JPH0344530A - 複合センサ - Google Patents

複合センサ

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JPH0344530A
JPH0344530A JP17814489A JP17814489A JPH0344530A JP H0344530 A JPH0344530 A JP H0344530A JP 17814489 A JP17814489 A JP 17814489A JP 17814489 A JP17814489 A JP 17814489A JP H0344530 A JPH0344530 A JP H0344530A
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JP
Japan
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chip
area
differential pressure
sensor
diaphragm
Prior art date
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Pending
Application number
JP17814489A
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English (en)
Inventor
Seiichi Ukai
征一 鵜飼
Satoshi Shimada
智 嶋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0344530A publication Critical patent/JPH0344530A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシリコンダイヤフラム上にピエゾ抵抗素子で形
成した半導体式圧力伝送路のセンサ部に関する。
〔従来の技術〕
従来の複合センサは、単結晶シリコン基板を用い、チッ
プ両面にかかる圧力の差を計測するための差圧検出用ダ
イヤフラムとセンサ全体にかかる静圧を検出するための
静圧検出用ダイヤプラム(相対圧型静圧センサ)を有す
るものである。この表面にそれぞれ差圧、静圧によって
生ずる応力を受けて抵抗変化するピエゾ抵抗素子を設け
、この変化分から圧力を検知するものである。
このような相対圧型静圧センサを具備した複合センサは
、特開昭61−240113号で示されるように差圧セ
ンサ、静圧センサ用ダイヤフラムが円形であり、さらに
チップ形状も円形であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の複合センサはチップ全体に占めるセフサ受圧
部面積の最適化について考慮されておらず、チップ面積
に比べ受圧部が小さく、したがって感度が低いという問
題があった。
本発明の目的は、受圧面M/チップ全面積を最大とする
センサ形状を提供し、感度を高めることにある。
また従来技術は一定の差圧感度、静圧感度を得るための
センサチップ面積が大きく、1ウエハから取得できるチ
ップ数が少ないという欠点があった。
本発明の他の目的は、感度を保持したままチップ面積を
最小にすることにより、エウエハ当りのチップ数を増大
させることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記2つの目的を達成するために、センサチップの形状
を正方形とするものである。
先に述べたように従来の複合センサは差圧受圧部、静圧
受圧部に加えチップも円形であった。
両センサ用ダイヤフラムの形状を変えず、チップの形状
を正方形とする。差圧ダイヤフラムはこの四角形にほぼ
内接するように配置し、静圧ダイヤフラムはチップ外周
と差圧ダイヤフラムで囲まれる領域内に配置することに
よって、(差圧受圧面積)/(チップ全面り、(静圧受
圧面積)/(チップ全面積)を最大にできる。センサ感
度は受圧面積に比例するため、チップを正方形にするこ
とにより最高の感度が得られる。
また、感度一定、すなわち受圧面積を一定とするとき、
チップ形状を正方形とすれば1面積が最小となるため、
1ウエハーから取得できるチップ数が最大となる。
〔作用〕
チップ形状を正方形としたことにより、差圧ダイヤフラ
ムをこの外周にほぼ内接するようにし。
かつ静圧センサをチップの隅に配置できる。
これによって、(受圧面積)/(センサチップ面積)は
他の多角形、あるいは従来の円形チップと比較し最大に
できる。また、センサ感度は受圧面積に比例するため、
上記正方形のチップで最高感度を得る。
〔実施例〕
以下1本発明の一実施例を第1図により説明する。1は
薄い単結晶半導体チップ、例えばシリコンチップである
。これをアルカリエツチング等を用い薄くし、差圧検出
用ダイヤフラム2と静圧検出用ダイヤフラム4を形成す
る。ただし、センターボス3は云り<シないため、2の
薄肉部領域は円環状である。この領域内の外周治いに2
つ、内周沿いに2つ1.ピエゾ抵抗素子5を最大感度の
方向に向はイオン打込、あるいは真空拡散法等により形
成する。差圧負荷によりこれらのピエゾ抵抗素子の一対
は抵抗値が増加し、もう一対は抵抗値が減少するのでブ
リッジ回路を構成することにより差動的に働き、はぼ差
圧に比例した出力信号が得られる。静圧検出用ダイヤフ
ラム4のピエゾ抵抗素子は対向するように4つ、これも
最大感度の方向に向は配置する。第2図で示すように、
このダイヤフラムは下の固定台7により封じらており、
内部の圧力はほぼ一定となっている。したがって、これ
は絶対圧型の静圧センサとして働く。静圧検出方法は差
圧センサと同様、ピエゾ抵抗素子6をブリッジに組み、
その抵抗変化を差動的に取り出すものである。
