JPH0338247B2 - - Google Patents

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JPH0338247B2
JPH0338247B2 JP62029997A JP2999787A JPH0338247B2 JP H0338247 B2 JPH0338247 B2 JP H0338247B2 JP 62029997 A JP62029997 A JP 62029997A JP 2999787 A JP2999787 A JP 2999787A JP H0338247 B2 JPH0338247 B2 JP H0338247B2
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JP
Japan
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compound
magnesium
calcium
acid
examples
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Application number
JP62029997A
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Japanese (ja)
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JPS62277322A (en
Inventor
Tadashi Makino
Tetsuro Tabata
Shinichiro Hirai
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Publication of JPS62277322A publication Critical patent/JPS62277322A/en
Publication of JPH0338247B2 publication Critical patent/JPH0338247B2/ja
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

産業上の利用分野 本発明は、抗潰瘍剤として有用な酸に不安定な
2−[(2−ピリジル)メチルスルフイニル]ベン
ツイミダゾールまたはその誘導体の遊離体(以
下、2−[(2−ピリジル)メチルスルフイニル]
ベンツイミダゾール系化合物、または単にベンツ
イミダゾール系化合物と略称することもある。)
にマグネシウムおよび/またはカルシウムの塩基
性無機塩を配合してなる安定化された腸溶性抗潰
瘍固形組成物(以下、単に組成物と略称すること
もある。)に関する。 従来の技術 ベンツイミダゾール系化合物は、最近、胃酸分
泌抑制剤として臨床的に研究されている。本化合
物の薬理効果は(H++K+)−ATPase阻害作用
に基づく胃酸分泌の抑制を主作用とする消化性潰
瘍の治療剤であり、シメチジン、ラニチジン等の
ヒスタミンH2受容体拮抗剤にくらべ作用は強力
で長時間持続し、また、胃粘膜防御作用も併有し
ているため次世代の強力な消化性潰瘍治療剤とし
て注目をあびている。 抗潰瘍作用を有するベンツイミダゾール系化合
物としては、たとえば特開昭52−62275号公報、
特開昭54−141783号公報、特開昭57−53406号公
報、特開昭58−135881号公報、特開昭58−192880
号公報、特開昭59−181277号公報などに記載され
た化合物が知られている。 しかしながら、これらの化合物の安定性は悪
く、固体状態では温度、湿度、光に対して不安定
で、また、水溶液又は懸濁液では、PHが低いほど
不安定である。一方、製剤すなわち、錠剤、散
剤、細粒剤、顆粒剤、カプセル剤での安定性は化
合物単独以上に製剤処方中の他成分との相互作用
が強いため、不安定になり、製造時および経日的
に含量低下、着色変化が著しい。安定性に悪影響
を及ぼす製剤成分としては、たとえば微結晶セル
ロース、ポリビニルピロリドン(PVP)、カルボ
キシメチルセルロースカルシウム、ポリエチレン
グリコール6000、プルロニツクF68(ポリオキシ
エチレン−ポリオキシプロピレン共重合物)等が
挙げられる。更にこれらの製剤のうち錠剤、顆粒
剤にコーテイングを施す場合には、たとえばセル
