JPH0340304Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0340304Y2 JPH0340304Y2 JP1984161060U JP16106084U JPH0340304Y2 JP H0340304 Y2 JPH0340304 Y2 JP H0340304Y2 JP 1984161060 U JP1984161060 U JP 1984161060U JP 16106084 U JP16106084 U JP 16106084U JP H0340304 Y2 JPH0340304 Y2 JP H0340304Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bellows
- diaphragm
- piston
- magnet
- pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 20
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 10
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Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は医用の薬液を人体内に連続的に長時間
にわたつて注入する連続式注射器に使用する薬液
注入用ポンプに関する。
にわたつて注入する連続式注射器に使用する薬液
注入用ポンプに関する。
(従来の技術及び解決すべき問題点)
従来連続式注射器では薬液バツグより薬液を人
体に注入するにはペリスタリツクポンプが使用さ
れている。このポンプは肉厚なチユーブを間歇的
に押しつぶして一定量の薬液を注入するので、正
確な量が注入できる反面、チユーブが肉厚である
ため駆動用モーターの電力消費が大きく、また、
チユーブの消耗も著しい。
体に注入するにはペリスタリツクポンプが使用さ
れている。このポンプは肉厚なチユーブを間歇的
に押しつぶして一定量の薬液を注入するので、正
確な量が注入できる反面、チユーブが肉厚である
ため駆動用モーターの電力消費が大きく、また、
チユーブの消耗も著しい。
最近これに代えて、ベローポンプ又はダイヤフ
ラムポンプが使用されて来た。これらは往復運動
するポンプのピストンにおいて、ピストンが前進
するとダイヤフラム又はベローを圧縮して薬液を
人体に注入し、ピストンが後退するとダイヤフラ
ム又はベローは、それを構成している材料(エラ
ストマー、プラスチツク又は弾性を有する金属
等)の弾性によつてもとに戻り、薬液を薬液バツ
グより吸引する。しかして、ダイヤフラムポンプ
又はベローポンプに使用されるダイヤフラム又は
ベロー部分の肉厚は、それ程厚い必要がないの
で、このポンプを駆動するモーターは小型なもの
でよく、したがつて消費電力も小さくてすむが、
他方、弾性体のベロー又はダイヤフラム部分の肉
厚が薄いために、戻る力が弱く、反復動作がおそ
くなり、ピストンの往復運動より遅れ、完全に戻
らぬうちにピストンの次のストロークにより圧縮
される結果、薬液の注出量が一定でなくなり、こ
の現象は特に早送りの時によくみられる。
ラムポンプが使用されて来た。これらは往復運動
するポンプのピストンにおいて、ピストンが前進
するとダイヤフラム又はベローを圧縮して薬液を
人体に注入し、ピストンが後退するとダイヤフラ
ム又はベローは、それを構成している材料(エラ
ストマー、プラスチツク又は弾性を有する金属
等)の弾性によつてもとに戻り、薬液を薬液バツ
グより吸引する。しかして、ダイヤフラムポンプ
又はベローポンプに使用されるダイヤフラム又は
ベロー部分の肉厚は、それ程厚い必要がないの
で、このポンプを駆動するモーターは小型なもの
でよく、したがつて消費電力も小さくてすむが、
他方、弾性体のベロー又はダイヤフラム部分の肉
厚が薄いために、戻る力が弱く、反復動作がおそ
くなり、ピストンの往復運動より遅れ、完全に戻
らぬうちにピストンの次のストロークにより圧縮
される結果、薬液の注出量が一定でなくなり、こ
の現象は特に早送りの時によくみられる。
また、この欠点を改良するためにベローまたは
ダイヤフラム部分の肉厚の厚いものを使用するこ
とによつて復元力が大きく戻る力が強くなるので
完全に元の状態に戻りやすいが、他方、これをピ
ストンで圧縮する場合、強い力で押さねばならな
いため相当な電流を必要とし、電池の消耗が早く
なるばかりでなく、かような厚いゴムよりなるベ
ローまたはダイヤフラムを作動させるためにポン
プを駆動するモーターも大型化し、携帯用の装置
としては不適である。
ダイヤフラム部分の肉厚の厚いものを使用するこ
とによつて復元力が大きく戻る力が強くなるので
完全に元の状態に戻りやすいが、他方、これをピ
ストンで圧縮する場合、強い力で押さねばならな
いため相当な電流を必要とし、電池の消耗が早く
なるばかりでなく、かような厚いゴムよりなるベ
ローまたはダイヤフラムを作動させるためにポン
プを駆動するモーターも大型化し、携帯用の装置
としては不適である。
