JPH0339867A - ジェットエゼクタ式冷凍装置 - Google Patents

ジェットエゼクタ式冷凍装置

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JPH0339867A
JPH0339867A JP17272089A JP17272089A JPH0339867A JP H0339867 A JPH0339867 A JP H0339867A JP 17272089 A JP17272089 A JP 17272089A JP 17272089 A JP17272089 A JP 17272089A JP H0339867 A JPH0339867 A JP H0339867A
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山川 勝己
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、水・油等の低圧下の冷媒液を略40乃至80
’ε以下位の電力による熱、又は排熱等で加熱して発生
させた冷媒蒸気の速度エネルギーをジェットエゼクタに
用いて、周囲の低圧低温冷媒蒸気を吸引することで結果
的に圧力エネルギーに変換し、これを冷凍機外部の周囲
温度に放熱して凝縮液化し、再びこの凝縮液を容器低圧
側に圧力差で送液し、容器低圧部でのその圧力に応じた
飽和蒸気(沸騰蒸気)を生じせしめ、該容器低圧部液中
に配置された冷却器中の作動媒体(水・油)を冷却する
冷凍方法及びその装置に関するものであり、一般空調、
冷蔵冷凍庫、倉庫、車内クーラー、室内クーラー、冷凍
分野に利用するものである。
(従来の技術) 近年に於いて、従来のフロン系冷媒を用いる冷凍機は地
球規模の公害の一因として深刻な問題となって来た。 
又、これに関連してエネルギーの無駄使いも将来的な温
度公害としてとらえられるようになって来た。 そして
、クリーンエネルギーとしての太陽熱エネルギーの利用
技術分野に於いても、ンーラーエレクターで容易に得ら
れる800C以下の低温熱源を利用して、給湯だけでな
く冷房のエネルギー源として用いる事が出来る吸着式冷
凍機等の開発が行なわれるようになって来ている。
この吸着式冷凍機はシリカゲル等の物理的吸着剤の冷媒
(水)吸脱若作用を応用したものであり、原理的には古
くから知られていたものであるが、近年の小温度差で機
能する熱交換器の発達と吸着剤の物性データーの確立化
により実用化されてきたものである。 然しながら、上
記の如き吸着式冷凍機に於いては、以下に列挙するよう
な問題があった。
(a)シリカゲル等の吸着剤と水蒸気冷媒の結合力は単
にファンデルワールス力で表面と吸着分子(水蒸気)が
結合している物理吸着のみではなくて、実際には表面原
子と吸着分子(水蒸気)との間に弱い化学的な結合力(
化学吸着)が存在している事が吸着剤を真空排気する場
合の実験データーより明らかになっている。 即ち、高
真空系を得る為に用いられるンープシ璽ンボンプとスパ
ッタイオンポンプのドライ系に於いてみちれるが如く、
ンープションポンプにバーンアウト(やき出し)熱源を
物理吸着熱の2乃至3倍(44,2KJ/molX2o
r3)要する事である。 この様に従来の吸着式冷凍機
に於いては冷媒移動の為の熱エネルギーは理論値(物理
吸着熱)の2乃至3倍を必要としており、冷媒の物質移
動に対する熱効率は低いものであった。
(b)シリカゲル等の吸着剤を用いた吸着式冷凍機に於
いては、吸着剤の加熱再生とその冷却が本質的に必要で
