JPH0343589A - コード釣合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は改善されたコード釣合装置に関する。

より詳細には本発明は窓遮蔽体の２本またはそれ以上の
制御コードを確実に把持するための改善された釣合装置
に関する。

従来あらゆる種類の窓遮蔽体及びブラインドにおいてコ
ード釣合装置が用いられている。窓のコード釣合装置は
その形状に制約をあたえるいくつかの機能を有する。コ
ード釣合装置は窓遮蔽体が乗直に懸下されているヘッド
レールに引寄せられる際にそのレベルを維持しコードが
もつれないようにするというような便宜的な操作を可能
にするために２本またはそれ以上の遮蔽体制御コードを
把持するのに用いられる。コード釣合装置はまた遮蔽体
がその移動下端まで下降したときにコードの停止部を与
えるのに用いられる。すなわち、コード釣合装置は遮蔽
体がさらに下降しないようにヘッドレールに設けられた
コード口ツタ機構に当接する。

従来の種々の型のコード釣合装置は種々の複合的な欠点
を有している。従来のコード釣合装置のいくつかは設置
が極めて複雑で困難であった。例えば、閉じたハウジン
グをＨする釣合装置はそのハウジングにコードを通す必
要がある。他のちのはコードを破損するように把持をし
ていて損傷が早くなる。コードが個々の結び目によって
取付けられているような、他の型のコード釣合装置はコ
ードに均一な張力を与えるための調節が困難である。他
のコード釣合装置は摩耗のために損傷が早くなる傾向が
ある。それゆえコード釣合装置の改善が必要とされてい
る。

本発明はコードの挿入を容易にしコードを平坦な面に押
付けて所定位置にロックしてコードに過大な応力を与え
たりコードを鋭い縁部等に押付けないようにする改善さ
れたコード釣合装置を提供することによって前述の例に
おける必要性を満足するものである。釣合装置の部材は
摩耗を生じない。

より詳細には、本発明のコード釣合装置は第１の成形さ
れた本体部材と第２の挿入部材とからなる。挿入部材は
楔原理により本体部材に対してロックされる。楔形の溝
が本体部材を通抜けていて一般的に人目から出口に向か
って幅が狭くなっている。コードは溝内で挿入部材の後
方に配置されている。挿入部材は空所内に押込まれる際
にコードに押付けられてコードを本体部材に圧接する。

釣合装置への下方の引張りを行うと、すなわち遮蔽体を
制御するようにコードに張力を加えると、挿入部材がよ
り密接して本体部材内に引込まれる。一方、単にコード
を逆の方向に引くことによって挿入部材が本体部材から
取外される。これによりコード釣合装置が容易に調節さ
れるようになる。

本体部材はＵ字形の溝を含み、Ｕ字の脚部にフランジが
形成されていて相互に向かって延びている。フランジの
間に空間があり、これを通してコードが本体部材の内部
に容易に入れられる。溝の側部はその入口端部から出口
端部までテーパ状になっていて、楔形面をなしている。

挿入部材はフランジの下側に嵌合し帽子形の断面になっ
ていて、フランジ間に外方に延びる中心の断面を有して
おり、かくして位置合せＬの便宜と体裁のよい外観とを
与えている。中心の部分は本体部材のフランジの下側に
保持されている。組立体が完成すると、中心の部分は本
体部材の外側の面と同じ高さになり、挿入部材の端部が
本体部材の端部と同じ高さになる。

第１図は本発明の釣合装置を備えた従来の遮蔽体ないし
ブラインド部材の正面図である。この遮蔽体は伸張およ
び圧縮可能な遮蔽体ないしブラインド部材１０からなり
、これは一連の特徴のいずれかに従って形成され、ヘッ
ドレール１２から懸下され、適宜下側端部に脚部レール
１４を有している。

２本またはそれ以上のコード１Ｂ（ある場合には８本ま
での平行なコード）が遮蔽部材の脚部または脚部レール
１４から上方にヘッドレール１２まで、それからガイド
１８によってヘッドレールの一端におけるロック機構２
０に向かって通抜ける。コードは解放されたときに懸下
するロックされた位置Ａからコードを制御するための解
放された位置Ｂまで移動する。本発明によれば、使用者
はコード１８を直接把持し、典型的にはコードの端部に
取付けられたふさ２４を把持し、あるいは中間の釣合装
置２２を把持してもよい。

好ましい実施例においてロック機構２０は「耐衝撃性」
のものであり、これはコードが解放されたときにロック
機構２０がコード１８に係合して遮蔽体部材ＩＯが最下
端に衝突するのを防止するであろう。

遮蔽体部材ＩＯの移動は遮蔽体部材が完全に移動したと
きにロック機構２０に当接するコード上での釣合装置２
２の相対的位置によって制限される。それゆえ釣合装置
はコ７ドを弱めることなく、ロック機構２０に当接する
ときにコードから分離しないようにコードに取付けられ
なければならない。