ロースアセテートフタレート、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロースフタレート、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロースアセテート、サクシネー
ト、オイドラギツド(メタアクリル酸・アクリル
酸共重合物)等の腸溶性基剤との配合性も悪く、
含量低下および着色変化を生じる。しかしながら
経口用製剤を製造する場合には、これらの成分の
一種あるいは二種以上の配合が必須であるにもか
かわらず前記した如く安定性に悪影響を及ぼすた
め、製剤化に困難をきたしていた。 これらの不安定性を解消するために、従来は、
ベンツイミダゾール系化合物をリチウム、ナトリ
ウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、チ
タニウムなどの塩にしたものを用いた。(特開昭
59−167587号公報) 発明が解決しようとする問題点 しかし、前記の方法によると、ベンツイミダゾ
ール系化合物を安定化するために、あらかじめ前
記した塩にするという工程が必要であつた。 問題点を解決するための手段 本発明者らは、この様な事情に鑑み、ベンツイ
ミダゾール系化合物含有製剤の安定化について検
討した結果、本発明を完成するにいたつた。 すなわち、本発明は、 抗潰瘍作用を有する酸に不安定な2−[(2−ピ
リジル)メチルスルフイニル]ベンツイミダゾー
ル系化合物に、安定化剤としてマグネシウムおよ
び/またはカルシウムの塩基性無機塩を均一に接
触させてなる安定化された腸溶性抗潰瘍固形組成
物である。 本発明で用いられる抗潰瘍作用を有するベンツ
イミダゾール系化合物としては、前記の各公開公
報等に記載された化合物であつて、次の一般式
()で示される。 [式中、R1は水素、アルキル、ハロゲン、シア
ノ、カルボキシ、カルボアルコキシ、カルボアル
コキシアルキル、カルバモイル、カルバモイルア
ルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ヒドロキシア
ルキル、トリフルオロメチル、アシル、カルバモ
イルオキシ、ニトロ、アシルオキシ、アリール、
アリールオキシ、アルキルチオまたはアルキルス
ルフイニルを、R2は水素、アルキル、アシル、
カルボアルコシキ、カルバモイル、アルキルカル
バモイル、ジアルキルカルバモイル、アルキルカ
ルボニルメチル、アルコキシカルボニルメチル、
アルキルスルホニルを、R3およびR5は同一また
は異つて水素、アルキル、アルコキシまたはアル
コキシアルコキシを、R4は水素、アルキル、フ
ツ素化されていてもよいアルコキシまたはアルコ
キシアルコキシを、mは0ないし4の整数をそれ
ぞれ示す。) 一般式()の化合物は前記公開公報に記載さ
れた方法またはそれに準じた方法により製造する
ことができる。 一般式()における公知化合物の置換基につ
いて以下に簡単に説明する。 上記式中、R1で示されるアルキルとしては、
炭素数1ないし7のものが、カルボアルコキシの
アルコキシとしては炭素数1ないし4のものが、
カルボアルコキシアルキルのアルコキシとしては
炭素数1ないし4の、アルキルとしては炭素数1
ないし4のものが、カルバモイルアルキルのアル
キルとしては炭素数1ないし4のものが、アルコ
キシとしては炭素数1ないし5のものが、ヒドロ
キシアルキルのアルキルとしては炭素数1ないし
7のものが、アシルとしては炭素数1ないし4の
ものが、アシルオキシのアシルとしては炭素数1
ないし4のものが、アリールとしてはフエニル
が、アリールオキシのアリールとしてはフエニル
が、アルキルチオのアルキルとしては炭素数1な
いし6のものが、アルキルスルフイニルのアルキ
ルとしては炭素数1ないし6のものがあげられ
る。 また、R2で示されるアルキルとしては炭素数
1ないし5のものが、アシルとしては炭素数1な
いし4のものが、カルボアルコキシのアルコキシ
としては炭素数1ないし4のものが、アルキルカ
ルバモイルのアルキルとしては炭素数1ないし4
のものが、ジアルキルカルバモイルのアルキルと
してはそのアルキルがそれぞれ炭素数1ないし4
のものが、アルキルカルボニルメチルのアルキル
としては炭素数1ないし4のものが、アルコキシ
カルボニルメチルのアルコキシとしては炭素数1
ないし4のものが、アルキルスルホニルのアルキ
ルとしては炭素数1ないし4のものがあげられ
る。 R3、R4およびR5で示されるアルキルとしては
炭素数1ないし4のものが、アルコキシとしては
炭素数1ないし8のものが、アルコキシアルコキ
シのアルコキシとしては炭素数1ないし4のもの
があげられる。 またR4で示されるフツ素化されていてもよい
