JPH0339846A - 熱交換形レンジフード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は台所のガスレンジ等の上部に設け、調理中に発
生する排気ガス、油煙、蒸気、におい等を排気するため
の熱交換形レンジフードに関するものである。

従来の技術 従来、この種の熱交換形レンジフードは第３図に示すよ
うな構成であった。図にふ・いて、１００は下面に設け
た室内側吸込口１０１から側面に設けた室外側吐出口１
０２へ至る排気通路１０３と、側面に設けた室外側吸込
口１０４から前面上部に設けた室内側吐出口１０５へ至
る給気通路１０６とを有する本体で、排気通路１０３に
送風する排気用送風機１０７と給気通路１０６に送風す
る給気用送風機１０８を設けるとともに、上記排気通路
１０３と給気通路１０８との交差部に直交流式熱交換器
１０９を有していた。１１０は調理中に発生する油煙等
を捕集するフィルりで、室内側吸込口１０１に設けてい
た。このような構成にかいて、排気用送風機１０７と給
気用送風機１０８を運転すると、調理中に発生する油煙
等を含んだ室内空気は矢印Ｘ　−＋　Ｘ’のように室内
側吸込口１０１より吸込まれ、排気通路１０３を通り直
交流式熱交換器１０９を通って室外側吐出口１０２より
室外へ排気され、・室外空気は矢印Ｙ・・・−＋Ｙ’の
ように室外側吸込口１０４より吸込１れ、給気通路１０
６を通り直交流式熱交換器１０９を通って室内側吐出口
１０６よう室内へ給気されて、直交流式熱交換器１０９
により熱交換換気が行われていた。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、室内側吸込口１０１に設け
たフィルり１１０にて油煙の大きな粒子は捕集できるが
、細かな粒子は捕集できず、直交流式熱交換器１０９の
内部に付着して伝熱性を低下させ、熱交換効率を低下さ
せていた。また直交流式熱交換器１０９の内部に付着す
る油等は熱交換形レンジフードの使用につれて増加して
ゆき、短期間で目づ１りして使用不能となる場合があう
、その清掃も非常に困難であった。また、目づ１りを防
止し、清掃を容易にするために直交流式熱交換器１０９
の内部通路の目を荒くすると、伝熱面積の減少により熱
交換効率が低下し、熱回収効果が悪くなるという課題を
有していた。

本発明は上記従来の課題を解決するもので、排気通路と
給気通路とを区画する仕切板を貫通し、排気通路と給気
通路に跨がって設けたヒートパイプ式熱交換器により熱
交換換気を行ない、ヒートパイプ式熱交換器の排気通路
側部分にフィルタを密着させ、冬季にそのフィルりの表
面温度を低下させて油煙や蒸気の捕集効率を向上するこ
とによシ、ヒートパイプ式熱交換器への油等の付着によ
る熱交換効率の低下を防ぐとともに、目づｔ、ｂやそれ
によって発生する換気風量の低下を防止し、ヒートパイ
プ式熱交換器に付着した油等の清掃も容易となる熱交換
形レンジフードを提供することを目的とするものである
。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、本体下面に設けた
室内側吸込口から本体側面に設けた室外側吐出口へ至る
排気通路と、本体側面に設けた室外側吸込口から本体側
面に設けた室内側吐出口へ至る給気通路とを仕切板で区
画し、上記排気通路に送風する排気用送風機と、上記給
気通路に送風する給気用送風機を設けるとともに、上記
仕切板を貫通し、上記排気通路と上記給気通路に跨がっ
てヒートパイプ式熱交換器を設け、上記ヒートパイプ式
熱交換器の排気通路側部分を上記室内側吸込口に設ける
とともに、この排気通路側部分にフィルりを密着して設
けたものである。

作用 との構成により、調理中に発生する油煙等を含んだ室内
空気は、室内側吸込口より吸込１れヒートパイプ式熱交
換器を通って室外側吐出口より室外へ排気され、室外空
気は、室外側吸込口よシ吸込１れヒートパイプ式熱交換
器を通って室内側吐出口より室内へ給気されて、ヒート
パイプ式熱交換器により熱交換換気が行なわれることに
なり、また冬季にかいて、ヒートパイプ式熱交換器の給
気通路側部分が室外空気によって冷却されることによう
、排気通路側部分、ふ・よびそれに密着したフィｌレタ
の表面温度が低下し、フィルりを通過する油煙等の温度
を下げ、捕集効率を向上することとなる。

