JPH0339568U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に用いるフイルム積層体の断面
を示す説明図、第２図および第３図はその製造過
程における平面を示す説明図、第４図は本考案の
カードの一実施例の断面図、第５図は従来のカー
ドの断面図である。 １，２……フイルム層、３，４……感圧性接着
剤層、５，６……カード片、８……剥離段差、９
，１０……剥離紙、Ｓ……剥離境界面。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 互いに剥離可能に融着された異なつた材質
   の熱可塑性樹脂からなる透明なフイルム層１，２
   と、 前記フイルム層１，２の外面に塗工された透明
   な感圧性接着剤層３，４と、 中央部で見開き可能に連結されかつ前記フイル
   ム層１，２を前記感圧性接着剤層３，４を介して
   挟着する一対のカード片５，６からなるカード体
   を有する見開き可能なカードにおいて、 前記フイルム層１，２の周縁部に沿つて前記一
   方のフイルム層２を少なくとも部分的に切除して
   他方のフイルム層１との間の剥離境界面Ｓの端部
   が露出された剥離段差８を形成したことを特徴と
   する見開き可能なカード。 (2) 前記剥離段差８をカード体の見開き端部に
   対応するフイルム層１，２の周縁部に沿つて形成
   した前記第１項記載の見開き可能なカード。 (3) 前記剥離段差８を前記フイルム層１，２の
   周縁部のいずれか一方の端部におけるコーナに形
   成した前記第１項記載の見開き可能なカード。 (4) 前記フイルム層１が予め成膜されたフイル
   ムからなり、前記フイルム層２が該フイルム層１
   よりも融点の低い熱可塑性樹脂からなり、かつフ
   イルム層１に対するフイルム層２の通常のラミネ
   ート成形温度よりも低い温度で溶融状態でフイル
   ム層１の表面に供給され冷却固化されている前記
   第１項記載の見開き可能なカード。