あるから、連続して冷凍機としての冷却作用を行う為に
は2組の吸着式冷凍機サイクルを組み合わせて1式の冷
凍機ユニットを構威せざるを得なかった。 この為に、
従来の吸着式冷凍機は大型化し高価となっている。 又
、配管系も切替等が必要で複雑なものとなった。
(c)更に、従来の吸着式冷凍機に於いては、シリカゲ
ル等の吸着剤の充填を密にすることが冷媒の移動効率を
低下させる為、シリカゲルをフィン間に充填する熱交換
器は充填層を薄くするために大型化せざるを得ず、この
為に凝縮器として働く熱交換器も相対的に大型化してい
る。 又、吸着剤再生運転時に於いては蒸発凝縮器側の
冷却水入口及び冷却水出口の間の温度差が生じる為に、
凝縮器表面の冷媒液膜の厚みにバラツキが生じ、蒸発ス
ピードの劣化、冷媒液の冷凍機胴体低部への落下による
冷凍能力の低下が生じていた。 これを防ぐ為に胴体低
部の加熱等の手段がとられているが本質的に冷凍能力の
効率向上ではなかった。
(d)又、従来の吸着式冷凍機に於いては、加熱再生後
の吸着剤の冷却が必要であり、その為の冷却水回路及び
クーリングタワーが必須のものであった。
この為に温水、冷却水回路は交互に切り替える必要があ
り、温水系、冷却水系を密閉サイクルとして、スケール
の発生を防止する事は設備的に高画なものとなり、それ
故一般のクーリングタワーを使う事が多く、熱交換器内
圧のスケールスラッジの発生を併いメンテナンスを必要
としている。
そして日本の大気の事情を考え、又クーリングタワーの
保守点検の必要性からみても一般家庭に応用する事は困
難であった。
以上の如く、低温熱源(80°C以下)を駆動源として
用いる吸着式冷凍機には現実的に種々の問題が内蔵して
いた。
(技術的課題) 而して、本発明は従来技術の問題に鑑みなされたもので
、特に、低位熱入力(80’c以下乃至406C位迄)
を用いて連続的に冷房、冷凍出来従来の吸着式冷凍機に
比べて装置の簡便化と大幅なエネルギー効率向上及び装
置コストの低減、公害の発生防止という優れた効果を発
揮することが出来る冷凍機を得ることを技術的課題とす
るものである。
(技術的手段) 本発明では上記の技術的課題を解決する為に従来の低温
熱源を利用した吸着式冷凍機に代表される冷凍機システ
ムに於ける問題点を解消し、エネルギー効率の向上を図
り、冷凍機としての連続冷却なる目的を遠戚する為に、
水、油、水とエタノールとの混合等の所定量の冷媒を封
入した真空容器中にヒーター、又は熱源側熱媒を通過さ
せる熱交換器をジェットエゼクタの蒸気発生部として用
い、冷媒蒸気をエゼクタ効果により吸引、加圧、加熱さ
せ、冷媒蒸発を促進させ冷媒液の冷却を行い、この冷媒
液中に設置した冷却器中の作動媒体を冷却させると共に
、前記真空容器中にて冷媒蒸発の凝縮を行わしめ、又容
器中の冷媒液の蒸発を促進せしめる為の高電場発生用電
極装置(絶縁被膜型電極)を右し、更に又、ヒートパイ
プ式熱交換器を有して成るものである。
具体的には図示(第1図乃至第5図)に示す如く下記の
構dtとなる。
尚、本発明に於いて使用する冷媒は水(蒸留水)、又は
エステル系DEP (ジエチルフタレート)油等であり
、水は一般冷房空調用、油は一般冷蔵冷凍用に使用され
るが、ここでは冷媒として水を採用するが他に油等を用
いても原理的に本発明の主旨から逸脱するものではない
1はジェットエゼクタ式冷凍装置であり、高圧蒸気発生
器室2と、ジェットエゼクタ本体3と、凝縮室4と、低
圧蒸発室5との各室から構成されている。
前記、高圧蒸気発生器室2の内底部にはそこに貯溜され
