JPH0343308Y2 - - Google Patents

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JPH0343308Y2
JPH0343308Y2 JP12372584U JP12372584U JPH0343308Y2 JP H0343308 Y2 JPH0343308 Y2 JP H0343308Y2 JP 12372584 U JP12372584 U JP 12372584U JP 12372584 U JP12372584 U JP 12372584U JP H0343308 Y2 JPH0343308 Y2 JP H0343308Y2
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hollow chamber
vibrator
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mercury
conductive
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  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は建築、土木等のコンクリート打設にお
いて使用される高周波棒状インナーバイブレータ
に関するものであり特にその電源回路開閉構造に
関する。
〔従来の技術〕
従来コンクリート打設工事において使用されて
いる高周波棒状インナーバイブレータは、例え
ば、本出願人の実願昭57−147079号に記載されて
いるように、振動部と打設深さに応じた長さのホ
ース部から成つており、ホース長としては4〜6
メートル程度のものが一般的である。そのため比
較的に浅い部分の打設を行う場合、ホース部と外
部コード間に電源スイツチを設けた構造では、バ
イブレータ作業者によるスイツチ操作が困難であ
るため1台のバイブレータに対し、バイブレータ
作業者とは別にスイツチ操作を行う作業者が必要
であつて、第2図に示すような作業を行なわざる
を得なかつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記の通り、従来の棒状インナーバイブレータ
では比較的浅い部分の打設工事等ではバイブレー
タ作業者の外にスイツチ操作者を必要とし、不経
済であるばかりでなく、広い場所の打設には多数
の人員を考えなくてはなどの欠点が考えられる。
またコンクリート打設に際しては、バイブレータ
をコンクリート面に対しほぼ垂直に保持すること
が基本であるが、従来のバイブレータの使用では
垂直の保持が不十分となる恐れもあり、これらの
欠点の改善が望まれる。
〔問題点を解決するための手段〕 振動部に連続して打設深さに応じた長さのホー
ス部を設けてなる高周波棒状インナーバイブレー
タに於て、1端が閉鎖され他端が開口されている
導通材よりなる容器部材の閉鎖された端部に電源
側コード端部を結線させ、電極部外径側に設けら
れた絶縁物と該絶縁物に連設され容器部材に固着
した導通部材と該導電部材に基部が固着して設け
られた導電材で形成された筒状部材が電極と同心
に離反して配設されて中空室Aを形成し、筒状部
材外周面と導通部材内周面によつて小室を形成
し、筒状部材の先端前方に中空室Bが設けられ、
中空室Bに連設して制御面及び傾斜面を有する移
動制限部材が容器部材内側に配設され、それによ
つて形成される中空室と該中空室に連設した中空
室と、該中空室内に水銀を移動自在に封入し、構
成された水銀スイツチをバイブレータのモータと
電源の間の振動部もしくは該振動部の近傍の3相
配線のうち、2相以上に直列に設けて構成する。
〔作用〕
本考案による棒状インナーバイブレータは上記
のように構成したのでバイブレータ作業者のみで
打設工事がなされたまたコンクリート面に対しほ
ぼ垂直に保持された状態で電極と筒状部材の間に
水銀が移動し、移動制限部材及び中空室Aにより
振動時に水銀の安定した接触(ON動作)が可能
となる。
〔実施例〕
第1図a,b,c,d,は本発明の実施例を示
す。
第1図aは本発明の一実施例として水銀スイツ
チ構造をユニツト化した電源回路開閉構造の側面
断面図、第1図bは図aの配線説明図、第1図c
は棒状インナーバイブレータにおける水銀スイツ
チ構造の各種配置を示す説明図、第1図dは、棒
状インナーバイブレータの作業を示す説明図であ
る。
図a、図bにおいて、1は水銀スイツチ格納部
3−1,3′−1,3−2,3′−2,3−3,
3′−3は電気モータへの配線であり、水銀スイ
ツチ格納部1の両端部ではコードカバー2,7に
より保護されている。4,5、は水銀スイツチで
あり、1端が閉鎖され他端が開口されている導通
材よりなる容器部材の閉鎖された端部に電源側コ
ード端部を結線させ電極部4−1,5−1外径側
に絶縁物4−11,4−12,5−11,5−1
2を設ける絶縁物4−12,5−12に連設さ
れ、容器部材4−8,5−8に固着した導電部材
4−3,5−3と導電部材に基部が固着して設け
られた導電材で形成された筒状部材4−2,5−
2が電極と同心に離反して配設されて中空室A4
−13,5−13が形成され、筒状部材4−2,
5−2外周面と導通部材4−3,5−3内周面に
よつて小室4−14,5−14を形成し、筒状部
材の先端前方に中空室B4−15,5−15が設
けられ、中空室Bに連設して制限面4−6,5−
6及び傾斜面4−7,5−7を有する移動制限部
材4−5、5−5が容器部材内側に配設され、そ
れによつて形成される中空室C4−16,5−1
6と該中空室Cに連設した中空室D4−17,5
−17と該中空室内に水銀4−9,4−10,5
−9,5−10を移動自在に封入し、構成され、
図に示すように水銀スイツチ4,5、は水銀スイ
ツチ格納部1に長手方向にスイツチオフされるよ
うに配置され、図のように配線されている。水銀
スイツチ4,5は棒状インナーバイブレータに組
込まれ、コンクリート打設面に垂直に保持された
ときのみスイツチオンされるものである。6はシ
ール剤であるが、配線3−1,3′−1,3−2,
3′−2,3−3,3′−3および4,5を電気的
に絶縁するために水銀スイツチ格納部1内に充填
される。シール剤6には例えばシリコン剤を用い
ることが好ましい。
このように構成した水銀スイツチ格納構造ユニ
ツト10又はユニツト化しない水銀スイツチ構造
は、図cのイ、ロ、ハに示すように棒状インナー
バイブレータ20の夫々の位置X,Y,Zに配置
