JPH0345578Y2 - - Google Patents
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- JPH0345578Y2 JPH0345578Y2 JP3616588U JP3616588U JPH0345578Y2 JP H0345578 Y2 JPH0345578 Y2 JP H0345578Y2 JP 3616588 U JP3616588 U JP 3616588U JP 3616588 U JP3616588 U JP 3616588U JP H0345578 Y2 JPH0345578 Y2 JP H0345578Y2
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- bag
- diameter cylindrical
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- cylindrical portion
- fish
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Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は活魚類の輸送用袋とりわけ比較的少な
い数の活魚類を小口輸送するための輸送用袋に関
する。
い数の活魚類を小口輸送するための輸送用袋に関
する。
魚類は捕獲して出荷まで長時間がかかるため、
生産地で冷凍あるいは氷詰めして死魚の状態で消
費地に輸送し、販売する形態が一般であつた。と
ころが近年、養殖漁業が盛んになり、魚類を安定
供給できるようになつたことや、消費者側も鮮度
の高い魚類を食する希望が高くなつたため、たと
えば鯛、ヒラメ、アジ、フグ等の魚類を生産地か
ら消費者に活きたまま渡して、賞味することが多
くなつている。
生産地で冷凍あるいは氷詰めして死魚の状態で消
費地に輸送し、販売する形態が一般であつた。と
ころが近年、養殖漁業が盛んになり、魚類を安定
供給できるようになつたことや、消費者側も鮮度
の高い魚類を食する希望が高くなつたため、たと
えば鯛、ヒラメ、アジ、フグ等の魚類を生産地か
ら消費者に活きたまま渡して、賞味することが多
くなつている。
このような活魚の大口輸送手段としては、酸素
供給手段を搭載した水槽やタンク付き車両が使用
されている。ところが、集荷場所や市場等から小
売店、料理店、消費者等に活魚を数匹ずつ小口輸
送する場合に、従来では好適なものがなかつた。
供給手段を搭載した水槽やタンク付き車両が使用
されている。ところが、集荷場所や市場等から小
売店、料理店、消費者等に活魚を数匹ずつ小口輸
送する場合に、従来では好適なものがなかつた。
すなわち、従来のこの種手段としては、釣用の
クーラーに水と魚を入れて通い箱として利用する
ことがあるが、何分にも高価であり、しかも、本
来の用途と異なるため、魚類の存命効果が乏し
く、また、いちいち回収する手間や内部を清掃す
る手間がかかり、実用的でない。
クーラーに水と魚を入れて通い箱として利用する
ことがあるが、何分にも高価であり、しかも、本
来の用途と異なるため、魚類の存命効果が乏し
く、また、いちいち回収する手間や内部を清掃す
る手間がかかり、実用的でない。
また、他の手段として、厚手の塩化ビニール類
で矩形タンクを作り、これを発泡スチロール等の
外箱に納めるようにしたものがある。しかしこの
ものは、第1に、構造が複雑で、製作に多くの工
数を要するため活魚の価格に対し高価に過ぎる。
第2に、高価性の面から繰返し使用する場合に、
タンクの頂部中央に筒口が設けられているため、
魚類の排せつ物をきれいに取り除く内部掃除に多
大の手間と時間がかかり、使い勝手が悪い問題が
ある。第3に複雑なシール形態となるため水漏れ
を起しやすいという問題がある。
で矩形タンクを作り、これを発泡スチロール等の
外箱に納めるようにしたものがある。しかしこの
