JPH0341344A - ゴム・プラスチック注型物の機械特性評価方法 - Google Patents

ゴム・プラスチック注型物の機械特性評価方法

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JPH0341344A
JPH0341344A JP17603089A JP17603089A JPH0341344A JP H0341344 A JPH0341344 A JP H0341344A JP 17603089 A JP17603089 A JP 17603089A JP 17603089 A JP17603089 A JP 17603089A JP H0341344 A JPH0341344 A JP H0341344A
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JP
Japan
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pieces
rubber
piece
cast material
slice
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Pending
Application number
JP17603089A
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English (en)
Inventor
Kazuo Aida
合田 和雄
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication date
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、ゴム・プラスチック注型物の局所的な機械的
欠陥部位を検知するのに有用な機械特性評価方法に関す
るものである。
[従来の技術] 例えば電カケープル等の接続部においては、当該接続部
の絶縁補強のため、ゴム・プラスチック配合物の注型に
より接続部上に絶縁体層を形成することが一般的に行わ
れている。この他にストレスコーン等も、ゴム注型によ
り製造されることが多くなっている。このようなゴム・
プラスチック成形品においては、副電圧特性や誘電体損
失等の電気的特性の他に、引張り強度や伸び率等の機械
的特性も十分に把握しておくことが重要である。
従来、ゴム・プラスチック配合物の機械的特性は、該配
合物をプレスシートと呼称されている平板状シート体に
成形し、このプレスシートにおいて抗張力試験等の各種
機械的特性試験を行うものであった。そして該プレスシ
ートの機械特性測定結果をもって、当該配合物のモール
ド注型からなるゴム・プラスチック注型物の機械特性を
評価していた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら実際は、同一配合物であっても、プレスシ
ートと金型等を用いてゴム・プラスチック配合物をモー
ルド注型した注型物とではその機械特性は相違し、一般
的に注型物の方が機械的強度が脆くなる。これは、モー
ルド注型時に異物が混入したり注型条件の不具合等によ
り配合物中に注型じわやボイドが生じ、その結果注型物
の機械的強度を劣化させるためである。従って、配合物
のプレスシートの機械的特性試験をもって、該配合物の
モールド注型からなる注型製品の機械特性として評価し
た場合、実際の機械強度とは大きく異なることがあった
。また、プレスシート法以外に注型物の機械的特性を的
確に知見し得る手段は従来提案されていなかった。
従って本発明は、ゴム・プラスチック注型物の機械的特
性を正確に測定し得、特に局所的な機械的欠陥部位をも
知見でとる機械特性評価方法を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 本発明のゴム・プラスチック注型物の機械特性評価方法
は上記目的を遠戚すべく案出されたもので、その要旨と
するところは、ゴム・プラスチック注型物を薄肉に切削
して複数のスライス片を取り出し、さらに該スライス片
を細分化して複数の試験用小片を採取し、各小片毎に抗
張力試験を行うことにある。
[作用] 一 注型物より複数のスライス片を取り出すことにより、注
型物は薄肉のシート体に分割されたことになり、さらに
スライス片より複数の試験用小片を採取することにより
、注型物が細分化されたこととなる。而して、各小片毎
に抗張力試験を行えば、注型物の局所的な機械特性を知
見することができる。
ゴム・プラスチック注型物の機械特性は、注型作業の不
具合によって局所的な機械的欠陥部位が発生して著しく
低下することがある。このような注型物の欠陥は、同一
の製造条件の場合同一箇所もしくは同一傾向で発生し易
く、かかる欠陥部位を知見できれば、不適正な製造条件
を是正するための有力なデータとすることができる。
[実施例] 以下図面に基づいて本発明の一実施例を詳細に説明する
第1図は、本発明の方法によって機械特性を評価される
注型物を示しており、第1図(a)は方形状ゴム・プラ
スチック注型物1を、第1図(b)は4− 例えば電カケープル接続部(直線普通接続部など)の絶
縁補強用として用いられている円筒形絶縁補強体の両端
部(テーパ部)をカットしてなる円筒形ゴム・プラスチ
ック注型物1°を示している。なお、評価対象となる注
型物は、これ以外の任意の形状のものであっても良い。
第1図(a)、(b)に示す方形状、円筒形ゴム・プラ
スチック注型物1,1゛において、本発明の機械特性評
価方法を行う場合について以下に説明する。まず、第1
図(a)に図示する方形状注型物1の点線Aに沿って、
カッター等を用いて薄肉に切削し、第2図に示すスライ
ス片10を取り出す。
同様にして、厚み方向に順次切削し、方形状注型物1よ
り複数のスライス片10を取り出す。また、第1図(b
