JPH0345382Y2 - - Google Patents

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JPH0345382Y2
JPH0345382Y2 JP19716087U JP19716087U JPH0345382Y2 JP H0345382 Y2 JPH0345382 Y2 JP H0345382Y2 JP 19716087 U JP19716087 U JP 19716087U JP 19716087 U JP19716087 U JP 19716087U JP H0345382 Y2 JPH0345382 Y2 JP H0345382Y2
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JP
Japan
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xenon lamp
insulating sheet
circuit board
printed circuit
lamp cover
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JP19716087U
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JPH01100309U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案はキセノンランプを用いた点滅式誘導
灯に関するものである。
〔背景技術〕
通常の点滅式誘導灯は、第8図に示すように、
その一部に避難者の誘導効果を高めるための点滅
灯30が設けられる。この点滅灯30は、第9図
および第10図に示すように、点滅用のキセノン
ランプ31を表面に取付けたプリント基板32
と、前記キセノンランプ31を覆い両側部に前記
プリント基板32の前面側縁部に当接するフラン
ジ33a,33aを有するキセノンランプカバー
33と、前記プリント基板32および前記キセノ
ンランプカバー33を収容する前面が開口した箱
形で構成され開口両側部にキセノンランプカバー
33を固定する爪部34aを設けたキセノンラン
プカバー保持具34とを備えたものである。前記
爪部34aはキセノンランプカバー33の収容状
態でそのフランジ33aの前方に折曲されてカバ
ー33を保持する。
かかる点滅式誘導灯においては、カバー33と
保持具34との製造時の寸法バラツキにより保持
具34の爪部34aでカバー33を押さえる力に
差が生じ、場合によつてはキセノンランプカバー
33が割れるといつた問題があつた。また、輸送
時の衝撃等によりキセノンランプカバー33が割
れる場合もあつた。
また、第11図に示すように、キセノンランプ
31とプリント基板32との間は絶縁距離Lだけ
離隔させているが、器具の薄型化を考慮する際
に、絶縁距離L以下までそれらの間隔を小さくで
きず、薄型化が困難であつた。
〔考案の目的〕 この考案の目的は、キセノンランプカバーを押
さえる過度の力や輸送時の衝撃を吸収し、かつキ
セノンランプとプリント基板間の絶縁距離を確保
することができる点滅式誘導灯を提供することで
ある。
〔考案の開示〕
この考案の点滅式誘導灯は、プリント基板の前
面に弾性を有する絶縁にシートを配置し、この絶
縁シートの前方に前記キセノンランプを位置させ
るとともに、前記キセノンランプカバーのフラン
ジを前記絶縁シートを介して前記プリント基板の
前面側縁部に当接させたものである。
このように、キセノンランプと絶縁シートとの
間に絶縁シートが存在するため、従来の空気のみ
に場合に比べて絶縁破壊電圧が著しく向上する。
したがつて、キセノンランプをプリント基板に近
接させても従来構造と同等あるいはそれ以上の絶
縁距離を確保することができ、器具の薄型化が可
能となる。
また、弾性を有する絶縁シートを介してキセノ
ンランプカバーのフランジをプリント基板に当接
させるため、キセノンランプカバー保持具に設け
たカバー固定部(爪部等)によつて前記カバーを
固定保持する場合に、キセノンランプカバーと保
持具との製造時の寸法バラツキによりキセノンラ
ンプカバーに過度の力が加わつても絶縁シートで
吸収することができるので、キセノンランプカバ
ーが割れるおそれがなくなる。同時に、輸送時等
にキセノンランプカバーに加わる衝撃を絶縁シー
トで吸収することができ、キセノンランプカバー
の割れがなくなる。
実施例 この考案の一実施例を第1図〜第3図に基づい
て説明する。第1図において、1はキセノンラン
プであり、プリント基板2の前面から突出して設
けられる。このプリント基板2の前面にはそのほ
ぼ全面にわたつて絶縁シート3が重ね合わされ
る。また、キセノンランプ1を覆うようにキセノ
ンランプカバー4が配置される。このキセノンラ
ンプカバー4は両側部にフランジ4a,4aが形
成され、これらのフランジ4a,4aを含む周縁
が前記絶縁シート1の周縁に当接される(第3図
を参照)。
また、5はキセノンランプカバー保持具であ
り、全面が開口した箱型で構成され、その内部に
プリント基板2、絶縁シート3およびキセノンラ
ンプカバー4を収容する。この状態で、保持具5
の開口側縁に設けたカバー固定具5aを内側に折
り曲げてフランジ4aに係止させる。
絶縁シート3は、第2図に示すように、キセノ
ンランプ1の電極を挿通するための2つの穴6,
6が形成される。この絶縁シート3はゴム、樹脂
等からなり、弾性を有し、表面は白色系である。
このように構成したため、キセノンランプカバ
ー4やキセノンランプカバー保持具5等の製造バ
ラツキが生じても、キセノンランプカバー4に加
わる力のバラツキを弾性を有する絶縁シート3で
吸収することができ、その結果キセノンランプカ
バー4が割れるのを防止することができる。ま
た、輸送時等に生ずる衝撃も絶縁シート3で吸収
することができるため、キセノンランプカバー4