ものは、第1に、構造が複雑で、製作に多くの工
数を要するため活魚の価格に対し高価に過ぎる。
第2に、高価性の面から繰返し使用する場合に、
タンクの頂部中央に筒口が設けられているため、
魚類の排せつ物をきれいに取り除く内部掃除に多
大の手間と時間がかかり、使い勝手が悪い問題が
ある。第3に複雑なシール形態となるため水漏れ
を起しやすいという問題がある。
本考案は前記のような問題点を解消するために
考案されたもので、その目的とするところは、簡
単な構造と良好な取扱い性を有する安価な活魚類
小口輸送用袋を提供することにある。
考案されたもので、その目的とするところは、簡
単な構造と良好な取扱い性を有する安価な活魚類
小口輸送用袋を提供することにある。
上記目的を達成するため本考案は、活魚類を水
と共に収容し小口輸送するための耐水性合成樹脂
袋であつて、底側および両側の縁部が閉じられた
袋体の上側に、正面U字状類似のシール部を介し
て口径の異なる2つの筒状部を有している構成と
したものである。
と共に収容し小口輸送するための耐水性合成樹脂
袋であつて、底側および両側の縁部が閉じられた
袋体の上側に、正面U字状類似のシール部を介し
て口径の異なる2つの筒状部を有している構成と
したものである。
2つの筒状部のうち口径の大きな筒状部は、水
と活魚を装填するためのもので、必要に応じて外
周面に軟質筒片を接着してもよい。
と活魚を装填するためのもので、必要に応じて外
周面に軟質筒片を接着してもよい。
また、口径の小さな筒状部の抜・注気孔は上端
にストレートに開口した形式でもよいが、上端よ
りも下部の片側表面に設けられていてもよい。
にストレートに開口した形式でもよいが、上端よ
りも下部の片側表面に設けられていてもよい。
袋体は熱または高周波でシール可能な合成樹脂
(ラミネート材を含む以下同じ)で構成されるこ
とが必要であるが、形態としてはチユーブ、シー
トのいずれでもよく、角底部を有していても、有
していなくてもよい。
(ラミネート材を含む以下同じ)で構成されるこ
とが必要であるが、形態としてはチユーブ、シー
トのいずれでもよく、角底部を有していても、有
していなくてもよい。
本考案の輸送用袋は使用されない状態では偏平
である。使用に当つては、大口径筒状部の口を開
き、ここから魚類を水と共に充填する。これによ
り袋体は膨らむので、次に大口径筒状部を絞つて
口を閉じ、下部に向かつて圧迫する。これにより
内部エアは小口径筒状部の抜・注気孔から外部に
抜ける。そこでその抜・注気孔から酸素を吹き込
み、小口径筒状部を閉じる。この雰囲気置換操作
は小口径筒状部が袋体の側端部にあるため容易で
ある。あとは小口径筒状部を閉じ、袋体全体を少
なくとも適度の耐水性のある外箱類に収納すれば
よい。
である。使用に当つては、大口径筒状部の口を開
き、ここから魚類を水と共に充填する。これによ
り袋体は膨らむので、次に大口径筒状部を絞つて
口を閉じ、下部に向かつて圧迫する。これにより
内部エアは小口径筒状部の抜・注気孔から外部に
抜ける。そこでその抜・注気孔から酸素を吹き込
み、小口径筒状部を閉じる。この雰囲気置換操作
は小口径筒状部が袋体の側端部にあるため容易で
ある。あとは小口径筒状部を閉じ、袋体全体を少
なくとも適度の耐水性のある外箱類に収納すれば
よい。
以下本考案の実施例を添付図面に基いて説明す
る。
る。
第1図は本考案を使用状態を示しており、Aは
輸送用袋、Bは該輸送用袋Aを収納した外箱であ
る。輸送用袋Aは、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、塩化ビニール、ナイロン系などの熱可塑性樹
脂からなる袋体1を有し、該袋体1は、相当量の
水(海水を含む)と魚類を充填しても破損しない
強度と耐水性を持たせるため、たとえば0.10〜
0.2mm程度の比較的厚手のチユーブまたはシート
で作られ、内部に水cと魚類dと酸素eが収容さ
れている。前記袋体1は口径の異なる2つの筒状
