JPH0342969A - カラー画像情報符号化方式 - Google Patents

カラー画像情報符号化方式

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JPH0342969A
JPH0342969A JP17833489A JP17833489A JPH0342969A JP H0342969 A JPH0342969 A JP H0342969A JP 17833489 A JP17833489 A JP 17833489A JP 17833489 A JP17833489 A JP 17833489A JP H0342969 A JPH0342969 A JP H0342969A
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pattern
patterns
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input
input pattern
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JP17833489A
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English (en)
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Yoshiyuki Suzuki
鈴木 良行
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Original Assignee
Canon Inc
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/005Statistical coding, e.g. Huffman, run length coding
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/001Model-based coding, e.g. wire frame

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、カラー原稿読み取り装置又はカラーTVカメ
ラ等により取り込まれた多値カラー画像情報の符号化を
行なうカラー画像情報符号化方式%式% ) 従来より、画像情報の伝送、蓄積の際には、その効率を
考慮し、符号化により冗長度を抑圧するのが一般的であ
る。この様な符号化においては、その対象となる画像情
報は、2値の白/黒又はカラー情報が大半であった。
しかし、近年、画像情報の多値化が進み高精細化が計ら
れており、さらにカラーの多値化も行なわれている。
従って、多値カラー画像情報に対しても符号化を行なわ
なければならないのであるが、これまでは従来の白/黒
用の手法を、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブル
ー)の三原色各々に施したり、又、各画素毎に、R,G
、B33原間の色相関を利用し量子化する等が考えられ
ている。
前者の手法では、当然効率も悪く、しかも場合によって
は色ズレの原因ともなる。又、後者の場合は色ズレは発
生しにくいが、R,G、B33原の相関が強すぎる為、
高効率は望めないものであった。
そこで、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)
の3原色を信号間相関のより弱く、且つ、明度情報と色
情報に分離可能な信号形態に変換し、更に、その信号を
小ブロックに切り出し、このブロック毎に、ブロック内
明度、ブロック内のエッヂ等に関する構造情報及びブロ
ック内の色情報を表わす情報配列に符号化することが提
案されている。
即ち、R,B、G信号を、まず信号間相関のより小さい
信号形態の一例としてCIE1976均等色空間のL″
a″b゛a″b゛信号更に小ブロツク内の情報をL(明
度)、S(構造情報)及びC(色情報)の3要素からな
る情報形態に符号化する。
第23図は対象画像における、R,G、B→L” a”
 b”変換及び4画素×4画素の正方形ブロックの切り
出しの様子を示している。第23図(a)において、2
01は原稿、202はブロックであり、原稿の隅から順
に4×4サイズでブロックが切り出されていく。また2
03はそのブロックの内の1つであり、ブロックにエッ
