JPH0342631Y2 - - Google Patents

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JPH0342631Y2
JPH0342631Y2 JP10815287U JP10815287U JPH0342631Y2 JP H0342631 Y2 JPH0342631 Y2 JP H0342631Y2 JP 10815287 U JP10815287 U JP 10815287U JP 10815287 U JP10815287 U JP 10815287U JP H0342631 Y2 JPH0342631 Y2 JP H0342631Y2
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JP
Japan
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optical element
hole
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contact piece
pin
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JP10815287U
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JPS6412387U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は電気プラグと電気的に結合すること
ができ、また光ピンプラグと光学的に結合するこ
とができる光素子付ピンジヤツクに関する。
「従来の技術」 従来のピンジヤツクはピンプラグと電気的に結
合されるのみである。一方、光コネクタは従来の
電気コネクタ、特にピンジヤツク及びピンプラグ
よりなるコネクタとは機械的形状寸法が全く異つ
ていた。このため従来において電気ピンジヤツク
を取付けたセツトに対し、その電気ピンジヤツク
の代わりに光ジヤツクを取付けるには光学的設計
のみならず機械的設計をも変更する必要があつ
た。同様に光ジヤツクを取付けるように設計した
セツトに対し、その光ジヤツクを電気ピンジヤツ
クに変更する場合は機械的設計をも変更する必要
があつた。
この考案の目的は電気ピンプラグと電気的に結
合させることができ、かつ光ピンプラグと光学的
に結合させることもでき、つまり電気的に設計さ
れたもの、光学的に設計されたものの何れに対し
ても同一の機械的設計で取付けることができる光
素子付ピンジヤツクを提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 この考案によれば合成樹脂絶縁材の本体に前後
方向に相手ピンコンタクトが挿入されるべき貫通
孔が形成され、この貫通孔と連通して後方端部に
光素子収容部が形成され、その本体の前方外周面
に金属製カバーが被され、本体の光素子収容部に
光素子が収容され、その光素子の前面は貫通孔と
対向しており、本体にその背面から接片が挿入固
定され、その接片には貫通孔内に位置した接触片
と光素子をその背面から前方に押さえる押さえ片
と端子とが一体に形成されている。
この光素子付ピンジヤツクの貫通孔に電気プラ
グを挿入すると、そのピンコンタクトは接片の接
触片と弾性的に接触して互に電気的に結合され
る。また光ピンプラグを貫通孔に収容するとその
ピンプラグの前方端面が光素子の前面と近接対向
してこれらは光学的に結合する。
「実施例」 この考案による光素子付ピンジヤツクの実施例
を図面を参照して説明する。第5図に示すように
本体11は前方部が円筒状部12、後方部が直方
体状部13とされた場合である。この本体11に
その円筒状部12の軸芯位置において前後に延長
した貫通孔14が第2図に示すように形成されて
いる。本体11の後方端部に貫通孔14と連通し
た光素子収容部15が形成されている。つまり貫
通孔14の後方端部が拡大され、方形の光素子収
容部15とされている。
本体11の前方外周、つまり円筒状部12上に
金属製カバー16が被され、金属製カバー16の
後方端下部より端子17が後方に突出し、本体の
直方体状部13の前面に形成された切欠き18を
通じて端子17が本体11の底面より突出されて
いる。本体の光素子収容部15内に光素子19が
収容され、その端子21は本体11の後方端部下
側に形成された切欠き22を通じて外部に導出さ
れている。この光素子19の前面中央部は貫通孔
14の中心部とその一端面において対向してい
る。
本体11に後方から接片23が挿入固定され
る。接片23はほぼL字状をしており、その一半
部中央より接触片24が斜め下方に延長され、他
半部に押さえ片25が形成され、押さえ片25を