部2,3を有し、それぞれ閉止手段4,4により
水cと酸素eが漏洩しないように密閉されてい
る。
輸送用袋、Bは該輸送用袋Aを収納した外箱であ
る。輸送用袋Aは、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、塩化ビニール、ナイロン系などの熱可塑性樹
脂からなる袋体1を有し、該袋体1は、相当量の
水(海水を含む)と魚類を充填しても破損しない
強度と耐水性を持たせるため、たとえば0.10〜
0.2mm程度の比較的厚手のチユーブまたはシート
で作られ、内部に水cと魚類dと酸素eが収容さ
れている。前記袋体1は口径の異なる2つの筒状
部2,3を有し、それぞれ閉止手段4,4により
水cと酸素eが漏洩しないように密閉されてい
る。
第2図ないし第4図は素材としてチユーブを用
いた実施例(第1実施例)を示している。この実
施例では袋体素材の横断面が閉鎖断面となつてい
るため、底縁だけがボトムシール5により閉じら
れている。
いた実施例(第1実施例)を示している。この実
施例では袋体素材の横断面が閉鎖断面となつてい
るため、底縁だけがボトムシール5により閉じら
れている。
そして、袋体1の開放側すなわち上半部に、大
きな口径w1の筒状部2と小さな口径w2の筒状部
3が形成されている。大口径筒状部2は水Cと魚
類dの装入、取り出し用であり、したがつて、少
なくとも魚類dを引掛りなくスムーズに挿脱でき
る寸法を有していることが必要である。小口径筒
状部3は雰囲気置換のために使用され、したがつ
て酸素導入管を差し込める寸法を有していればよ
い。
きな口径w1の筒状部2と小さな口径w2の筒状部
3が形成されている。大口径筒状部2は水Cと魚
類dの装入、取り出し用であり、したがつて、少
なくとも魚類dを引掛りなくスムーズに挿脱でき
る寸法を有していることが必要である。小口径筒
状部3は雰囲気置換のために使用され、したがつ
て酸素導入管を差し込める寸法を有していればよ
い。
これら2つの筒状部2,3は、袋体1の両側に
偏して設けられるもので、具体的には、袋体1を
正面U字状、縦コ字状ないしこれらに類似した形
状にカツトし、その縁に沿つて分離用シール部6
を施すことにより作られる。各筒状部2,3は下
端が収容部10に通じ、上端は独立した開口部2
0,30となつている。前記筒状部2,3の高さ
は、収容部6に必要量の水と酸素を収容する容積
を持たせ得る限度で任意である。
偏して設けられるもので、具体的には、袋体1を
正面U字状、縦コ字状ないしこれらに類似した形
状にカツトし、その縁に沿つて分離用シール部6
を施すことにより作られる。各筒状部2,3は下
端が収容部10に通じ、上端は独立した開口部2
0,30となつている。前記筒状部2,3の高さ
は、収容部6に必要量の水と酸素を収容する容積
を持たせ得る限度で任意である。
前記袋体1は、外箱Bの形状に沿えるようにす
るため、好ましくは第4図のように下部両側が3
角状に折畳まれ、その折畳み部7,7が、底シー
ル5に添着した両面粘着片8,8に接着される。
るため、好ましくは第4図のように下部両側が3
角状に折畳まれ、その折畳み部7,7が、底シー
ル5に添着した両面粘着片8,8に接着される。
第5図と第6図は素材としてガゼツト付きシー
トを用いた実施例(第2実施例)を示すもので、
すなわち、底部にガゼツト部9を折成した2つ折
りフイルム1a,1aの両側に沿つてサイドシー
ル5′,5′を施すことにより袋体1を構成してい
る。他の構成は第1実施例と同じであるため、同
じ部分に同じ符号を示し、説明は省略する。
トを用いた実施例(第2実施例)を示すもので、
すなわち、底部にガゼツト部9を折成した2つ折
りフイルム1a,1aの両側に沿つてサイドシー
ル5′,5′を施すことにより袋体1を構成してい
る。他の構成は第1実施例と同じであるため、同
じ部分に同じ符号を示し、説明は省略する。
第7図ないし第9図は大口径筒状部2の別の実
施例を示している。この実施例においては、第口
