JPH0342241Y2 - - Google Patents

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JPH0342241Y2
JPH0342241Y2 JP1983188540U JP18854083U JPH0342241Y2 JP H0342241 Y2 JPH0342241 Y2 JP H0342241Y2 JP 1983188540 U JP1983188540 U JP 1983188540U JP 18854083 U JP18854083 U JP 18854083U JP H0342241 Y2 JPH0342241 Y2 JP H0342241Y2
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JP
Japan
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gas
chamber
liquid
shell
gas filling
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JP1983188540U
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JPS6095202U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はアキユムレータの構造に関する。更に
詳しくは、アキユムレータに有するガス封入口を
ブラダに設けるようにして、シエルの製作を容易
にすると共に、ガス室のガスが不必要に外部へ流
出するのを防止したアキユムレータに関する。
本考案に関する先行技術としては第1図に示す
アキユムレータが存在する。当該アキユムレータ
はシエル51を有し、シエル51内の空室52は
ブラダ53によつて液体室54と気体室55に区
画されている。更に、シエル51の液体室54側
には液体ポート56が設けられており、この液体
ポート56を通して液体室54側へ液体を供給で
きるように成されている。又、シエル51の気体
室55側にはガス封入バルブ57が設けられてお
り、このガス封入バルブ57から気体室55側へ
ガスが供給できる。そして、シエル51にガス封
入バルブ57を取付けるためには、強度上ある程
度の取付厚さを必要とするから、シエル51の気
体室55側の板厚を厚肉にしなければならない。
このため、シエル51の肉厚を必要以上に厚くす
るため、アキユムレータが大形になると共に、鋼
板のプレス成形が困難となるため、鋳造又は切削
加工を必要とし製作コストが上昇すると言う問題
点を有している。更に、ガス封入バルブ57がシ
エル51の外部に突出していると、ガス封入バル
ブ57に対し外部から衝撃的に物が当接した場合
などは、ガス封入バルブが容易に故障するから、
ガス漏れを惹起し、大きな事故に発展する可能性
がある。
考案は上述のような問題点に鑑み成されたもの
であつて、その技術的課題はシエルの製作を容易
にすると共に、ガス封入バルブを通して気体室の
ガスが不必要に流出するのを防止することにあ
る。
本考案は、上述した課題を解決のため、以下の
通りに技術的手段を構成している。すなわち、液
体ポートに連通した空室を有するシエル、および
空室を気体室と液体ポート側の液体室とに外周端
部側が固着されて区画しているゴム状弾性材製の
ブラダを備え、ブラダに一体に取付けられて気体
室と液体室とを連通するガス封入孔が設けられて
いると共にガス封入孔の外周側にガス供給治具と
連結可能な取付係合部が設けられけているガス封
入バルブを有し、且つガス封入孔に液体室側から
取付けられたプラグを有するものである。
上述のように構成することによつて本考案は以
下のような特有の効果を奏する。
本考案はブラダに有するガス封入バルブにガ
ス封入孔が設けられ、このガス封入孔に液体室
側から取付けられるプラグを有し、且つプラグ
の外周側に、ガス供給治具の供給通路とガス封
入孔とを連通させるためのガス供給治具を取付
けることのできる取付係合部が設けられている
から、シエルの気体室へ液体ポート側からガス
を供給することが可能である。しかも、上述の
構成によつて、ガス封入バルブと液体ポートと
を固定しなくともガスを気体室へ供給できるか
ら、液体室の容量を効率的に大きくすることが
でき、小型のシエルであつても、アキユムレー
タの液体脈動圧吸収能力が大きくなる効果を奏
する。
又、ブラダに有するガス封入バルブと液体ポ
ートとは結合固着されていないから、この連結
部の構造が簡単になる(従来技術の実開昭52−
94213号公報の第3図と対比)と共に、シエル
にガス封入バルブを取付けるために厚肉部を必
要としないから、シエル全体を金属板から絞り
加工により形成でき、小形軽量にすることがで
きる。従つて、乗物用部品となるアキユムレー
タとして、重量を軽くすることができるので省
エネルギーの役割をはたして産業上の用途が拡
大される。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。第2図は本考案のアキユムレータの
断面図である。シエル2には空室3を有すると共
