JPH0339870A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH0339870A
JPH0339870A JP17598989A JP17598989A JPH0339870A JP H0339870 A JPH0339870 A JP H0339870A JP 17598989 A JP17598989 A JP 17598989A JP 17598989 A JP17598989 A JP 17598989A JP H0339870 A JPH0339870 A JP H0339870A
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Junichi Saito
順一 斉藤
Ichiro Kamimura
一朗 上村
Yasuhisa Isaki
伊崎 泰久
Keizo Nakamoto
敬三 中本
Kazue Omi
尾見 和重
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野 本発明は室外ユニットと複数台の室内ユニットとから構
成され、複数室の全てを同時に冷房又は暖房し、且つ同
時に成る室を冷房し他室を暖房する多室型の空気調和装
置に関する。 〈口〉従来の技術 複数室の全てを同時に冷房又は暖房でき、且−っ同時に
複数室の成る室を冷房し他室を暖房できる多室型空気調
和装置が特公昭52−24710号公報、特公昭52−
24711号公報、特公昭52−27459号公報、実
公昭54−3020号公報で提示されている。 (ハ〉発明が解決しようとする課題 上記の特公昭52−24710号公報及び特公昭52−
24711号公報で提示の装置では室内ユニットの数だ
け四方切換弁と室外熱交換器を必要とするため配管回路
構成が複雑になると共に製造コストが高くつき、且つ各
室内ユニットごとに2本のユニット間配管を室外ユニッ
トから引き出さなければならないため、ユニット間配管
の本数が多くなり配管工事が面倒である欠点を有してい
た。しかも同時に一室を冷房、他室を暖房する冷暖房運
転時、各室内コニットと対応する室外熱交換器が凝縮器
及び蒸発器として夫々作用
【7て犀外に熱を捨てており
、熱回収できない難点があった。 又、に記の特公昭52−27459号公報及び実公昭5
4−3020号公報で提示の装置では同時に複数室の成
る室を冷房し他室を暖房する冷暖房運転時、冷房できる
室と暖房できる室との組み合わせが決まっており、冷暖
房運転を各室で自由に選択して行なうことができず、使
用勝手が悪い欠点を有していた。 本発明は上述の課題を解決すると共に安定した冷暖房能
力が得られる多室型の空気調和装置を提供することを目
的としたものである。 (二〉課題を解決するための手段 本発明は複数個の室外熱交換器の夫々の一端を圧縮機の
冷媒吐出管と冷媒吸込管とに室外側切換弁を介して分岐
接続すると共にこの吸込分岐管に室外熱交換器へ冷媒が
流入するのを附止する逆止弁を設ける一方、室外ユニッ
トと複数台の室内ユニットとの間に設けられるユニット
間配管を前記吐出管と分岐接続された高圧ガス管と、育
i記吸込管と分岐接続された低圧ガス管と、複数個の室
外熱交換器の他端と接続された液管とで#/I成して、
各室内熱交換器の一端を前記高圧ガス管と低圧ガス管と
に室内側切換弁を介して分岐接続すると共に各室内熱交
換器の他端を前記液管に冷媒減圧器を介して接続するよ
うにしたものである。 又、本発明は複数個の室外熱交換器の夫々の一端を圧縮
機の冷媒吐出管と冷媒吸込管とに室外側切換弁を介して
分岐接続する一方、室外ユニットと複数台の室内ユニッ
トとの間の設けられるユニット間配管を前記吐出管と分
岐接続された高圧ガス管と、前記吸込管と分岐接続され
た低圧ガス管と、複数個の室外熱交換器の他端と接続さ
れた液管とで構成して、各室内熱交換器の一端を前記高
圧ガス管と低圧ガス管とに室内側切換弁を介して分岐接