ヂ部が含まれた場合を示す。
第23図(b)は、原稿201に書かれた文字が赤文字
であった場合のブロック203を構成する3原色(R,
G、B)の様子を示し、そのRlG、B33原は図の様
にRにだけエッチが現われる。
第23図 ( ) は、 第23図(b) に示した R9 G。
B信号をL a a II 1 に変換した場合を 示す。
ここで、 R1 G。
BからL”a” b″信号変 換する変換式を以下に示す。
(’Y”’、 Y g’、 Y g:z ?’、 Z 
g、 Z bGf51:a)これより、 (但し、 O Y。
0 は基準白色光の値) 〔発明が解決しようとしている課題〕 この様にして、カラー画像を所定サイズのブロック毎に
L” a” b”の夫々からなる信号に変換し、その後
、これらをベクトル量子化の手法により符号化すること
により、カラー画像の効率的な符号化が達成できる。
しかしながら、このベクトル量子化は不可逆的な符号化
であって、符号化に際して最適な動作がなされなければ
、良好なカラー画像の再生が達成されない。
第2図〜第4図で、このベクトル量子化を用いた符号化
方式について説明する。
ここでブロックサイズは4X4(16画素)とし、2値
ブロツクは1を黒、0を白とするならば、黒白のパター
ンと見なすことができる。
まず、木方式の基本的な考え方であるが、発生し得る黒
白パターンとしては、2′6通りあるが、実際の画像デ
ータとしては、これら全てのパターンが発生するわけで
はない。即ち、画像読み取り系の解像度によっては全く
発生しないパターンや、はとんど発生しないパターンが
ある。
また、他のパターンに置き換えられても、再生像として
は劣化が知覚できないパターンもある。
さらには、類似しているパターン群は、その中の1つの
パターンに縮退することもできる。
そこで、あらかじめ再生パターンとしてN個(Nは21
6より小なる整数)のパターンを決めておき、それぞれ
に、たとえばOからN−1までのコードを付ける。この
再生パターンのセットをコード・ブックと呼ぶ。第2図
はこの例で20のパターンが登録されている。
入力された2値パターンがコード・ブックに登録された
パターンと等しい場合は、当然そのコードが割り当てら
れるが、そうでない場合は、コード・ブックに登録され
たパターンの中から最も歪が小さいものを検索してその
コードを割り当てる。
このようにして、216通りの入力パターンをN個のコ
ードに割り付けることでデータの圧縮を実現する。圧縮
率としては16 / 1 o g 2 Nとなる。
この時、どのようなパターンをいくつコード・ブックに
登録するかということが、再生画像の画質も含めた意味
での符号化効率を決定する大きな要因となる。
これを実現する方法の一つとしては、ROM等の記憶素
子に変換テーブル(ルック・アップ・テーブル)を構成
する方法がある。第3図に示すように、入力パターン(
1)のそれぞれの画素を変換テーブルのアドレス(2)
に対応させる。この場合、アドレス線は16本であるか
ら、容量は2 ′6= 64 K b y t e以上
あれば良い、第3図で入力パターン(1)のアドレスは
1101000000000000−53248番地と
なり、このアドレスにはデータ(3)として再生パター
ンのコードOが書き込まれる。
このようにして発生し得る全ての入力パターンに対して
コード・ブック中のコード0〜19のパターンを割り当
てて、それぞれの入力パターンに対応するアドレスにそ
のコード番号をデータとして書き込んでルック・アップ
・テーブル1作成する。
このルック・アップ・テーブルを第4図の如く符号器4
00として用いることでほぼリアルタイムにコード化が
実現できる。一方、復号はコード・ブックをそのままル
ック・アップ・テーブルとしたROMを復号器401と
することで実現できる。
ところで、入力パターンにコード・ブックのパターンを
割り当てる場合、歪が一番小さいものを割り当てること
が、再生画像として視覚的に一番良いとは限らない場合
がある。
たとえば、第5図(1)のような入力パターンの場合、
歪測度として、2つのパターンの距離とした場合、歪が
最小となるのはコードCR=6のパターン(2)で歪2
となる。しかし、入力パターンが右上から左下への斜め
の細線の1部であったとすると、このコードCR−6の
パターン(2)で再現されると、線の途切れとなって視
覚上好ましくなく、かえって歪が3と大きいコードCR
−19のパターン(3)として再現される場合の方が良
い場合がある。
