JPH0339886Y2 - - Google Patents

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JPH0339886Y2
JPH0339886Y2 JP1984195974U JP19597484U JPH0339886Y2 JP H0339886 Y2 JPH0339886 Y2 JP H0339886Y2 JP 1984195974 U JP1984195974 U JP 1984195974U JP 19597484 U JP19597484 U JP 19597484U JP H0339886 Y2 JPH0339886 Y2 JP H0339886Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本考案は、乾電池の代りに用いる円筒密閉形ニ
ツケル・カドミウム蓄電池に関するものである。 [従来の技術] 乾電池代替用円筒密閉形ニツケル・カドミウム
蓄電池(以下代替ニツケル・カドミウム蓄電池と
称する。)は乾電池と外径寸法が同一に作られて
いる。規格の代替ニツケル・カドミウム蓄電池に
おいては、第2図に示されているように外装缶1
を規格の乾電池と同一寸法にし、陽、陰両極板
2,3及びセパレータ4を渦巻き状に所定数巻回
した極板群5を外装缶1に装填して得ていた。し
かしこのようにして得られた代替ニツケル・カド
ミウム蓄電池の容量は乾電池の容量に比較して極
めて大きく、用途によつては容量が余る傾向にな
る上に高価になるため、メーカーでは規格の容量
の電池以外に容量を抑えた数種類の代替ニツケ
ル・カドミウム蓄電池を用意している。そこで従
来は、第3図に示されているように、規格の代替
ニツケル・カドミウム蓄電池の外径寸法を有する
プラスチツク製のケース6を用意し、この蓄電池
の外装缶に規格より小さな容量を有する蓄電池7
を装填して、外形寸法を規格の大きさにして容量
を規格より小さくしたものを製造していた。例え
ばKR−SC形(1200mAh/5HR)密閉形ニツケ
ル・カドミウム蓄電池をUM−2形乾電池やUM
−1形乾電池に相当する大きさのケースに装填し
てUM−2形乾電池相当品やUM−1形乾電池相
当品を製造していた。 [考案が解決しようとする問題点] 上記のように、従来の代替ニツケル・カドミウ
ム蓄電池では、規格より小さな容量を有する密閉
形ニツケル・カドミウム蓄電池を規格の外径寸法
を有するケースに装填していたため、部品点数が
多くなり、且つ組み立て工数が多くなつてコスト
が高くなるという問題があつた。 本考案の目的は、上記の問題点を解決した乾電
池代替用円筒密閉形ニツケル・カドミウム蓄電池
を提供することにある。 [問題点を解決するための手段] 本考案の一実施例を示す第1図を参照して本考
案の構成を説明すると、15は陽極板12と陰極
板13とをセパレータ14により隔離して渦巻き
状に巻回して構成した極板群、11はこの極板群
を収容する外装缶である。極板群15は、規格の
幅寸法を有する極板群を用いた場合に規格の公称
容量を得るのに必要な巻回数だけ巻回され、セパ
レータ14の幅寸法は規格の外装缶11に相応す
る大きさに設定され、陽、陰両極板12,13の
幅寸法は規格の公称容量より小さな所望の容量を
得るために該規格より小さな大きさに設定されて
いる。 [作用] 上記のように構成すると、規格の代替蓄電池の
外装缶を用いて、規格の公称容量より小さな、代
替ニツケル・カドミウム蓄電池を得ることがで
き、外形寸法を相当する乾電池の外形寸法に合せ
るためのケースを必要としないので、コストの低
減を図ることができる。またセパレータの幅寸法
が規格品の電池の外装缶の大きさに合わせて設定
されているので、外装缶内の極板群が移動するの
を防ぐことができ、振動等に対する機械的強度が
低下するのを防ぐことができる。 [実施例] 以下本考案の実施例を図面を参照して詳細に説
明する。 第1図において、11は電池の陰極側端子電極
を兼ねる導電性材料よりなる外装缶である。この
外装缶11は有底の円筒形を呈する絞り成形品か
らなつており、相当する乾電池の外形寸法と同一
の外形寸法を有している。外装缶11の内部に
は、陽極板12と陰極板13とをセパレータ14
により隔離して渦巻状に巻回した極板群15が装
填されている。陽極板12及び陰極板13は、外
装缶11の大きさに相当する規格の代替蓄電池の
陽極板および陰極板の規格の幅寸法より小さな幅
寸法を有し、セパレータ14は、外装缶11の大
きさに見合つた規格の幅寸法を有している。そし
て極板群15は、外装缶11の大きさに見合つた
規格の蓄電池の規格の巻回数だけ巻回され、陽極
板12及び陰極板13の幅寸法は、規格の極板群
を規格の巻回数だけ巻回した場合に得られる規格
の公称容量よりも小さな所望の容量の電池を得る
ように、適宜に設定されている。外装缶11の開
口部には封口蓋16がパツキン17を介して取付
けられ、この封口蓋の中心部には陽極側端子を構
