JPH033908Y2 - - Google Patents

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JPH033908Y2
JPH033908Y2 JP1982145789U JP14578982U JPH033908Y2 JP H033908 Y2 JPH033908 Y2 JP H033908Y2 JP 1982145789 U JP1982145789 U JP 1982145789U JP 14578982 U JP14578982 U JP 14578982U JP H033908 Y2 JPH033908 Y2 JP H033908Y2
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JP
Japan
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ventilation
house
simple house
kanpiyo
air
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JP1982145789U
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JPS5949894U (ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、紐状とした多量のかんぴようを均一
にしかも効率よく乾燥することができるかんぴよ
う乾燥装置に関する。
従来、透光性の被覆シートで前後両面を開放し
た乾燥ハウスを設け、この乾燥ハウス内に紐状と
した多量のかんぴようを掛け下げて、被覆シート
を透過する太陽熱と、乾燥ハウス内をその前後方
向に流通する自然通風作用によつて乾燥するかん
ぴよう乾燥装置は、既に知られており、かつ実用
に供されている。
ところで、上記のような従来のかんぴよう乾燥
装置にあつては、乾燥ハウス内に生ずる自然通風
作用によつてかんぴようを乾燥しているので、た
とえ晴天時には太陽熱を利用できても、かんぴよ
う全体にわたつて均等に通風されないばかりでな
く、通風量が十分得られない。このため、乾燥時
間が長くなり、その結果、乾燥中にかんぴようが
部分的に伸びてしまい、厚みが不均一になつた
り、乾燥ムラが生じて品質の低下をきたし、また
雨天や曇天が続くと腐敗が発生する虞れがあつた
のである。
本考案は、このような従来のかんぴよう乾燥装
置における問題点に鑑み、乾燥中の多量のかんぴ
ように均等かつ十分に通風することができ、大陽
熱の利用および適度の換気作用と相まつて効率よ
く、しかも均一で高品質な乾燥かんぴようを得る
ことができるかんぴよう乾燥装置を提供すること
を目的とするものである。
本考案は、その目的を達成するため、特にその
構成を、周囲を透光性の被覆シートで覆つて形成
した簡易ハウス内に、紐状のかんぴようを並列状
に掛け下げる懸架枠を設置し、この懸架枠の下方
に、懸架枠に並列状に掛け下げたかんぴよう全体
にわたつて均等に通風する送風ダクトを配設する
と共に、簡易ハウス内の一端側には簡易ハウス内
の空気をそのまま、または加温して上記送風ダク
トに送風する送風装置を設置し、簡易ハウスの他
端側上部には換気窓を設け、簡易ハウス内のほぼ
中央上部には上記換気窓に送風側が対向してその
方向にハウス内の空気を吸引噴送する回流用送風
機を配設したことを特徴とするかんぴよう乾燥装
置としたものである。
そして、本考案は、上記のように構成したこと
により、簡易ハウス内の空気を太陽熱または加温
して常に適度な温度に保つことができるうえ、簡
易ハウス内に掛け下げられた紐状のかんぴよう全
体にわたつて均等に通風でき、しかも、回流用送
風機による空気の回流作用によつて簡易ハウス内
全体を均等な空気圧状態にできるうえ、回流用送
風機が換気窓に向けてハウス内の空気を吸引噴送
することによつてハウス内空気の回流だけでなく
常に適度の換気を行うことができ、効率よく、し
かも均一で高品質な乾燥かんぴようを得ることが
できる効果を奏するものである。
以下、本考案の一実施例を図面について説明す
る。
図面において、1は簡易ハウスであつて、この
簡易ハウス1は周囲を透光性の被覆シート2で覆
つて横長状に形成されたものである。なお、簡易
ハウス1はある程度の通気性を有し、外気の吸入
が行われるものである。上記簡易ハウス1内には
その左右に懸架枠3が設置されている。この懸架
枠3は紐状としたかんぴようAを並列状に掛け下
げるためのものである。4は送風ダクトであつ
て、この送風ダクト4は、上記懸架枠3の下方に
その全長に対応して配設されている。送風ダクト
4の上半面には多数の噴風孔5が開口している。
簡易ハウス1内の一端部には送風装置6が設置さ
れており、この送風装置6は簡易ハウス1内の空
気をそのまま、または加温して送風ダクト4に送
風するためのものである。すなわち、上記送風装
置6は、本体7の内部に送風側に向けて送風機8
とバーナ9とを設け、送風機8の吸気側は簡易ハ
ウス1内の空気を吸入する吸気口10が開口して
おり、バーナ9側の吐出口11は前記送風ダクト
4に接続されている。12は回流用送風機であつ