実施例 以下本発明の一実施例を第１図釦よび第２図にもとづい
て説明する。図に釦いて、１は下面に設けた室内側吸込
口２から側面に設けた室外側吐出口３へ至る排気通路４
と、室外側吸込口５から室内側吐出口６へ至る給気通路
７とを仕切板８で区画した本体で、排気通路４に送風す
る排気用送風機９と給気通路７に送風する給気用送風機
１０とを有している。１１は排気用送風機９に設けた排
気用羽根、１２は給気用送風機１０に設けた給気用羽根
で、モータ１３によシ回転する。１４は上記仕切板８を
貫通し、排気通路４と給気通路７に跨がって設けたヒー
トパイプ式熱交換器で、その排気通路側部分１６を室内
側吸込口２に設けている。１６はヒートパイプ式熱交換
器１４の排気通路側部分１６に密着して設けたフィルり
である。

１７はヒートパイプ式熱交換器１４の給気通路側部分で
ある。

上記構成に訃いて、モータ１３を運転すると、調理中に
発生する油煙等を含んだ室内空気は矢印Ａ−＋Ａ’のよ
うに室内側吸込口２よシ吸込１れ、排気通路４を通ジフ
ィルタ１６．ヒートパイプ式熱交換器１４の排気通路側
部分１６を通って室外側吐出口３より室外へ排気され、
室外空気は矢印Ｂ・・・→Ｂ′のように室外側吸込口５
より吸込筐れ、給気通路７を通ジヒートパイプ式熱交換
器１４の給気通路側部分１７を通って室内側吐出口６よ
り室内へ給気されて、ヒートパイプ式熱交換器１４によ
シ熱交換換気が可能となる。また、冬季にかいて、ヒー
トパイプ式熱交換器１４の給気通路側部分１７が室外空
気によって冷却され、それによジ排気通路側部分１５お
よびそれに密着したフィルタ１６の表面温度が低下し、
フィルり１６を通過する油煙等の温度が下がって粒子が
大きくなり、フィルり１６の捕集効率が向上する。さた
、フィルタ１６の捕集効率が向上することにより、ヒー
トパイプ式熱交換器１４への油等の付着による熱交換効
率の低下を防ぐことが可能となり、目づまジやそれによ
って発生する換気風量の低下を防止でき、ヒートパイプ
式熱交換器１４の排気通路側部分１６の清掃も極めて容
易となる。

発明の効果 前記実施例の説明によシ明らかなように本発明は、排気
通路と給気通路とを区画する仕切板を貫通し、排気通路
と給気通路に跨がって設けたヒートパイプ式熱交換器に
より熱交換換気が可能となり、ヒートパイプ式熱交換器
の排気通路側部分にフィルりを密着させ、冬季にそのフ
ィルりの表面温度を低下させて油煙や蒸気の捕集効率を
向上することにより、ヒートパイプ式熱交換器への油等
の付着による熱交換効率の低下を防ぐとともに、目づ１
シやそれによって発生する換気風量の低下を防止するこ
とが可能となシ、ヒートパイプ式熱交換器に付着した油
等の清掃も容易となる等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に釦ける熱交換形レンジフー
ドの側面断面図、第２図は同熱交換形レンジフードに使
用するヒートパイプ式熱交換器およびフィルりの斜視図
、第３図は従来の熱交換形レンジフードの側面断面図で
ある。 １・・・・・・本体、２・・・・・・室内側吸込口、３
・・・・・・室外側吐出口、４・・・・・・排気通路、
６・・・・・・室外側吸込口、６・・・・・・室内側吐
出口、７・・・・・給気通路、８・・・・・・仕切板、
９・・・・・・排気用送風醗、１０・・・・・・給気用
送風機、１４・・・・・・ビートパイプ式熱交換器、１
５・・・・・・排気通路側部分、１６・・・・・・フイ
ルり。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本体下面に設けた室内側吸込口から本体側面に設けた室
   外側吐出口へ至る排気通路と、本体側面に設けた室外側
   吸込口から本体側面に設けた室内側吐出口へ至る給気通
   路とを仕切板で区画し、上記排気通路に送風する排気用
   送風機と、上記給気通路に送風する給気用送風機を設け
   るとともに、上記仕切板を貫通し、上記排気通路と上記
   給気通路に跨がってヒートパイプ式熱交換器を設け、上
   記ヒートパイプ式熱交換器の排気通路側部分を上記室内
   側吸込口に設けるとともに、この排気通路側部分にフィ
   ルタを密着して設けた熱交換形レンジフード。