径筒状部2の周りに、軟質の薄いフイルムからな
る筒片2aを配し、この筒片2aの上縁部を大口
径筒状部2の外面と接着したもので、21は接着
部である。その接着方法は、熱または高周波によ
るシール、粘着テープや接着剤による常温接着の
いずれでもよい。この筒片2aは特に袋体1を厚
肉フイルムで作つた場合の密閉を確実にするのに
適している。
施例を示している。この実施例においては、第口
径筒状部2の周りに、軟質の薄いフイルムからな
る筒片2aを配し、この筒片2aの上縁部を大口
径筒状部2の外面と接着したもので、21は接着
部である。その接着方法は、熱または高周波によ
るシール、粘着テープや接着剤による常温接着の
いずれでもよい。この筒片2aは特に袋体1を厚
肉フイルムで作つた場合の密閉を確実にするのに
適している。
第10図a,b,cは小口径筒状部3の実施例
を示している。前記第1、第2実施例では抜・注
気孔として、小口径筒状部3の上端に開口30を
形成していたが、この実施例では分離用シール部
6を横に延長して上端シール部60を形成し、こ
の上端シール部60より下の表側または裏側のフ
イルムに、スリツト状または円形状の孔30aを
形成し〔第10図a〕、あるいは栓ないし弁30
bを挿着し〔第10図a〕たもので、小口径筒状
部3の径によつては、第10図cのように、分離
用シール部6と袋体側縁との間に区画用縦シール
6aを設け、通路寸法を細くしてもよい。また、
上端シール部60を袋体側縁に間で到らせずに途
中で止めることにより、細い上端開口としてもよ
い。
を示している。前記第1、第2実施例では抜・注
気孔として、小口径筒状部3の上端に開口30を
形成していたが、この実施例では分離用シール部
6を横に延長して上端シール部60を形成し、こ
の上端シール部60より下の表側または裏側のフ
イルムに、スリツト状または円形状の孔30aを
形成し〔第10図a〕、あるいは栓ないし弁30
bを挿着し〔第10図a〕たもので、小口径筒状
部3の径によつては、第10図cのように、分離
用シール部6と袋体側縁との間に区画用縦シール
6aを設け、通路寸法を細くしてもよい。また、
上端シール部60を袋体側縁に間で到らせずに途
中で止めることにより、細い上端開口としてもよ
い。
筒状部2,3の閉止手段4は、輪ゴム、紐、ク
リツプ状挟み具、粘着テープなど任意であり、そ
れらの2種以上を併用してもよい。また、内部閉
止形式すなわち筒状部2,3の内面に予め帯状粘
着部を設け、圧迫により接着を図るようにしても
よい。小口径筒状部3を第10図aのようにした
場合、外面から粘着テープを貼り、あるいは内面
の帯状粘着部を利用する方式が簡便である。
リツプ状挟み具、粘着テープなど任意であり、そ
れらの2種以上を併用してもよい。また、内部閉
止形式すなわち筒状部2,3の内面に予め帯状粘
着部を設け、圧迫により接着を図るようにしても
よい。小口径筒状部3を第10図aのようにした
場合、外面から粘着テープを貼り、あるいは内面
の帯状粘着部を利用する方式が簡便である。
いずれの実施例においても、使用前は偏平な状
態であり、したがつて保管に場所をとらない。使
用にあたつては、袋体1を外箱Bに入れ、大口径
筒状部2から水cを入れれば、袋体1は第4図や
第6図のように膨らむ。すなわち、第1実施例に
おいては、底部の折畳み部7,7の存在で、また
第2実施例ではガゼツト部9が広がつて角底状と
なり、これより上方は角底形状にならつてボツク
ス状に広がる。
態であり、したがつて保管に場所をとらない。使
用にあたつては、袋体1を外箱Bに入れ、大口径
筒状部2から水cを入れれば、袋体1は第4図や
第6図のように膨らむ。すなわち、第1実施例に
おいては、底部の折畳み部7,7の存在で、また
第2実施例ではガゼツト部9が広がつて角底状と
なり、これより上方は角底形状にならつてボツク
ス状に広がる。
これに伴い大口径筒状部2も平面三角形的に拡
開するので、魚類dの挿入は容易であり、次に大
口径筒状部2を絞りあるいは折畳み、閉止手段4