続すると共に各室内熱交換器の他端を前記液管に冷媒減
圧器を介して接続し、休止中の室外熱交換器に圧縮機か
らの吐出冷媒を間欠的に導くために前記室外側切換弁を
開放させる制御器を備えるようにしたものである。 (ネ)作用 全室を同時に冷房する場合は、各室外熱交換器の室外側
切換弁と各室内熱交換器の室内側切換弁とを冷房状態に
設定することにより、圧縮機から吐出された冷媒は吐出
管より各室外熱交換器に並流してここで凝縮液化した後
、液管を経て各室内ユニットの冷媒減圧器に分配され、
然る後、各室内熱交換器で蒸発気化した後、低圧ガス管
と冷媒吸込管とを順次経て圧縮機に吸入される。このよ
うに蒸発器として作用する各室内熱交換器で全室が冷房
される。 又、全室を同時に暖房する場合は、各室外熱交換器の室
外側切換弁と各室内熱交換器の室内側切換弁とを暖房状
態に設定することにより、圧縮機から吐出された冷媒は
吐出管と高圧ガス管とを順次経て各室内熱交換器に分配
されここで夫々凝縮液化した後、各冷媒減圧器を経て液
管で合流され、然る後、各室外熱交換器へ並流されて夫
々蒸発気化した後、冷媒吸込管を経て圧縮機に吸入され
る。このように凝縮器として作用する各室内熱交換器で
全室が暖房される。 又、同時に任意の例えば二基を冷房し一室を暖房する場
合は、一方の室外熱交換器の室外側切換弁を冷房状態に
設定すると共に他方の室外熱交換器の室外側切換弁を閉
じ、且つ冷房する室内ユニットの室内熱交換器の室内側
切換弁を冷房状態に設定すると共に暖房する室内ユニッ
トの室内熱交換器の室内側切換弁を暖房状態に設定する
と、圧縮機から吐出された冷媒の一部が一方の室外熱交
換器のみに流れると共に残りの冷媒が高圧ガス管を経て
暖房する室内ユニットの室内熱交換器へ流れこの室内熱
交換器と室外熱交換器とで凝縮液化される。そしてこれ
ら熱交換器で凝縮液化された冷媒は液管を経て各室内ユ
ニットの冷媒減圧器に分配された後、各室内熱交換器で
蒸発気化し、然る後、低圧ガス管と冷媒吸込管とを順次
繰て圧縮機に吸入される。このように凝縮器として作用
する室内熱交換器で一室が暖房され、蒸発器として作用
する他の室内熱交換器で二基が冷房される。 かかる冷暖房同時運転時において、外気温度が0°C以
下になると、冷房運転している室内熱交換器の冷媒蒸発
圧力が休止中の室外熱交換器内の冷媒圧力よりも高くな
り、冷媒圧力差によりこの休止中の室外熱交換器へ吸込
分岐管の一方向性の室外側切換弁を経て流入しようとす
るが、この吸込分岐管に逆止弁を設けているためこの室
外熱交換器に冷媒が流入して溜まり込むことはなく、冷
媒の溜まり込みにより冷媒循環量が減って冷暖房能力が
低下することはない。 又、上述した冷媒圧力差が小さいために逆止弁が完全に
閉まらず室外熱交換器に冷媒が徐々に流入した場合はこ
の室外熱交換器の吐出分岐管にある室外側切換弁を間欠
的に開いて高圧吐出ガス冷媒の圧力によりこの室外熱交
換器内に溜まり込んでいる冷媒が追い出されるため、冷
媒循環量が減って冷暖房能力が低下するのが確実に防止
される。 (へ)実施例 本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、(1)は
圧縮機(2)と熱交換容量が異なる室外熱交換器(3a
)(3b)<3c)と気液分離器り4〉とを有する室外
ユニット、(5a)(5b)(5c)は熱交換器容量が
同じか、又壮異なる室内熱交換器(6a) (6b)(
6c)を有する室内ユニットで、室外熱交換器(3a)
<3b) (3c)の夫々の一端を圧縮機(2〉の冷媒
吐出管(7〉と冷媒吸込管(8)とに室外側切換弁(9
a)(10a) 、 (9b)(tub)。 <9c)(10c)を介して分岐接続する一方、室外ユ
ニット(1〉と室内ユニット(5a)(5b)(5c)
とを接続するユニット間配管〈11)を冷媒吐出管(7
〉と分岐接続された高圧ガス管(12)と、冷媒吸込管
(8)と分岐接続された低圧ガス管(13〉と、室外熱
