JPH0340472Y2 - - Google Patents

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JPH0340472Y2
JPH0340472Y2 JP1987153058U JP15305887U JPH0340472Y2 JP H0340472 Y2 JPH0340472 Y2 JP H0340472Y2 JP 1987153058 U JP1987153058 U JP 1987153058U JP 15305887 U JP15305887 U JP 15305887U JP H0340472 Y2 JPH0340472 Y2 JP H0340472Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、加工用レーザ光を照射するトーチ
と、ワーク間の距離などを測定するため測定用の
レーザ光をワークに向けて照射する光学式センサ
を旋回可能なヘツドの上下に取り付けたレーザ加
工機に関するものであり、より詳しくは、ヘツド
に対する光学式センサの取付位置を微調節し、測
定用レーザ光の焦点位置をヘツドの旋回軸線を中
心として加工用レーザ光の焦点位置と対称な位置
に合わせる調節機構に関するものである。
(従来の技術) 第5図と第6図に従来のレーザ加工機を図示す
る。
第5図及び第6図において、10は図略の直線
案内機構により、互いに直交する3方向に移動可
能にレーザ加工機のベツドに取り付けられた直動
部であり、この直動部10に第1旋回部11が鉛
直軸線J1周りに旋回可能に連結され、この第1旋
回部11には第2旋回部12が水平軸線J2周りに
旋回可能に連結されている。第2旋回部12に
は、この第2旋回部12の旋回軸線J2と直交する
軸線J3周りに旋回可能にヘツド13が連結され、
このヘツド13に、旋回軸線J3と直交する方向に
トーチ14が取り付けられている。またヘツド1
3には、トーチ14と反対側にブラケツト15を
介して距離センサ16が取り付けられている。
この距離センサ16は距離測定用のレーザ光
H1をワークWに向けて照射する半導体レーザ1
5aと、ワークWで反射したレーザ光りH1を受
光する位置検出素子16bとからなつている。そ
して距離センサ16は、この距離センサから照射
される距離測定用のレーザ光H1と、トーチ14
から照射される加工用のレーザ光H2とが互いに
反対向きで同一直線上にくるように、かつ距離測
定用レーザ光H1の焦点位置が、ヘツド13の旋
回軸線J3を中心として加工用レーザ光H2の焦点
位置と対称な位置にくるようにヘツド13に取り
付けられている。
前記直動部10及び各旋回部11,12並びに
ヘツド13はそれぞれ図略のサーボモータにより
駆動され、各サーボモータはコントローラによつ
て駆動制御される。コントローラに予め直動部1
0の位置データと各旋回部11,12及びヘツド
13の角度データをインプツトしておくことによ
り、トーチ14を所定の加工経路に沿つて移動さ
せることができるように構成されている。
加工に先立ち、この加工経路を設定する方法と
して、まずヘツド13を旋回させて距離センサ1
6を下に向け、ワークWの塗料を塗つた反射率の
高い領域と、塗料を塗つていない反射率の低い領
域との間に作業線を作り出し、ワークWとの距離
を一定にした状態でこの作業線と交差する方向に
距離センサ16を移動させ、光量変化により前記
作業線を検出することによつてこのときの距離セ
ンサの位置を教示する方法がある。
加工プログラム中のトーチ14を下に向けたと
きの位置、角度データは、距離センサを下に向け
たときの位置、角度データから軸線J3周りに180
度旋回させた座標に変換して作られる。
トーチ14の位置の教示が終わるとヘツド13
を180度旋回させ、トーチ14を下に向ける。そ
してトーチ14からレーザ光H2を出しながらト
ーチ14を加工プログラムに従つて移動させ、ワ
ークWを加工する。
(考案が解決しようとする問題点) 上述したレーザ加工機では、距離センサ16か
ら照射される距離測定用レーザ光H1の焦点位置
を、加工用レーザ光H2の焦点位置に対し、旋回
軸線J3を対称軸とする対称位置にくるように設定
しなければならない。レーザ光H1の焦点位置が