により開口20閉じる。そして口径筒状部2を下
方に圧迫すれば、水面より上方のエアは小口径筒
状部3の抜・注気孔を経て外部に抜ける。第1実
施例と第2実施例では、エアは上端の開口30か
ら抜け、第10図a,cの実施例では孔30aか
ら抜け、第10図bの実施例では栓ないし弁30
bを開いて抜ける。
開するので、魚類dの挿入は容易であり、次に大
口径筒状部2を絞りあるいは折畳み、閉止手段4
により開口20閉じる。そして口径筒状部2を下
方に圧迫すれば、水面より上方のエアは小口径筒
状部3の抜・注気孔を経て外部に抜ける。第1実
施例と第2実施例では、エアは上端の開口30か
ら抜け、第10図a,cの実施例では孔30aか
ら抜け、第10図bの実施例では栓ないし弁30
bを開いて抜ける。
このエアの抜けと同時に小口径筒状部3の中間
を握れば簡単に仮閉止を行え、この状態で小口径
筒状部3の開口30または孔30aもしくは栓な
いし弁30bに酸素ボンベからの導入管を差し込
めば、酸素は小口径筒状部3を経て収容部10の
上部空間に満たされるので、あとは導入管を引き
抜き、小口径筒状部3を閉止手段4で密閉すれば
よい。魚類dの取り出しも、大口径筒状部2の一
側が袋体1の側部と一直線状にあり、かつ小口径
筒状部3を傾転操作用の把持部として機能させら
れるため、魚類dを容器や水槽に簡単、安全に入
れることができる。
を握れば簡単に仮閉止を行え、この状態で小口径
筒状部3の開口30または孔30aもしくは栓な
いし弁30bに酸素ボンベからの導入管を差し込
めば、酸素は小口径筒状部3を経て収容部10の
上部空間に満たされるので、あとは導入管を引き
抜き、小口径筒状部3を閉止手段4で密閉すれば
よい。魚類dの取り出しも、大口径筒状部2の一
側が袋体1の側部と一直線状にあり、かつ小口径
筒状部3を傾転操作用の把持部として機能させら
れるため、魚類dを容器や水槽に簡単、安全に入
れることができる。
なお、第7図ないし第9図の実施例において
は、大口径筒状部2に軟質の筒片2aが取付けら
れているので、魚類dを挿入後、筒片2aをたく
し上げることにより閉止を簡単に行え、筒片2a
はその後大口径筒状部2に重ねて再度括ることに
より魚類dの鋭いエラで破られることなく2重に
密閉できる。
は、大口径筒状部2に軟質の筒片2aが取付けら
れているので、魚類dを挿入後、筒片2aをたく
し上げることにより閉止を簡単に行え、筒片2a
はその後大口径筒状部2に重ねて再度括ることに
より魚類dの鋭いエラで破られることなく2重に
密閉できる。
本考案においてはシール部が少なく、形状が単
純であるため、シールからの水漏れの心配がな
く、安全に輸送を行える。第1実施例のような袋
形状としたときには、底シール部を割く方向の水
圧が作用しないため、シールの信頼性が高く安全
である。さらに製造上も、分離用のシール部6は
袋体製造用のボトムまたはサイドシールと同時に
1工程で行えるためコストが安くて済む。
純であるため、シールからの水漏れの心配がな
く、安全に輸送を行える。第1実施例のような袋
形状としたときには、底シール部を割く方向の水
圧が作用しないため、シールの信頼性が高く安全
である。さらに製造上も、分離用のシール部6は
袋体製造用のボトムまたはサイドシールと同時に
1工程で行えるためコストが安くて済む。
以上説明した本考案によるときには、シール長
さが少なく単純であるため、水漏れなく安全に小
口輸送することができ、また、魚類と水の挿入、
取り出しおよび雰囲気置換の各操作を容易に行え
るものであり、しかも袋体の構造が簡単で、シー
ル形状も簡単であるため、安価に量産することが
でき、使い捨て式に手軽に使用することができる
などのすぐれた効果が得られる。
さが少なく単純であるため、水漏れなく安全に小
口輸送することができ、また、魚類と水の挿入、
取り出しおよび雰囲気置換の各操作を容易に行え
るものであり、しかも袋体の構造が簡単で、シー
ル形状も簡単であるため、安価に量産することが