交換器(3a)(3b)(3c)と接続された液管(1
4)とで構成して、各室内熱交換器(6a)(6b) 
(6c)を高圧ガス管(12)と低圧ガス管(13)と
には夫々切換弁(15a)(16a) 、 (15b)
(16b) 、 (15c)(16c)を介して分岐接
続すると共に液管(14)には電動式膨張弁等の冷媒減
圧器(17a)(17b)(17c)を介して接続しテ
ィる。 (18a)< 18b)(18c)は液管(14〉に設
けた電動式膨張弁等の補助冷媒減圧器、(19a)(1
9b)(19c)は吸込分岐管(8a)(8b)(8c
)に設けられ休止中の室外熱交換器(3a)又は(3b
)又は(3c)に冷媒が流入するのを阻止する逆止弁、
(20〉はこれら不使用中の室外熱交換器に圧縮機(2
〉からの吐出冷媒を吐出分岐管(7a)又は(7b〉又
は(7c)を経て間欠的に導くために室外側切換弁〈9
a〉又は〈9b〉又は(9c)を開閉させる一方、他の
室外側切換弁(10a)(10b)’(10c)ノ開閉
と補助冷媒減圧器(18a)(18b)(18c)の弁
開度を調整する制御器である。 次に運転動作を説明する。全室を同時に冷房する場合は
、室外熱交換器(3a) (3b) (3c)の夫々の
一方の室外側切換弁(9a)(9b) (9c)を開く
と共に他方の室外側切換弁(10a)(10b)(10
c)を閉じ、且つ室内熱交換器(6a)(6b)(6c
)の一方の室内側切換弁(15a)(15b)(15c
)を閉じると共に他方の室内側切換弁(16a)(16
b)(16c)を開くことにより、圧縮機(2)から吐
出された冷媒は吐出管〈7〉より、切換弁(9a)(9
b) (9c)、室外熱交換器(3a) (3b)(3
c)と並流してここで凝縮液化した後、液管(14)を
経て各室内−7−= y ト(5a)(5b)(5e)
の冷媒減圧器(17a)(17b)(17c)に分配さ
れ、ここで減圧される。然る後、各室内熱交換器(6a
)(6b)(6c)で蒸発気化した後、夫々室内側切換
弁(16a)(16b)(16e)、低圧ガス管(13
)、吸込口(8)、気液分離器(4)を順次繰て圧縮機
(2)に吸入される。このように蒸発器として作用する
各室内熱交換器(6a)(6b)(6e)で全室が同時
に冷房される。 かかる冷房運転時、例えば室内ユニット(5b)がサー
モオフして冷房運転を停止し冷房負荷が小さくなると、
一方の例えば室外熱交換器(3b)の室外側切換弁(9
b)(10b)と補助冷媒減圧器(18b)とが閉じて
この室外熱交換器(3b)が凝縮器としての作用を停止
し冷房負荷に見合った凝縮器能力で運転される。又、こ
の運転が外気温度が高い夏期に行なわれている場合は不
使用中の室外熱交換器(3b)内の圧力が室内熱交換器
(6a) (6e)の冷媒蒸発圧力よりも高く吸込分岐
管(8b)に低圧冷媒が流れ込むことはないが、外気温
度がO′Cよりも低い冬期においても電算機等の機器の
発熱があるため、室内ユニット(5a)(5c)を冷房
している場合、この両室内ユニットの室内熱交換器(6
a)(6e)の冷媒蒸発圧力が休止中の室外熱交換器(
3b〉内の冷媒圧力よりも高くなり冷媒圧力差によりこ
の休止中の室外熱交換器(3b〉へ吸込分岐管〈8b〉
の一方向性(図示した矢印の方向では完全に閉まるが逆
方向では冷媒圧力差により開く性質)の室外側切換弁(
tob)を経て流入しようとするが、との吸込分岐管(
8b)に逆止弁(19b)を設けているためこの室外熱
交換器(3b)に冷媒が流入して溜まり込むことはなく
、冷媒の溜まり込みにより冷媒循環量が減って冷暖房能
力が低下することはない。 又、上述した冷媒圧力差が小さいために逆止弁(19b
)が完全に閉まらず室外熱交換器(3b)に冷媒が徐々
に流入した場合はこの室外熱交換器(3b〉の吐出分岐
管(7b)にある室外側切換弁(9b)と補助冷媒減圧
器(18b)とが制御器(20)からの信号で数時間お
きlこ間欠的に開かれて高圧吐出ガス冷媒の圧力により
この室外熱交換器(3b)内に溜まり込んでいる冷媒が