た冷媒液Wを加熱蒸発せしめるための低位熱エネルギー
人力又は電気ヒーター等6を配設せしめてあり、該冷媒
液W面上には前記凝縮室4底部の導管7に接続した処の
フロートバルブ8のボールタップ8Aを浮かせである。
而して、凝縮室4の内底部に液化して溜った冷媒液Wは
導管7を経て前記フロートバルブ8に制御されて高圧蒸
気発生器室2内へ送り込まれるように威してある0文、
この凝縮室4の底部とフロートバルブ8との高低差は約
400mm以上に保たれる様にしてある為、重力作用に
より冷媒液Wは高圧蒸気発生器室2内の蒸気圧P、 と
凝縮室4内の蒸気圧P。
との圧力差(Pl−Ps )に抗して充分に流れ易いよ
うにしてある。
前記ジェットエゼクタ本体3は第2図に示す如く、流体
のもつ運動エネルギーを圧力エネルギーに有効に変換さ
せるための亜音速のデイフユーザ−9と、吸引口lOを
有する処の低圧室ll内に超音速−次ノズルとしての噴
射ノズル12とを該亜音速のデイフユーザ−9の開口方
向と同軸に臨ませてあり、蒸気圧Plを有する高圧蒸気
の供給口13からの流れで前記吸引口10より前記低圧
蒸発室5内の蒸気圧Po を有する低圧蒸気を吸引する
ものである。
即ち、前記高圧蒸気発生器室2より発生した高圧蒸気は
ジェットエゼクタ本体3の供給口13へ入り、低圧室1
1内に形成した噴射ノズル12より混合部14に向けて
噴出し該高圧蒸気は前記吸引口lOの低圧蒸気の有する
蒸気圧Poまで降下し噴射ノズル12の出口に於いて高
速となる。
この噴射された高圧蒸気(蒸気圧Pl)と吸引口10よ
り吸引された低圧蒸発室5からの低圧蒸気とは第4図に
示した混合点Mに於いて衝撃を起こし、高圧蒸気の流れ
に巻き込まれて吸引され連続的に混合部14へ突進して
行く。
然る時、混合は前記デイフユーザ−9内で速度エネルギ
ーが高い圧力のポテンシャルエネルギーに変換されると
きに行なわれてゆく。
ジェットエゼクタ本体3の熱力学的サイクルであるモリ
エル線図(圧力−エンタルピー曲線図)は第4図に示す
如く、第一にA→Bの噴射ノズル12内の噴射蒸気の断
熱膨張過程と、C+Dの吸引口lOからの吸入ガスの断
熱膨張過程との共に等エントロピー曲線に沿ってのエン
タルピー減少過程と、D−Mのエンタルピー減少及びB
+Mのエンタルピー増大との混合点Mでの混合過程(不
可逆過程)と、M−4−Eのデイプ1−ザー9に於cl
る断熱圧縮過程(];ンタルビー増大)とによって表わ
される。
15は冷奴液W面上約20〜30mmの位置に複数配設
せしめた、浅川効果を生じる略15 K V程度の直流
又は交流の高圧電場を形成するための絶縁被覆電極であ
り、この様な高電場により冷媒液Wの表面張力の低下、
粘性の低下が生じ(浅川効果)冷奴液Wの蒸発が促進す
るように威してある。
即ち、第3図に示す如く、BXチューブによる絶縁導線
15Aの先端金属電極15Bをポリプロビレ゛ン・15
C等で被覆したものを使えば良い。
例えば冷媒液として水を採用1.た場合温度120Cに
於いて蒸発速度が散見O倍にも達する。
−力、この時のジェットエゼクタ式冷凍装置1全体は7
−スが施されである。
前記凝縮室4内には前記ジェットエゼクタ本体3より噴
射された蒸気を凝縮液化するための凝縮用熱交換器16
としてのヒートパイプ式熱交換器を設置してある。 こ
の凝縮室4内の中圧蒸気の蒸気圧はpsである。 即ち
、P+ >PII>Poの関係にある。
前記凝縮用熱交換器16内には冷媒Q、が密封されてお
り液化、気化を繰り返している。
16Aは沸騰部で凝縮室4内に配設してあり、凝縮部1