アルコキシのアルコキシとしては炭素数1ないし
8のものがあげられる。 上記式()で表わされる化合物のうち、
R1が水素、メトキシまたはトリフルオロメチル
で、R2が水素で、R3およびR5が同一または異な
つて水素またはメチルで、R4がフツ素化された
炭素数2ないし5のアルコキシでかつmが1であ
る化合物、R1が水素、フツ素、メトキシまた
はトリフルオロメチルで、R2が水素で、R3が水
素またはメチルで、R4が炭素数3ないし8のア
ルコキシで、R5が水素でかつmが1である化合
物およびR1が水素、フツ素、メトキシまたは
トリフルオロメチルで、R2が水素で、R3が炭素
数1ないし8のアルコキシで、R4が炭素数1な
いし8のフツ素化されていてもよいアルコキシ
で、R5が水素でかつmが1である化合物は新規
の化合物である。 上記新規化合物である置換基についてくわしく
説明する。 R3で示される低級アルコキシ基としては、炭
素数1ないし8の低級アルコキシ基が好ましく、
例としてメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソ
プロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、プンチル
オキシ、ヘキシルオキシ、ヘプチルオキシ、オク
チルオキシ等が挙げられ、なかでも炭素数1ない
し4の低級アルコキシ基が好ましい。 R4で示されるフツ素化されていてもよい低級
アルコキシ基における低級アルコキシ基として
は、炭素数1ないし8の低級アルコキシ基が挙げ
られ、その好ましい例としては上記のR3と同様
のアルコキシ基が挙げられる。またフツ素化され
ていている低級アルコキシ基としては、例として
2,2,2−トリフロロエトキシ、2,2,3,
3,3−ペンタフロロプロポキシ、1−(トリフ
ロロメチル)−2,2,2−トリフロロエトキシ、
2,2,3,3−テトラフロロプロポキシ、2,
2,3,3,4,4,4−ヘプタフロロブトキ
シ、2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフ
ロロペントキシなとが挙げられるが、炭素数2な
いし4のフツ素化されている低級アルコキシ基が
好ましい。 R1の位置としては、4位および5位が挙げら
れ、そのうち5位が好ましい。 次に上記の新規化合物[以下式(′)と称す
るの製造法について述べる。 該化合物は一般式 [式中、R1〜R5は前記と同意義を有する。]で表
わされる化合物を酸化反応に付すことにより製造
することができる。 ここで用いられる酸化剤としては、たとえばメ
タクロロ過安息酸、過酢酸、トリフロ過酢酸、過
マレイン酸のような過酸あるいは、亜臭素酸ナト
リウム、次亜塩素酸ナトリウム等が挙げられる。
反応に用いられる溶媒としては、クロロホルム、
ジクロルメタン等のハロゲン化炭化水素、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル類、
ジメチルホルムアミド等のアミド類、あるいは水
等があげられ、単独または混合して用いることが
できる。該酸化剤の使用量は、化合物()に対
してほぼ当量ないしやや過剰量が好適である。す
なわち、約1ないし3当量、さらに好ましくは約
1ないし1.5当量である。反応温度は氷冷下から
用いた溶媒の沸点付近まで、通常、氷冷下から室
温下で、さらに好ましくは約0℃ないし10℃で行
なわれる。反応時間は、通常約0.1ないし24時間、
さらに好ましくは約0.1ないし4時間である。 上記の反応により生成した新規目的化合物
(′)は、再結晶、クロマトグラフイー等の慣用
の手段により単離、精製することができる。 該化合物は、通常用いられる手段により薬理学
的に許容され得る塩にしてもよい。該塩として
は、たとえば塩酸塩、臭素酸塩、沃素酸塩、リン
酸塩、硝酸塩、硫酸塩、酢酸塩、クエン酸塩など
が挙げられる。 また化合物()は、一般式 [式中、R1およびR2は前記と同意義を有する。]
で表わされる原料化合物と一般式 [式中、R3〜R5は前記と同意義を有し、Xはハ
ロゲン原子を示す。]で表わされる原料化合物と
を反応させることにより製造できる。 Xで示されるハロゲン原子としては、たとえば
塩素、臭素、ヨウ素などが挙げられる。 本反応は、塩基の存在下に行なうと好都合であ
る。該塩基としては、たとえば水素化ナトリウ
ム、水素化カリウムのような水素化アルカリ金
属、金属ナトリウムのようなアルカリ金属、ナト
リウムメトキシド、ナトリウムエトキシドのよう
