JPH0342140A - シェルモールド中子造型法 - Google Patents

シェルモールド中子造型法

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JPH0342140A
JPH0342140A JP17312889A JP17312889A JPH0342140A JP H0342140 A JPH0342140 A JP H0342140A JP 17312889 A JP17312889 A JP 17312889A JP 17312889 A JP17312889 A JP 17312889A JP H0342140 A JPH0342140 A JP H0342140A
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JP
Japan
Prior art keywords
core
mold
molding
sand
forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP17312889A
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English (en)
Inventor
Minoru Imai
実 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Publication of JPH0342140A publication Critical patent/JPH0342140A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はシェルモールド法によって鋳造用中子を成形
するシェルモールド中子造型法に関する。
(従来の技術) 一般に、例えば自動車等の車両用鋳物部品の内部空間を
形成する中子はシェルモールド中子造型法によって成形
されることが多い。このシェルモールド中子造型法では
中子の成形材料として砂粒を熱硬化性フェノール樹脂で
被覆したコーテツドサンドが多く使用されている。そし
て、中子成形特には例えば250〜300”C程度の所
定の成形温度に加熱された中子成形型内にコーテツドサ
ンド等の中子砂を導入し、この状態で所定時間(例えば
数十秒程度)保持させて焼成させることにより、中子砂
の砂粒表面の熱硬化性フェノール樹脂を粘結、硬化させ
たのち、離型させて十分な強度の中子を成形するように
なっている。
ところで、例えばエンジンのシリンダブロックのように
比較的複雑な形状の鋳物部品の場合には中子の形状も比
較的複雑なものとなる。そのため、このように複雑な形
状の中子を成形する場合には複数の中子構成部品を組さ
れせで中子本体を一体化するようにしている。この場合
、例えば中子本体の一部を構成する第1の中子構成部材
を予めシェルモールド成形したのち、250〜300℃
程度の所定の成形温度に加熱された中子本体の成形型内
にこの第1の中子構成部材を所定位置に設置させ、さら
に中子本体成形用の中子砂を導入させた状態で、所定時
間(例えば数十秒程度)保持させることにより、この成
形型内で中子砂によってシェルモールド成形される第2
の中子構成部材を第1の中子構成部材とともに一体化さ
せて中子本体を成形する方法が行われている。
しかしながら、上記従来方法では250〜300℃程度
の所定の成形温度に加熱された中子本体の成形型内に予
めシェルモールド成形された第1の中子構成部材を設置
させた際に、第1の中子構成部材の温度が中子本体の成
形型の加熱温度よりも低温状態になっているので、この
第1の中子構成部材との境界部分に配置される中子砂の
硬化が他の部分よりも遅れる問題がある。この場合、シ
ェルモールド成形される中子本体は硬化時に体積が若干
収縮するので、この中子本体の成形後、第1の中子構成
部材と第2の中子構成部材との境界部分に隙間が形成さ
れ易い問題があった。このように中子本体の一部(第1
の中子構成部材と第2の中子構成部材との境界部分)に
隙間か形成された場合にはこの中子本体を鋳型の主型と
組合わせて鋳物製品を鋳造した際に鋳物製品の表面にば
りが発生し易い問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 従来方法では所定の成形温度に加熱された中子本体の成
形型内に予めシェルモールド成形された第1の中子構成
部材を設置させた際に、第1の中子構成部材の温度が中
子本体の成形型の加M ’t=度よりも低温状態になっ
ているので、この第1の中子構成部材との境界部分に配
置される中子砂の硬化が他の部分よりも遅れ、中子本体
の成形後、第1の中子構成部材とS2の中子構成部材と
の境界部分に隙間が形成され易く、この中子本体を鋳型
の主型と組合わせて鋳物製品を鋳造した際に鋳物製品の
表面にばりが発生し易い問題があった。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、中子本
体の成形型内に設置された第1の中子構成部材との境界
部分に配置される中子砂の硬化が他の部分よりも遅れる
ことを防止することができ、鋳物製品の鋳造時に鋳物製
品の表面にばりが発生することを防止することができる
シェルモールド中子造型法を提供することを目的とする
ものである。
[発明の溝或コ (課題を解決するための手段) この発明は中子本体の一部を構成する第1の中子(14
J戊部材を予めシェルモールド成形する第1の中子構成
部材成形工程と、所定の成形温度に加熱された前記中子
本体の成形型内に前記第1の中子構成部材を所定位置に
設置させた状態で前記中子本体成形用の中子砂を導入し
、前記成形型内でこの中子砂によってシェルモールド成
形される第2の中子構成部材を前記第1の中子構成部材
とともに一体化させて前記中子本体を成形する中子本体
成形工程とを備えたシェルモールド中子造型法において
、前記第1の中子構成部材の表面に前記第2の中子構成
部材成形用の中子砂よりも硬化温度が低い熱硬化性樹脂
をコーティングさせる樹脂コーティング工程を設け、こ
の樹脂コーティング工程後、前記中子本体成形工程に移
るようにした方法である。
(作用) 第1の中子構成部材の表面に第2の中子構成部材成形用
の中子砂よりも硬化温度が低い都硬化性樹脂をコーティ
ングさせたのち、中子本体成形工程に移らせることによ
り、中子本体の成形型内に設置された第1の中子構成部
材との境界部分に配置される中子砂の硬化が他の部分よ
りも遅れることを防止して鋳物製品の鋳造時に鋳物製品
の表面にばりが発生することを防止するようにしたもの