て、この回流用送風機12は、簡易ハウス1内の
ほぼ中央上部に設けられている。簡易ハウス1の
他端側上部には、換気窓13が開口されており、
前記回流用送風機12はその送風側が対向してい
る。14は換気窓13の開閉調節用蓋板である。
以上のように構成されたものにおいて、懸架枠
3に並列状に掛け下げられたかんぴようAには、
送風装置6によつて、その吸気口10から吸入さ
れた簡易ハウス1内の空気が送風ダクト4から全
体に均等に通風される。なお、晴天時には太陽熱
が吸収されて簡易ハウス1内が適温に保たれる
が、雨天や曇天時には、バーナ9を働かせて加温
空気を送風ダクト4に供給する。
一方、送風ダクト4からかんぴようAに通風さ
れた後の空気は、簡易ハウス1内の上部に至る
が、簡易ハウス1内のほぼ中央上部には回流用送
風機12が設けられているので、その空気は簡易
ハウス1内を程よく流動して、送風装置6の吸気
口10から吸入循環する。このため、簡易ハウス
1内はその全体の空気圧が均等な状態となり、か
んぴようA全体が均等に乾燥される。また、簡易
ハウス1内のほぼ中央上部に位置している回流用
送風機12は、その送風側が換気窓13に対向し
ているので、回流用送風機12から吸引噴送され
る空気流の一部が換気窓13から外部に排出さ
れ、簡易ハウス1内の換気が常時適度に行われ
る。このため、簡易ハウス1内は常に乾燥に適し
た温度および湿度の状態に保たれ、かんぴようA
が一層良好に、かつ効率よく乾燥され、高品質の
乾燥かんぴようを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るかんぴよう乾燥装置の一実
施例を示すものであつて、第1図は縦断正面図、
第2図は縦断側面図、第3図は送風ダクトの配列
態様を示す平面図である。 1……簡易ハウス、2……被覆シート、3……
懸架枠、4……送風ダクト、6……送風装置、1
0……吸気口、12……回流用送風機、13……
換気窓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周囲を透光性の被覆シートで覆つて形成した簡
    易ハウス内に、紐状のかんぴようを並列状に掛け
    下げる懸架枠を設置し、この懸架枠の下方に、懸
    架枠に並列状に掛け下げたかんぴよう全体にわた
    つて均等に通風する送風ダクトを配設すると共
    に、簡易ハウス内の一端側にはハウス内の空気を
    そのまま、または加温して上記送風ダクトに送風
    する送風装置を設置し、簡易ハウスの他端側上部
    には換気窓を設け、簡易ハウス内のほぼ中央上部
    には上記換気窓に送風側が対向してその方向にハ
    ウス内の空気を吸引噴送する回流用送風機を配設
    したことを特徴とするかんぴよう乾燥装置。
JP14578982U 1982-09-27 1982-09-27 かんぴよう乾燥装置 Granted JPS5949894U (ja)

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JP14578982U JPS5949894U (ja) 1982-09-27 1982-09-27 かんぴよう乾燥装置

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JP14578982U JPS5949894U (ja) 1982-09-27 1982-09-27 かんぴよう乾燥装置

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Publication Number Publication Date
JPS5949894U JPS5949894U (ja) 1984-04-02
JPH033908Y2 true JPH033908Y2 (ja) 1991-01-31

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ID=30324709

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JP14578982U Granted JPS5949894U (ja) 1982-09-27 1982-09-27 かんぴよう乾燥装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4314934Y1 (ja) * 1966-04-14 1968-06-22

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS526951Y2 (ja) * 1971-11-30 1977-02-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4314934Y1 (ja) * 1966-04-14 1968-06-22

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JPS5949894U (ja) 1984-04-02

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