)に示すような円筒形注型物1°の場合は、例えばその
中空部に芯金を挿入して旋盤に固定し、円筒形注型物1
°を回転させながら第1図(b)に図示する点線Bに沿
ってバイトを当接させる等の方法で、薄肉の円筒形スラ
イス片10”を取り出し、これを展開してスライス片1
0を得る5− ようにする。同様にして、円筒形注型物1°より複数の
円筒形スライス片↑0°を取り出して展開し、径方向の
厚み段階に応じたスライス片10を複数枚得る。なお、
複数枚のスライス片10を取り出す前に、予め注型物1
,1°に伺らかのマーキングを施しておき、各スライス
片10が注型物1.1°のどの部分に位置していたかが
明確になるようにしておくことが望ましい。
スライス片10の肉厚tは、1〜3mm程度、好ましく
は1.5mm程度が良く、あまり薄すぎると注型物1,
1“からスライス片10を取り出す作業が困難となり、
また厚すぎると、後述する抗張力試験の際に微細な機械
的欠陥の有無による抗張力特性の微妙な変化が知見しに
くくなる。
続いて、このスライス片10をさらに細分化し、複数の
試験用小片を採取する。試験用小片としては、短冊状小
片、正方形状小片、或は紐状小片等、所望の形状のもの
を採取すれば良いが、本実施例では第3図(a)に示す
ように、スライス片10より複数のダンベル片2を採取
する場合を例示している。ダンベル片2とは第3図(b
)に示す如く、全体形状が短冊形でその両長辺の一部が
円弧状に切欠かれ、中心部周辺が狭幅とされた中細り部
23を具備するものである。ダンベル片2の採取方法は
任意であるが、例えば型抜法やカッター等による切抜き
法等が挙げられる。なお第3図(a)の図面においては
、ダンベル片2をスライス片10の横方向から採取する
場合のみを図示しであるが、縦方向から採取しても勿論
良い。ダンベル片2のサイズは任意であるが、幅が3m
m〜15mm、長ざが40mm〜150mm程度で、中
細り部23の幅が上記幅の172程度とすれば良い。
そして第4図に示すように、ダンベル片2の端部21,
22をそれぞれ挟持片31..32に固定し、挟持片3
1.32を相対する方向(図中矢印の方向)に移動させ
ることにより、ダンベル片2の抗張力試験を行い破断力
を調査する。なお、この試験は、ダンベル片2の伸長度
を調査するものであっても良い。同様にして各スライス
片10カ・ら採取した各ダンベル片2も抗張力試験を行
うよ7 うにする。かかるダンベル片2において抗張力試験を行
うと、中細り部23は端部21,22に比べて抗張力性
が充分弱いので、挟持片31.32の把持力によって生
ずる誤差を考慮しなくて済み、各ダンベル片2の抗張力
特性の正確な測定が可能となる。
このようにして得られた各ダンベル片2の抗張力特性の
データを整理すれば、ゴム・プラスチック注型物中のど
の部位が機械的欠陥部であるかを明確に知見することが
できる。なお、上記抗張力試験の他に、必要に応じてそ
の他の機械特性試験(硬度試験等)も行うことができる
[効果] 以上説明した通り、本発明にかかるゴム・プラスチック
注型物の機械特性評価方法によれば、ゴム・プラスチッ
ク配合物を注型した注型物品において機械特性が評価で
きるので、上述のプレスシート法では知見できなかった
、実製品(注型物)がどの程度の機械特性を具備してい
るか、あるいは注型物内のどの部位が機械的欠陥部位で
あるかが8− 検知し得る。従ってモールド注型作業の作業条件の不具
合を検知できると共に、最適な製造条件を見出すことが
容易になる等、本発明は優れた効果を奏するものである
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、 (b)は本発明において機械特性を評
価されるゴム・プラスチック注型物の例を示す斜視図、
第2図は第1図の注型物より取り出したスライス片の斜
視図、第3図(a)はスライス片からダンベル片を取り
出す例を示す平面図、第3図(b)はダンベル片の斜視
図、第4図はダンベル片の抗張力試験法を示す平面図で
ある。 1.11・・ゴム・プラスチック注型物、10・・・ス
ライス片、2・・・ダンベル片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ゴム・プラスチック注型物を薄肉に切削して複数のス
    ライス片を取り出し、さらに該スライス片を細分化して
    複数の試験用小片を採取し、各小片毎に抗張力試験を行
    うことを特徴とするゴム・プラスチック注型物の機械特
    性評価方法。
JP17603089A 1989-07-07 1989-07-07 ゴム・プラスチック注型物の機械特性評価方法 Pending JPH0341344A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010249532A (ja) * 2009-04-10 2010-11-04 Polyplastics Co 応力集中部を有する樹脂成形品における、応力集中部に発生している応力の予測方法、及びクリープ破壊寿命予測方法
CN105738170A (zh) * 2015-12-16 2016-07-06 中国人民解放军第五七九工厂 硫化橡胶或热塑性弹性体拉伸试样多功能裁切装置
CN106323772A (zh) * 2016-08-05 2017-01-11 大连理工大学 一种测试低强度水凝胶拉伸力学性能的夹持装置及方法
CN107817154A (zh) * 2017-10-26 2018-03-20 哈尔滨工业大学 多功能混凝土单拉试件成型与实验装置

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CN107817154B (zh) * 2017-10-26 2020-06-09 哈尔滨工业大学 多功能混凝土单拉试件成型与实验装置

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