これらの欠点を改善するためにベローまたはダ
イヤフラムをピストンに固着一体としてベローま
たはダイヤフラムの弾性による復元力と共にピス
トンの作動によつて薬液を吸引することも考えら
れるが(例えば特公昭55−38143号参照)、ベロー
またはダイヤフラムとピストンとを固着一体にす
ると、薬液タンクは通常ベローまたはダイヤフラ
ムに一体となつているため薬液タンクの交換、或
は取外しに当つてはピストン部分をも同時に除去
しなければならない欠点があつた。
イヤフラムをピストンに固着一体としてベローま
たはダイヤフラムの弾性による復元力と共にピス
トンの作動によつて薬液を吸引することも考えら
れるが(例えば特公昭55−38143号参照)、ベロー
またはダイヤフラムとピストンとを固着一体にす
ると、薬液タンクは通常ベローまたはダイヤフラ
ムに一体となつているため薬液タンクの交換、或
は取外しに当つてはピストン部分をも同時に除去
しなければならない欠点があつた。
(解決すべき問題点)
本考案は上記のようなダイヤフラムポンプ又は
ベローポンプにおいて生ずる欠点を改善して、確
実に一定量の薬液を注入出来るようにした、ダイ
ヤフラムポンプやベローポンプなど、薬液注入用
ポンプを提供するものである。
ベローポンプにおいて生ずる欠点を改善して、確
実に一定量の薬液を注入出来るようにした、ダイ
ヤフラムポンプやベローポンプなど、薬液注入用
ポンプを提供するものである。
(問題を解決すべき手段)
すなわち、本考案においてはベロー2又はダイ
ヤフラム3の頭部に磁石4または鉄片5を埋め込
むか、或は密着して取り付け、これに相対する往
復運動するピストン1の先端部に、前記磁石と反
対極になるように磁石4′をもしくは鉄片5を常
に吸力を生ずるように配置して、密着して取り付
け、磁石によりピストンとベロー又はダイヤフラ
ムとを常に一体としておくのである。
ヤフラム3の頭部に磁石4または鉄片5を埋め込
むか、或は密着して取り付け、これに相対する往
復運動するピストン1の先端部に、前記磁石と反
対極になるように磁石4′をもしくは鉄片5を常
に吸力を生ずるように配置して、密着して取り付
け、磁石によりピストンとベロー又はダイヤフラ
ムとを常に一体としておくのである。
図面において、第1図はベローポンプの場合
を、また第2図はダイヤフラムポンプの場合をそ
れぞれ例示する。勿論ベローまたはダイヤフラム
の頭部に鉄片をピストンに磁石をとりつけてもよ
い。
を、また第2図はダイヤフラムポンプの場合をそ
れぞれ例示する。勿論ベローまたはダイヤフラム
の頭部に鉄片をピストンに磁石をとりつけてもよ
い。
(作用)
本考案は上記のような構成であつて、その作用
を第1図及び第2図について説明する。第1図及
び第2図のピストン1及びその先端部の鉄片5又
は磁石が前進するとベローまたはダイヤフラムに
取付けられている磁石4又は鉄石とが結合してベ
ローまたはダイヤフラムを圧縮して薬液を体内に
注入し、ピストン1が後退するとベローまたはダ
イヤフラムは、その弾性と共に磁石の吸引力によ
つて完全に元の状態に戻り、したがつて、正確に
一定量の薬液を吸引することができる。そして、
薬液タンクの取外しや交換に際してはピストンと
ベローまたはダイヤフラムとを横にずらす等の手
段によつて、磁力の作用を除きピストンを分離
し、これによつて、ベローまたはダイヤフラムと
一体になつている薬液タンクを取り出し交換する
ことができる。
を第1図及び第2図について説明する。第1図及
び第2図のピストン1及びその先端部の鉄片5又
は磁石が前進するとベローまたはダイヤフラムに
取付けられている磁石4又は鉄石とが結合してベ
ローまたはダイヤフラムを圧縮して薬液を体内に
注入し、ピストン1が後退するとベローまたはダ
イヤフラムは、その弾性と共に磁石の吸引力によ
つて完全に元の状態に戻り、したがつて、正確に
一定量の薬液を吸引することができる。そして、
薬液タンクの取外しや交換に際してはピストンと
ベローまたはダイヤフラムとを横にずらす等の手
段によつて、磁力の作用を除きピストンを分離
し、これによつて、ベローまたはダイヤフラムと
一体になつている薬液タンクを取り出し交換する
ことができる。
(考案の効果)
しかして、本考案は上記のように構成され、ピ
ストンとベロー又はダイヤフラム部分とが、常に
磁石と鉄片又は磁石同志の磁力によつて結合され
ているが、ピストンの運動に全く同期して遅れる
ことがないばかりでなく、ベロー又はダイヤフラ
ムはピストンの後退により、完全に圧縮前の状態
に戻ることができ、特に薬液タンクの薬液が減つ
てきた場合、吸引力即ちゴム状のベロー又はダイ
ヤフラムの復原力がより強くなければ一定に吸引
することができなくなるので、磁石の吸着力によ
りピストンと一体で強力に引くことができる。し
たがつて、薬液の吐出量を確保することができる
と共に、磁石同志の磁力によつて結合されている
ので、例えば、薬液タンクの交換、患者の入浴
時、或はポンプ部分の取替えのときなどに、ピス
トンからの取外しも横にずらすだけで、薬液タン
クの交換、患者の入浴時の際の薬液タンクの取外
し、或はポンプ部分の取替えを行うことができ、