このような方式において、単純に入力パターンと再生パ
ターンの歪を測定して歪の最小のものを割り当てるとい
う従来の方式では、再生像として最適のものが得られる
とは限らないという問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、カラー画像
情報をより信号間相関が弱く、かつ明度情報と色情報に
分離可能な信号に変換するとともに、該変換された信号
各々について小ブロックに切り出し、ブロック毎に符号
化するカラー画像情報符号化方式において、ブロックの
構造情報を表わす2値化画像の入力パターンに対する再
生パターンを予め形状の特徴毎にカテゴリ分類しておき
、入力パターンの符号化に際し、入力パターンの形状の
特徴に応じたカテゴリ内の再生パターンから再生パター
ンを検索して符号化する画像情報符号化方式を提供する
ものである。
〔実施例〕
以下に、本発明を好ましい実施例に基づいて説明する。
第1図は、本発明を適用した符号化を達成するための回
路構成の実施例を示している。301はカラースキャナ
等から1ライン毎に順次人力されたR、G、B信号を前
述したブロックに切り出す為に一時蓄える4ラインバツ
フアである。即ち−旦4ラインバッファ301に蓄えら
れた4ライン分の信号を4×4のサイズで読み出す事に
より4×4ブロツクの切り出しを行なう。302はR,
G、B→L” a” b”変換を行なうL 11 a 
lIb1変換部であり、先に示した変換式に基づき変換
動作する。
このL II aII 1. *変換は、L”a″b1
への変換テーブルの書込まれたメモリテーブルをRlG
、B信号によりアクセスするルック・アップ・テーブル
方式により実現される。このようにして、R,G、B信
号は信号間相関の小さいL“a”b“信号に変・換され
る。
303は、L” a” b”変換部302から、第23
図(C)のLoのブロックにおけるx■。
X+□、・・・+X2□、 X22.・・・、X44の
順に出力される多値のL′傷信号ある。304はL′傷
信号2値信号に変換する2値変換部であり、その手法と
してブロック内のし“信号の平均値を求め、各L′傷信
号その平均値より大か否かにより各L1信号を2値信号
に変換する。
305は2値変換部304の出力であり、この値はブロ
ック毎の平均値を表わし、これはブロックの明度を代表
する係数である。従って、この値を各ブロックのしく明
度)308として出力する。
306は2値化された各L“信号Yll〜Y44であり
、これはブロックの構造を代表する係数であり、ベクト
ル量子化器307によりコード化、即ち、構造情報31
0として事前は定めたパターンに丸められる事となる。
311.312は、各々Lll at bI+II部3
02の出力であるa”、b″の各ブロックにおける夫々
の平均a”、b”をとる平均回路であり、加算器と除算
器で構成される。
313はa”、b’のブロック平均値をまとめて量子化
する量子化器である。これにより各ブロックの色情報3
14を形成する。
315は、これまで説明した様にして得られるL(明度
)308、S(構造)310、C(色情報)314をブ
ロック毎に一つの符号にまとめるマルチプレクサである
。316はマルチプレクサ315の出力信号、即ち符号
化済コードである。
この様にしてカラースキャナ等から入力されるR、G、
B信号を所定サイズの単位ブロック毎に信号間相関の小
さいL” a″b“信号に変換し、このL II aI
l bm信号に基づいて、各ブロックの色画像を、明度
、構造及び色情報で表わす。
この様に符号化されたコードを復号して、カラー画像を
再現する場合には、構造情報による各ブロックのエッヂ
で区切られる各領域を明度及び色情報により表わされる
色で塗り分ける。これによりカラー原稿画像が良好に再
現される。
尚、本実施例ではR,G、B信号をL″a“b′で示し
たが、Lm aII vII、又はNTSCのYIQ、
PAL、YUV等でも対応可能である。
また入力信号はR,G、Bに限らず、センサによっては
Y(イエロー〉、G(グリーン〉、C(シアン)等の入
力も考えられる。
更にa″、b8は平均値で代表したが、もっと詳細C保
存しても良い。
次に第1図示のベクトル量子化器307の動作を詳細に
説明する。ベクトル量子化器307は、2値変換部30
4からの16個の2値信号を入力パターンとし、それに
対応する再生パターンを以下の手順に従って出力する。
即ち、第2図のコード・ブックのパターンを第6図のよ