追い出されるため、冷媒循環量が減って冷暖房能力が低
下するのが確実に防止される。 逆に全室を同時に暖房する場合は、室外熱交換器(3a
)(3b)(3e)の一方の室外側切換弁<9a)(9
b)(9C)を閉じると共に他方の室外側切換弁(10
a)(10b)(]、Oe)を開き、且つ室内熱交換器
(6a)(6h>(6e)の一方の室内イm4:fJ換
弁(15a)(15b)(15e)を開くと共に他力の
室内側切換弁(16a)(16b)(16e)を閉じる
ことにより、圧縮機(2)から吐出された冷媒は吐出管
(7)、高圧ガス管(12〉を順次繰て切換弁(15a
)(15b)(15e)、室内熱交換器(6a)(6b
)(6e)へと分配され、ここで夫々凝縮液化した後、
各冷媒減圧器(17a)(17b)(17e)で減圧さ
れて液管(14)で合流され、然る後、室夕1熱交換器
(3a)(3b> (3e)で蒸発気化17た後、切換
弁<10a)(10b)(10e)、吸込管り8)、気
液分離□0)を順次繰て圧縮機〈2)に吸入される。こ
のように凝縮器として作用する各室内熱交換器(6a)
(6b)(6e)で全室が同時に暖房される。 かかる暖房運転時、例えば室内コニッ1−(5b)がサ
ーモオフして暖房運転が停止し暖房負荷が小さくなるど
、例えば室外熱交換器(3b)の切換弁(9b)(10
b)が閉じてこの室外熱交換器〈3b〉が蒸発器として
の作用を停止し暖房負荷に見合った蒸発器能力で運転さ
れる。 又、同時に任意の例えば二基を冷房し一室を暖房する場
合は、室外熱交換器(3b〉の一方の室夕8個切換弁(
9b)を開くと共に他方の室外側切換弁(10b)と室
外熱交換器(3a)(3e>の両方の切換弁(9a)(
10a) 、 (9e)(LOe)を閉じ、且つ、冷房
する室内ユニット(5a)(5e)の−・づjの室内側
切換弁(15aX1.5e)を閉じると共に他方の室内
側切換弁<16a)(16e)を開き、且つ暖房する室
内ユニット(5b)の一方の室内側切換弁05b)を開
くと共に他づjの室内側切換弁(16b)を閉じると、
圧縮機<2)から吐出された冷媒の一部が吐出管(7〉
、切換:(t(9b)を順次繰て一方の室外熱交換器(
3b)のみに流れると共に残りの冷媒が高圧ガス管(1
2〉を経て暖房する室内ユニット(5b)の切換弁(1
5b)、室内熱交換器(6b)へと流れ、この室内熱交
換器(6b)と室外熱交換器(3b)とで凝縮液化され
る。浸して、これら熱交換器(6b)(3b)で凝縮液
化された冷媒は液管(I4)を経て室′内ユニット(5
a)(5c)の冷媒減圧器(17a)(17c)で減圧
された後、夫々の室内熱交換器(6a)(6c)で蒸発
気化され、然る後、各室内側切換弁(16a)(16c
)を経て低圧ガス管(13〉で合流され、吸込管(8〉
、気液分離器(4〉を順次経て圧縮機(2)に吸入され
る。このように凝縮器として作用する室内熱交換器(6
b)で−室が暖房され、蒸発器として作用する他の室内
熱交換器(6a)(6c)で二本が冷房される。 かかる冷暖房同時運転時、外気温度が0°Cよりも低い
冬期においては室内熱交換器(6a)(6c)の冷媒蒸
発圧力が休止中の室外熱交換器(3a)(3c)内の冷
媒圧力よりも高くなり冷媒圧力差によりこの休止中の室
外熱交換器(3a)(3c)へ吸込分岐管(8a)(8
C)の一方向性(図示した矢印の方向では完全に閉まる
が逆方向では冷媒圧力差により開く性質)の室外側切換
弁(10a)(10c)を経て流入しようとするが、こ
の吸込分岐管(8a)(8c)に逆止弁(19a)(1
9c)を設けているためこの室外熱交換器(3a)(3
c)に冷媒が流入して溜まり込むことはなく、冷媒の溜
まり込みにより冷媒循環量が減って冷暖房能力が低下す
ることはない。 又、上述した冷媒圧力差が小さいために逆止弁(19a
)(19c)が完全に閉まらず室外熱交換器(3a)(
3C)に冷媒が徐々に流入した場合はこの室外熱交換器
(3a)(3c)の吐出分岐管(7a) (7c)にあ
