JPH0342245A - 粘弾性エラストマー複合材及びその製造方法 - Google Patents

粘弾性エラストマー複合材及びその製造方法

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Publication number
JPH0342245A
JPH0342245A JP1175647A JP17564789A JPH0342245A JP H0342245 A JPH0342245 A JP H0342245A JP 1175647 A JP1175647 A JP 1175647A JP 17564789 A JP17564789 A JP 17564789A JP H0342245 A JPH0342245 A JP H0342245A
Authority
JP
Japan
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viscoelastic
synthetic leather
viscoelastic elastomer
composite material
polyurethane
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1175647A
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English (en)
Inventor
Yamato Tsuboi
坪井 大和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANSHIN KOSAN KK
Original Assignee
SANSHIN KOSAN KK
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Publication date
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は粘弾性エラストマー複合材に関し、更に詳しく
は人体への衝撃を緩和する為に使用するための粘弾性エ
ラストマー複合材に関する。
(従来技術の説明) 粘弾性エラストマー材料は、例えば運動靴の一部分に組
み込まれることによって高い衝撃吸収特性をもたらす。
こうした粘弾性エラストマー材料はその反面、引張強度
、引裂き強度等の強度物性及び反発弾性値がその他のゴ
ム、エラストマーに比較して低い欠点がある。このため
成型後に表面処理を施す等による対策が為されたが十分
な効果を得るに至っていない、粘弾性エラストマー材料
は運動靴のインソール素材としてら使用され得るが、そ
の場合所謂ペタツキ感を無くす為にこれをビニール或は
ポリエチレンによってサンドイッチ構造とすることが知
られている。然しなから、ビニール或はポリエチレンと
粘弾性エラストマー材料とは密着性が悪く、インソール
に対する例えば強い横方向の力によって容易に剥離或は
分離してしまう。
(発明の目的) 本発明の目的は、加工が容易で且つ強度物性が良く、然
も風合いの良い粘弾性エラストマー複合材及びその製造
方法を提供することにある。
(発明の概要及び作用効果) 本発明によれば、薄板状とした粘弾性エラストマー材料
と、該粘弾性エラストマー材料の一方の平坦面に結合さ
れ、ポリウレタンの微細多孔質層を内在し熱融着可能な
熱可塑性の第1の合成皮革と、前記粘弾性エラストマー
材料の他方の平坦面に結合され、ポリウレタンの微細多
孔質層を内在し熱融着可能な熱可塑性の第2の合成皮革
とによって構成され、前記第1の合成皮革及び第2の合
成皮革は前記粘弾性エラストマー材料の周囲部分に沿っ
て相互に結合される粘弾性エラストマー複合材が提供さ
れる。
また1本発明に従えば、ポリウレタンの微細多孔質層を
内在し熱融着可能な熱可塑性の第1の合成皮革に粘弾性
エラストマー材料を注入しその上部を、同様の、ポリウ
レタンの微細多孔質層を内在し熱融着可能な熱可塑性の
第2の合成皮革で完全に覆い、前記第1の合成皮革及び
第2の合成皮革をそれらの周囲部分に沿って熱融着し、
それにより前記第1の合成皮革、粘弾性エラストマー材
料、第2の合成皮革を一体化したことを特徴とする粘弾
性エラストマー複合材の製造方法が提供される。
本発明は、前述の如く運動靴のインソール素材として使
用した場合に衝撃吸収特性及び反発弾性特性を高次元で
バランスさせつつ優れた物性を提供することを可能とし
、また合成皮革を使用することにより風合いを改善する
と共にファツション性、デザイン性が多様化され、より
広範囲な或は新規な用途への対応が可能である優れた粘
弾性エラストマー複合材を提供する作用効果を奏する。
本発明の好ましい実施例では粘弾性エラストマーは、分
子量約1500〜6000のポリオキシアルキレングリ
コールと、少量の分子量500以下のポリオールと、ポ
リイソシアネートとを重合させた粘弾性ポリウレタンが
使用される。
本発明で使用し得る粘弾性エラストマーは、粘弾性ポリ
ウレタン等の従来公知の粘弾性エラストマーであり、例
えば特公昭62−26330号、特開昭58−1837
22号、58−194913号等に原形回復性の粘弾性
ポリウレタンが記載されている。このうち、特に好適な
ものは、分子量約1500〜6000のポリオキシアル
キレングリコールと、少量の分子量500以下のポリオ
ールと、ポリイソシアネートとの重合物であり、このも
のは外圧除去の後に1秒以内で原形を完全に回復する著
しい特徴を有する。この条件に叶う製品はソルボセイン
の商品名で二進興産株式会社から市販されている。その
他の粘弾性エラストマーヒしては、エチレン−プロピレ
ン−ジエン共重合体(ジエンとしてはエチリデン、ノル
ボルネン、シクロペンタジェン、1,4−へキサジエン
など)、ニトリルゴム、ハロゲン化ブチルゴムとニトリ
ルゴムの混合物、ブチルゴム、シリコ−ンゴム、スチレ
ン−ブタジェンゴム、ポリエーテルベースポリウレタン
などを用いてもよい。粘弾性エラストマー、特に粘弾性
ポリウレタンは急激な衝撃に対しては弾性変形しつつク
ツション性を生じながら塑性変形し、そのずり摩擦によ
ってエネルギーを吸収する。この面で粘弾性ポリウレタ
ンは使用者の接触部位への衝撃を緩衝する為に理想的な
物質と言える。
(実施例の説明) 以下に本発明の実施例を第1図及び第2図を参照して説
明する。
第1図面には、本発明による粘弾性エラストマー複合材