非対称位置にあると加工経路がずれ、加工用レー
ザ光のスポツト径が変化してレーザ加工機の加工
精度が大きく低下してしまう。しかし上述したブ
ラケツト15による距離センサ16の取付方法で
は、距離測定用レーザ光H1の焦点位置をレーザ
光の照射方向並びに照射方向と直交する方向に微
調節して対称位置に設定することは極めて面倒で
あつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点に鑑み、簡単かつ精確に距
離測定用レーザ光の焦点位置を微調節することの
できるレーザ加工機を提供することを目的とする
ものであり、かかる目的に沿う本考案の構成は、
加工用レーザ光をワークに向けて照射するトーチ
と、測定用レーザ光をワークに向けて照射する光
学式センサを旋回可能なヘツドに取り付けるとと
もに、測定用レーザ光の焦点位置をヘツドの旋回
軸線を対称軸として加工用レーザ光の焦点位置と
対称な位置に配置したレーザ加工機において、 前記旋回軸線に平行な平面上で、互いに直交す
る2方向に微動可能に前記ヘツドに取り付けられ
た第1支台と、 旋回軸線に平行な前記平面に直交する方向に摺
動可能に第1支台に取り付けられかつ、前記光学
式センサを固定した第2支台とを備えたことを要
旨とする。
(作業) 上記構成によれば、ヘツドに対して第1支台を
微動させることにより、距離測定用レーザ光の焦
点位置を、旋回軸線と平行な平面上で、互いに直
交するX方向とY方向に調節できる。また第1支
台に対して第2支台を摺動させることにより、距
離測定用レーザ光の焦点位置をX方向とY方向に
直交するZ方向に調節できる。従つて第1支台と
第2支台を適量、微動させることにより、加工用
レーザ光の焦点12に対し、距離測定用レーザ光
の焦点位置を、旋回軸線を対称軸とする対称位置
にもたらすことができる。
(実施例) 以下に本考案の実施例を図面に従つて詳述す
る。第1図ないし第3図は本考案の1実施例を示
す要部拡大図、第4図は全体を示す正面図であ
る。尚、前述した従来装置と同一の構成要素につ
いては同一の符号を付して説明を省略する。
第1図ないし第4図において、13はヘツドで
あり、第2旋回部12に対し、旋回軸線J3周りに
180度旋回可能に取り付けられている。このヘツ
ド13には、加工用レーザ光H2の光軸が旋回軸
線J3に直交するようにトーチ14が取り付けられ
ている。またヘツド13には、トーチ14の取付
位置から旋回軸線J3を中心にして180度ずれた位
置に距離センサ取付用ブロツク20が固着されて
いる。このブロツク20の上面には短筒21のフ
ランジが固着され、短筒21の上端にはリング2
2が嵌着され、ボルト23により短筒21に締着
されている。
このリング22は、その中心線がほぼ加工用レ
ーザ光H2の光軸と一致するように取り付けられ
ている。またリング22の外周面には互いに直交
する2本の直径上に位置する4個の切欠部22
a,22a′,22b,22b′が形成されている。
リング22にはリング状の第1支台24が遊嵌
されている。この第1支台24はリング22の外
径よりも若干大きい内径を有し、旋回軸線J3に平
行な平面上で、互いに直交するX方向とY方向に
移動できるようにリング22との間に適当な間隙
が形成されている。第1支台24はリング状22
に対し、切欠部22a,22a′に当接する一対の
せり出しボルト25,25′によりX方向の位置
決めができ、また切欠部22b,22b′に当接す
る一対のせり出しボルト26,26′によりY方
向の位置決めができる。
第1支台24の上面には垂直壁部24aが一体
的に形成されている。この垂直壁部24aには長
孔24bが穿設されており、この長孔24bに挿
通したボルト27により。第2支台が垂直壁部2
4aに取り付けられている。この第2支台28
は、ボルト27を緩め、長孔内でボルト27の締
付位置を変えることにより、垂直壁部24aに沿
つて、X方向及びY方向に直交するZ方向に摺動
させることができる。
第2支台28には円形凹部28aが刻設されて
おり、ここに第3支台29の円形凸部29aが、
回転可能に嵌着されており、この第3支台29
は、前記旋回軸線J3と平行な軸線周りに回動する
ように第2支台に取り付けられている。30は、
