JPH034483Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH034483Y2 JPH034483Y2 JP1986181212U JP18121286U JPH034483Y2 JP H034483 Y2 JPH034483 Y2 JP H034483Y2 JP 1986181212 U JP1986181212 U JP 1986181212U JP 18121286 U JP18121286 U JP 18121286U JP H034483 Y2 JPH034483 Y2 JP H034483Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backflow prevention
- ring
- friction ring
- ceramic
- screw head
- Prior art date
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- Expired
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Landscapes
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
Description
「産業上の利用分野」
本考案は、インラインスクリユー式射出成形機
において、セラミツク成形材料が射出時に逆流す
るのを防止するためにスクリユー先端部に設けら
れる逆流防止装置に利用されうる。 「従来の技術」 この種逆流防止装置のうち、逆流防止リングが
スクリユーヘツドの背面と回転摺動する所謂非連
れ回り式のものは、逆流防止リングがスクリユー
ヘツドとともに回転する所謂連れ回り式のものに
比べて逆流防止リングとシリンダ内壁との摺動面
のかじり、焼付現象のおそれがない反面、スクリ
ユーヘツド背面との摺動面が摩耗するため、逆流
防止リング自体の寿命が短いという難点があつ
た。 そこでこの難点を解決するため、第1図に示す
ように、スクリユーヘツド1と逆流防止リング3
との回転摺動面間に、スクリユーヘツド1とは別
に耐摩耗性の高い材質で作られた交換可能な摩擦
リング2を設けたことを特徴とする逆流防止装置
が提案されている(実開昭58−163221号公報)。 「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、上記摩擦リングを設けた逆流防
止装置を用いたとしても、セラミツク材料を射出
成形する場合には、セラミツク素地を介して摺動
するため摩耗速度が速く、しかも抵抗が増すから
かじりによる異物がセラミツクに混入し、製品の
性能を低下させるおそれがあつた。 本考案は、摩擦リングを有する非連れ回り式の
逆流防止装置においてかかる問題点を解決するこ
とを目的とする。 「問題点を解決するための手段」 その手段は、摩擦リングのみをセラミツク製と
したところにある。 「作用」 かじりが無くなり、すり減り摩耗となるうえ摩
耗速度も減少する。而して摩擦リングに適用する
セラミツクを成形材料中のセラミツクと同質のも
のとすれば、摩擦リング側の摩耗片混入が成形品
に及ぼす影響は極めて小さい。この摩耗片混入の
影響を無視してよい場合は、強度上、摩擦リング
を窒化ケイ素焼結体製又はジルコニア焼結体製と
するのが望ましい。 「実施例」 第1図において、摩擦リング2を窒化ケイ素焼
結体(Si3N495重量%)製、逆流防止リング3を
特殊耐摩耗合金(主成分はFe、他にCr、Ni、
Mo、Bを含む)製とした射出成形機を用いて、
平均粒径0.5μの窒化ケイ素95重量部、同0.5μのイ
ツトリア5重量部及び樹脂15重量部よりなる成形
材料1000Kgを混練し、射出成形した後の摺動面の
摩耗状態を表に示す。また、比較のために摩擦リ
ング2の材質を逆流防止リング3のそれと同質と
したことを除くほかは上記例と同一条件で射出成
形した後の摺動面の摩耗状態も併せて表に示す。
において、セラミツク成形材料が射出時に逆流す
るのを防止するためにスクリユー先端部に設けら
れる逆流防止装置に利用されうる。 「従来の技術」 この種逆流防止装置のうち、逆流防止リングが
スクリユーヘツドの背面と回転摺動する所謂非連
れ回り式のものは、逆流防止リングがスクリユー
ヘツドとともに回転する所謂連れ回り式のものに
比べて逆流防止リングとシリンダ内壁との摺動面
のかじり、焼付現象のおそれがない反面、スクリ
ユーヘツド背面との摺動面が摩耗するため、逆流
防止リング自体の寿命が短いという難点があつ
た。 そこでこの難点を解決するため、第1図に示す
ように、スクリユーヘツド1と逆流防止リング3
との回転摺動面間に、スクリユーヘツド1とは別
に耐摩耗性の高い材質で作られた交換可能な摩擦
リング2を設けたことを特徴とする逆流防止装置