によって作成した靴中敷1が示されている。前記靴中敷
1はその断面が第2図に示されるように、表側被覆部材
或は第1の合成皮革3と、裏側被覆部材或は第2の合成
皮革5と、これら各部材間に介在される粘弾性エラスト
マー7とによって構成される。前記裏側被覆部材5の周
囲には平坦な周囲平坦部9が形成される。該周囲平坦部
9より6内側の部分は図示の如く立ち上げられ、それに
より前記周囲部分9よりも内側の部分に前記粘弾性エラ
ストマー7を注入する為の凹所が創出される。前記裏側
被覆部材5の、特に靴の内側表面と接触する表面には滑
り止め効果及び衝撃吸収効果を向上させると共に前記粘
弾性エラストマー7と裏側被覆部材5との密着性をより
高める為の、第1図にその一例が示されるような凹凸模
様がヒートブレス等によって予め形成される。
粘弾性エラストマー7は、該凹所に注入されると前述の
如き凹凸模様を順次充填しつつ前記立ち上げ高さに至る
。この状態に於て、粘弾性エラストマー7を覆って一般
に平坦に形成された表側被覆部材3が載置される。次い
で該表側被覆部材3の、前記裏側被覆部材5の周囲部分
9と重なる部分11が加熱融着される。これにより粘弾
性エラストマー7は表側被覆部材3及び裏側被覆部材5
間に強く結合し且つそれらによって強く拘束される。前
記各被覆部材は本発明に於ては好ましくはポリウレタン
の微細多孔質層を内在し熱融着可能な熱可塑性のシート
状合成皮革から作成され、前記表側被覆部材3には必要
に応じ所望の表示等を印刷し得る。
本発明に於て前記表側被覆部材3及び裏側被覆部材5と
して使用される合成皮革は粘弾性エラストマー7との密
着性が従来使用された他の材料、例えばビニール或はポ
リエチレン材料と比較して非常に良く、従って従来の同
様の製品によっては達成し得なかった優れた一体性及び
保形酸が提供される。
鉄板上に下記(A)、(B)、(C)の3種類の本発明
の粘弾性エラストマー及びその複合材を配置し、320
gの重り(弾頭は半球形状)を38mmの高さから落下
させ、前記鉄板下面に設置した圧電式加速度計でビーク
Gを測定した結果は以下の通りであった。
H,0Q (A)ソルボシート   50 TC)  ソルボシート複合材     60*(中身
のツルぷシートは(A)と同じ)厚み(開) ビークG 3.0   21.35 3.0   24.23 2.8   21.42 上記測定結果によれば、(C)のソルボシート複合材で
は硬度H,00が60と高いにも関わらず、ビークGの
値は(A)のソルボシートとほぼ同一であり、従って本
発明のソルボシート複合材の衝撃吸収性はH,OO= 
50のソルボシートと実質的に同一であることが証明さ
れた。
以上、本発明を靴中敷具体例に基いて説明したが、本発
明の粘弾性エラストマー複合材はその他多くの用途の為
の変更例に対応し得るものであることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は靴中敷として使用された本発明の粘弾性エラス
トマー複合材の具体例の斜視図である。 第2図は第1図を線A −Aで切断した断面図である。 尚、図中上な部分の名称は以下の通りである。 1;靴中敷 3:表側被覆部材 5:裏側被覆部材 7:粘弾性エラストマー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、薄板状とした粘弾性エラストマー材料と、該粘弾性
    エラストマー材料の一方の平坦面に結合され、ポリウレ
    タンの微細多孔質層を内在し熱融着可能な熱可塑性の第
    1の合成皮革と、前記粘弾性エラストマー材料の他方の
    平坦面に結合され、ポリウレタンの微細多孔質層を内在
    し熱融着可能な熱可塑性の第2の合成皮革とによって構
    成され、前記第1の合成皮革及び第2の合成皮革は前記
    粘弾性エラストマー材料の周囲部分に沿って相互に結合
    される粘弾性エラストマー複合材。 2、粘弾性エラストマーは、分子量約1500〜600
    0のポリオキシアルキレングリコールと分子量500以
    下の少量のポリオールと、ポリイソシアネートとを重合
    させた粘弾性ポリウレタンである特許請求の範囲第1項
    記載の粘弾性エラストマー複合材。 3、ポリウレタンの微細多孔質層を内在し熱融着可能な
    熱可塑性の第1の合成皮革に粘弾性エラストマー材料を
    注入しその上部を、同様の、ポリウレタンの微細多孔質
    層を内在し熱融着可能な熱可塑性の第2の合成皮革で完
    全に覆い、前記第1の合成皮革及び第2の合成皮革をそ
    れらの周囲部分に沿って熱融着し、それにより前記第1
    の合成皮革、粘弾性エラストマー材料、第2の合成皮革
    を一体化したことを特徴とする粘弾性エラストマー複合
    材の製造方法。 4、粘弾性エラストマーは、分子量約1500〜600
    0のポリオキシアルキレングリコールと分子量500以
    下の少量のポリオールと、ポリイソシアネートとを重合
    させた粘弾性ポリウレタンである特許請求の範囲第3項
    記載の粘弾性エラストマー複合材の製造方法。
JP1175647A 1989-07-10 1989-07-10 粘弾性エラストマー複合材及びその製造方法 Withdrawn JPH0342245A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996028057A1 (en) * 1995-03-15 1996-09-19 Gel Sciences, Inc. Conforming shoe construction using gels and method of making the same
CN110628099A (zh) * 2019-09-12 2019-12-31 浙江科曼奇生物科技股份有限公司 鞋底止滑材料配方及其制备方法

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WO1996028057A1 (en) * 1995-03-15 1996-09-19 Gel Sciences, Inc. Conforming shoe construction using gels and method of making the same
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