うに、そのパターンの形によって分類する。本実施例で
は、コーナーのパターンがカテゴリA1対角コーナーが
カテゴリBというようにA〜Fまで6つに分類される。
入力パターンがどの分類に属するか否かの判断はパター
ンの形の特徴を抽出することで行なう。
第7図はカテゴリFの特徴抽出の方法を示したものであ
る。第7図に示したようにマスクl〜6までの6つのマ
スクを用意して、入力パターンでマスクの斜線部分に対
応する画素のうち1画素でも黒ならば真する。すべての
マスク1〜6について真ならば右上から左下への斜めの
連続性があると見なして、この入力パターンをカテゴリ
Fに分類する。この各カテゴリには回転又は折り返しに
より同一パターンとなるものがある。すなわち、カテゴ
リFの場合なら右上から左下への斜めの連続性のみなら
ず、左上から右下への斜めの連続性をもったパターンも
含まれる。従って、この更なるパターンを検知するマス
クも同時に用意するか、入力パターンを90”ずつ回転
するかして特徴抽出を実行する。
このカテゴリFに分類されたパターンは、コード・ブッ
クのうちカテゴリFのバタンの中から検索される。この
ような特徴抽出のためのマスクをすべてのカテゴリにつ
いて用意する。
第8図は本実施例の符号化の為の回路ブロック図、第9
図は符号化動作手順を示すフローチャートである。ここ
でPiはルック・アップ・テーブルの1番地に対応する
入力パターンである。まず、PLがカテゴリEの特徴を
有するかを、カテゴリ判定器801でマスクパターン発
生器802からの抽出マスクでチエツクする。Yesの
場合、カテゴリ判定器801からカテゴリEを示す出力
がなされ、ROM803をアドレスし、コード・ブック
のカテゴリEのパターンの中から検索してコード割り付
けを行ない、次の入力パターンについて処理をする。
もし、PiがカテゴリEの特徴を有しない場合は、マス
クパターン発生器802からの抽出マスクでカテゴリA
の特徴を有するかのチエツクを実行する。以後、同様の
処理をコード・ブックのすべてカテゴリについて実行す
る。もし入力パターンPLがとのカテゴリにも分類され
ない場合は、コード・ブックすべてのパターンから検索
する。
この時、−度カテゴリに分類されると、その入力パター
ンについては以降のカテゴリの特徴チエツクされないの
で、カテゴリ判定器801におけるカテゴリの検知の順
番が重要となる。たとえば、入力パターンが全画素黒の
場合、このパターンは明らかにカテゴリEのコード14
が割り当てられなければならない。しかし、カテゴリE
よりもカテゴリFについての特徴検知が先に実行される
と、全黒のパターンは第7図のマスクでは特徴抽出する
とYesの判定となり、カテゴリFのコードが割り当て
られてしまう。抽出条件が独立の場合は順番には関係な
いが、あるカテゴリの抽出条件が、もう一つのカテゴリ
の抽出条件を包含する場合は、包含されるカテゴリにつ
いて先に検知を実行しなければならない、従って、この
場合はカテゴリFよりもカテゴリEの検知を先に実行し
なければならない。
以上の方式で第10図の入力パターン(1)はカテゴリ
Fと判定され、再生パターン(2)ではなく、確実にコ
ードCR=19の再生パターン(3)がこの入力パター
ンの符号として割り当てられる。
以上説明したように、2値化された画像をブロック単位
でベクトル量子化的手法を用いて符号化する方式におい
て、あらかじめ登録されたコード付けられた再生パター
ンのセットをそのパターンの形の特徴に応じて分類し、
入力パターンを符号化する時は、同様のパターンの形の
特徴抽出をし、同じ分類の中から去ターンを検索してコ
ード化することで連続性の良い像再生を行なうことがで
きる。
以上の実施例においては、入力パターンを第6図示の2
0通りの再生パターンに割り付ける例を説明したが、再
生像をより原画に近づけるために、更に、第11図の如
くの4通りのパターン(コード20,21,22.23
)を再生パターンに追加した場合の例を以下説明する。
第11図示の4通りの再生パターンには、右上から左下
へ、又は左上から右下への斜めの連続性という特徴があ
るので、前述のカテゴリFに含める。従って、第11図
示の4通りの再生パターンを含む24通りの再生パター
ンは第12図示の如くカテゴリ分けされる。
今、パターンが入力されると、前述した第9図の手順に
より、第7図示のマスクパターンを用いたカテゴリ分は
及び再生パターン検索がなされる。そして、第13図(
1)に示した入力パターンならば、前述と同様にカテゴ
リFと判定される。
