JPH0344392Y2 - - Google Patents

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JPH0344392Y2
JPH0344392Y2 JP1985063188U JP6318885U JPH0344392Y2 JP H0344392 Y2 JPH0344392 Y2 JP H0344392Y2 JP 1985063188 U JP1985063188 U JP 1985063188U JP 6318885 U JP6318885 U JP 6318885U JP H0344392 Y2 JPH0344392 Y2 JP H0344392Y2
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JP
Japan
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flywheel
actuator
crankshaft shaft
rotating member
air
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、駆動モーターをビルトインする高速
プレス機の駆動構造に関するものである。
〔従来の技術〕
高速プレス機の従来の駆動構造を第2図に示す
駆動モータ23はプーリ20,18、ベルト19
を介しフライホイール1を回転する。フライホイ
ール1はクラツチ10を介しアクチユエータ6に
連結し、回転部材7を介してクランクシヤフト軸
2、クランクアーム4を回転し、コネクチングロ
ツド5を介し金型を取付けるラム24を往復動さ
せる。
モータ23はモータ軸21を支持するハウジン
グ22の内面に固着される固定子15′と、外側
端にプーリ20を嵌着するモータ軸21に巻着さ
れる回転子14′により誘導駆動される。
フライホイール1はプーリ18と一体構造をな
し、クランクシヤフト軸2に軸受を介して回転自
在に支持される。
アクチユエータ6はクランクシヤフト軸2にキ
ー固定される回転部材7の外周に摺動自在に嵌合
すると共に、ピン13により結合される。また、
回転部材7に穿設されたエアー穴9はクランクシ
ヤフト軸2内に穿設されるエアー穴3に連通す
る。アクチユエータ6と回転部材7間の摺動方向
に沿つて形成される空間部16にはエアー穴9が
連通する。また、この空間部16と対峙するアク
チユエータ6と回転部材7間にはアクチユエータ
6を上記空間部16側に付勢するスプリング11
が設けられている。不動側部材8は軸受を介して
クランクシヤフト軸2を支持し、その一部は突出
してブレーキ12を装着し、僅小の隙間を介して
アクチユエータ6の側面と対峙する。
クランクシヤフト軸2の一端はクランク4を形
成し、コネクチングロツド5に連結するラム24
を往復動させてプレス作業を行う。
高速プレス機を作動するときは、モータ23を
駆動してプーリ20,18及びベルト19を介し
てフライホイール1を回転させ、図示しないエア
ー源からエアーをクランクシヤフト軸2のエアー
穴3に送ると、エアーは空間部16に入つてアク
チユエータ6をフライホイール1方向に摺動移動
させ、フライホイール1の突出部のクラツチ10
がアクチユエータ6の側面に係着し、アクチユエ
ータ6は回転する。アクチユエータ6はピン13
により回転部材7を連動させ、回転部材7はキー
固定されるクランクシヤフト軸2を回転しクラン
ク4によりラム24を往復動させてプレス作業が
行われる。
高速プレス機の作動を停止するときは、エアー
穴3へのエアーの送りを止めると空間部16内の
エアーはエアー穴9,3を通つて流出し、アクチ
ユエータ6はスプリング11の反発力によりフラ
イホイール1のクラツチ10より離脱して回転部
材7との嵌合部を摺動移動して、その側面を不動
部材8の突出部のブレーキ12に圧着されて回転
を停止する。アクチユエータ6とピン13により
連結されている回転部材7も回転を停止し、更
に、回転部材7とキー固定されるクランクシヤフ
ト軸2も回転を停止する。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記のように、高速プレス機のプレス作業は、
ラム24の往復動により行われるのでクランクシ
ヤフト軸2に対するプレス時の衝撃力は大きい。
この衝撃力を弱め、クランクシヤフト軸2を円滑
に回転させるためにはフライホイール1の直径は
大きい程良いので、フライホイール1の材質に許
される最大速度になるように上記の直径を選定す
る。そのため従来のモータ23を使用する場合
は、モータ側プーリ20に見合つた直径のフライ
ホイール側のプーリ18を選定する必要がある。
また、プレス作業の種類には対応するフライホイ
ール1の回転数を定めるためのプーリ20,18
の直径を選定し、その都度プーリ20,18を取
替えなければならない作業管理の手間が掛る欠点
があつた。また、モータ23を別置きに配設する
ことに機械全体が広がり、床面積が大となり、省
スペース化が出来ない問題点があつた。
本考案は、前記問題点を解決するもので、その
目的は高速プレス機に使用される別置きの駆動モ
ータを使用せず、機械構造をコンパクトにまとめ
省スペース化を図ると共に、機械を駆動するに十
分な大きさのフライホイールを配設し得る高速プ
レス機の駆動構造を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記目的を達成するために、機械の
不動側部材内に枢支され内部にエアー穴およびク
ーラ穴を穿設するクランクシヤフト軸と、前記不
動側部材に固定される固定子を囲繞しその内部に
回転子を設けてなるフライホイールと、前記クラ
ンクシヤフト軸に固定される回転部材と、該回転
部材に摺動可能に支持され前記フライホイールに
着脱可能に係合するクラツチを有するアクチユエ
ータとからなり、前記エアー穴は作動空気を前記
回転部材内に誘導して前記アクチユエータを往復
動すべくエア源に連結し、前記クーラ穴は冷却源
に連通してなる高速プレス機の駆動構造を構成す
るものである。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図に示すように、クランクシヤフト軸2は
不動部材8及び8′(機械本体)内に軸受を介し
て回転自在に支持される。フライホイール1は不
動側部材8′の外側回転面に軸受を介して回転自
在に支持され、その内面に駆動構造の回転子14