が提案されている(実開昭58−163221号公報)。 「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、上記摩擦リングを設けた逆流防
止装置を用いたとしても、セラミツク材料を射出
成形する場合には、セラミツク素地を介して摺動
するため摩耗速度が速く、しかも抵抗が増すから
かじりによる異物がセラミツクに混入し、製品の
性能を低下させるおそれがあつた。 本考案は、摩擦リングを有する非連れ回り式の
逆流防止装置においてかかる問題点を解決するこ
とを目的とする。 「問題点を解決するための手段」 その手段は、摩擦リングのみをセラミツク製と
したところにある。 「作用」 かじりが無くなり、すり減り摩耗となるうえ摩
耗速度も減少する。而して摩擦リングに適用する
セラミツクを成形材料中のセラミツクと同質のも
のとすれば、摩擦リング側の摩耗片混入が成形品
に及ぼす影響は極めて小さい。この摩耗片混入の
影響を無視してよい場合は、強度上、摩擦リング
を窒化ケイ素焼結体製又はジルコニア焼結体製と
するのが望ましい。 「実施例」 第1図において、摩擦リング2を窒化ケイ素焼
結体(Si3N495重量%)製、逆流防止リング3を
特殊耐摩耗合金(主成分はFe、他にCr、Ni、
Mo、Bを含む)製とした射出成形機を用いて、
平均粒径0.5μの窒化ケイ素95重量部、同0.5μのイ
ツトリア5重量部及び樹脂15重量部よりなる成形
材料1000Kgを混練し、射出成形した後の摺動面の
摩耗状態を表に示す。また、比較のために摩擦リ
ング2の材質を逆流防止リング3のそれと同質と
したことを除くほかは上記例と同一条件で射出成
形した後の摺動面の摩耗状態も併せて表に示す。
【表】
「考案の効果」
製品中に金属が混入するおそれがない。装置の
寿命が延びる。
寿命が延びる。
第1図は、本考案の一実施例及び従来例に係る
逆流防止装置の半断面図である。 1……スクリユーヘツド、2……摩擦リング、
3……逆流防止リング、4……押し金。
逆流防止装置の半断面図である。 1……スクリユーヘツド、2……摩擦リング、
3……逆流防止リング、4……押し金。
Claims (1)
- インラインスクリユー式の射出成形機のスクリ
ユーヘツドと逆流防止リングとの回転摺動部分
に、摩擦リングを設けてなるものにおいて、該摩
擦リングのみがセラミツク製であることを特徴と
する射出成形機の逆流防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986181212U JPH034483Y2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986181212U JPH034483Y2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6387002U JPS6387002U (ja) | 1988-06-07 |
JPH034483Y2 true JPH034483Y2 (ja) | 1991-02-06 |
Family
ID=31125874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986181212U Expired JPH034483Y2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH034483Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5933128A (ja) * | 1982-08-19 | 1984-02-22 | Hitachi Metals Ltd | 射出・押出成形機用シリンダ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58163221U (ja) * | 1982-04-23 | 1983-10-31 | 株式会社日本製鋼所 | 射出成形機の逆流防止装置 |
JPS60178115U (ja) * | 1984-05-08 | 1985-11-26 | 東芝機械株式会社 | 射出成形機の逆流防止リング |
-
1986
- 1986-11-26 JP JP1986181212U patent/JPH034483Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5933128A (ja) * | 1982-08-19 | 1984-02-22 | Hitachi Metals Ltd | 射出・押出成形機用シリンダ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6387002U (ja) | 1988-06-07 |
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