JPH0344441B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0344441B2 JPH0344441B2 JP8884884A JP8884884A JPH0344441B2 JP H0344441 B2 JPH0344441 B2 JP H0344441B2 JP 8884884 A JP8884884 A JP 8884884A JP 8884884 A JP8884884 A JP 8884884A JP H0344441 B2 JPH0344441 B2 JP H0344441B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microwave
- antenna
- probe according
- support
- partition wall
- Prior art date
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- Expired
Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P7/00—Resonators of the waveguide type
- H01P7/06—Cavity resonators
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R1/00—Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
- G01R1/02—General constructional details
- G01R1/06—Measuring leads; Measuring probes
- G01R1/067—Measuring probes
- G01R1/06772—High frequency probes
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)
- Testing Of Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はマイクロ波を受発信するプローブに関
し、特にその熱絶縁構造に関するものである。
し、特にその熱絶縁構造に関するものである。
近年マイクロ波回路は固体回路素子やストリツ
プ伝送路等の開発により極めてコンパクトにIC
化され、これに伴なつて通信以外の各種の測定分
野にもマイクロ波の応用が試みられている。例え
ば米国特許第4384480号にはマイクロ波をエンジ
ンの燃焼室内へ発信して、受信波形よりピストン
の上死点位置を確定する方法および装置が開示さ
れている。
プ伝送路等の開発により極めてコンパクトにIC
化され、これに伴なつて通信以外の各種の測定分
野にもマイクロ波の応用が試みられている。例え
ば米国特許第4384480号にはマイクロ波をエンジ
ンの燃焼室内へ発信して、受信波形よりピストン
の上死点位置を確定する方法および装置が開示さ
れている。
かかる用途においては、1000℃以上に上昇する
高温の燃焼室壁に上記マイクロ波プローブを設け
る必要があり、従来のプローブ構造ではこれに接
続された同軸ケーブルあるいは回路デバイスに熱
が伝導してその劣化を生じるおそれがあつた。
高温の燃焼室壁に上記マイクロ波プローブを設け
る必要があり、従来のプローブ構造ではこれに接
続された同軸ケーブルあるいは回路デバイスに熱
が伝導してその劣化を生じるおそれがあつた。
本発明は上記の問題点に鑑み、マイクロ波を効
率良く受発信することができるとともに熱の伝達
は効果的に阻止することが可能なマイクロ波プロ
ーブを提供することを目的とする。
率良く受発信することができるとともに熱の伝達
は効果的に阻止することが可能なマイクロ波プロ
ーブを提供することを目的とする。
本発明のプローブは、高温雰囲気を仕切る仕切
壁に設けた抜き穴に断熱性材料よりなる支持体を
固定し、仕切壁外に位置するその他端には上記雰
囲気中に露出せしめたその一端に向けてマイクロ
波を受発信するアンテナを設け、かつ上記支持体
内には上記アンテナと所定の間隔を保つて導電性
部材を設けてその一部を上記一端より雰囲気内に
突出せしめてある。
壁に設けた抜き穴に断熱性材料よりなる支持体を
固定し、仕切壁外に位置するその他端には上記雰
囲気中に露出せしめたその一端に向けてマイクロ
波を受発信するアンテナを設け、かつ上記支持体
内には上記アンテナと所定の間隔を保つて導電性
部材を設けてその一部を上記一端より雰囲気内に
突出せしめてある。
実施例 １
第１図において、Ａは高温雰囲気を密封した仕
切壁、例えばエンジンのシリンダ壁であり、雰囲
気より受ける熱によつて高温となつている。上記
仕切壁Ａには一部に抜き穴Ａ１が設けられ、該抜
き穴Ａ１には周面にネジ部が形成してある。上記