釣合装置は第１の成形された本体部材３０及び第２の成
形された挿入部材３２からなる。釣合装置２２は第２及
び４図において完全に組立てられた状態で、また第３図
において組立ての中間段階で示されている。図示のよう
に、本体部材３０は全体的にテーパ状になっておりＵ字
形の溝をなしていて、フランジ３０ｄがＵ字の脚部から
相互に向かって延びて溝を部分的に閉じている。かくし
て第１及び第２の側壁３０ａ及び３０ｂと、第３の後壁
３０ｃと、側壁３０ａ及び３０ｂの外側端部から相互に
接近する、第１及び第２のフランジ３０ｄからなる第４
の壁部とによって溝が形成されている。

挿入部材３２は中心部３２ａ、及び第１及び第２の突出
部３２ｂ及び３２ｃを有する概略的に帽子形の断面の長
形の部材からなる。第２図に示されているように、挿入
部材３２が本体部材３０に完全に挿入されたときに、中
心部３２ａは本体部材３０の第４の壁部の外面と同じ高
さになっており、かくして体裁のよい外観をｂえている
。突出部３２ｂ及び３２ｃはフランジ３０ｄの下側に嵌
合している。第３及び４図に示されるように、挿入部材
３２はまた横方向の隆条部３２ｄを含む。

第３及び４図は、本体部３０の第１及び第２の壁部３０
ａ及び３０ｂが本体部材の入口端部３４から出口端部３
６までより幅が狭くなって第３の壁部３０ｃの内面が溝
の出口端部３６よりも入口端部３４においてフランジ３
０ｄの内面から離れていることを示している。特に後壁
部３０ｃは図示のように緩い屈■部３０ｆを有するよう
に形成してもよい。コード１８は挿入部材と本体部の後
壁部３０ｃとの間の位置にある。かくして、挿入部材３
２が入口端部から挿入され出口端部に向かって軸方向に
移動するときに、挿入部材３２はコードｉ８を本体部材
３０の後壁部３０ｃに圧接する。特に隆条部３２ｄはコ
ード１８を本体部３０の後壁部３０ｃの内面に押付ける
。第４図に示されるように、隆条部３２ｄは実際にコー
ド１８を緊密に後壁部３０ｃに圧接してこれを確実に把
持し釣合装置２２をコード１８の所定位置に取付ける。

後壁部３０ｃの内面における屈曲部３０ｆは隆条部３２
ｄが最初にコードを後壁部３０ｃに堅固に押付ける地点
を形成するのに効果的である。屈曲部３０ｆは後壁部３
０ｃの内面をフランジ３０ｄの内面に対して傾斜した第
１の部分と、これに対して平行な第２の部分との２つの
部分に分離する。挿入部材３２が湾内に完全に挿入され
たときに、隆状部３２ｄが後壁部の内面の第２の平行な
部分に対置される。

屈萌部３０ｆを設けることによりコードが密接して押付
けられるようにして挿入部材３２が移動するはずの軸方
向の距離が制限される。この手段は第４図の位置に達す
るのに本体部材３０に対して挿入部材３２を移動させる
のに必要な力を制御する。

挿入部材の形状は、隆条部３２ｄが後壁部３０ｃの内面
に対してコードを拘束する第２及び４図に示される最終
的な位置に挿入部材が実際に達するように、第３の後壁
部の内面からのフランジの内面の間隔に対して選択され
ている。

挿入部材３２、コード１８及び本体部の間の摩擦は通常
時に釣合装置が入目端部を下方にして設置されている（
通常の場合）ときに釣合装置をコード上に保持するのに
十分である。この状態で、使用者は遮蔽体部材の移動を
、ｆｉ制御するために釣合装置を把持することによりコ
ードに張力をかけることによってコードへの釣合装置の
把持力を強めようとする。しかしながら、いずれにして
も釣合装置をコードに対して上方に引上げることによっ
て釣合装置がコードから解放される。これにより挿入部
材３２が本体部３０から解放される。

ここに示した実施例において、本体部材の後側の部分的
な第４の壁部は平行な側部を有するもので、言換えると
、テーバ状の第１及び第２の壁部３２ａ及び３２ｂが相
互に平行であるが、必ずしもこれは必要ではない。溝の
入口端部を出口端部より若干幅広くすることにより挿入
部材の挿入が容易になる。挿入部材はまたテーバ状であ
ってもよく、第３及び第４の壁部は平行であってもよい
。

本体部材及び挿入部材の材料は１回だけの成形工程で形
成されるように通常同じものである。これらの部材はあ
る程度容易に成形され、安価であり、耐摩擦性及び耐熱
性のあるプラスチック材料で形成すべきである。本発明
の釣合装への他の詳細な点もその範囲内に含まれる。