更に、ピストンの作動により、ベロー又はダイヤ
フラムの厚さを薄くすることができるので駆動モ
ーターを小型化でき、携帯用にも使用できる等の
効果を奏するのである。
ストンとベロー又はダイヤフラム部分とが、常に
磁石と鉄片又は磁石同志の磁力によつて結合され
ているが、ピストンの運動に全く同期して遅れる
ことがないばかりでなく、ベロー又はダイヤフラ
ムはピストンの後退により、完全に圧縮前の状態
に戻ることができ、特に薬液タンクの薬液が減つ
てきた場合、吸引力即ちゴム状のベロー又はダイ
ヤフラムの復原力がより強くなければ一定に吸引
することができなくなるので、磁石の吸着力によ
りピストンと一体で強力に引くことができる。し
たがつて、薬液の吐出量を確保することができる
と共に、磁石同志の磁力によつて結合されている
ので、例えば、薬液タンクの交換、患者の入浴
時、或はポンプ部分の取替えのときなどに、ピス
トンからの取外しも横にずらすだけで、薬液タン
クの交換、患者の入浴時の際の薬液タンクの取外
し、或はポンプ部分の取替えを行うことができ、
更に、ピストンの作動により、ベロー又はダイヤ
フラムの厚さを薄くすることができるので駆動モ
ーターを小型化でき、携帯用にも使用できる等の
効果を奏するのである。
第1図は本考案をベローポンプに、また第2図
はダイヤフラムポンプに適用した場合を示す。 1……ピストン、2……ベロー、3……ダイヤ
フラム、4……磁石、4′……4と反対極の磁石、
5……鉄片。
はダイヤフラムポンプに適用した場合を示す。 1……ピストン、2……ベロー、3……ダイヤ
フラム、4……磁石、4′……4と反対極の磁石、
5……鉄片。
Claims (1)
- 連続式注射器の薬液注入用ポンプとしてのベロ
ーポンプまたはタイヤフラムポンプにおいて、ベ
ロー2またはダイヤフラム3の頭部に磁石4また
は鉄片5を埋込みもしくは取付け、これに相対し
て往復運動をするピストン1の先端に、前記磁石
もしくは鉄片を吸着するように配置し磁石により
ピストンとベローまたはダイヤフラムとを一体と
したことを特徴とする薬液注入用ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984161060U JPH0340304Y2 (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984161060U JPH0340304Y2 (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6177041U JPS6177041U (ja) | 1986-05-23 |
JPH0340304Y2 true JPH0340304Y2 (ja) | 1991-08-23 |
Family
ID=30718974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984161060U Expired JPH0340304Y2 (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0340304Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003099353A2 (en) * | 2002-05-24 | 2003-12-04 | Baxter International Inc. | Automated dialysis system |
US7175606B2 (en) | 2002-05-24 | 2007-02-13 | Baxter International Inc. | Disposable medical fluid unit having rigid frame |
US7153286B2 (en) | 2002-05-24 | 2006-12-26 | Baxter International Inc. | Automated dialysis system |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5538143A (en) * | 1978-09-09 | 1980-03-17 | Nippon Kayaku Kk | Floor false tooth fixing adhesive |
-
1984
- 1984-10-26 JP JP1984161060U patent/JPH0340304Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5538143A (en) * | 1978-09-09 | 1980-03-17 | Nippon Kayaku Kk | Floor false tooth fixing adhesive |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6177041U (ja) | 1986-05-23 |
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