.6Bは大気中に配設置1.且つ送風機17から空気を
送り冷媒Q蒸気を冷却し冷媒Q液に液化するものである
而して、ジェットエゼクタ本体3より噴射された蒸気は
凝縮室4内へ送出され、ここで該蒸気は前記した凝縮用
熱交換器16により液化される。
19は絞り装置としてのオリフィスで導管7に接続した
導管18を介して低圧蒸発室5と導通してある。
而して、凝縮室4内の蒸気圧PII と低圧蒸発室5内
の蒸気圧PG との差圧がオリフィス19に加わり冷媒
液Wは低圧蒸発室5へ一部気化した状態で送り込まれる
。 20は冷却器として内部に冷媒Qを充填したヒート
パイプ式熱交換器で放熱部2OAを低圧蒸発室5内の冷
媒液W内に臨ませ、吸熱部20Bを被冷却室V内に配設
してある。21は送風機である。
而して、空気冷却器20の吸熱部20Bにおいては冷媒
Q液が吸熱して気化し、その際の気化熱により被冷却室
りを冷却する。
一方、気化された冷媒Q蒸気は放熱部20Aで放熱して
液化され、その際低圧蒸発室5内の冷媒液Wを温めて蒸
気化せしめる。
又、低圧蒸発室5内にも前記高圧蒸気発生器室z内と同
様に浅川効果を生じる直流又は交流路15KV程度の高
圧電場を発生する為の絶縁被覆電極15を冷媒液W面に
略20〜30mmの位置に複数配設せしめである。
具体的に冷媒液Wとして水を採用した場合、各室内での
圧力はPG ff6mmHg (3°c〜56C)、P
1≧56mmHg(J、5°e〜50°e)、Pt+’
:32mmHg (30’ e 〜)位の圧力である。
水の飽和曲線(沸騰曲線)は第5図に示す如くなる。
(作 用) 上記の技術的手段は下記の如く作用する。
先ず、凝縮用熱交換器16と空気冷却器20の夫々空気
送風機(17、21)を運転せしめると共に、浅用効実
用の絶縁被覆電極15に高電場約15Kvを印加せしめ
、又低位熱入力(例えば太陽熱エネルギーより得られた
温水)、又は電気ヒーター6等により高圧蒸気発生器室
2内の冷媒液Wとしての水を45°C〜50’ c位に
沸騰蒸発せしめて圧力を高める。(蒸気圧P+ ) 次いで、蒸気圧ptを有する高圧蒸気は毎秒約200程
度の速度となってジェットエゼクタ本体3の供給口13
へ送出せしめられる。
然る時、低圧蒸発室5丙の冷媒液Wは高電場15Kりを
印加されているので蒸発作用が通常の数10倍に促進さ
れ且つ空気冷却器20の放熱部20Aよりの熱が冷媒液
W中に放熱される九に激しく沸騰蒸発をはじめる。 然
し、この低圧蒸発室5内の冷媒温度は約300C程度が
最大であり、高圧蒸気発生器室2内の蒸気圧PI に比
し圧力が低いものとなっている。 因って、ジェットエ
ゼクタ本体3によりこの低圧蒸発室5内の冷媒W蒸気は
吸引され、蒸発作用が連続していくことが出来る。
又、その為、被冷却室v側に在る空気冷却器20の吸熱
部20Bのヒートパイプ内の冷媒Q液の温度は被冷凍物
品から蒸発熱を奪うので上昇し、気化しく蒸発潜熱を奪
う)被冷却室■の温度を冷媒Qの蒸発温度近くまで冷や
すと共に、前記ヒートパイプ内の気化した冷媒Qは、低
圧蒸発室5内の空気冷却器20のヒートパイプの放熱部
20Aの周囲を浸漬した冷媒液Wの温度を極めて早く上
昇せしめ該冷媒Qを再び液化せしめる。
而して、被冷却室V内の熱はこの低圧蒸発室5内の冷媒
液Wに吸収される。
次いで、前記ジェットエゼクタ本体3の噴射ノズル12
により吐出された高圧蒸気発生器室2の蒸気とこれによ
り牽引されて吸引せしめられた低圧蒸発室5の低圧蒸気
とが混合され、ジェットエゼクタ本体3から凝縮室4へ
と送られる。
