JPH0341197Y2 - - Google Patents

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JPH0341197Y2
JPH0341197Y2 JP6845987U JP6845987U JPH0341197Y2 JP H0341197 Y2 JPH0341197 Y2 JP H0341197Y2 JP 6845987 U JP6845987 U JP 6845987U JP 6845987 U JP6845987 U JP 6845987U JP H0341197 Y2 JPH0341197 Y2 JP H0341197Y2
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JP
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water
heated
heat exchanger
raw water
heating
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JP6845987U
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Landscapes

  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (従来の技術) 従来、室内に放熱器を設置し、これに温水を送
つて直接室内を暖める温水暖房システムが普及し
ており、これには放熱器−ボイラー−ポンプを配
管で連結してなる循環系と、これに付設して、膨
張水槽が設けられている。この運転時においては
膨張水槽中の温水量が暫時減少するため、これに
度々補給水を追加供給することが行なわれる。
また、原子力発電プラント等の各種プラントに
おける温水配管系中の温水量の減少時にも、補給
水が随時追加供給される。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のごとく、各種温水配管へ補給水が供給さ
れた場合、各種温水配管が度々腐食される問題が
生じる。一般に配管の腐食は、酸、アルカリある
いは溶存炭酸ガス、溶存酸素、各種金属イオン等
により進行するため、これらの要因を除去する必
要がある。
(問題点を解決するための手段) 上記の問題点を解決すべく種々研究の結果、本
考案者は簡易かつ高能率の補給水供給装置を備え
た加温水流通配管の腐食装置を開発した。
本考案はすなわち、原水流通管と加熱脱気温水
流通管とが重層されてなるダブルチユーブ型熱交
換器と、前記熱交換器から導出される加温原水の
導入口と同熱交換器へ導入される加熱脱気温水の
導出口と加熱要素とを有する原水の加熱脱気タン
クとを備えてなる補給水供給装置を加温水流通配
管系に付設したことを特徴とする加温水流通配管
の防食装置である。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を、添付図面に基づき
説明する。
図面は、本考案実施例装置の略説図であり、原
水供給管1からの原水が1ダブルチユーブ型熱交
換器10へ供給され、そこで加温された原水が加
熱脱気タンク(ステンレス製)20へ入り、そし
て加熱脱気された加熱脱気温水が再びダブルチユ
ーブ型熱交換器10へ戻って、原水と熱交換され
た後、定量弁3を備えた脱気温水導出管(亜鉛メ
ツキ鋼管)4を経て、温水暖房システム膨張水槽
等へ供給されるものである。なお、図中、2は開
閉弁、5は絶縁ジョイント、11は原水入口、1
2は加温原水出口、13は加熱脱気温水入口、1
4は加熱脱気温水出口、15はダブルチユーブ
(銅製二重管)、21は加温原水導入口、22は加
熱脱気温水導出口、23は加熱要素(電気ヒー
タ)、24はドレン抜き管、25はオーバーブロ
ー管、26は水位計(電極式)、27はスタツク、
28はチエツクバルブである。
図において、例えば水温5℃の原水は、ダブル
チユーブ型熱交換器10を出るときは約60℃とな
つて、加熱脱気タンク20へ入る。
加熱脱気タンク20で脱気された加熱脱気温水
は約95℃でダブルチユーブ型熱交換器10へ入
り、そこから約40℃となつて脱気温水導出管4か
ら出て、例えば温水流通配管による暖房システム
の膨張水槽へ供給される。本実施例装置では、定
量弁3を経て脱気温水が導出されるため、補給水
の異常過剰補給も防止される。
本例装置は、例えば加熱脱気タンク20の容量
100、電気ヒータの出力3.0KWの場合、水温40
℃の溶存酸素、炭酸ガス等の除去された補給水が
100/分で加温水流通配管系へ供給することが
できる。
このような補給水供給装置が付設された加温水
流通配管系は、補給水が予め脱気されて溶存酸
素、炭酸ガス等が除去されたものであるため、前
記配管を腐食することがなく、また低温原水はダ
ブルチユーブ型熱交換器を経て加温された後、加
熱脱気タンクへ入るため、熱効率も非常に良い。
そして、前記補給水供給装置は構造的にも簡易
なものであり、これを単に加温水流通配管系に付
設するだけで、本考案装置が製作される。
(考案の効果) 上記のとおり、本考案装置における、補給水供
給装置が付設された加温水流通配管系は、補給水
が予め脱気されて溶存酸素、炭酸ガス等が除去さ
れたものであるため、前記配管を腐食することが
なく、また低温原水はダブルチユーブ型熱交換器
を経て加温された後、加熱脱気タンクへ入るた
め、熱効率も非常に良い。
そして、前記補給水供給装置は構造的にも簡易
なものであり、これを単に加温水流通配管系に付
設するだけで、本考案装置が製作される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案実施例装置の略説図である。 1:原水供給管、2:開閉弁、3:定量弁、
4:脱気温水導出管、5:絶縁ジヨイント、1
0:ダブルチユーブ型熱交換器、11:原水入
口、12:加温原水出口、13:加熱脱気温水入
口、14:加熱脱気温水出口、15:ダブルチユ
ーブ(二重管)、20:加熱脱気タンク、21:
加温原水導入口、22:加熱脱気温水導出口、2
3:加熱要素(電気ヒータ)、24:ドレン抜き
管、25:オーバーブロー管、26:水位計(電
極式)、27:スタツク、28:チエツクバルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原水流通管と加熱脱気温水流通管とが重層され
    てなるダブルチユーブ型熱交換器と、前記熱交換
    器から導出される加温原水の導入口と同熱交換器
    へ導入される加熱脱気温水の導出口と加熱要素と
    を有する原水の加熱脱気タンクとを備えてなる補
    給水供給装置を加温水流通配管系に付設したこと
    を特徴とする加温水流通配管の防食装置。
JP6845987U 1987-05-09 1987-05-09 Expired JPH0341197Y2 (ja)

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JPS63177393U JPS63177393U (ja) 1988-11-17
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