本発明の好ましい実施例を詳細に説（７）したが、この
実施例は限定的なものではなく単なる例示に過ぎないも
のと考えるべきであり、本発明は前述の説明内容に限定
されるものではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による釣合装置を用いた典型的な遮蔽体
の正面図である。 第２図は完全に組立てた状態における本発明の釣合装置
の斜視図である。 第３図は本体部材に挿入された挿入部材を示す本発明の
釣合装置の断面図である。 第４図は挿入部材が完全に本体部材に挿入された第３図
に対応する図であり、第２図の直線４４上にとった断面
図に相当する。 １８・・・コード　　　　、２２・・・釣合装置３０・
・・本体部材 ３０ａ、　３０ｂ−・・第、第２の側壁３０ｃ・・・後
壁（第３の壁部） ３０ｄ・・・フランジ（第４の壁部） ３２・・・挿入部材　　　　　　３２ａ・・・中心部３
２ｂ、　３２ｃ・・・突出部　　　３２ｄ・・・隆条部
（外４名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、概ねＵ字状断面形状をなし該Ｕ字状の脚部をなす第
   １及び第２の対向壁部が該Ｕ字状のウェブをなす第３の
   壁部によって相互に連結されている長形の溝を形成する
   とともに入口端部及び出口端部を有し、上記第１及び第
   ２の対向壁部の外側端部のフランジが相互に間隔をおい
   て延びていて上記フランジの間に自由な間隔を残し上記
   溝の全長にわたって開いている間隙を有する第４の部分
   的な壁部を有し、上記第３の壁部または部分的な第４の
   壁部が上記入口端部またはその近傍から始まって出口端
   部の方向に上記溝の長さの少なくとも一部にわたって延
   びる上記第３の壁部と第４の壁部との間隔を減少させる
   形状をしてなる本体部材と、 上記入口端部から上記溝内に滑動可能に受入れられ、中
   心部分の対向する側部に沿って突出部が形成され、該突
   出部を上記本体部材の内側において上記フランジの後側
   に嵌合せしめるようにした長形の挿入部材と、 からなり、上記溝及び挿入部材の形状は、該挿入部材を
   上記溝内を該溝に沿って移動させる際に、上記第３の壁
   部の内面に最近接して対置された挿入部材の部分と第３
   の壁部の内面との間の距離が所定の最小距離より小さく
   なる最終的な位置に上記挿入部材を達するような形状と
   してなること、を特徴とする２本またはそれ以上のコー
   ドを把持するための窓遮蔽用のコード釣合装置。 ２、請求項１に記載のコード釣合装置にして、２本また
   はそれ以上のコードを上記挿入部材と上記第３の壁部と
   の間に圧接するためのコードに係合する隆条部が、上記
   第３の壁部の内面に対置される上記挿入部材の面上に形
   成され、上記隆条部が上記挿入部材を上記溝内に挿入す
   る方向を横切って延びていること、を特徴とするコード
   釣合装置。 ３、請求項１に記載のコード釣合装置にして、上記第３
   の壁部の内面は上記溝の入口端部よりも上記溝の出口端
   部で上記第４の部分的な壁部の内面にさらに近接してい
   ること、を特徴とするコード釣合装置。 ４、請求項１に記載のコード釣合装置にして、上記第３
   の壁部と第４の壁部との間隔の減少が、上記溝の一部の
   長さについてのみ生じ、それによって上記第３の壁部の
   内面に屈曲部が形成されること、を特徴とするコード釣
   合装置。 ５、請求項１に記載のコード釣合装置にして、上記挿入
   部材の中心部分が、上記第１及び第２の壁部から延び上
   記第４の部分的な壁部をなす上記フランジの間に滑動可
   能に嵌合する形状であり、上記挿入部材の突出部が上記
   第１及び第２の壁部の間に滑動可能に嵌合する形状とな
   したこと、を特徴とするコード釣合装置。 ６、請求項１に記載のコード釣合装置にして、少なくと
   も最終的な位置における上記挿入部材の中心部分が、上
   記第４の部分的な壁部の外面と実質的に同じ高さになる
   ようにしたこと、を特徴とするコード釣合装置。 ７、請求項１に記載のコード釣合装置にして、上記第１
   及び第２の壁部の内面が相互に平行であるようにしたこ
   と、を特徴とするコード釣合装置。 ８、請求項７に記載のコード釣合装置にして、上記挿入
   部材が概ね矩形で上記突出部にまたがる幅が実質的に上
   記第１及び第２の壁部の間隔に等しいこと、を特徴とす
   るコード釣合装置。 ９、請求項１に記載のコード釣合装置と遮蔽体との組合
   せにおいて、上記遮蔽体が、ヘッドレールと、伸張及び
   圧縮可能な遮蔽部材と、上記遮蔽部材の脚部から上方に
   上記ヘッドレール内に出入りするように延びる２本また
   はそれ以上の制御コードと、からなり、上記釣合装置が
   上記コードに係合するようにしたこと、を特徴とするコ
   ード釣合装置と遮蔽体との組合せ。