成する突起18が固定されている。 次に上記実施例の陽、陰両極板12,13の幅
寸法及びセパレータ14の幅寸法の設定につい
て、実例を上げて説明する。UM−1形相当乾電
池に相当する規格の代替ニツケル・カドミウム蓄
電池はKR−D形であり、その電池容量は
3500mAh/5HRである。このKR−D形蓄電池の
陽、陰両極板の規格の寸法は、45mmであり、セパ
レータの規格の幅寸法は53mmである。このKR−
D形の代替蓄電池の規格の外装缶を用いて、その
容量を1200mAh/5HRに抑える場合には、陽、
陰両極板の幅寸法を15mmに変更する。陽、陰両極
板の幅セパレータの幅寸法を陽、陰両極板の幅寸
法が15mmである場合に用いられるセパレータの一
般的な幅寸法は23mmであるが、本考案において
は、このセパレータの幅寸法をKR−D形の蓄電
池の外装缶に適応する規格の幅寸法53mmに設定す
る。このように本考案の蓄電池においては、陽、
陰両極板の幅寸法が外装缶に対してかなり小さく
なるが、セパレータの幅寸法は外装缶に適応する
寸法に設定するので、振動等により陽、陰両極板
が移動してセパレータから外れることはない。し
たがつて乾電池UM−1形の代替ニツケル・カド
ミウム蓄電池において、規格の外装缶を用いて機
械的強度を何ら低下させることなく、電池容量を
規格の容量(3500mAh/5HR)よりも小さく抑
えることができ。この場合、電池の外形寸法を
UM−形乾電池の外形寸法に合せるためのケース
が不要になるので、部品点数を少なくしてコスト
の低減を図ることができる。 次にUM−2型の各電池に相当する代替ニツケ
ル・カドミウム蓄電池の容量を抑える場合の例を
説明する。UM−2形各電池に相当する代替ニツ
ケル・カドミウム蓄電池はWR−C形であり、そ
の電池容量は1650mAh/5HRである。また陽、
陰両極板の規格の幅寸法は38mmであり、セパレー
タの規格の幅寸法は43mmである。KR−C形の代
替蓄電池の容量を1200mAh/5HRに抑える場合、
には陽、陰両極板の幅寸法を28mmに変更する。幅
寸法が28mmの陽、陰両極板を用いる場合のセパレ
ータの幅寸法は通常33mmであるが、本考案におい
てはこのセパレータの幅寸法KR−C形代替蓄電
池の外装缶に適応する規格の幅寸法43mmに設定す
る。 上記の実施例におけるセパレータ幅寸法と陽、
陰両極板の幅寸法との比率は次表の通りである。
【表】 [考案の効果] 以上のように本考案によれば、規格の代替蓄電
池の外装缶を用いて規格の公称容量より小さい容
量を有する代替蓄電池を得ることができ、電池の
外形寸法を相当する乾電池の外形寸法に合せるた
めのケースを必要としないので、部品点数及び製
造工数の削減を図つてコストを引下げることがで
きる利点がある。 特に本考案においては、極板の幅寸法を小さく
しても、セパレータの幅寸法を規格品の電池の外
装缶の大きさに合わせて設定しているので、特別
に位置決め用のスペーサ部材や絶縁部材を用いる
ことなく、極板群が外装缶内で移動するのを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る蓄電池の一部断面図、第
2図は外装缶の大きさに見合つた規格の蓄電池の
一部断面図、第3図は従来のこの種の乾電池代替
用蓄電池である。 11……外装缶、12……陽極板、13……陰
極板、14……セパレータ、15……極板群。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 陽極板と陰極板とをセパレータにより隔離して
    渦巻き状に巻回して構成された極板群を外装缶に
    装填してなる乾電池代替用円筒密閉形ニツケル・
    カドミウム蓄電池において、前記極板群は前記外
    装缶の大きさに見合つた規格の蓄電池の規格の幅
    寸法を有する極板を用いた場合に規格の公称容量
    を得るのに必要な巻回数だけ巻回され、前記セパ
    レータの幅寸法は前記規格の外装缶に相応する大
    きさに設定され、前記陽、陰両極板の幅寸法は前
    記規格の公称容量より小さな所望の容量を得るた
    めに該規格より小さな大きさに設定されているこ
    とを特徴とする乾電池代替用円筒密閉形ニツケ
    ル・カドミウム蓄電池。
JP1984195974U 1984-12-26 1984-12-26 Expired JPH0339886Y2 (ja)

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JPS61112574U JPS61112574U (ja) 1986-07-16
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JPS5720846B2 (ja) * 1976-05-10 1982-05-01

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