に、図示下部に液体ポート4が設けられている。
更に、シエル2の空室3はゴム材製のブラダ5に
よつて、気体室6と液体ポート4に連通する液体
室7とに区画されている。このブラダ5はシエル
2の内周面に外周縁端が保持環8によつて固着さ
れている。ブラダ5の液体ポート4側に、詳細を
第3図に拡大して示すように、略傘形状を呈して
中心部にガス封入孔を穿たれ、当該ガス封入孔を
閉塞するプラグ10を挿入され、更に、プラグ1
0の外側に止めねじ11をねじ込まれたガス封入
バルブ9が取付られて気体室6と液体室7とを遮
断している。又、このガス封入バルブ9にはガス
封入孔を囲んで液体ポート4側に第4図に示すガ
ス供給治具12と連結する取付係合部が設けられ
ている。第4図はガスを供給する時の方法で、ガ
ス封入バルブ9にガス供給治具12を取付けた構
造である。このように構成された本考案のアキユ
ムレータは液体ポート4を利用してガス封入バル
ブから気体室6にガスが供給される。そして、作
動時には気体室6にガス圧力が存在する状態で、
液体ポート4を通じて液体室7に液体が作用する
から、ガス封入バルブ9にも常に液体圧が作用し
ていることになる。その結果、従来のように(第
1図)、ガス封入バルブ57がシエル51の液体
室54と反対側に設けられて、ブラダ53に液体
が作用したとき、この作用力によつてガス封入バ
ルブ9が押し出されるような形に設けられている
ものとは異なり、本考案のガス封入バルブは両側
から均等圧に保持されているので、耐久的に気体
室6の密封効果を発揮する。従つて、アキユムレ
ータのブラダ5に作用する液体の圧力・脈動に対
し長期にわたつてアキユムレータとしての機能を
発揮する効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアキユムケータの断面図、第2
図は本考案の一実施例を示すアキユムレータの断
面図、第3図は第2図のガス封入バルブの拡大
図、第4図はガス封入バルブからガスを供給する
方法の断面図である。 2……シエル、3……空室、4……液体ポー
ト、5……ブラダ、6……気体室、7……液体
室、8……保持環、9……ガス封入バルブ、10
……プラグ、11……止めねじ、12……ガス供
給治具、51……シエル、52……空室、53…
…ブラダ、54……液体室、55……気体室、5
6……液体ポート、57……ガス封入バルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体ポート4に連通した空室3を有するシエル
    2および前記シエルの空室3を気体室6と前記液
    体ポート4側の液体室7とに外周端部側が固着さ
    れて区画しているゴム状弾性材製のブラダを備
    え、前記ブラダ5に取付けられて前記気体室6と
    前記液体室7とを連通するガス封入孔が設けられ
    ていると共に前記ガス封入孔を囲みガス供給治具
    12と嵌合可能な取付係合部が設けられているガ
    ス封入バルブ9を有し、且つ前記ガス封入孔に前
    記液体室7側から取付られたプラグ10を有する
    アキユムレータ。
JP18854083U 1983-12-06 1983-12-06 アキユムレ−タ Granted JPS6095202U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18854083U JPS6095202U (ja) 1983-12-06 1983-12-06 アキユムレ−タ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18854083U JPS6095202U (ja) 1983-12-06 1983-12-06 アキユムレ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS6095202U JPS6095202U (ja) 1985-06-28
JPH0342241Y2 true JPH0342241Y2 (ja) 1991-09-04

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ID=30406713

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18854083U Granted JPS6095202U (ja) 1983-12-06 1983-12-06 アキユムレ−タ

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JP (1) JPS6095202U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5294213U (ja) * 1976-01-13 1977-07-14

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Publication number Publication date
JPS6095202U (ja) 1985-06-28

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