の割れがなくなる。
さらに、第3図に示すように、キセノンランプ
1とプリント基板2との間に絶縁シート3が存在
するため、たとえキセノンランプ1をプリント基
板2に近接させても高い絶縁距離を確保すること
ができる。
また、プリント基板2の表面レジストは緑色で
あるのが一般的であるが、緑色のレジストは電池
への充電を表示する緑色の充電表示ランプ(図示
せず)の点灯確認を困難にし、無色透明が規格に
より規定されているキセノンランプカバー4が緑
色であると誤解される場合もあるが、この実施例
では絶縁シート3を白色系にしたので、緑色の充
電表示ランプの点灯確認が容易になり、キセノン
ランプカバー4が無色透明であることも明瞭にな
る。
なお、絶縁シートとしては、第1図〜第2図に
示すもののほかに、たとえば第4図に示すように
キセノンランプカバー4のフランジを覆うように
両側部をコ字形に折り曲げた形状の絶縁シート7
が採用可能である。この絶縁シート7を使用する
と、キセノンランプカバー保持具5の爪部5aが
直接キセノンランプカバー4のフランジ4aに当
たるのが防止されるため、キセノンランプカバー
4が保護されるという利点がある。
また、第5図に示すように、絶縁シート7′の
両側折曲部前面にガイド用突起8を設け、キセノ
ンランプカバー保持具5の爪部5aの折曲が容易
になるようにしてもよい。
第6図に示す他の絶縁シート9は第4図に示す
絶縁シート7と同じ形状を有するが、これを2つ
の分割片9a,9bから構成したものである。こ
れにより、キセノンランプ1をプリント基板2に
取付けるための電極用の穴6を穿設する必要がな
くなり、したがつて穴打ち抜き用の金型が必要で
なくなり、コストダウンが可能となる。また、キ
セノンランプ1をプリント基板2に取付け後も絶
縁シート9の取付けが可能となり、作業性が向上
する。
第7図に示す絶縁シート10は前記穴6に代え
て側部からスリツト11を設けたものであり、第
6図に示すものと同様にキセノンランプ1をプリ
ント基板2に取付け後も絶縁シート10を取付け
ることができるようにしたものである。
〔考案の効果〕
この考案によれば以下の効果がある。
キセノンランプと絶縁シートとの間に絶縁シ
ートが存在するため、キセノンランプをプリン
ト基板に近接させても従来構造と同等あるいは
それ以上の絶縁距離を確保することができ、器
具の薄型化が可能となる。
弾性を有する絶縁シートを介してキセノンラ
ンプカバーのフランジをプリント基板に当接さ
せるため、キセノンランプカバーと保持具との
製造時の寸法バラツキによりカバー固定時にキ
セノンランプカバーに過度の力が加わつても絶
縁シートで吸収することができ、その結果キセ
ノンランプカバーが割れるおそれがなくなる。
同時に、輸送時等にキセノンランプカバーに加
わる衝撃を絶縁シートで吸収することができ、
キセノンランプカバーの割れがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の一部破断斜視
図、第2図は絶縁シートのプリント基板への取付
け状態を示す斜視図、第3図はこの実施例にかか
る点滅式誘導灯の縦断面図、第4図〜第7図はそ
れぞれこの考案における絶縁シートの他の例を示
す斜視図、第8図は従来の点滅式誘導灯の斜視
図、第9図はその一部破断斜視図、第10図は分
解斜視図、第11図は縦断面図である。 1,31……キセノンランプ、2,32……プ
リント基板、3,7,7′,9,10……絶縁シ
ート、4,33……キセノンランプカバー、5,
34……キセノンランプカバー保持具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 点滅用のキセノンランプを表面に取付けたプリ
    ント基板と、前記キセノンランプを覆い両側部に
    前記プリント基板の前面側縁部に当接するフラン
    ジを有するキセノンランプカバーと、前記プリン
    ト基板および前記キセノンランプカバーを収容す
    る前面が開口した箱形で構成され開口両側部にキ
    セノンランプカバーを固定するカバー固定部を設
    けたキセノンランプカバー保持具とを備えた点滅
    式誘導灯において、 前記プリント基板の前面に弾性を有する絶縁シ
    ートを配置し、この絶縁シートの前方に前記キセ
    ノンランプが位置するとともに、前記キセノンラ
    ンプカバーのフランジが前記絶縁シートを介して
    前記プリント基板の前面側縁部に当接したことを
    特徴とする点滅式誘導灯。
JP19716087U 1987-12-23 1987-12-23 Expired JPH0345382Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19716087U JPH0345382Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19716087U JPH0345382Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01100309U JPH01100309U (ja) 1989-07-05
JPH0345382Y2 true JPH0345382Y2 (ja) 1991-09-25

Family

ID=31487729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19716087U Expired JPH0345382Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23

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JPH01100309U (ja) 1989-07-05

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