る室外側切換弁(9a)(9c)と補助冷媒減圧器(1
8a)(18c)とが制御器(20〉からの信号で数時
間おきに間欠的に開かれて高圧吐出ガス冷媒の圧力によ
りこの室外熱交換器(3a)(3c)内に溜まり込んで
いる冷媒が追い出されるため、冷媒循環量が減って冷暖
房能力が低下するのが確実に防止される。 又、かかる冷暖房同時運転が外気温度の高い夏期に行な
われると室外熱交換器(3b)のみで仕充分外気から熱
源を汲み取れなくなって冷房能力が低下してしまう。か
かる運転状態になると、切換弁(9a〉が開いて吐出管
(7〉からの吐出冷媒の一部が他方の室外熱交換器(3
a〉に流れて凝縮液化した後、補助冷媒減圧器(18a
)を通って液管(14)へと合流するようになり、凝縮
器として作用する室外熱交換器(3a)で更に外気から
熱源を汲み取って冷房能力の低下を防止する。尚、この
夏期運転時において、例えば室内ユニット(5c〉がサ
ーモオフして冷房運転が停止し、冷房負荷が小さくなる
と外気からの熱源汲み取り量は少なくて良い為、例えば
一方の切換弁(9a)(10a)を閉じて他方の室外熱
交換器(3b〉のみが凝縮器として作用する。 次に一室を冷房し二本を暖房する場合は補助冷媒減圧器
(18a)(18b)(18c)を適宜作動させること
により可能である。 例えば、室内ユニット(5b)で冷房し室内ユニット(
5a)(5c)で暖房する場合は室外熱交換器(3C〉
の一方の室外側切換弁(10c)を開くと共に他方の室
外側切換弁(9a)(9b)(9c)(10a)(10
b)を閉じ、且つ冷房する室内ユニット(5b〉の一方
の室内側切換弁(15b)を閉じると共に他方の室内側
切換弁(16b)を開き、且つ暖房する室内ユニット(
5a)(5c)の一方の室内側切換弁(15a)(15
c)を開くと共に他方の室内側切換弁(16a)<16
c)を閉じると、圧縮機り2)から吐出された冷媒が吐
出管(7)、高圧ガス管(12〉を順次経て室内側切換
弁(15a)(15c)へと分配され夫々の室内熱交換
器(6a)(6c)で凝縮液化される。 そしてこの液化された冷媒は夫々全開された冷媒減圧器
(17a)(17c)を経て液管(14〉に流れ、この
液管中の液冷媒の一部が冷媒減圧器(17b)で減圧さ
れた後に室内熱交換器(6b〉で、且つ残りの液冷媒が
補助冷媒減圧器(18c)で減圧された後に室外熱交換
器(3c〉で夫々蒸発気化され、吸込管(8〉、気液分
離器(4)を順次経て圧縮機(2)に吸入される。 このように凝縮器として作用する室内熱交換器(6a)
(6c)で二本が暖房され、蒸発器として作用する他の
室内熱交換器(6b)で−室が冷房される。 かかる冷暖房同時運転時、外気温度が0°Cよりも低い
冬期において(士室内熱交換器(6c)の冷媒蒸発圧力
が休止中の室外熱交換器(3g) (3b)内の冷媒圧
力よりも高くなり冷媒圧力差によりこの休止中の室外熱
交換器(3a)(3b)へ吸込分岐管(8a)(8b)
の一方向性(図示した矢印の方向では完全に閉まるが逆
方向では冷媒圧力差により開く性質)の室外側切換弁(
10a)(10b)を経て流入しようとするが、との吸
込分岐管(sa)(8b)に逆止弁(19a)(19b
)を設けているためこの室外熱交換器(3a)(3b)
に冷媒が流入して溜まり込むことはなく、冷媒の溜まり
込みにより冷媒循環量が減って冷暖房能力が低下するこ
とはない。 又、上述した冷媒圧力差が小さいために逆止弁Q9a)
(19b)が完全に閉まらず室外熱交換器(3a)(3
b〉に冷媒が徐々に流入した場合はこの室外熱交換器(
3a)(3b)の吐出分岐管(7a)(7b)にある室
外側切換弁(9a)(9b)ど補助冷媒減圧器(18a
)(18b)とが制御器(20)からの信号で数時間お
きに間欠的に開かれて高圧吐出ガス冷媒の圧力によりこ
の室外熱交換器(3a)(3b)内に溜まり込んでいる
冷媒が追い田されるため、冷媒循環量が減って冷暖房能
力が低下するのが確実に防止される。 かかる冷暖房同時運転が外気温度の低い冬期に行なわれ