そこで、次にコード・ブックのカテゴリFの中の再生パ
ターンコード16〜23の中から再生パターンが検索さ
れる。この時、入力パターンPiとカテゴリFの各再生
パターンとの歪を求めると、コードCR雪19とコード
CR謬20がともに歪3となるが、この場合コードCR
÷20のパターンに割り付けられるのが望ましい、しか
し歪がどちらも等しいのでコードcR=19に割り付け
られる可能性もある。
そこで、歪を求める時に、第14図のように画素によっ
て重み付けを行なう。第12図では中央の2X2の4画
素は係数1、周辺の12画素は係数2とする。これは近
傍のブロックとの連続性を考慮して周辺の画素の重みを
中央よりも大きくしている。このような重み付けで歪を
計算すると、入力パターン(1)と再生パターンCR=
19(2)との歪は6、また再生パターンCR=20(
3)との歪は5となるので、確実にCR−20が割り当
てられる。
同様に同じ歪のパターンが2つ以上あった場合、その画
像が再生されるシステムに着目してコードを割り当てた
方が良い場合がある。たとえば画像のある部分、すなわ
ち黒の部分はレーザーを0FFL、て、白の部分はレー
ザーをONすることで像再生を行なうバック・グラウン
ド・スキャン方式のレーザー・ビーム・プリンタの場合
、どうしても細線が細って再現される。このような場合
、同じ歪のパターンのうち黒画素の数の多い方を選択す
ると細線の細りを防ぐことができて、再生像として好ま
′しい。
従って、この黒画素数による判定を用いても、′s13
図の例ではコードCR=19は黒画素数7、コードC,
=20は黒画素数9であるから、コードCR−20のパ
ターン(3)が割り付けられる。
逆に黒の部分はレーザーをONして、白の部分はレーザ
ーをOFFして像再生を行なうイメージ・スキャン方式
のレーザー・ビーム・プリンタの場合、細線が太つぎみ
に再現される。この場合は同じ歪なら黒画素の少ない方
のパターンを選択すると細線の太りを防げる。
またこの傾向の顕著な場合は、カテゴリ内に2つ以上の
候補がある場合は歪測定することなく、黒画素の数だけ
でコード割り付けをすることも有効である。しかし、こ
の場合は回転を考慮してCRII1116〜19および
CR雲20〜23は同一のパターンと見なして処理しな
ければならない。
またこのような処理をカテゴリによって切り換えること
も考えられる。すなわち、線分の一部と見なせるカテゴ
リ、たとえばカテゴリDやカテゴリFのようなカテゴリ
のパターンについては、黒画素の数に基づいてコード割
り付けをし、エツジの一部と見なせるカテゴリのパター
ンについては、周辺に重み付けをして歪を測定してコー
ド付けを実行することが有効である。
以上説明したように、2値化された画像をブロック単位
でベクトル量子化的手法を用いて符号化する際に、ブロ
ックのパターンの形状に着目してその形状に応じて、ま
たは像再生システムの特性に応じて入力ブロックに再生
像を割り付ける規準を変えることで連続性の良い、また
像再生システムの特性にかかわらず安定した高品位の再
生像を得ることができる。
ところで、入力パターンのカテゴリ分けに際し、黒画素
のみではなく、白画素をも考慮すること社より、カテゴ
リ分けの精度が向上する。そこで第15図の如く、カテ
ゴリFの判別用に前述した第7図示のマスク1〜マスク
6の黒画素検出用のマスク社加えて、2種の白画素検出
用のマスクを加える。
即ち、第15図において白マスク1.2は入力パターン
でマスクの斜線の画素が白ならば真とする。一方、黒マ
スク1〜6は第7図と同様に斜線の画素が1画素でも黒
ならば真とする。すべてのマスクについて真ならば右上
から左下への連続した斜線と見なして、この入力パター
ンをカテゴリFに分類する。このカテゴリに対してマス
クは回転を考慮して、すなわちカテゴリFの場合なら左
上から右下への斜めの連続性を検知するマスクも同時に
用意するか、入力パターンを90”ずつ回転するかして
特徴抽出を実行する。このカテゴリに分類されたパター
ンは、コード・ブックのうちカテゴリFのパターンの中
から検索される。このような特徴抽出のためのマスクを
すべてのカテゴリについて用意する。
このマスクで第16図(1)の入力パターンを特徴検知
する。このパターン(1)はカテゴリFの再生パターン
(4)とされるのが好ましい、しかしながら、第15図
のマスクを用いるとカテゴリFのパターンとは判定され
ない、それは右下の画素が黒であるために白マスク2の
判定が偽となるためである。
