上の体裁を低下させ
るという不都合がある。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、シートフレームに対しシートクツシ
ヨンを脱着式としたものにおいて、このシートク
ツシヨンの外観上の体裁を簡単な構成で良好に保
つことができるようにすることを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、クツシヨンパツドの下面に形成した
溝部と、同上クツシヨンパツドの外側面との間に
おける同上クツシヨンパツド下部の角部を薄肉に
した場合において、表皮の下端に連結されるトリ
ムエンドの断面をほぼU字状に形成し、このトリ
ムエンドを上記クツシヨンパツド下部の角部に外
嵌させてこれに連結した点にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を第1図から第3図に
より説明する。
第2図において、自動車の車体フロア1上には
基台2を介して左右一対のシート3,3が支持さ
れる。図中矢印Frは車両の前方を示している。
上記両シート3,3間の車体フロア1にはコン
ソールボツクス4が設けられ、このコンソールボ
ツクス4からシフトレバー6やパーキングブレー
キレバー7が突設されている。
上記各シート3は基台2上に縦軸A回り回動自
在に支承されるシートフレーム8と、このシート
フレーム8上に支持されるシートクツシヨン9
と、このシートクツシヨン9の後端部から上方に
突出するシートバツク10とで構成されている。
上記シート3を回動させれば、このシート3より
後方の図示しないシートと対面させることがで
き、また、自動車への乗降の便を図ることができ
る。
上記のようにシート3を回動させる場合、シー
トクツシヨン9がコンソールボツクス4等に当接
してこのシート3の回動が阻害されることのない
ように、シートフレーム8に対しシートクツシヨ
ン9が脱着自在とされている。
第1図と第3図により、上記シートクツシヨン
9について詳しく説明する。
このシートクツシヨン9はシートフレーム8上
に着脱自在に支持されるクツシヨンパツド12を
有している。このクツシヨンパツド12の下面に
おける左右外縁部に前後方向に延びる溝部13が
形成されている。そして、シートフレーム8上に
クツシヨンパツド12を支持させたときには、こ
の溝部13内にシートフレーム8の一部の円形パ
イプが嵌り込むこととされている。
また、上記クツシヨンパツド12の上面および
外側面を一体的に覆う表皮14が設けられ、この
表皮14の下端はトリムエンド15に縫着されて
いる。このトリムエンド15は断面がほぼU字状
をなしており、樹脂製で押出成形品である。そし
て、このトリムエンド15は上記クツシヨンパツ
ド12下部の角部12aに外嵌している。
即ち、上記クツシヨンパツド12に溝部13を
成形したことにより、このクツシヨンパツド12
の角部12aが薄肉となりその剛性が不十分とな
つて所定の形状を保ちにくい部分となつている
が、ここにトリムエンド15を外嵌させたことに
より、剛性の向上が図られ、よつて、クツシヨン
パツド12下部の保形がなされている。
一方、上記角部12a内にはこのクツシヨンパ
ツド12の補強用としてのワイヤ17が設けられ
ており、上記クツシヨンパツド12とこのワイヤ
17とが止め環18により連結されている。
上記の場合、表皮14の下端はトリムエンド1
5の下面側に縫着されており、また、トリムエン
ド15とワイヤ17とは溝部13内で止め環18
により連結されている。即ち、これら縫着部や連
結部は外観されないところに配置されて外観上の
良好な体裁が維持されている。
(考案の効果) この考案によれば、薄肉であるクツシヨンパツ
ド下部の角部に対し、表皮の下端に連結され断面
がほぼU字状のトリムエンドを外嵌させてこれに
連結したため、上記角部は薄肉のために剛性が低
くて一定形状に保ちにくい部分ではあるが、この
角部に剛性の向上が達成される。よつて、クツシ
ヨンパツド下部の保形が確保され、つまり、シー
トクツシヨンの外観上の体裁が良好に保たれる。
しかも、上記角部の上記保形は表皮をクツシヨ
ンパツドに連結させるためのトリムエンドを利用
してなされているため、シートクツシヨンの外観
上の体裁が簡単な構成で良好に保たれることとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図はこの考案の実施例を示し、
第1図は第2図の−線矢視断面図、第2図は
左右シートの一部展開斜視図、第3図はトリムエ
ンドの部分斜視図、第4図は従来例を示し第1図
に相当する図である。 8……シートフレーム、9……シートクツシヨ
ン、12……クツシヨンパツド、12a……角
部、13……溝部、14……表皮、15……トリ
ムエンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートフレームに着脱自在に支持されるクツシ
    ヨンパツドと、このクツシヨンパツドの上面およ
    び外側面を一体的に覆う表皮と、この表皮の下端
    に連結されるトリムエンドとを設け、上記クツシ
    ヨンパツドの下面に上記シートフレームを嵌入さ
    せる溝部を形成し、この溝部と同上クツシヨンパ
    ツドの外側面との間における同上クツシヨンパツ
    ド下部の角部を薄肉にした自動車用シートのシー
    トクツシヨンにおいて、上記トリムエンドの断面
    をほぼU字状に形成し、このトリムエンドを上記
    クツシヨンパツド下部の角部に外嵌させてこれに
    連結したことを特徴とする自動車用シートのシー
    トクツシヨン。
JP5912586U 1986-04-18 1986-04-18 Expired JPH0345644Y2 (ja)

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JP5912586U JPH0345644Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

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JP5912586U JPH0345644Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

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Publication Number Publication Date
JPS62169652U JPS62169652U (ja) 1987-10-28
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