抜き穴Ａ１に本発明になるマイクロ波プローブ１
が固定してある。
切壁、例えばエンジンのシリンダ壁であり、雰囲
気より受ける熱によつて高温となつている。上記
仕切壁Ａには一部に抜き穴Ａ１が設けられ、該抜
き穴Ａ１には周面にネジ部が形成してある。上記
抜き穴Ａ１に本発明になるマイクロ波プローブ１
が固定してある。
すなわち、上記プローブ１は円柱状の支持体１
１を有し、該支持体１１はその外周に嵌着した金
属性ねじリング１２により上記抜き穴Ａ１に螺着
固定してある。支持体１１は安定化ジルコニアあ
るいは耐火レンガ等の断熱性材料よりなる。支持
体１１には中心に通孔１１ａが形成してあり、該
通孔１１ａの上方開口には公知の構造を有する
SMA型同軸接栓１３が配設してある。該同軸接
栓１３の下面より突出するその内導体は先端を折
り曲げて外導体に短絡せしめ、ループアンテナ１
４としてある。
１を有し、該支持体１１はその外周に嵌着した金
属性ねじリング１２により上記抜き穴Ａ１に螺着
固定してある。支持体１１は安定化ジルコニアあ
るいは耐火レンガ等の断熱性材料よりなる。支持
体１１には中心に通孔１１ａが形成してあり、該
通孔１１ａの上方開口には公知の構造を有する
SMA型同軸接栓１３が配設してある。該同軸接
栓１３の下面より突出するその内導体は先端を折
り曲げて外導体に短絡せしめ、ループアンテナ１
４としてある。
上記通孔１１ａ内には上記ループアンテナ１４
と所定の間隔を保つた下方に金属導体の導電性部
材を構成するリング部材１５が配してあり、該リ
ング部材１５および上記同軸接栓１３は通孔１１
ａ内に注入したセラミツク系接着剤１６（本実施
例では住友化学工業(株)製「スミセラム」（登録商
標））により保持固定してある。この状態で、リ
ング部材１５の下半部は雰囲気中に突出せしめて
ある。なお、ループアンテナ１４とリング部材１
５の間隔は、上記接着剤１６の誘電率と、測定に
使用するマイクロ波の波長で決定され、本実施例
では自由空間で約３cmである（マイクロ波周波数
10GHz）。
と所定の間隔を保つた下方に金属導体の導電性部
材を構成するリング部材１５が配してあり、該リ
ング部材１５および上記同軸接栓１３は通孔１１
ａ内に注入したセラミツク系接着剤１６（本実施
例では住友化学工業(株)製「スミセラム」（登録商
標））により保持固定してある。この状態で、リ
ング部材１５の下半部は雰囲気中に突出せしめて
ある。なお、ループアンテナ１４とリング部材１
５の間隔は、上記接着剤１６の誘電率と、測定に
使用するマイクロ波の波長で決定され、本実施例
では自由空間で約３cmである（マイクロ波周波数
10GHz）。
上記構造のプローブ１において、ループアンテ
ナ１４より送出されたマイクロ波はリング部材１
５と効率的に電磁結合し、ほとんど減衰すること
なくリング部材１５の下半部より雰囲気中に発射
される。
ナ１４より送出されたマイクロ波はリング部材１
５と効率的に電磁結合し、ほとんど減衰すること
なくリング部材１５の下半部より雰囲気中に発射
される。
一方、高温の仕切壁Ａからの伝熱は断熱材より
なる支持部材１１により効果的に阻止されて同軸
接栓１３には至らない。これにより該同軸接栓１
３に接続される同軸ケーブル等の劣化は防止され
る。
なる支持部材１１により効果的に阻止されて同軸
接栓１３には至らない。これにより該同軸接栓１
３に接続される同軸ケーブル等の劣化は防止され
る。
実施例 ２
第２図において、ループアンテナ１４とリング
部材１５間には所定の位置にマイクロ波中継手段
たる誘電体共振器１７が配してある。該共振器１
７を介してマイクロ波の受発信を行なうことによ
り、上記アンテナ１４とリング部材１５の間隔を
大きくすることができ、さらに熱の伝熱を有効に
防止することが可能である。
部材１５間には所定の位置にマイクロ波中継手段
たる誘電体共振器１７が配してある。該共振器１
７を介してマイクロ波の受発信を行なうことによ
り、上記アンテナ１４とリング部材１５の間隔を
大きくすることができ、さらに熱の伝熱を有効に
防止することが可能である。
なお、上記共振器１７に代えて、上記リング部
材１５と同一の他のリング部材を配しても同様の
効果がある。
材１５と同一の他のリング部材を配しても同様の
効果がある。
上記各実施例において、アンテナ１４、リング
部材１５および共振器１７を直接支持体１１内に
埋設できれば接着剤１６は不要である。
部材１５および共振器１７を直接支持体１１内に
埋設できれば接着剤１６は不要である。
また、アンテナ１４は必ずしもループアンテナ
とする必要はないが、これによるほうがマイクロ
波を効率的に受発信できる。
とする必要はないが、これによるほうがマイクロ
波を効率的に受発信できる。
以上の如く、本発明のマイクロ波プローブはマ
イクロ波送受信手段に接続されたアンテナと、こ
れに電磁的に結合される導電性部材とを、断熱性
材料よりなる支持体によつて互いに所定間隔をな