される。図c,イにおいては、振動部15の近傍
のホース部11の位置Xに水銀スイツチ格納構造
ユニツト10を形成したものである。
12は補強ゴム、13は外部コード、14は防
水プラグである。図c、ロにおいては、同じく振
動部15の近傍の位置Yに形成したものである
が、水銀スイツチはユニツト構造としないで形成
されたものである。ユニツト化することによりバ
イブレータ内の配置構成が便利であるが、とりつ
けとり外しの利便をも考慮しユニツト化しない構
成でもよい。
図c、ハは、水銀スイツチ格納構成スイツチ1
0を振動部15内の位置Zに設けたものでホース
部11のとりつけに便利な構造である 水銀スイツチはこのように振動部15に又はそ
の近傍のホース部11に形成され、従つて振動の
えいきょうをうけるので水銀スイツチは耐振型の
ものの使用が好ましい。
上記のように本考案を構成したので図dのよう
にバイブレータ作業者1名で打設作業が行なわ
れ、また振動部はコンクリート打設面に垂直に保
持されたときにスイツチオンとなるので云うまで
もなくコンクリート打設各層にバイブレータの効
果が発揮される。
なお図dは説明の都合上図面に一部説明用文字
を付記した。
第2図は従来の作業の説明図であるが、同様に
図中に説明用文字を付記した。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案においては、各種の
コンクリート打設現場において、棒状インナーバ
イブレータ一台当りに必要な作業者を確保すれば
よく、スイツチ操作のための作業者は不要となる
のでトータル的に打設コストの削減を達成するこ
とができる。
また本考案の棒状インナーバイブレータでは、
振動部がコンクリート打設面にほぼ垂直であるこ
とが水銀スイツチの起動の条件であるため、前記
の通りコンクリート打設の基本であるバイブレー
タを常に真直ぐにコンクリート面に挿入すること
ができ、この条件をバイブレータ作業者に徹底さ
せる結果となり、打設されたコンクリートの品質
管理上大なるメリツトがあるという効果がある。
また本考案の棒状インナーバイブレータには、
コンセントを外すことにより電源との接続をオフ
となし得るが、トツグルスイツチ等と組合せてオ
フの状態にしておけば打設作業休けい時、あるい
は打設場所移動時に、作業者の転倒等により誤つ
て水銀スイツチがオン状態になることを防止で
き、安全性の向上につながるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明の一実施例のユニツト化した
電源回路開閉構造の側面断面図、第1図bは図a
の配線説明図、第1図cは棒状インナーバイブレ
ータにおける水銀スイツチ構造の各種配置を示す
説明図、第1図dは作業の説明図である。第2図
は従来の作業の説明図である。 10…水銀スイツチ格納構造ユニツト、3−
1,3′−1,3−2,3′−2,3−3,3′−
3…電気モータの配線、4,5…水銀スイツチ、
4−1,5−1…電極部、4−2,5−2…筒状
部材、4−3,5−3…導電部材、4−5、5−
5…移動制限部材、4−6,5−6…制限面、4
−7,5−7…傾斜面、4−8,5−8…容器部
材、4−9,5−9,4−10,5−10…水
銀、4−11,5−11,4−12,5−12…
絶縁物、4−13,5−13…中空室A、4−1
4,5−14…小室、4−15,5−15…中空
室B、4−16,5−16…中空室C、4−1
7,5−17…中空室D、20…棒状インナーバ
イブレータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 振動部に連続して打設深さに応じた長さのホー
    ス部を設けてなる高周波棒状インナーバイブレー
    タに於て、 1端が閉鎖され、他端が開口されている導通材
    よりなる容器部材の閉鎖された端部に電源側コー
    ド端部を結線させ、電極部外径側に設けられた絶
    縁物と該絶縁物に連設され容器部材に固着した導
    電部材と該導電部材に基部が固着して設けられた
    導電材で形成された筒状部材が電極と同心に離反
    して配設されて中空室Aを形成し、筒状部材外周
    面と導通部材内周面によつて小室を形成し、筒状
    部材の先端前方に中空室Bが設けられ、中空室B
    に連設して制限面及び傾斜面を有する移動制限部
    材が容器部材内側に配設され、それによつて形成
    される中空室と該中空室に連設した中空室と、該
    中空室内に水銀を移動自在に封入し、構成された
    水銀スイツチをバイブレータのモータと電源の間
    の振動部もしくは該振動部の近傍の3相配線のう
    ち2相以上に直列に設けたことを特徴とする高周
    波棒状インナーバイブレータの電源回路開閉構
    造。
JP12372584U 1984-08-14 1984-08-14 高周波棒状インナ−バイブレ−タの電源回路開閉構造 Granted JPS6139751U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12372584U JPS6139751U (ja) 1984-08-14 1984-08-14 高周波棒状インナ−バイブレ−タの電源回路開閉構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12372584U JPS6139751U (ja) 1984-08-14 1984-08-14 高周波棒状インナ−バイブレ−タの電源回路開閉構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6139751U JPS6139751U (ja) 1986-03-13
JPH0343308Y2 true JPH0343308Y2 (ja) 1991-09-11

Family

ID=30682470

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12372584U Granted JPS6139751U (ja) 1984-08-14 1984-08-14 高周波棒状インナ−バイブレ−タの電源回路開閉構造

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JPS6139751U (ja) 1986-03-13

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