第2支台28に対し第3支台29の回動位置を固
定するための止めねじである。第3支台30には
ボルト31により距離センサ(光学式センサ)1
6が固定されている。
本実施例は以上の構成よりなり、ボルト25,
25′及びボルト26,26′を緩め、リング22
と第1支台24間に形成された間隙の範囲内でヘ
ツド13に対して第1支台24を微動させること
により、距離測定用レーザ光H1の焦点位置f(第
3図参照)を、旋回軸線J3と平行な平面状で、互
いに直交するX方向とY方向に調節できる。また
ボルト27を緩め、第1支台24に対し、第2支
台28を長孔24bに沿つて上下方向に摺動させ
ることにより、距離測定用レーザ光H1の焦点位
置fをX方向とY方向に直交するZ方向に調節で
きる。
このようにして、第1支台24と第2支台28
を適量、微動させることにより、加工用レーザ光
H2の焦点位置に対し、距離測定用レーザ光H1
焦点位置fを対称軸とする対称位置にもたらすこ
とができる。
とくに、本実施例では、第2支台28と距離セ
ンサ16との間に、第3支台29を介在させ、距
離センサ16を第2支台28に対して、旋回軸線
J3と平行な軸線周りに回動可能に取り付けたの
で、一旦、第2支台28に距離センサ16を取り
付けた後、第2支台28に対する距離センサ16
の取付位置、姿勢を微調節できる。そのため焦点
位置調整作業だけでなく距離センサ16の取付作
業も一層容易となる。
なお、上述した実施例における距離センサ16
は、距離のみならず反射光量も測定できる。
(考案の効果) 本考案によれば、光学式センサとこの光学式セ
ンサを取り付けるヘツドとの間に、ヘツドの旋回
軸線に平行な平面上で互いに直交する2方向に微
動可能な第1支台と、この平面に直交する方向に
摺動可能な第2支台を介設した。そのため測定用
レーザ光の焦点位置を、旋回軸を対称軸として加
工用レーザ光の焦点位置と対称な位置に調整する
ことが、簡単かつ精確にでき、レーザ加工機の加
工精度の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す要部拡大断面
図、第2図は第1図−線切断断面図、第3図
は要部の側面図、第4図は本実施例の全体を示す
正面図、第5図と第6図は従来装置の全体を示す
正面図と側面図である。 13……ヘツド、14……トーチ、16……距
離センサ(光学式センサ)、24……第1支台、
28……第2支台、29……第3支台、f……距
離測定用レーザ光の焦点位置、H1……距離測定
用レーザ光、H2……加工用レーザ光、J3……旋
回軸線、W……ワーク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 加工用レーザ光をワークに向けて照射するト
    ーチと、距離測定用レーザ光をワークに向けて
    照射する光学式センサを旋回可能なヘツドに取
    り付けるとともに、距離測定用レーザ光の焦点
    位置をヘツドの旋回軸線を対象軸として加工用
    レーザ光の焦点位置と対称な位置に配置したレ
    ーザ加工機において、 前記旋回軸線に平行な平面上で、互いに直交
    する2方向に微動可能に前記ヘツドに取り付け
    られた第1支台と、 旋回軸線に平行な前記平面に直交する方向に
    摺動可能に第1支台に取り付けられかつ、前記
    光学式センサを固定した第2支台とを備えたこ
    とを特徴とするレーザ加工機。 (2) 前記光学式センサと前記第2支台の間に、第
    3支台を介設し、この第3支台を前記旋回軸線
    と平行な軸線を中心にして可動可能に第2支台
    に取り付けたことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載のレーザ加工機。
JP1987153058U 1987-10-06 1987-10-06 Expired JPH0340472Y2 (ja)

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JPH0160791U JPH0160791U (ja) 1989-04-18
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