囲うように枠状部26が下方に延長され、その枠
状部の下端より端子27が導出されている。また
接触片24の両側に端部に爪28を持つ係合片2
9がそれぞれ設けられ、これらは1枚の弾性金属
板のプレス加工により一体に作られている。
本体11の光素子収容部15の上方内縁に案内
溝31が両側に形成され、その案内溝の奥に係合
段部32が突出され、第3図に示すように係合片
29の爪28がそれぞれ係合段部32と係合さ
れ、接片23は本体11内に固定される。この時
本体の貫通孔14及び光素子収容部15と連通し
た接片収容部33と貫通孔14との境に接触片2
4の両側部が係合して、第2図に示すように下方
に折り曲げられた接触片24が弾性変形されて予
備圧が接触片24に与えられる。また接片23が
本体11に固定された状態で押さえ片25が光素
子19の背面と弾性的に接触し、光素子19は光
素子収容部15の前方壁面に押さえ付けられ、光
素子19は本体11に保持される。
本体11の後方部、即ち直方体状部13上に金
属製の遮蔽ケース34が被される。直方体状部の
側面前後に形成した凹部35に遮蔽ケース34の
爪が押し込まれ、また直方体状部13の上面に形
成された三角状突起37が遮蔽ケース34の角形
孔38内に挿入されて遮蔽ケース34は本体11
に取付けられ、かつ光素子収容部15の開口を塞
いでいる。
この光素子付ピンジヤツクの貫通孔14に電気
プラグを挿入すると、そのピンコンタクトは接触
片24と弾性的に接触して電気的結合が行われ
る。また光ピンプラグを貫通孔14に挿入すると
そのフエルールの端面は光素子19と対向し、光
学的に結合し、かつフエルールの外周面に形成さ
れたリング状凹部に接触片24が弾性的に係合し
て光ピンプラグが機械的に保持される。
「考案の効果」 以上述べたようにこの考案の光素子付ピンジヤ
ツクによれば、従来のピンジヤツクとほぼ同一形
状をしており、しかも電気的接続に用いる場合は
通常の電気ピンプラグを挿入すればよく、光学的
接続に用いる場合は光ピンプラグを挿入すればよ
く、何れの接続に対しても使用することができ
る。従つて電気的接続と光学的接続とでセツトに
対する機械的設計を変更する必要はない。
しかも光素子を本体に挿入した後、接片23を
本体に取付けるとその接片により光素子の保持が
自動的に行われ、前後方向におけるガタはなくな
る。左右上下方向における位置合わせも全方向に
対して保持され、位置精度よく光素子を簡単に固
定できる。光素子19の前後方向の寸法に多少の
バラツキがあつても、これを正しく保持すること
ができる。更にプラグが多少長目であつても光素
子は押さえ片で弾性的に押さえているため逃げる
ことができ、破損するおそれはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の光素子付ピンジヤツクの一
例を示す側面図、第2図は第1図の縦断面図、第
3図は第2図のAA線断面図、第4図は第2図の
BB線断面図、第5図は第1図の分解斜視図であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 相手ピンコンタクトが挿入される貫通孔が前後
    に延長して形成され、この貫通孔と連通して後方
    端部に光素子収容部が形成された絶縁材よりなる
    本体と、 その本体の前方外周面に被された金属製カバー
    と、 上記光素子収容部に収容され、前面が上記貫通
    孔と対向している光素子と、 上記本体に背面より収容され、上記貫通孔内に
    位置した接触片と、上記光素子をその背面より前
    方に押さえる押さえ片と端子とを有する弾性金属
    材よりなる接片とを具備する光素子付ピンジヤツ
    ク。
JP10815287U 1987-07-13 1987-07-13 Expired JPH0342631Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10815287U JPH0342631Y2 (ja) 1987-07-13 1987-07-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10815287U JPH0342631Y2 (ja) 1987-07-13 1987-07-13

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Publication Number Publication Date
JPS6412387U JPS6412387U (ja) 1989-01-23
JPH0342631Y2 true JPH0342631Y2 (ja) 1991-09-06

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