なナトリウムアルコラートや、炭酸カリウム、炭
酸ナトリウムのようなアルカリ金属の炭素塩、ト
リエチルアミンような有機アミン類等が挙げられ
る。また反応に用いられる溶媒としては、たとえ
ばメタノール、エタノールのようなアルコール類
やジメチルホルムアミド等があげられる。上記反
応に用いられる塩基の量は、通常当量よりやや過
剰量であるが、大過剰の塩基を用いてもよい。す
なわち、約2ないし10当量、さらに好ましくは約
2ないし4当量である。上記反応温度は、通常約
0℃ないし用いた溶媒の沸点付近までであり、さ
らに好ましくは約20℃ないし80℃である。反応時
間は、約0.2ないし24時間、さらに好ましくは約
0.5ないし2時間である。 次に原料化合物()の製造法について説明す
る。 化合物()のうち、R3およびR5が同一また
は異つて水素またはメチルで、R4がフツ素化さ
れた炭素数2ないし5のアルコキシまたは炭素数
3ないし8のアルコキシである化合物は次のよう
にして製造できる。 一般式()で示されるニトロ化合物[式中、
R3、R5は前記の同意義を表わす]に塩基の存在
下、アルコール誘導体R4′OH()[式中、R4′は
フツ素化された炭素数2ないし5のアルキルまた
は炭素数3ないし8のアルキルを示す。]を反応
させることにより、一般式()[式中、R3
R4、R5は前記と同意義を表わす]のアルコキシ
誘導体を得ることができる。反応に用いられる塩
基としては、たとえばリチウム、ナトリウム、カ
リウムのようなアルカリ金属、水素化ナトリウ
ム、水素化カリウムのような水素化アルカリ金
属、t−ブトキシカリウム、プロポキシナトリウ
ムのようなアルコラートや炭酸カリウム、炭酸リ
チウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭
酸水素ナトリウムのようなアルカリ金属の炭酸あ
るいは炭酸水素塩、カリウム、ナトリウム、リチ
ウムのようなアルカリ金属、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウムのような水酸化アルカリ等が挙げ
られる。反応に用いられるアルコール誘導体とし
ては、たとえば、プロパノール、イソプロパノー
ル、ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、
2,2,2−トリフロロエタノール、2,2,
3,3,3−ペンタフロロプロパノール、2,
2,3,3−テトラフロロプロパノール、1−
(トリフロロメチル)−2,2,2−トリフロロエ
タノール、2,2,3,3,4,4,4−ヘプタ
フロロブタノール、2,2,3,3,4,4,
5,5,−オクタフロロペンタノール等が挙げら
れる。反応に用いられ溶媒としては、R4′OHそ
のもののほか、テトラヒドロフラン、ジオキサン
等のテーテル類、アセトン、メチルエチルケトン
のようなケトン類の他にアセトニトリル、ジメチ
ルホルムアミド、ヘキサメチルリン酸トリアミド
等が挙げられる。反応温度は氷冷下ないし溶媒の
沸点付近までの適宜の温度が選ばれる。反応時間
は、約1ないし48時間である。 このようにして得られた化合物()を無水酢
酸単独もしくは、酢酸、過塩素酸等の鉱酸の存在
下に加熱(約80ないし120℃)することにより一
般式()で示される2−アゼトキシメチルピリ
ジン誘導体[式中、R3、R4、R5は前記と同意義
を表わす。]が得られる。反応時間は、通常約0.1
ないし10時間である。 ついで、化合物()をアルカリ加水分解する
ことにより一般式()で示される2−ヒドロキ
シメチルピリジン誘導体を製造することができ
る。該アルカリとしては、たとえば水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナト
リウムなどが挙げられる。用いられる溶媒として
は、たとえばメタノール、エタノール、水などが
挙げられる。反応温度は通常約20ないし60℃、反
応時間は約0.1ないし2時間である。 さらに化合物()を塩化チオニルのような塩
素化剤でハロゲン化することにより一般式()
で示される2−ハロゲノメチルピリジン誘導体
[式中、R3、R4、R5は前記と同意義を表わし、X
は塩素、臭素またはヨウ素を表わす。]を製造す
ることができる。用いられる溶媒としてはたとえ
ば、クロロホルム、ジクロルメタン、テトラクロ
ロエタンなどが挙げられる。反応温度は通常約20
ないし80℃であり、反応時間は約0.1ないし2時
間である。 製造した化合物()は、用いたハロゲン化剤