そこで、この入力パターン(1)はどのカテゴリにも分
類されず、全コード・ブックからの検索が行なわれて結
局コードCR−6の符号が割り付けられてしまう。
そこで、右下の黒画素は孤立画素と考え、この画素を除
去してから、もう−度特徴抽出の過程を最初から実行す
る。
このような孤立画素は、入力系の雑音によって発生する
場合が多く、この孤立画素を除去することで再生画像の
劣化につながることはほとんどなく、むしろ雑音除去の
効果があって再生画像に好影響がある。
この孤立画素除去は第17図に示したように、○印の画
素が黒で、かつ斜線部の画素が全て白画素の場合はこの
黒画素は孤立画素と判定するマスクを用いることにより
遠戚される。また、コーナーの4画素は検知マスク1で
、この4画素を除く周辺8画素は検知マスク2で、夫々
マスクを回転又は入力パターンを回転することで検知す
る。
この様にして、孤立画素が除去されたパターンは、第1
5図の特徴検知マスクでカテゴリFと分類されるので、
コードCR−19のパターンが割り付けられる。
第18図は孤立画素の除去を考慮した場合の動作手順を
示すフローチャートである。ここでptはルック・アッ
プ・テーブルの1番地に対応する入力パターンである。
まずPiがカテゴリEの特徴を有するか抽出マスクでチ
エツクする。Yesの場合、コード・ブックのカテゴリ
Eのパターンの中から検索してコード割り付けを行ない
、次の入力パターンについて処理をする。
もしPiがカテゴリEの特徴を有しない場合は、カテゴ
リAの特徴を有するかのチエツクを実行するう以後、同
様の処理をコード・ブックのすべてカテゴリについて実
行する。もし入力パターンPiがどのカテゴリにも分類
されない場合は、孤立画素が入力パターンPiに存在す
るかどうかチエツクをし、もし存在する場合はこの孤立
画素を除去したパターンとして再びカテゴリEの特徴抽
出を実行する。
このようにして、コード・ブック内のカテゴリに分類さ
れるまで孤立画素を1画素ずつ除去して行き、全ての孤
立画素を除去しても、どのカテゴリにも分類されない場
合は、コード・ブック全てのパターンを対象として最小
歪のパターンを検索してコード割り付けを行なう。
以上説明したように、2値化された画像をブロック単位
でベクトル量子化的手法を用いて符号化する方式におい
て、あらかじめ登録されたコード付けられた再生パター
ンのセット(コード・ブック)をそのパターンの形の特
徴に応じて分類し、入力パターンを符号化する際に同様
のパターンの形の特徴抽出をし、同じ分類の中からパタ
ーン検索してコード化することで連続性の良い像再生が
可能となると供に、どの分類の特徴も検知されない場合
、その入力パターンに孤立画素が存在する場合はその孤
立画素を除去してから特徴抽出して符号化することでよ
り正確な像再現を実現できる。
以上説明した例では、ブロック内の連続線を保存する様
に再生パターンを割り当てることを重点に説明した。
しかし、この人力ブロックが階調性を有する画像データ
を適当な閾値で2値化して得られたものとすると、平坦
な階調部分を2値化処理すると第19図の入力パターン
のように、ランダムな2値画像が発生する。このような
場合はかえって連続性を有しない再生パターンとして再
現した方が視覚的に良好な場合がある。
そこで、再生パターンとして、更に第20図示の如くの
白黒の市松模様のものを第12図示の24通りの再生パ
ターンとは別にコード24として用意する。
今、第19図示のパターンが入力されるとする。このパ
ターンを前述の第9図の手順を用いて処理する。
即ち、第21図示の如く、第19図の入力パターン(1
)は、カテゴリFと判定され、コードCR=19の再生
パターン(2)がこの入力パターンの符号として割り当
てられる。
さて前述した如く、この入力パターン(1)は階調性を
有する画像データを適当な閾値で2値化して得られたも
のなので、第20図示のコードCR=24のようなラン
ダムなパターンとして再現した方が良い。
そこで、まず上述のパターンの形の特徴を検知する前に
入力パターンの複雑度を計数する。つまり、第19図に
示したようにパターンのXおよびy方向はついて、黒画
素から白画素および白画素から黒画素への変化点の総数
を求める。そして、あらかじめ決めた閾値よりもこの総
数が多い場合は、このパターンはランダムなパターンと
判定してコードCR=24のランダムな再生パターンを
割り付ける。従って、第19図の入力パターンの変化点
は、X方向については第1列からそれぞれ2.3.1.
