JPH0342656Y2 - - Google Patents

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JPH0342656Y2
JPH0342656Y2 JP6149985U JP6149985U JPH0342656Y2 JP H0342656 Y2 JPH0342656 Y2 JP H0342656Y2 JP 6149985 U JP6149985 U JP 6149985U JP 6149985 U JP6149985 U JP 6149985U JP H0342656 Y2 JPH0342656 Y2 JP H0342656Y2
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JP
Japan
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cooling
magnetizing device
rotating body
magnetizing
shaft
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JP6149985U
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JPS61177413U (ja
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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えば、回転電機の永久磁石形回転子
の着磁を行う着磁装置を冷却する冷却装置に関す
るものである。
〔従来技術と問題点〕
回転電機の回転子等の磁性体を磁化する着磁装
置は、積層鉄心にコイルが巻装されて構成され、
積層鉄心内に回転子が挿入されて、その着磁を行
つている。かかる着磁装置は積層鉄心やコイルが
高温となるため、その冷却を必要としており、従
来、この冷却は扇風機やユニツトクーラ等の風あ
るいは圧縮空気を着磁装置の外側に吹き付けるこ
とで行つている。
しかしながら、このような冷却ではコイルが積
層鉄心の外側に設けられた着磁装置に対してのみ
有効に作用するが、コイルが積層鉄心の内側に位
置するものに対しては内部の冷却が効率よく行わ
れず、高温状態が長時間持続する。従つて、従来
は着磁を数回行った後に長時間の放冷を必要と
し、その後着磁を再開するため、着磁装置の稼動
率が悪い、という問題点がある。
〔考案の目的〕
本考案は上記事情を考慮してなされたものであ
り、着磁装置を内部から急速に冷却して、着磁装
置の連続的な稼動を可能にした冷却装置を提供す
ることを目的としている。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するため、本考案による着磁装
置の冷却装置は、ノズル孔から冷却ガスを噴出す
ると共に、この冷却ガスの噴出力で回転する回転
体を着磁装置の積層鉄心内に挿脱可能に挿入し、
これにより着磁装置を内部から冷却するようにし
たことを特徴としている。
〔実施例〕
以下、本考案による着磁装置の冷却装置を添付
の図面を参照して具体的に説明する。
第1図および第2図は本考案の一実施例の断面
図を示している。この冷却装置1は冷却ガスが供
給される供給路2が軸方向に形成されたシヤフト
3と、このシヤフト3の先端部に回転可能に取り
付けられた回転体4とを具備している。前記シヤ
フト3の供給路2の基端部はホース等に接続され
て空気等の冷却ガスが供給されるものであり、そ
の先端部には前記回転体4内に冷却ガスを流出さ
せる開孔5が形成されている。回転体4はシヤフ
ト3に外挿されてシヤフト3を中心に回転するよ
うになつていると共にシヤフト3の開孔5から供
給された冷却ガスを外部に噴き出すノズル孔6が
適宜の箇所に開設されている。この回転体4の回
転はノズル孔6から冷却ガスが噴出力によつて行
われるものであり、回転体の回転で後述するよう
に、着磁装置の内部全体が均一に、かつ急速に冷
却されるようになつている。又、この回転体4の
回転速度を適正範囲内に調整するため、ブレーキ
手段が設けられている。このブレーキ手段は前記
シヤフト3の先端面にねじ7によつて取り付けら
れるブレーキ板8と、ブレーキ板8をシヤフトの
軸方向に押圧するコイルばね等のばね9とからな
り、ブレーキ板8が回転体4の端面に圧接し、ね
じ7の螺合長を調整することでブレーキ板8の摩
擦力の増減を図つて回転体の回転速度の調整が行
われるようになつている。さらに、前記シヤフト
3の基部側にはマグネツト等の係着板10が取り
付けられ、この係着板10が後述する着磁装置に
吸着して冷却装置の支承が可能となつている。
このような冷却装置は着磁装置の内部に挿脱可
能に挿入されて、着磁装置を内部から冷却するも
のである。着磁装置20はカバー21内に取り付