を固着し、回転子14は不動側部材8′の外側回
転面に巻着された駆動構造の固定子15と適当な
隙間を介して対峙する。回転子14と固定子15
には従来の誘導電動機と同様に電源Eから配線す
る。
クランクシヤフト軸2には、発熱を防止するた
めのクーラ穴17が穿設され図略の冷却源に連通
する。
アクチユエータ6はクランクシヤフト軸2にキ
ー固定される回転部材7の外周に摺動自在に嵌合
すると共に、ピン13により結合される。また、
回転部材7に穿設されたエアー穴9はクランクシ
ヤフト軸2内に穿設されるエアー穴3に連通す
る。アクチユエータ6と回転部材7間の摺動方向
に沿つて形成される空間部16にはエアー穴9が
連通する。また、この空間部16と対峙するアク
チユエータ6と回転部材7間にはアクチユエータ
6を上記空間部16側に付勢するスプリング11
が設けられている。不動側部材8は軸受を介して
クランクシヤフト軸2を支持し、その一部は突出
してブレーキ12を装着し、僅小の隙間を介して
アクチユエータ6の側面と対峙する。
クランクシヤフト軸2の一端はクランク4を形
成し、コネクチングロツド5に連結するラム24
を往復動させてプレス作業を行う。高速プレス機
を作動させるときは、電源Eから電流を回転子1
4、固定子15に流すと、誘導電動機と同様に回
転子14と固定子15との間で回転磁界を生じて
回転子14は回転し回転子14が固着するフライ
ホイール1が回転する。エアー穴3に送ると、ア
クチユエータ6がフライホイール1のクラツチ1
0と係着し、回転部材7を通じてクランクシヤフ
ト2が回転しコネクチングロツド5を介しラム2
4を往復動させる。
高速プレス機の作動を一時停止するときはエア
ーをエアー穴3に送ることを停止すればよく、高
速プレス機の作動を長時間停止するときは電源E
の電流の送りを止めてフライホイール1の回転を
停止する。
前記のように不動側部材8′に固着された固定
子15と、回転子14を固着したフライホイール
1を回転源とする駆動構造は、簡単な構造の誘導
電動機で可変速が電子的に容易になつたので実現
出来たものであり、本実施例によりプレス作業の
種類に応じてフライホイール1の回転数を変速さ
せることが可能になつた。
〔考案の効果〕
本考案によれば、次のような効果が上げられ
る。
(1) 不動側部材内にクランクシヤフト軸が収納さ
れ、不動側部材の外側には不動側部材に固定さ
れた固定子を囲繞してフライホイールが配設さ
れる構造としたため、全体がコンパクトにまと
められ、省スペース化が図れる。
(2) フライホイールが不動側部材の外方側に配設
されるため、必要、かつ十分な大きさのものを
自由に配設することが出来る。
(3) フライホイールの回転は電動側への電気的制
御により自由に変速回転され、プレス作業に応
じた回転でクランクシヤフト軸を回転すること
が出来る。また、クランクシヤフト軸にはクー
ラ穴が形成されるため、高速回転に対しても軸
受等の発熱を防止することが出来る。
(4) クランクシヤフト軸とフライホイールとの間
にクラツチ機構が介設され、全体構造をコンパ
クトにまとめることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
従来の高速プレス機の駆動構造を示す断面図であ
る。 1……フライホイール、2……クランクシヤフ
ト軸、3,9……エアー穴、4……クランク、5
……コネクチングロツド、6……アクチユエー
タ、7……回転部材、8,8′……不動側部材、
10……クラツチ、11……スプリング、12…
…ブレーキ、13……ピン、14,14′……回
転子、15,15′……固定子、16……空間部、
17……クーラ穴、18,20……プーリ、19
……ベルト、21……モータ軸、22……ハウジ
ング、23……モータ、24……ラム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機械の不動側部材内に枢支され内部にエアー穴
    およびクーラ穴を穿設するクランクシヤフト軸
    と、前記不動側部材に固定される固定子を囲繞し
    その内部に回転子を設けてなるフライホイール
    と、前記クランクシヤフト軸に固定される回転部
    材と、該回転部材に摺動可能に支持され前記フラ
    イホイールに着脱可能に係合するクラツチを有す
    るアクチユエータとからなり、前記エアー穴は作
    動空気を前記回転部材内に誘導して前記アクチユ
    エータを往復動すべくエア源に連結し、前記クー
    ラ穴は冷却源に連通することを特徴とする高速プ
    レス機の駆動構造。
JP1985063188U 1985-04-30 1985-04-30 Expired JPH0344392Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985063188U JPH0344392Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985063188U JPH0344392Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61182693U JPS61182693U (ja) 1986-11-14
JPH0344392Y2 true JPH0344392Y2 (ja) 1991-09-18

Family

ID=30593094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985063188U Expired JPH0344392Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

Country Status (1)

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JP (1) JPH0344392Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58157291U (ja) * 1982-04-09 1983-10-20 株式会社小松製作所 機械プレス

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61182693U (ja) 1986-11-14

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