JPH0342907Y2 - - Google Patents

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JPH0342907Y2
JPH0342907Y2 JP2186489U JP2186489U JPH0342907Y2 JP H0342907 Y2 JPH0342907 Y2 JP H0342907Y2 JP 2186489 U JP2186489 U JP 2186489U JP 2186489 U JP2186489 U JP 2186489U JP H0342907 Y2 JPH0342907 Y2 JP H0342907Y2
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JP
Japan
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livestock
water
sensor
controller
operation signal
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JP2186489U
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JPH02114027U (ja
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  • Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)
  • Fodder In General (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は畜産用の給水装置に関し、特に、給水
時にワクチン、予防薬、治療薬を家畜へ投与する
装置に関する。
従来技術 畜産農家は家畜の病気を予防するため、ワクチ
ンなどの薬液を定期的に投与しなければならな
い。
従来、このような投薬は家畜個体ごとの注射又
は噴霧によつて行われており、獣医師は勿論のこ
と家畜にも保定に伴う負担があつて、問題点の一
つとしてあげられる。このような背景のもと、投
薬作業の自動化が望まれている。
考案の目的 本考案の目的は投薬作業の軽減および短期投薬
によつて予防できない慢性疾病等を自動化による
頻回投薬で防圧し、衛生管理を合理化することに
ある。
考案の解決手段 上記目的のもとに、本考案は家畜の要求動作に
もとづいて、給水が行われることに着目し、飲水
動作をセンサーによつて検出させ、制御器を一定
の時間または飲水中に作動させることにより、投
薬ノズルからワクチン等の薬液を家畜の頭部、特
に、鼻腔に向けて自動的に噴霧投与するようにし
ている。
このように、家畜が水を要求し、給水器によつ
て水を飲むときに、ワクチン等の薬液が家畜へ投
与されるため、従来のような定期的投薬作業が省
力できるとともに、効率的な慢性疾病の発生防止
に貢献できる。
考案の構成 別添図は本考案の畜産用の給水投薬装置1を示
している。
この装置は給水器3の存在を前提にしている。
即ち、給水器3は、例えば実公昭54−1404号の装
置等であつて、蓄舎内の適当な高さの位置で取付
け台13により取付けられ、配管8によつて水道
等の給水源2に接続されており、通常は水路を閉
じているが、家畜の水要求動作によつて外力を受
けると、水路を開き給水できる。
給水投薬装置1は薬液17を自動的に投与でき
るようセンサー4、制御器5、投薬ノズル6およ
び自動記録機7を備えている。センサー4は赤外
線または光センサーであり、給水器3に近接して
設置して、家畜の飲水動作を感知すると、検出信
号を発生し、これを制御器5の入力側に送込む。
制御器5は、自動記録機7に対して両方向的に接
続されおり、入力側でセンサー4の他、温度計1
4、流量計15にも接続され、さらに、出力側で
投薬ノズル6を駆動するために電磁バルブ9にも
接続されている。この投薬ノズル6は、パイプ1
1によつて加圧状態の薬液収納容器12に接続さ
れており、給水器3より少し高い位置で取付け台
13に設けられ、家畜の顔面とくに鼻の部分に向
けて設置されている。なお、収納容器12の圧力
源は液化ガス等の圧力の他、水道水を空気圧に変
換して利用することも出来る。また、この加圧源
は収納容器12と別に設置されていてもよい。
考案の作用 家畜(豚)等が水を要求し、給水器3を噛む
と、給水器3の内部の水路が開放するため、給水
源2から自動的に水16が供給される。このと
き、センサー4は豚等の水飲み動作を感知し、検
出信号を発生するため、制御器5に検出信号を入
力して一定の時間にわたり連続又は間欠的な動作
信号を発生して電磁バルブ9を開放する。続いて
投薬ノズル6は収納容器12から薬液17を容器
内圧力により霧状にして家畜の顔面、特に、鼻腔
内へ噴出する。この結果、家畜は飲水過程で常に
投薬を受けることになる。この間に、自動記録機
7は、薬液17の投与回数、投与量等を自動的に
記録するとともに畜産管理に必要な温度計14、
流動計15等から計測値を収集し、記録紙10に
記録する。
なお、混合ワクチン等の薬液17を予め混合す
るか、または異なる複数の収納容器12に別々に
収められ、供給時に投薬ノズル6の部位で混合し
て供給される。また、二種以上の薬液17が時間
を異にして供給しなければならないとき、制御器
5は予めさだめられた投薬プログラムにもとづい
て複数の投薬ノズル6を選択しながら投薬動作を
継続していく。
考案の効果 本考案は、家畜の水飲み動作時に薬液を自動的
に投与するため、注射業務を省力化でき、また家
畜へのストレス解消も期待でき、さらに、投薬量
や畜舎環境等の情報から家畜の健康管理に役立つ
ものである。
【図面の簡単な説明】
図は畜産用の給水投薬装置のブロツク線図であ
る。 1……畜産用の給水投薬装置、2……給水源、
3……給水器、4……センサー、5……制御器、
6……投薬ノズル、7……自動記録機、8……配
管、9……電磁バルブ、10……記録紙、11…
…パイプ、12……収納容器、13……取付け
台、14……温度計、15……流量計、16……
水、17……薬液。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 家畜の要求動作に応じて給水源からの水を家
    畜に供給する給水器と、家畜の水飲み状態を検
    出するセンサーと、このセンサーからの検出信
    号を入力として動作信号を出力する制御器と、
    この動作信号に応じて家畜の鼻部に向けて薬液
    を噴霧する投薬ノズルとからなることを特徴と
    する畜産用の給水投薬装置。 (2) 家畜の要求動作に応じて給水源からの水を家
    畜に供給する給水器と、家畜の水飲み状態を検
    出するセンサーと、このセンサーからの検出信
    号を入力として動作信号を出力する制御器と、
    この動作信号に応じて家畜の鼻部に向けて薬液
    を噴霧する投薬ノズルと上記制御器の動作状況
    のほか畜産管理に必要な情報を記録する自動記
    録機とからなることを特徴とする畜産用の給水
    投薬装置。
JP2186489U 1989-02-27 1989-02-27 Expired JPH0342907Y2 (ja)

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JP2186489U JPH0342907Y2 (ja) 1989-02-27 1989-02-27

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JP2186489U JPH0342907Y2 (ja) 1989-02-27 1989-02-27

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JPH02114027U JPH02114027U (ja) 1990-09-12
JPH0342907Y2 true JPH0342907Y2 (ja) 1991-09-09

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PL3300690T3 (pl) * 2008-01-31 2019-11-29 Zoetis Services Llc System do szczepienia trzody chlewnej

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JPH02114027U (ja) 1990-09-12

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