でき、使い捨て式に手軽に使用することができる
などのすぐれた効果が得られる。
第1図は本考案による活魚類の小口輸送用袋の
使用状態を示す斜視図、第2図は本考案の第1実
施例を示す平面図、第3図は第2図−線に沿
う断面図、第4図は水を充填した状態の斜視図、
第5図は本考案の第2実施例を示す平面図、第6
図は水を充填した状態の斜視図、第7図は本考案
における大口径筒状部の別の実施例を示す平面
図、第8図は第7図−線に沿う断面図、第9
図は使用状態の斜視図、第10図a,b,cは本
考案における小口径筒状部の実施例を示す部分的
正面図である。 1……袋体、2……大口径筒状部、3……小口
径筒状部、3a……筒片、30……抜・掃気孔。
使用状態を示す斜視図、第2図は本考案の第1実
施例を示す平面図、第3図は第2図−線に沿
う断面図、第4図は水を充填した状態の斜視図、
第5図は本考案の第2実施例を示す平面図、第6
図は水を充填した状態の斜視図、第7図は本考案
における大口径筒状部の別の実施例を示す平面
図、第8図は第7図−線に沿う断面図、第9
図は使用状態の斜視図、第10図a,b,cは本
考案における小口径筒状部の実施例を示す部分的
正面図である。 1……袋体、2……大口径筒状部、3……小口
径筒状部、3a……筒片、30……抜・掃気孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 活魚類を水と共に収容し小口輸送するための
耐水性合成樹脂袋であつて、底側および両側が
閉じられた袋体の上側域に、正面U字状類似の
シール部を介して口径の異なる2つの筒状部を
設けたことを特徴とする活魚類の輸送用袋。 (2) 大きな口径の筒状部外表面に閉じ用の軟質筒
片が接着されているものを含む実用新案登録請
求の範囲第1項記載の活魚類の輸送用袋。 (3) 小口径の筒状部が上端が閉じられ、これより
下部の一面に抜・注気孔が設けられているもの
を含む実用新案登録請求の範囲第1項記載の活
魚類の輸送用袋。 (4) 袋体が熱可塑性樹脂チユーブから構成されて
いる実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3
項いずれかに記載の活魚類の輸送用袋。 (5) 袋体が熱可塑性樹脂シートから構成されてい
る実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3項
いずれかに記載の活魚類の輸送用袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3616588U JPH0345578Y2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3616588U JPH0345578Y2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01140258U JPH01140258U (ja) | 1989-09-26 |
JPH0345578Y2 true JPH0345578Y2 (ja) | 1991-09-26 |
Family
ID=31262781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3616588U Expired JPH0345578Y2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0345578Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-18 JP JP3616588U patent/JPH0345578Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01140258U (ja) | 1989-09-26 |
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