この送られて来た蒸気は凝縮用熱交換器16に於ける沸
騰部16A内の冷媒Qにより熱が吸収されて液化され冷
媒液Wとなって凝縮室4内の底部へ貯溜せしめられる。
 又、この凝縮室4内の冷媒液Wは内底部にある導管7
を経て、夫々高圧蒸気発生器室2内へはフロートバルブ
8のポールタップ8Aに制御されて送り込まれると共に
、低圧蒸発室5内へは絞り装置としてのオリフィス19
を経て送り込まれる而して、前述の熱力学的サイクルが
繰り返へされて冷房冷却作用が続行せしめられる。
又、前述の如き絶縁被覆電極15の高電場によって冷媒
液Wとしての水の表面張力の低下、粘性の低下が生じ(
浅川効果)、水の蒸発が促進され熱伝達が極めて効率の
良い状態となるので、今まで吸着剤を用いた吸着式冷凍
機で問題であった化学的吸着(分子間結合)を解離させ
るのに必要な熱エネルギーが本質的に不要となる為、熱
エネルギーの使用効率は極めて高くなり高電場に依る寄
与を含めれば冷凍機の成績係数COPは略1.1以上と
なる。
これは吸着式冷凍機のCOPが最大で0.7程度である
事を考えれば約50%以上の効率上昇となる。
更に又、本発明では冷却状態を連続的に保つ事が出来、
又冷凍機構成が今までの吸着式冷凍機に比し極めて簡単
であり、配管系の切替えも不要であるから一般の吸着式
冷凍機に比し本体で約173の容積とすることが出来る
尚、以下の各実施例に於いて本発明と実質的に同じ部分
には同じ番号を附してある。
(実施例1) 第6図に示す如く、本実施例の特徴は全体をアース接続
Eしたジェットエゼクタ式冷凍装置lを夫々高圧蒸気発
生器室2と低圧蒸発室5と凝縮室4とに各室に仕切り構
成すると共に、該高圧蒸気発生器室2の上部にジェット
エゼクタ本体3をW111室4へ向けて直立状態に付設
せしめる一方、前記フロートバルブ8を有する導管7及
びオリフィス19を有する導管18とを夫々凝縮室4内
に突き出たオーバーフローの部分を逆U字管22状に形
成せしめて臨ませる他方、前方絶縁被覆電極15に交流
電場15KVACを印加せしめるためにAClooV・
50〜60Hzのネオントランス23を採用せしめたも
のである。 而して、其の具体的構成に基く作用効果は
本発明と略同−である。
(実施例2) 第7図に示す如く本実施例の特徴は本発明装置及びその
方法として、真空装置として使われる油拡散ポンプの原
理を応用せしめた点にあり、オリフィス24Aを各所に
有するジェット系24を介して超音速の蒸気噴流を得、
水冷パイプ25によって水冷されたポンプ容器の内壁で
凝結液化せしめて高圧蒸気発生器室2に戻るようなサイ
クルに於いて、ジェットエゼクタ本体3によって吸入口
側10の低圧蒸発室5内の冷媒蒸気を排出口側の凝縮室
4内へ導くものであり、又、前記高圧蒸気発生器室2内
の冷媒液W面上には浅川効果を発生させる絶縁被覆電極
15を配設せしめである。
然る際、前記ジェット系24によって噴射する冷媒液W
の方向が確定するので逆流の心配は全んど無い。
而して、其の具体的構成に基く作用効果は本発明と略同
−となる。
(実施例3) 第8図に示す如く本実施例の特徴は1本発明装置及びそ
の方法として分溜の考え方を利用した真空装置であるヒ
ックマンポンプの原理を応用せしめた点にある。 即ち
、第1、第2.第3噴射ノズル(12A、12B、12
c)から噴き出した油等の冷媒蒸気はデイフユーザ−9
にて凝縮して液化せしめられ、第2ボイラー26B、第
3ボイラー26C1第4ボイラー26Dの夫々の蒸発し
た溜分は戻り管27を通して全部第1ボイラー26Aへ
戻すように威してある。 又、蒸気戻り管28の一端側
