JPH0341494A - 蛍光表示管の駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童栗圭□劇韮玉夏 本発明は例えば電子レンジ等の表示パネルに用いられる
マルチカラー蛍光表示管の駆動装置に関するものである
。

藍来坐肢歪 従来、蛍光表示管は自発光性１表示品位視認性の良好さ
、自由な表示パターンの作成が可能、信頼性が高い等の
利点があり、電子レンジ等の家庭電化製品をはしめ、オ
ーディオ機器、ＯＡ機器。

自動車等の広い分野で利用されている。

マルチカラー化も、種々の色に発光する低速電子線励起
蛍光体の開発により、青、青緑、緑、黄。

橙、赤橙等が可能になり、より良い表示効果を得ること
ができるようになって来た。

電子レンジ等、家庭電化商品の高級化に伴い、表示内容
もバラエティに富んだ表示機能を備えたものが実用化さ
れており、そのデータ表示のために多色発光、及び多桁
の蛍光表示管が多用されている。この蛍光表示管は表示
体になるアノードと、そのアノードに対し電子を放出す
るフィラメン１−と、電子を制御するグリッド電極を備
え、多桁表示管の場合はヒーターは通常最上位桁から最
下位桁まで共通に張設され、左右両端から外部端子が導
出されている。

第４図は従来のマルチカラー蛍光表示管の駆動回路の一
例であり、電子レンジの各種機能を表示する表示装置に
用いたものである。

第４図において、１は電子レンジの制御回路用電源トラ
ンスであり、該トランス１の第１の２次巻線Ｓ１はダイ
オードＤＩ、０２．Ｄ３＋　１）、ｌより成る全波整流
回路２に導かれ、該回路２で全波整流された後、平滑コ
ンデンサ３で直流電圧ＶＡとなる。この直流電圧ｖＡは
安定化電源４で定電圧になり、マルチカラー蛍光表示管
７の駆動制御や電子レンジ本体の各種制御を行うマイク
ロコンピュータ（以下「マイコン」という）６に安定し
た直流電圧Ｖ、を供給する。

電源トランス１の第２の２次巻線Ｓ２より得られる電圧
はダイオードＤ５で半波整流されて上記蛍光表示管７の
フィラメントに供給される。上記２次巻線Ｓ２に設けた
倍電圧整流回路８のダイオードＤ７とコンデンサＣ２の
接続点Ｑには上記マイコン６の直流電圧ＶＤを導き、倍
電圧整流回路８の倍電圧がマイコン６の直流電圧Ｖ、よ
りも負になる向きに重畳して、ダイオードＤ６とコンデ
ンサＣ３の接続点Ｗより表示消去用電圧Ｖ、を導出し、
該表示消去電圧Ｖ、を抵抗ＲＩ＋　Ｒｚを介して上記蛍
光表示管、７のアノード及びグリッドに供給するように
している。

一方、」１記マイコン６は制御部、制御用プログラム、
表示用レジスタ等を内蔵し、表示用レジスタの内容に応
じてスイッチング素子ＳＷ、、　ＳＷ２・・・を選択的
に開閉し、表示管７のグリッド電極及びアノード電極を
駆動するが、マイコン６は第５図に示す如く、通常の発
光色（緑）の各桁の表示が終わると再度、赤などの如（
緑に比べて発光効率の低い発光色を伴う桁の部分を十分
な発光輝度が得られるよう、表示時間を通常の発光色（
緑）の倍以上の時間で駆動している。なお、両波整流器
２を構成するダイオードＤ２間に設けたダイオードＤ８
及び抵抗Ｒより成る回路９はマイコン６を交流電源の半
サイクルに同期して動作させるためのものである。

発明が解決しようとする課題 従って、上記従来の装置においては発光効率の低いセグ
メントを複数の桁にわたって配置した場合、その表示駆
動時間に制約ができ、十分な発光ｆｆ度で表示できなく
なり、そのセグメントの輝度落ちが生し、表示品位が低
下するという問題があった。

妹進玉邂迭工土に及皇王政 本発明は前記の問題を解決するため、表示パターンに応
じて蛍光表示管のセグメントを選択するセグメント選択
手段と、発光効率の異なるセグメントの選択に同期して
異なる直流電圧を生成する直流電圧発生手段と、該直流
電圧発生手段より導出した直流電圧を上記蛍光表示管の
駆動電圧として印加する手段を設ける。

在−里 従って、発光効率の異なるセグメントを駆動する場合、
該セグメントの駆動信号に同期して、蛍光表示管に異な
る値の直流駆動電圧が印加されるので、発光効率の相違
による発光セグメントの輝度むらを補うことができる。

