JPH0340265Y2 - - Google Patents
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- JPH0340265Y2 JPH0340265Y2 JP1645088U JP1645088U JPH0340265Y2 JP H0340265 Y2 JPH0340265 Y2 JP H0340265Y2 JP 1645088 U JP1645088 U JP 1645088U JP 1645088 U JP1645088 U JP 1645088U JP H0340265 Y2 JPH0340265 Y2 JP H0340265Y2
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- Japan
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- outer sheath
- tip
- check valve
- uterus
- fertilized egg
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- Expired
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Landscapes
- Prostheses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は家畜受精卵移植器具用外鞘に関する。
さらに詳しくは、子宮頸管経由法による受精卵移
植において用いられる移植器具用外鞘に関する。
植において用いられる移植器具用外鞘に関する。
[従来の技術]
子宮頸管経由法による受精卵移植では、膣内の
細菌が移植器具に付着し、それが子宮内に取り込
まれることにより子宮を汚染することが、受胎率
を下げる一因となつている。
細菌が移植器具に付着し、それが子宮内に取り込
まれることにより子宮を汚染することが、受胎率
を下げる一因となつている。
そこで、移植器具を鞘によつてカバーし、清浄
な状態で受精卵を子宮内に送り込む方法がとられ
ている。
な状態で受精卵を子宮内に送り込む方法がとられ
ている。
従来の移植器具用外鞘としては、第6〜10図
に示された3種類のものがある。
に示された3種類のものがある。
第6図に示された外鞘50は、ポリエチレン製
の円筒状の袋で、先端51が密閉されており基端
部52の両側にスリツト53が形成されたもので
ある。移植に際しては子宮頸管の外口に達したと
ころで、第7図に示されるように移植器具1によ
り先端51を突き破つて頸管を通過させる。
の円筒状の袋で、先端51が密閉されており基端
部52の両側にスリツト53が形成されたもので
ある。移植に際しては子宮頸管の外口に達したと
ころで、第7図に示されるように移植器具1によ
り先端51を突き破つて頸管を通過させる。
ところがこの外鞘50では、先端51が破れに
くいことがある。また破れた破片が器具1ととも
に子宮内に持ちこまれることがある。
くいことがある。また破れた破片が器具1ととも
に子宮内に持ちこまれることがある。
第8〜9図に示された外鞘60は、先端にキヤ
ツプ61が取りつけられており、キヤツプ61の
先端には栓62が嵌められている。その栓62は
ヒンジとなる一部分を除いて外周に切り目63が
入れられている。
ツプ61が取りつけられており、キヤツプ61の
先端には栓62が嵌められている。その栓62は
ヒンジとなる一部分を除いて外周に切り目63が
入れられている。
この外鞘60では、栓62がキヤツプ61から
外れてしまい子宮内に取り込まれたことがある。
また栓62のシール性が悪いので汚染物質が容易
に子宮内に取り込まれるという問題がある。
外れてしまい子宮内に取り込まれたことがある。
また栓62のシール性が悪いので汚染物質が容易
に子宮内に取り込まれるという問題がある。
第10図に示された外鞘70は、先端にセロハ
ン紙の小片71を当てセロハンテープ72で接着
し、先端に針で孔73を開けたものであり、手造
りで作られる。
ン紙の小片71を当てセロハンテープ72で接着
し、先端に針で孔73を開けたものであり、手造
りで作られる。
この外鞘70は、手造りであるため手間が大変
であり、先端が破れにくいという問題がある。
であり、先端が破れにくいという問題がある。
[考案が解決しようとする課題]
以上の従来例はいずれも、破れにくい、破れた
小片が子宮内へ持ち込まれる、汚染防止が充分で
ないないどの問題がある。
小片が子宮内へ持ち込まれる、汚染防止が充分で
ないないどの問題がある。
本考案は叙上の事情に鑑み、外鞘先端の開口が
容易であり、破片などの異物が生ずることなく、
挿入時のシール効果が高い外鞘を提供することを
目的とする。
容易であり、破片などの異物が生ずることなく、
挿入時のシール効果が高い外鞘を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段]
本考案の外鞘は、家畜受精卵移植器具を家畜の
子宮内に挿入する際に補助具として使用する可撓