さて、差圧検出用ダイヤフラムがチップ内で偏心しない
場合、センサチップの面積Sを一定とし。
形状を正N角形とすると、接着しろδは、δ=[(1−
CO57C/ N)/ (1+cosx / N)−1
/11析劉anz/N]J「 で与えられる。ここで差圧センサと静圧センサの感度比
は100:1とした。その運出は通常、差圧は1 kg
/ffl程度であるのに対し、静圧は、100kg/d
程度であるためである。δ〉0とするためには、N<5
となり、六角形以上では差圧ダイヤフラムを偏心させず
に製作することはできない。
五角形においても0.2mmの接着しろを得るためには
チップ面積を約5000nan”としなければならず、
従来の10倍以上の値であり、現実に製作しえない。結
局、製作可能な大きさであり、十分な接着強度を得るた
めには四角形あるいは三角形となる。ダイヤフラム面積
Aは、 A=(π/Ntanx/N) ・ S で与えられるため、四角形の方が大きく、高感瓜となる
次に、正N角形チップ中に円形の差圧検出用ダイヤフラ
ムを配置するか、これに偏心を許した場合、このダイヤ
フラムの半径aは、次式となる。
a=(10/工1)・[2J「g(N)−61g(N)
=[Jτnnnア’N  ・(1+CO57C/ N)
]−’δは前出のように接着しろを表す。したがってS
とδは一定と考えてよく、g(N)を最大とすればaが
最大となる。g(N)の式からN=4のときに最大値が
与えられることが分るため、偏心を許す場合にも正方形
が最も受圧面積が大きく高感度であることが分る。
次に、第3図は静圧センサを正方形センサチップの隅に
複数個配置した構成を示すものである。
これにより、静圧センサ部の欠陥による歩留まりの低下
を防ぐことができる。
第4図は差圧センサ、静圧センサの他に温度センサ8を
設けたものである。これはピエゾ抵抗素子を応力による
感度がほぼOの方向((100)面Siウェハーでは(
100)方向)に向け、固定部に設けたものである。こ
のセンサを用いれば、差圧、静圧センサの温度によるド
リフトを補正できる効果がある。
〔発明の効果〕
チップ全面積を36nP2とするとき、従来の円形チッ
プでは差圧受応領域が26.3ulI2であるのに対し
、正方形のチップでは28.3r+n2まで大きくでき
、約8%の高感度化が可能である。
また同一感度を得るために必要なチップ面積は円形より
も正方形の方が8%小さい。さらにウェハからチップを
切り出すとき、円形チップでは周囲のチップとの間に使
用できない領域が生じるので、この分も考慮すると、正
方形チップの方が円形チップよりも約19%多く採取で
き、低コスト化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の複合センサの上面図、第2
図は第1図のA−B−C線部を示す図。 第3図は静圧センサを複数個設ける場合の複合センサ」
二面図、第4図は温度センサを設ける場合の複合センサ
上面図である。 1・・・シリコンチップ、2・・・差圧検出用ダイヤフ
ラム、3・・センターボス、4・・・静圧検出用ダイヤ
フラム、5・・・ピエゾ抵抗素子、6・・・ピエゾ抵抗
素子、第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、差圧及び静圧用の円形薄肉部領域にピエゾ抵抗素子
    を設け、圧力導入路を有する台に接着したことを特徴と
    する正方形の半導体複合センサ。 2、特許請求の項第1項において、差圧センサ受圧領域
    の中心部部分領域を周囲の薄肉部に比較し、厚い構造と
    したことを特徴とする複合センサ。 3、{100}面シリコン単結晶基板において、差圧検
    出用環状薄肉部領域内の外周沿に2つ、内周沿に2つピ
    エゾ抵抗素子を形成し、静圧検出用薄肉部領域内の円周
    沿に4つの対向するピエゾ抵抗素子を設け、これらのピ
    エゾ抵抗の長手方向を〈110〉方向とする、また固定
    部に温度センサを設け長手方向を〈100〉方向とする
    ことを特徴とする請求項第2項の複合センサ。
JP17814489A 1989-07-12 1989-07-12 複合センサ Pending JPH0344530A (ja)

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JP17814489A JPH0344530A (ja) 1989-07-12 1989-07-12 複合センサ

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ID=16043412

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JP (1) JPH0344530A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005351901A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Samsung Electronics Co Ltd 複合センサ及びその製造方法
JP2011220935A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Yamatake Corp 圧力センサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005351901A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Samsung Electronics Co Ltd 複合センサ及びその製造方法
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