けられた円筒状の積層鉄心22と、積層鉄心22
の内面側に形成されたスロツト23に巻装される
コイル24とを具備しており、冷却装置は積層鉄
心22内に軸方向から挿入されるようになつてい
る。又、この着磁装置20のカバー21には磁性
体からなるガイド板26が取り付けられており、
このガイド板26に前記係着板10が吸着して冷
却装置1が積層鉄心22の中心部と一致するよう
に支承される。
次に、このように構成された冷却装置の作動を
第3図を参照にして説明する。同図において、磁
化される回転電機等の回転子25は着磁装置20
の積層鉄心22内に右側から挿入され、積層鉄心
22内で着磁が行われる。一方、冷却装置1は積
層鉄心22の左側、すなわち回転子25の反対側
に配設されると共に前記シヤフト3がシリンダ1
1のロツドに連設され、又、ホース12によつて
冷却ガスのボンベ(図示せず)と接続されてい
る。このような構成において、着磁作業が終了し
て回転子25が積層鉄心22内から取り出される
と、シリンダ11が作動して冷却装置1が積層鉄
心22内に左側から挿入される。そして、係着板
10がガイド板26に吸着されると冷却装置1は
積層鉄心22の中心部に支承され、シヤフト3の
供給路2内に冷却ガスが供給される。この冷却ガ
スは開孔5を通つて回転体4内に導かれ、回転体
4のノズル孔6から外部に噴出し、積層鉄心22
およびコイル24に内面側から吹き当てられる。
そして、この冷却ガスの噴出の際の反力によつて
回転体4はシヤフト3を中心として自動的に回転
する。従つて、冷却ガスは積層鉄心22およびコ
イル24の全体に均一に吹き当たり、着磁装置内
側から全体が均一に、冷却される。
第4図は回転体4の別の実施例の斜視図であ
り、ノズル孔6が回転体4の長手方向に螺旋状に
配設されて冷却ガスを広い面積に吹き当てるよう
になつている。なお、かかる冷却ガスに熱容量が
大きいガス、例えば炭酸ガスを使用することで冷
却速度を大きくすることができる。又、積層鉄心
内への挿入もシリンダを使用しないで手操作で行
つてもよい。
〔考案の効果〕
以上のとおり本考案によれば、冷却装置が着磁
装置の内部に挿入されて冷却を行うから、コイル
が積層鉄心の内側に位置する構造の着磁装置であ
つても急速に冷却でき、着磁装置を連続的に使用
することができる。又、回転体の回転と共に冷却
ガスを吹き出すため、着磁装置全体の冷却を均一
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例の断面
図、第3図は使用状態の側面図、第4図は回転体
の別の実施例の斜視図である。 1…冷却装置、2…供給路、3…シヤフト、4
…回転体、6…ノズル孔、20…着磁装置、22
…積層鉄心、24…コイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 冷却ガスの供給路が形成されたシヤフトと、
    シヤフトに回転可能に取り付けられると共に前
    記供給路と連通して冷却ガスを噴き出すノズル
    孔とが形成された回転体とを具備してなり、 着磁装置の積層鉄心内に挿脱可能に挿入さ
    れ、冷却ガスの噴出力で前記回転体が回転しな
    がら冷却を行うことを特徴とする着磁装置の冷
    却装置。 (2) シリンダによつて着磁装置の積層鉄心内に挿
    入されるように構成されている実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の着磁装置の冷却装置。 (3) ノズル孔が回転体に螺旋状に配設されてなる
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の着磁装置
    の冷却装置。 (4) 冷却ガスが空気又は炭素ガスである実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の着磁装置の冷却装
    置。
JP6149985U 1985-04-24 1985-04-24 Expired JPH0342656Y2 (ja)

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JP6149985U JPH0342656Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24

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Publication Number Publication Date
JPS61177413U JPS61177413U (ja) 1986-11-05
JPH0342656Y2 true JPH0342656Y2 (ja) 1991-09-06

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