である。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は例えばエンジンのシリンダブロックの鋳造時に
使用する第2図に示すようなシェルモールド中子本体1
の成形型2を示すもので、2aはこの中子成形型2の上
型、2bは下型である。これらの上型2aと下型2bと
の間には中子本体1の成形空間3が形成されている。さ
らに、上型2aには中子砂導入用の導入孔4.4が形成
されている。
また、5・・・はこの成形型2の中子本体成形空間3内
の所定の設置位置に配設される第1の中子構成部材であ
る。この第1の中子構成部材5・・・は第2図に示すよ
うに中子本体1の一部を構成するものであり、中子本体
1はこの第1の中子構成部材5・・・と残りの部分(第
2の中子構成部材6)とが一体向に結合された結合状態
で形成されている。
そして、この第1の中子構成部材5は中子本体1の成形
前に、予めシェルモールド法によって成形されており、
成形型2の中子本体成形空間3内で第2の中子構成部材
6がシェルモールド成形される際に第2の中子構成部材
6と一体的に結合されるようになっている。
次に、上記構成のシェルモールド中子本体1の成形型2
を使用したシェルモールド中子造型法について説明する
まず、中子本体1の一部を構成する第1の中子構成部材
5を予めシェルモールド成形する(第1の中子構成部材
成形工程)。そして、この第1の中子構成部材5の成形
後、第1の中子構成部材5の表面に第2の中子構成部材
6の成形用の中子砂7よりも硬化温度が低い熱硬化性樹
脂、例えばレゾールタイプフェノール樹脂、フラン樹脂
等をコティングさせ、第1の中子構成部材5の表面に樹
脂コーティング層8を形成する(樹脂コーティング工程
)。さらに、この樹脂コーティング工程後、中子本体成
形工程に移る。この中子本体成形工程では例えば250
〜300℃程度の所定の成形濃度に加熱された中子本体
1の成形型2内の所定位置に第1の中子構成部材5を設
置させる。さらに、この状態で中子成形型2の上型2a
の導入孔4,4から成形型2の中子本体成形空間3内に
中子砂7を導入し、成形型2内でこの中子砂7によって
シェルモールド成形される第2の中子構成部材6を第1
の中子構成部材5とともに一体化させて中子本体1を成
形する(中子本体成形工程)。
そして、このように成形された中子本体1は第3図に示
すようにシリンダブロックの鋳型の主型9内に装着され
、この状態で主型つと中子本体1との間のシリンダブロ
ック成形空間10内に溶融金属である溶湯11が注入さ
れてシリンダブロック等の鋳物製品が鋳造されるように
なっている。
そこで、上記方法によれば第1の中子構成部材5・・・
の表面に第2の中子構成部材6成形用の中子砂7よりも
硬化温度が低い熱硬化性樹脂をコーティングさせて樹脂
コーティング層8を形成させたのち、中子本体成形工程
に移るようにしたので、中子本体成形工程時に第1の中
子構成部材5・・・の温度が中子本体1の成形型2の加
熱温度よりも低温状態であっても第1の中子構成部材5
・・・との境界部分以外の部分に配置される中子砂7の
硬化と同時に第1の中子構成部材5・・・との境界部分
の樹脂コーティング層8を硬化させることができる。
そのため、従来のように成形型2の中子本体成形空間3
内に導入された中子砂7のうち第1の中子構成部材5・
・・との境界部分に配置される中子砂7の硬化が他の部
分よりも遅ることを防止することができるので、中子本
体1の成形後、第1の中子構成部材5・・・と352の
中子構成部材6との境界部分に隙間が形成されるおそれ
がなく、鋳物製品の鋳造時に鋳物製品の表面にばりか発
生することを防止することができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施でき
ることは勿論である。
[発明の効果コ この発明によれば第1の中子構成部材の表面に第2の中
子構成部材成形用の中子砂よりも硬化温度が低い熱硬化
性樹脂をコーティングさせる樹脂コーティング工程を設
け、この樹脂コーティング工程後、中子本体成形工程に
移るようにしたので、中子本体の成形型内に設置された
第1の中子構成部材との境界部分に配置される中子砂の
硬化が他の部分よりも遅れることを防止することができ
、鋳物製品の鋳造時に鋳物製品の表面にばりが発生する
ことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図はシェ
ルモールド中子本体の成形型の概略構成を示す縦断面図
、第2図はシェルモールド中子本体の斜視図、第3図は
鋳型の概略構成を示す縦断面図である。 1・・・シェルモールド中子本体、2・・・成形型、3
・・・中子本体成形空間、5・・・第1の中子構成部材
、6・・・第2の中子構成部材、7・・・中子砂、8・
・・樹脂コーティング層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  中子本体の一部を構成する第1の中子構成部材を予め
    シェルモールド成形する第1の中子構成部材成形工程と
    、所定の成形温度に加熱された前記中子本体の成形型内
    に前記第1の中子構成部材を所定位置に設置させた状態
    で前記中子本体成形用の中子砂を導入し、前記成形型内
    でこの中子砂によってシェルモールド成形される第2の
    中子構成部材を前記第1の中子構成部材とともに一体化
    させて前記中子本体を成形する中子本体成形工程とを備
    えたシェルモールド中子造型法において、前記第1の中
    子構成部材の表面に前記第2の中子構成部材成形用の中
    子砂よりも硬化温度が低い熱硬化性樹脂をコーティング
    させる樹脂コーティング工程を設け、この樹脂コーティ
    ング工程後、前記中子本体成形工程に移るようにしたこ
    とを特徴とするシェルモールド中子造型法。
JP17312889A 1989-07-06 1989-07-06 シェルモールド中子造型法 Pending JPH0342140A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04307339A (ja) * 1991-04-02 1992-10-29 Fanuc Ltd アークセンサ保護窓の交換時期判別方法。
JP2017100178A (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 Kyb株式会社 中子の造型方法

Cited By (3)

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