実−施二附 第１図は本発明の実施例のブロック図であり、第４図に
示す従来装置に対応する部分は同一符号で示す。

第１図において、第４図と相違する構成はマイコン６の
電源端子間に直流電圧ＶＤを分割する分割抵抗ＲＰ、　
ＲＯの直列回路を設け、上記抵抗Ｒ８と並列にマイコン
６の出力によって開閉制御されるトランジスタＱ１を接
続し、両抵抗ＲＩ’＋　Ｒｏの接続点を倍電圧整流回路
８のダイオードＤ７とコンデンサＣ２の接続点Ｑに導く
。

従って、緑色等の発光効率が高いセグメントを駆動する
場合は、マイコン６により蛍光表示管７の上記セグメン
トに対応するアノード及びグリッドに接続されたスイッ
チング素子ＳＷ＋、　ＳＷｚ・・・等を選択的に開閉す
ると同時に、トランジスタＱ、をオフにして直流電圧Ｖ
、を抵抗ＲＰとＲｏで分割した直流電圧Ｖｏ＋　（但し
、ＩＶＱＩＩ＜ＩＶＩ）ｌ）を倍電圧整流回路８のＱ点
に印加し、蛍光表示管７のフィラメントを駆動する半波
整流回路の出力電圧に浅いレベルの直流バイアスを重畳
し、蛍光表示管７を緑色発光させるに適した所定のレベ
ルの直流電圧で駆動する。

赤黄等の発光効率の低いセグメントを駆動する場合は、
マイコン６により蛍光表示管７の上記セグメントに対応
するアノード及びグリッドに接続されたスイッチング素
子ＳＷ＋、　ＳＷｚ・・・等を選択的に閉成すると同時
にトランジスタ０．壱オンにして抵抗Ｒ８を短絡する。

その結果、倍電圧整流回路８のＱ点の電圧Ｖ。２は略直
流電圧Ｖ、となり、蛍光表示管７のフィラメントには深
いレベルの直流バイアスが重畳されて蛍光表示管７の駆
動電圧が高くなり、発光効率が低い赤黄等のセグメント
の発光輝度を所定の値に上げることができる。

第２図及び第３図は発光効率の高い緑色等のセグメント
と発光効率の低い赤黄色等のセグメントを同時に点灯状
態にさせる場合の動作説明図である。

マイコン６は、ダイオードＤ８と抵抗Ｒより成る回路９
からの半波整流された出力信号により交流電源の半ザイ
クル毎にトランジスタＯＩをオン　オフ制御し、トラン
ジスタＯＩがオフ状態の第１及び第２ステツプでは蛍光
表示管７には浅いレヘルの直流バイアスが印加されて各
桁の緑色等の発光効率が高いセグメントを時分割駆動し
、トランジスタＱ、がオン状態の第３及び第４ステツプ
では蛍光表示管７にば深いレベルの直流バイアスが印加
されて、各桁の赤黄色等の発光効率が低いセグメントを
時分割駆動する。

なお、以上説明した実施例は、発光効率の異なるセグメ
ントを２段階に駆動制御するものであるが、直流電圧Ｖ
Ｄを３段階以上に分割して蛍光表示管７の発光効率の異
なるセグメントを３段階以上の異なる電圧で時分割駆動
することができるのは勿論である。

発明の効果 本発明は以上のように蛍光表示管の発光効率の異なるセ
グメントの輝度むらを蛍光表示管の駆動電圧を変えるこ
とにより、少くするようにしたものであるから、発光効
率の低いセグメントの点灯時間を長くする必要がなく、
各桁の表示時間が短くなるので発光効率の低いセグメン
トを複数の桁に亘って配置することができ、簡単な回路
構成で表示内容にバラエティを持たせた商品性の高い装
置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図及び第
３図は第１図の動作説明図、第４図は従来例のブロック
図、第５図は第４図の動作説明図である。 ４−安定化電源、６−マイコン ７−蛍光表示管、８−倍電圧発生回路。 Ｒ，、Ｒ，・−抵抗、　０＋−１−ランジスタ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）異なる発光色の蛍光体を塗布したセグメントの組
   み合せで、多色の文字、記号等のパターンを表示するよ
   うにしたマルチカラー蛍光表示管の駆動装置において、
   表示パターンに応じて上記セグメントを選択するセグメ
   ント選択手段と、発光効率の異なるセグメントの選択に
   同期して異なる直流電圧を生成する直流電圧発生手段と
   、該直流電圧発生手段より導出した直流電圧を上記蛍光
   表示管に駆動電圧として印加する手段を設けたことを特
   徴とする蛍光表示管の駆動装置。