して保持せしめる構造となして、上記アンテナへ
の熱の伝達を有効に阻止できるものであり、エン
ジンの燃焼室壁に設置して燃焼室内へマイクロ波
を発信する等の用途に使用して優れた性能を発揮
するものである。
イクロ波送受信手段に接続されたアンテナと、こ
れに電磁的に結合される導電性部材とを、断熱性
材料よりなる支持体によつて互いに所定間隔をな
して保持せしめる構造となして、上記アンテナへ
の熱の伝達を有効に阻止できるものであり、エン
ジンの燃焼室壁に設置して燃焼室内へマイクロ波
を発信する等の用途に使用して優れた性能を発揮
するものである。
第１図、第２図はそれぞれ本発明の第１および
第２の実施例を示し、仕切壁に設けたマイクロ波
プローブの断面図である。 Ａ……仕切壁、Ａ１……抜き穴、１……プロー
ブ、１１……支持体、１４……アンテナ、１５…
…リング部材、１７……誘電体共振器（マイクロ
波中継手段）。
第２の実施例を示し、仕切壁に設けたマイクロ波
プローブの断面図である。 Ａ……仕切壁、Ａ１……抜き穴、１……プロー
ブ、１１……支持体、１４……アンテナ、１５…
…リング部材、１７……誘電体共振器（マイクロ
波中継手段）。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 高温雰囲気を仕切る仕切壁に設けた抜き穴を
塞ぐように仕切壁に固定して一端を上記抜き穴よ
り上記雰囲気中に露出せしめた断熱性材料よりな
る支持体と、上記仕切壁外に位置する上記支持体
の他端に埋設固定し上記一端に向けてマイクロ波
を受発信するアンテナと、上記支持体内のマイク
ロ波伝播経路中に上記アンテナと所定の間隔を保
つて埋設固定し、上記アンテナと電磁結合し、上
記一端より上記雰囲気内に上記マイクロ波を送受
信する導電性部材とを具備するマイクロ波プロー
ブ。 ２ 上記導電性部材はリング状の形状を有するも
のからなる特許請求の範囲第１項記載のマイクロ
波プローブ。 ３ 上記断熱性材料は絶縁性セラミツクである特
許請求の範囲第１項記載のマイクロ波プローブ。 ４ 上記支持体内にはアンテナと上記導電性部材
間にマイクロ波中継手段を設けた特許請求の範囲
第１項記載のマイクロ波プローブ。 ５ 上記導電性部材は導電性リング部材から成
り、上記マイクロ波中継手段は該導電性リング部
材と同一の他の導電性リング部材である特許請求
の範囲第４項記載のマイクロ波プローブ。 ６ 上記マイクロ波中継手段は誘電体共振器であ
る特許請求の範囲第４項記載のマイクロ波プロー
ブ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8884884A JPS60232702A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | マイクロ波プロ−ブ |
| US06/729,355 US4700127A (en) | 1984-05-02 | 1985-05-01 | Microwave probe and rotary body detecting apparatus using the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8884884A JPS60232702A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | マイクロ波プロ−ブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60232702A JPS60232702A (ja) | 1985-11-19 |
| JPH0344441B2 true JPH0344441B2 (ja) | 1991-07-08 |
Family
ID=13954397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8884884A Granted JPS60232702A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | マイクロ波プロ−ブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60232702A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63164218U (ja) * | 1986-10-15 | 1988-10-26 |
-
1984
- 1984-05-02 JP JP8884884A patent/JPS60232702A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60232702A (ja) | 1985-11-19 |
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