28Aが高圧蒸気発生器室2側であり、高真空側配管2
9側が低圧蒸発室5側であり、低真空側配管30側が凝
縮室4側に対応せしめられている。
又、前記各ボイラー(26A、26B、26C,26D
)内の液面上に桟用効果を導く処の絶縁被覆電極15を
夫々配設してある。
而して、其の具体的構成に基く作用効果は本発明と略同
−となる。
(効 果) 而して、本発明は下記の如き特有の効果を有する。
特に、本発明によるジェットエゼクタ式冷凍方法及び具
体的な装置に基き、低位熱入力を用いて連続的に冷却を
行うことが出来、従来の吸着式冷凍機に比し装置の簡便
化と大輻な効率向上という優れた効果を発揮し得、又装
置のコストも低減可能となり公害の発生も生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の方法及び装置を示すもので
、第1図は本発明方法の原理図であり、第2図はジェッ
トエゼクタ本体の原理を説明する断面図、第3図は絶縁
被覆電極の縦断面図、第4図はジェットエゼクタ本体の
モリエル線図であり、縦軸に圧力、横軸にエンタルピー
を採っである。 第5図は水の飽和曲線を示す状態図で
、縦軸に圧力、横軸に温度を採っである。 第6図は第
一の実施例を示すものである。 第7図は第二の実施例
を示すものである。 第8図は第三の実施例を示すもの
である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定量の冷媒液Wを封入した高圧蒸気発生器室2
    内の該冷媒液Wを蒸気化して高圧の蒸気をジェットエゼ
    クタ本体3へ送出する一方、該ジェットエゼクタ本体3
    により低圧蒸発室5内の低圧の蒸気を吸引し、前記高圧
    の蒸気と低圧の蒸気とを混合して凝縮室へ送出し、凝縮
    液化せしめると共に、凝縮室4内の冷媒液Wを前記高圧
    蒸気発生器室2及び前記低圧蒸発室5へ夫々フィードバ
    ックせしめる他方、前記低圧蒸発室5の冷却器により被
    冷却室Vを冷却せしめたジェットエゼクタ式冷凍方法
  2. (2)所定量の冷媒液Wを封入した高圧蒸気発生器室2
    と該高圧蒸気発生器室2からの高圧の蒸気を受け入れる
    ジェットエゼクタ本体3と該ジェットエゼクタ本体3に
    よる吸引力により低圧の蒸気が吸引される低圧蒸発室5
    と前記ジェットエゼクタ本体3から噴出する中圧の混合
    された蒸気を受け入れる凝縮室4と該凝縮室4で液化さ
    れた冷媒液Wを受け入れるように成した前記低圧蒸発室
    5と高圧蒸気発生器室2と前記低圧蒸発室5に配設した
    冷却器20とから成り、前記冷媒液Wのタイミング的蒸
    気化又は液化により被冷却室りを冷却すべく成したジェ
    ットエゼクタ式冷凍装置
  3. (3)前記高圧蒸気発生器室2、低圧蒸発室5内の冷媒
    液W面上に蒸発を促進せしめる為の高電場発生用の絶縁
    被覆電極15を配設した請求項(2)記載のジェットエ
    ゼクタ式冷凍装置
  4. (4)前記ジェットエゼクタ本体3に対して油拡散ポン
    プの原理を応用した請求項(2)乃至(3)記載のジェ
    ットエゼクタ式冷凍装置
  5. (5)前記ジェットエゼクタ本体3に対してヒックマン
    ポンプの原理を応用した請求項(2)乃至(3)記載の
    ジェットエゼクタ式冷凍装置
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