JPH0339470Y2 - - Google Patents

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JPH0339470Y2
JPH0339470Y2 JP9420187U JP9420187U JPH0339470Y2 JP H0339470 Y2 JPH0339470 Y2 JP H0339470Y2 JP 9420187 U JP9420187 U JP 9420187U JP 9420187 U JP9420187 U JP 9420187U JP H0339470 Y2 JPH0339470 Y2 JP H0339470Y2
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resin sheet
combustion
container
combustion agent
agent
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、燃焼剤を支持する燃焼具に関するも
のである。
〔従来の技術〕
燃焼具のひとつに、筒状の金属容器に装填され
た燃焼剤を燃焼して高温燃焼ガスを発生する器具
がある。燃焼剤は例えば黒色火薬とバインダ等を
混合し、円盤状や小球状に成型したものが使用さ
れる。しかし燃焼剤はもろく機械的強度が低いた
めに締め付けて固定することが出来ず、好適に支
持する方法がない。そのため容器内壁と燃焼剤の
間には隙間が生じている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
燃焼具に振動が加わると燃焼剤も容器内で振動
し、容器の内壁と接触して損傷を受けるという問
題がある。また振動による摩擦で発火すれば重大
な事故を引き起こす危険性が高い。
本考案は燃焼剤の損傷を防止すると共に摩擦に
よる発火を回避し、安全性の高い燃焼具を提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
前記の目的を達成するための本考案を実施例に
対応する図面により説明する。第1図に示すよう
に、本考案の燃焼具は、穴3を有する筒状の容器
4と燃焼剤2の間に樹脂シート5が介装し、樹脂
シート5の容器4側の表面に形成された突起部6
が穴3に挿入している。
〔作用〕
樹脂シート5は、突起部6が穴3に挿入するこ
とによつて容器4に固定される。燃焼具が振動を
受けた場合でも、燃焼剤2は常に柔軟な樹脂シー
ト5に接して支持され、容器4と直接接触するこ
とはない。また樹脂シート5は、振動を好適に吸
収し、たとえ燃焼剤2が振動しても燃焼剤2を支
持している樹脂シート5の摩擦係数が低いために
摩擦熱は発生しない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図に示す容器4は、内容約30mm、厚さ1mm
程度のアルミニウム製の筒体である。アルミニウ
ムの他、ステンレススチールが使用出来る。容器
4には直径10mm程度の穴3が複数個一定間隔で形
成されている。穴3は円形でも楕円形でも良く、
容器4の内面が窪んでいる有底穴でも良い。
第2図aに燃焼剤2と容器4の間に介装される
樹脂シート5の正面図、第2図bにその側面図を
示す。樹脂シート5は摩擦係数が極めて低いポリ
テトラフルオロエチレン等を、厚さ約0.2mmのシ
ート状にしたものである。樹脂シート5の片面に
は容器4の穴3の間隔に対応して、複数の突起部
6が形成されている。突起部6は高さ0.2mm、直
径2〜9mm程度の半球状である。樹脂シート5は
平坦な面を内側にして筒状に湾曲され、容器4の
内壁に沿つて装着される。この時突起部6を穴3
に挿入し、樹脂シート5を固定する。
樹脂シート5の内側には、直径約30mm、厚さ10
mmの燃焼剤2が装填されている。燃焼剤2は円盤
状や小球状の組成物で、例えば黒色火薬とバイン
ダ等を混合、圧搾して成型された錠剤である。
この燃焼具に振動を加えたところ、燃焼剤2に
損傷は認められなかつた。
第3図aおよび第3図bに別のポリテトラフル
オロエチレン製樹脂シート5を示す。この樹脂シ
ート5は高さ0.5mm、直径4mmの半球状の突起部
6が前記穴3と同一間隔で形成された、厚さ0.2
mm、幅5mmの帯状である。
この樹脂シート5を容器4の内壁に沿つて5枚
装着し、突起部6と穴3を一致させた後、円盤状
の燃焼剤2を装填し、振動を与えたところ、燃焼
剤2に損傷は認められなかつた。
前述の実施例に対し、平坦な樹脂シート5を使
用したり、樹脂シート5を装着しない燃焼具に燃
焼剤2を装填して振動を加えたところ、いずれも
燃焼剤2に欠けや粉化等の損傷が発生した。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案の燃焼具は
燃焼剤が樹脂シートによつて好適に支持されてお
り、振動による燃焼剤の損傷を防止することが出
来る。また摩擦による発火を防ぐことが出来、安
全性が向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用する燃焼具の実施例の一
部破断図、第2図aは樹脂シートの正面図、第2
図bはその側面図、第3図aは別な実施例の構成
部品である樹脂シートの正面図、第3図bはその
側面図である。 2……燃焼剤、3……穴、4……容器、5……
樹脂シート、6……突起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃焼剤が装填された燃焼具において、穴を有す
    る筒状の容器と燃焼剤の間に樹脂シートが介装
    し、樹脂シートの容器側の表面に形成された突起
    部が穴に挿入していることを特徴とする燃焼具。
JP9420187U 1987-06-19 1987-06-19 Expired JPH0339470Y2 (ja)

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JP9420187U JPH0339470Y2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19

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JPS642051U JPS642051U (ja) 1989-01-09
JPH0339470Y2 true JPH0339470Y2 (ja) 1991-08-20

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06193348A (ja) * 1992-12-24 1994-07-12 Y K K Architect Prod Kk 複合窓サッシの縦枠連結構造

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JPS642051U (ja) 1989-01-09

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