3で計9点、y方向Cついては第1行より1.2,2:
 2で計7点あり、両方向合せて16点となる。ここで
判定閾値が16とすると、この入力パターンはランダム
なパターンと判定されて、コードCR−24が割り付け
られる。
′s22図は、以上の手順を示すフローチャートである
。ここでPiはルック・アップ・テーブルのi番地に対
応する入力パターンである。まず入力パターンのx、7
両方向の変化点の総数Ncを求める。この数Ncが16
以上の場合は、この入力パターンはランダムなパターン
と判定してコードCR−13のパターンを割り付ける。
一方Ncが16よりも小さい場合はパターンの形の特徴
を抽出して再生パターンの検索を実行する。
まず、PiがカテゴリEの特徴を有するか抽出マスクで
チエツクする。Yesの場合コード・ブックのカテゴリ
Eのパターンの中から検索してコードの割り付けを行な
い、次の入力パターンについて処理をする。もしNoの
場合はカテゴリAの特徴を有するかのチエツクを実行す
る。以後、同様の処理をコード・ブックのすべてカテゴ
リについて実行する。もし入力パターンPiがどのカテ
ゴリにも分類されない場合はコード・ブックすべてのパ
ターンから検索する。
以上説明したように、2値化された画像をブロック単位
でベクトル量子化的手法を用いて符号化する方式におい
て、入力パターンの黒画素から白画素または白画素から
黒画素への変化点の数を計数して、その数があらかじめ
決められに閾値以上の場合はこのパターンをランダムな
パターンと判定して、コード・ブックに登録された特定
のパターンの符号を割り付けるこ“とで良好な再生像を
得ることができる。特に、入力ブロックが階調性を有す
る画像データをブロック内の平均値等を閾値として2値
化することで得られたものの場合は、その効果が大きい
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によると、カラー画像情報を
より信号間相関が弱く、かつ明度情報と色情報に分離可
能な信号に変換するとともに、該変換された信号各々に
ついて小ブロックに切り出し、ブロック毎に符号化する
カラー画像情報符号化方式において、ブロックの構造情
報を表わす2値化画像の入力パターンに対する再生パタ
ーンを予め形状の特徴毎にカテゴリ分類しておき、入ヵ
パターンの符号化に際し、入力パターンの形状の特徴に
応じたカテゴリ内の再生バタンから再生パターンを検索
して符号化するので、入力パターンにより表わされる画
像の特徴を良く保存した再生パターンに対応して符号化
が実行でき、良好にカラー画像情報を符号化可能となる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した符号化回路の全体構成を示す
図、第2図、第11図及び第20図は再生パターンを示
す図、第3図は符号化動作を示す図、第4図は符号化及
び復号化を示す図、第5図、第10図、第13図、第1
6図及び第21図は入力パターンと再生パターンの関係
を示す図、第6図及び第12図は再生パターンのカテゴ
リを示す図、第7図及び第15図はマスクパターンを示
す図、第8図は符号化回路の部分図、第9図。 第18図及び第22図は符号化手順を示すフローチャー
ト図、第14図は重み付は糸数を示す図、第17図は孤
立画素の検知を示す図、第19図は入力パターンを示す
図、第23図はカラー画像の変換動作を示す図である。 304は2値変換部、307はベクトル量子化器、80
1はカテゴリ判定器、802はマスクパターン発生器で
ある。 躬 2 図 褐 図 ;〉・・カッ\=5−″J S住ノ1−y−:、/ 盪 ♂ 図 コード−〇 コード=1 コード:2 コード゛:3 入カッVターソ 1両r1ノでターン 弔 /θ 図 (1)入力バターソ 男 /4 図 すぐスワ1 臼ヌスワ2 秘 5 図 (1) 入カバテソ (2) CF?= 6 躬 /7 図 □χ フード:Z4 入カッぐターソ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カラー画像情報をより信号間相関が弱く、かつ明
    度情報と色情報に分離可能な信号に変換するとともに、
    該変換された信号各々について小ブロックに切り出し、
    ブロック毎に符号化するカラー画像情報符号化方式にお
    いて、 ブロックの構造情報を表わす2値化画像の入力パターン
    に対する再生パターンを予め形状の特徴毎にカテゴリ分
    類しておき、入力パターンの符号化に際し、入力パター
    ンの形状の特徴に応じたカテゴリ内の再生パターンから
    再生パターンを検索して符号化することを特徴とするカ
    ラー画像情報符号化方式。
  2. (2)入力パターンの特徴に応じて再生パターンの検索
    の基準を変えることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のカラー画像情報符号化方式。
  3. (3)入力パターン中の孤立画素を除去して、再生パタ
    ーンの検索を行なうことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のカラー画像情報符号化方式。
  4. (4)入力パターン中の2値化画像の変化量に応じて特
    定の再生パターンを対応して符号化することを特徴とす
    るカラー画像情報符号化方式。
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