ると室外熱交換器(3e)のみでは充分外気から熱源を
汲み取れなくなって暖房能力が低下してしまう、かかる
運転状態になると、切換弁(10b)が開くと共に補助
冷媒減圧器(18b)が作動して他方の室外熱交換器(
31))も蒸発器として作用するため、暖房能力の低下
が防止される。尚、この冬期運転時において、例えば室
内ユニット〈5c〉がザー壱オフして暖房運転が停止し
、暖房負荷が小さくなると、外気からの熱源汲み取り量
は少なくて良い為、例えば一方の切換弁(9a)(9b
)(9e)(10a)(XOc)を閉じて他方の室外熱
交換器(3b〉のみが蒸発器として作用する。 このように、各室内ユニット(5a)(5b)(5e)
は夫々の室内側切換弁<15a)(16a) 、 (1
5b)(16h> 、 (15e)(16c)と室外熱
交換器(3a) (3b) (3e)の各室外側切換弁
(9a)(10a) 、 (9b)(10b) 、 (
9e)<10e)を開閉させることにより任意に冷暖房
運転することができると共に、室内ユニット(5a)<
5b)(5e)の運転台数や冷暖房負荷に応じて熱交換
容量が異なる室外熱交換器(3a)(3b)(3c)を
使い分けることにより効率の良い冷暖房運転ができ、1
.かも同時冷暖房運転時に蒸発器及び凝縮器として作用
する夫々の室内熱交換器(6a) (6b) (6e)
で熱回収が行なわれ、運転効率の向上をさせることがで
きる。 又、全室暖房運転時に蒸発器として作用している室外熱
交換器(3a)(31>)(3e)が着霜すると、一方
の切換弁(9c)を開くと共に他方の切換弁(10e)
を閉じて一方の室外熱交換器(3c〉に吐出管(7)か
ら高温吐出冷媒の一部を導くことによりこの室外熱交換
器(3C〉の除霜を行ない、然る後、この一方の切換弁
(9c)を閉じると共に他方の切換弁(10a)(10
b〉を開いて一方の室外熱交換器(3e)を再び蒸発器
として作用させると共に、切換弁(9a)(9b)を開
き且つ切換弁(10a)(1Ob)を閉じて他方の室外
熱交換器(3a)(3b)に吐出管〈7)から高温吐出
冷媒の一部を導くことによりこの室外熱交換器(3a)
(3b)の除Mt行なうとい−)た具合に室外熱交換器
(3a)<3b)(3c)を交互に除霜しながら全室暖
房運転が継続して行なわれる。 力\ 方の室外熱交換器(3c)が着霜した場合は一方の切換
弁(9e ) (L Oc )を切換えてこの室外熱交
換器(3C)を除霜すると同時に他方の切換弁(10a
)(10b)を開いて停止中の室夕)熱交換器(3a)
(3b)を蒸発器として作用させることにより同時冷暖
房運転が継続して行なわれる。 尚、上記実施例では3台の室内ユニッt−(5g)(5
b)(5e)を用いたが、虐台以−Lの多数の能力が異
なる室内ユニットの場合でも単にユニット間配管(]】
)と分分岐線するだけで良く、且つ室内ユニットの台数
に応じて室外熱交換器を分岐接続することにより室外熱
交換器の数を容易に増やすことが可能である。 又、上記実施例では、切換弁(9a>(10a) 、 
(9b)(Rob)、  (9e)(10e)、(15
a)(16a)、  (15b)(16h>、  (1
5e)(16e)の夫々二方弁を用いたが、この代わり
に切換弁(9a)(10a)を三方弁に、切換弁(9b
)(10b)を三方弁といった具合に計6個の三方弁を
用いても良い。 又、上記実施例では複数個の室外熱交換器(3a)(3
b)(3e)を別体に形成したが、これら室外熱交換器
(3a)(3b)を一体に形成しても良い。 (ト)発明の効果 本発明は複数個の室外熱交換器を内蔵した室外ユニット
と、室内熱交換器を内蔵した複数台の室内ユニットとを
接続するユニット間配管を、高圧ガス管と低圧ガス管と
液管との3本の冷媒管で構成したので、室内ユニットを
ユニット間配管に単に分岐接続するだけで何台でも組み
合わせることができると共に、複数台の室内ユニットの
同時冷房運転及び同時暖房運転はもとより冷暖房同時運