性合成樹脂製の円筒状の鞘体であつて、該鞘体の
先端部が、円筒を扁平に押しつぶした形状の逆止
弁に形成されたことを特徴とする。
子宮内に挿入する際に補助具として使用する可撓
性合成樹脂製の円筒状の鞘体であつて、該鞘体の
先端部が、円筒を扁平に押しつぶした形状の逆止
弁に形成されたことを特徴とする。
[作用]
本考案の外鞘は、移植器具を突き通す前は逆止
弁が閉じているので、外鞘先端がシールされてお
り、内部の移植器具に雑菌などが付着することが
ない。
弁が閉じているので、外鞘先端がシールされてお
り、内部の移植器具に雑菌などが付着することが
ない。
移植器具を突き通すと、逆止弁が開らくが、ど
こも破れるわけではないので挿入が楽であり、破
片が生ずることもない。
こも破れるわけではないので挿入が楽であり、破
片が生ずることもない。
[実施例]
つぎに本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例にかかわる外鞘の斜
視図、第1a図及び第1b図は外鞘の先端部の断
面図、第2図は第1図に示された外鞘の逆止弁と
スリツトを開いた状態の斜視図、第3図は移植器
具の斜視図、第4〜5図は移植操作の説明図であ
る。
視図、第1a図及び第1b図は外鞘の先端部の断
面図、第2図は第1図に示された外鞘の逆止弁と
スリツトを開いた状態の斜視図、第3図は移植器
具の斜視図、第4〜5図は移植操作の説明図であ
る。
第1〜2図には外鞘2が示されている。この外
鞘2は軟質塩化ビニル樹脂、ポリエチレンシリコ
ーンゴムなどの可撓性合成樹脂製の円筒状部材で
ある。外鞘2の先端部は加熱加工などの手段によ
り扁平に押しつぶされており、逆止弁3が形成さ
れている。逆止弁3の断面形状としては、第1a
図に示されるような、平坦部3aを有するもので
もよく、第1b図に示されるような斜面部3bを
有するものでもよい。
鞘2は軟質塩化ビニル樹脂、ポリエチレンシリコ
ーンゴムなどの可撓性合成樹脂製の円筒状部材で
ある。外鞘2の先端部は加熱加工などの手段によ
り扁平に押しつぶされており、逆止弁3が形成さ
れている。逆止弁3の断面形状としては、第1a
図に示されるような、平坦部3aを有するもので
もよく、第1b図に示されるような斜面部3bを
有するものでもよい。
この逆止弁3は、可撓性合成樹脂で形成されて
いるので形状保持性と弾力性とを有している。し
たがつて、逆止弁3は通常の状態では、閉じてお
り、外力を加えると第2図に示されるように、開
口するようになつている。
いるので形状保持性と弾力性とを有している。し
たがつて、逆止弁3は通常の状態では、閉じてお
り、外力を加えると第2図に示されるように、開
口するようになつている。
なお第1a図の平坦部3aを有する逆止弁3
は、接触面積が広いのでシール効果が高いという
利点がある。また第1b図の斜面部3bを有する
逆止弁3は、開口が容易であるという利点を有す
る。
は、接触面積が広いのでシール効果が高いという
利点がある。また第1b図の斜面部3bを有する
逆止弁3は、開口が容易であるという利点を有す
る。
外鞘2の後端から中程にかけては、スリツト4
が形成されている。このスリツト4は移植操作時
において、移植器具1を深く挿入するのを容易に
するために設けられるものであるが、スリツト4
の代りに容易に開裂することができる弱化線を設
けてもよい。
が形成されている。このスリツト4は移植操作時
において、移植器具1を深く挿入するのを容易に
するために設けられるものであるが、スリツト4
の代りに容易に開裂することができる弱化線を設
けてもよい。
第3図には前記外鞘2とともに使用される移植
器具1が示されている。この移植器具1は細長い
筒状のストロー5とその中に通される棒状の内芯
6とから構成されている。ストロー5の内部は受
精卵を入れておくための空間であり、内芯6を深
く差し込むと受精卵がストロー5先端から押し出
される。
器具1が示されている。この移植器具1は細長い
筒状のストロー5とその中に通される棒状の内芯
6とから構成されている。ストロー5の内部は受
精卵を入れておくための空間であり、内芯6を深
く差し込むと受精卵がストロー5先端から押し出
される。
つぎに第4〜5に基づき移植方法を説明する。
ストロー5内に受精卵を入れた移植器具1を外
鞘2の中に入れ、その状態で移植器具1を膣A内
に入れる。
鞘2の中に入れ、その状態で移植器具1を膣A内
に入れる。
第4図に示されるように、外鞘2の先端が子宮
頸管Bの外口に達したところで、移植器具1を少
し押し込み、外鞘2先端部の逆止弁3を開らく。
頸管Bの外口に達したところで、移植器具1を少
し押し込み、外鞘2先端部の逆止弁3を開らく。
ついで移植器具1の先端部分を穏やかに操作し
て、第5図に示されるように子宮頸管Bを通過さ
せ、さらに子宮C内部まで進める。移植に適当な
位置まで進めた所で、内芯6を少し押し込み、受
精卵をストロー5から押し出す。これりにより移
植が完了する。
て、第5図に示されるように子宮頸管Bを通過さ
せ、さらに子宮C内部まで進める。移植に適当な
位置まで進めた所で、内芯6を少し押し込み、受
精卵をストロー5から押し出す。これりにより移
植が完了する。
以上の移植操作において、外鞘2の先端は移植
器具1によつて押し開らかれるまでは、逆止弁3
が確実に閉じているので膣A内の雑菌などが移植
器具1に付着することがない。したがつて、雑菌
を子宮C内に混入することによる受胎率の低下を
防止することができる。
器具1によつて押し開らかれるまでは、逆止弁3
が確実に閉じているので膣A内の雑菌などが移植
器具1に付着することがない。したがつて、雑菌
を子宮C内に混入することによる受胎率の低下を
防止することができる。
また、逆止弁3を開らく動作は、移植器具1を
押し込むことにより容易に行いうるので、移植操
作が円滑かつ迅速に行える。さらに逆止弁3を開
らくに当つて破片が生ずることがないので、子宮
C内部に異物を混入するごとき不都合が生じな
い。
押し込むことにより容易に行いうるので、移植操
作が円滑かつ迅速に行える。さらに逆止弁3を開
らくに当つて破片が生ずることがないので、子宮
C内部に異物を混入するごとき不都合が生じな
い。
なお本考案において、スリツト4または弱化線
は必須ではないが、これを設けることにより、移
植器具1を挿入後スリツト4または弱化線を開裂
して外鞘2の長さを調整でき、そのようにして移
植器具1を外鞘2内に差し込む長さを変えること
により、子宮Cまでの長さの固体差を吸収するこ
とができる。
は必須ではないが、これを設けることにより、移
植器具1を挿入後スリツト4または弱化線を開裂
して外鞘2の長さを調整でき、そのようにして移
植器具1を外鞘2内に差し込む長さを変えること
により、子宮Cまでの長さの固体差を吸収するこ
とができる。
また本考案は、外鞘2の内径を太くし、軟らか
く形成することにより、受精卵移植用のバルーン
カテーテルを挿入する用途にも用いることができ
る。
く形成することにより、受精卵移植用のバルーン
カテーテルを挿入する用途にも用いることができ
る。
[考案の効果]
本考案によれば、シールが確実で、しかも開口
が容易であり、破片が生じない外鞘をうることが
できる。したがつて、本考案の外鞘を用いると、
移植が円滑に行われ、受胎率を向上させることが
できる。
が容易であり、破片が生じない外鞘をうることが
できる。したがつて、本考案の外鞘を用いると、
移植が円滑に行われ、受胎率を向上させることが
できる。
第1図は本考案の一実施例にかかわる外鞘の斜
視図、第1a図および第1b図は外鞘の先端部の
断面図、第2図は第1図に示された外鞘の逆止弁
とスリツトを開いた状態の斜視図、第3図は移植
器具の斜視図、第4〜5図は移植操作の説明図、
第6〜10図は従来の外鞘の説明図である。 図面の主要符号、1……移植器具、2……外
鞘、3……逆止弁、4……スリツト。
視図、第1a図および第1b図は外鞘の先端部の
断面図、第2図は第1図に示された外鞘の逆止弁
とスリツトを開いた状態の斜視図、第3図は移植
器具の斜視図、第4〜5図は移植操作の説明図、
第6〜10図は従来の外鞘の説明図である。 図面の主要符号、1……移植器具、2……外
鞘、3……逆止弁、4……スリツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 家畜受精卵移植器具を家畜の子宮内に挿入す
る際に補助具として使用する可撓性合成樹脂製
の円筒状の鞘体であつて、該鞘体の先端部が、
円筒を扁平に押しつぶした形状の逆止弁に形成
されてなる家畜受精卵移植器具用外鞘。 2 前記鞘体の後端から中程にかけて長手方向に
スリツトまたは容易に開裂可能な弱化線が形成
されてなる請求項1記載の外鞘。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1645088U JPH0340265Y2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1645088U JPH0340265Y2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01120821U JPH01120821U (ja) | 1989-08-16 |
JPH0340265Y2 true JPH0340265Y2 (ja) | 1991-08-23 |
Family
ID=31229395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1645088U Expired JPH0340265Y2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0340265Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-10 JP JP1645088U patent/JPH0340265Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01120821U (ja) | 1989-08-16 |
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