転を任意の室内ユニットで自由に選択して行なうことが
でき、且つ、これら同時冷房運転及び同時暖房運転並び
に冷暖房同時運転時に、冷暖房負荷に応じて複数個の室
外熱交換器の運転容量を変えることにより最適な冷媒圧
力のもとて効率の良い冷暖房運転を行なうことができる
。 しかも、室外熱交換器の吸込分岐管に逆止弁を設けて休
止中の室外熱交換器に低圧ガス冷媒が溜まり込むのを阻
止し、更には、この逆止弁だけでは冷媒溜まりを完全に
阻止できない場合は吐出分岐管にある室外側切換弁を間
欠的に開いて室外熱交換器に溜まり込んだ冷媒を追い出
すようにしたので、冷媒循環量が減って冷暖房能力が低
下するのを防止することができる。 併せて、冷暖房同時運転時には凝縮器として作用する室
内熱交換器と、蒸発器として作用する室内熱交換器とが
シリーズ接続されるため熱回収による効率の良い運転を
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示す空気調和装置の冷媒回路図
である。 (1)・・・室外ユニット、 (2)・・・圧縮機、 
(3a)(3b) (3c) ・−室外熱交換器、 (
5a) (5b)(5c)−室内ユニット、 (6a)
(6b)(6c)・・・室内熱交換器、 (7)・・・
冷媒吐出管、 (8)・・・冷媒吸込管、 (8a)(
8b)(8c)・・・吸込分岐管、 (9a)(10a
) 、 (9b)(10b) 、 (9C)(10c)
・・・室内側切換弁、 (11)・・・ユニット間配管
、 (12)・・・高圧ガス管、 (13)・・・低圧
ガス管、(14)−・・液管、 (15a)(16a)
 、 (15b)(16b) 、 (15c)(16c
〉・・・室内側切換弁、 (17a) (17b)(1
7c)−冷媒減圧器、 (19a)(19b)(19c
)・・・逆止弁、 (20)−・・制御器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、圧縮機と複数個の室外熱交換器とを内蔵した室外ユ
    ニットと、室内熱交換器を内蔵した複数台の室内ユニッ
    トとをユニット間配管で接続した空気調和装置において
    、複数個の室外熱交換器の夫々の一端を圧縮機の冷媒吐
    出管と冷媒吸込管とに室外側切換弁を介して分岐接続す
    ると共にこの吸込分岐管に室外熱交換器へ冷媒が流入す
    るのを阻止する逆止弁を設ける一方、ユニット間配管を
    前記吐出管と分岐接続された高圧ガス管と、前記吸込管
    と分岐接続された低圧ガス管と、複数個の室外熱交換器
    の他端と接続された液管とで構成して、各室内熱交換器
    の一端を前記高圧ガス管と低圧ガス管とに室内側切換弁
    を介して分岐接続すると共に各室内熱交換器の他端を前
    記液管に冷媒減圧器を介して接続したことを特徴とする
    空気調和装置。 2、圧縮機と複数個の室外熱交換器とを内蔵した室外ユ
    ニットと、室内熱交換器を内蔵した複数台の室内ユニッ
    トとをユニット間配管で接続した空気調和装置において
    、複数個の室外熱交換器の夫々の一端を圧縮機の冷媒吐
    出管と冷媒吸込管とに室外側切換弁を介して分岐接続す
    る一方、ユニット間配管を前記吐出管と分岐接続された
    高圧ガス管と、前記吸込管と分岐接続された低圧ガス管
    と、複数個の室外熱交換器の他端と接続された液管とで
    構成して、各室内熱交換器の一端を前記高圧ガス管と低
    圧ガス管とに室内側切換弁を介して分岐接続すると共に
    各室内熱交換器の他端を前記液管に冷媒減圧器を介して
    接続し、休止中の室外熱交換器に圧縮機からの吐出冷媒
    を間欠的に導くために前記室外側切換弁を開閉させる制
    御器を備えたことを特徴とする空気調和装置。
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