のハロゲン化水素酸塩であるが、これは通常直ち
に化合物()との反応に用いるのが好ましい。 また化合物()のうち、R3が炭素数1ない
し8の低級アルコキシ、R4がフツ素化されてい
てもよいアルコキシ、R5が水素である化合物は
次のようにして製造することができる。 マルトール()にR3′Xで表わされるハロゲ
ン化アルキルを酸化銀等の存在下に反応させる
と、化合物(XI)が得られ、(XI)をアンモニア
水と反応させることによりピリドン誘導体(XII)
が製造出来る。化合物(XII)は直接ハロゲン化ア
ルキルによりアルキル化することにより、あるい
はオキシ塩化リンのようなハロゲン化剤によりハ
ロゲン誘導体()にし、次いで塩基の存在下
にR4″OHで表わされる低級アルコールを反応さ
せることにより化合物()に誘導される。次
に化合物()をN−ブロムコハク酸イミドや
塩素等により直接ハロゲン化して化合物()に
するか、m−クロロ過安息香酸のような酸化剤で
化合物()とし、無水酢酸と反応させて化合
物()とし、次いで加水分解することにより
化合物()を製造し、これを塩化チオニルの
ようなハロゲン化剤により化合物()に導くこ
ともできる。 化合物(XI)の製造の際に用いられるハロゲン
化アルキルとしては、ヨウ化メチル、ヨウ化エチ
ル、ヨウ化プロピル、ヨウ化イソプロピル、ヨウ
化ブチル、ヨウ化ペンチル、ヨウ化ヘキシル等
が、化合物()の製造の際に用いられるハロ
ゲン化アルキルとしては、化合物(XI)の製造の
際に用いられるハロゲン化アルキルと同様のもの
に加えて、たとえば、2,2,2−トリフロロエ
チルヨーダイド、2,2,3,3,3−ペンタフ
ロロプロピルヨーダイド、2,2,3,3,−テ
トラフロロプロピルヨーダイド、1−(トリフロ
ロメチル)−2,2,2−トリフロロエチルヨー
ダイド、2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフ
ロロビチルヨーダイド、2,2,3,3,4,
4,5,5−オクタフロロペンチルヨーダイド等
が挙げられ、使用量は約1〜10当量である。また
脱酸剤としては、酸化銀、炭酸カリウム、炭酸ナ
トリウム等が、溶媒としてはジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセタミド等が挙げられ、反応条件
は通常室温が用いられる。 化合物()の製造の際に用いられるハロゲ
ン化剤としては、オキシ塩化リン、五塩化リン、
三臭化リン等が挙げられ、使用量は当量〜大過剰
が用いられ、反応温度は約50〜150℃程度である。
化合物()から化合物()への反応に用
いられるアルコールとしては、メタノール、エタ
ノールおよび製法1で用いられるアルコール誘導
体と同様のものが挙げられ、使用量は当量〜大過
剰であり、また塩基としてはそれぞれアルコール
のナトリウムあるいはカリウムアルコラートやカ
リウム t−ブトキシド、水素化ナトリウム等が
用いられる。反応温度は室温〜用いたアルコール
の沸点までの適宜の温度が選ばれる。 化合物()を直接N−ブロモコハク酸で臭
素化する場合には、光照射下に反応を行うのが好
ましく、溶媒としては四塩化炭酸、クロロホル
ム、テトラクロロエタン等が用いられる。 化合物()から化合物()の反応に用
いられる酸化剤としては、たとえばメタクロロ過
安息香酸、過酢酸、トリフロロ過酢酸、過マレイ
ン酸のような過酸、過酸化水素等が挙げられる。
反応に用いられる溶媒としては、クロロホルム、
ジクロルメタン等のハロゲン化炭化水素、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル類、
ジメチルホルムアミド等のアミド類、酢酸あるい
は水等があげられ、単独または混合して用いるこ
とが出来る。該酸化剤の使用量は、化合物(
)に対してほぼ当量ないし過剰量が好適であ
る。好ましくは約1ないし10当量である。反応温
度は氷冷下から用いた溶媒の沸点付近までの適宜
の温度で行なわれる。反応時間は、通常約0.1な
いし24時間、さらに好ましくは約0.1ないし4時
間である。 化合物()より化合物()の製造は、
化合物()を無水酢酸単独もしくは、硫酸、
過塩素酸等の鉱酸の存在下に加熱(約80ないし
120℃)することにより行なわれる。反応時間は
通常0.1ないし10時間である。 化合物()をアルカリ加水分解することに
より化合物()が製造出来るが、用いられる
アルカリとしては、たとえば水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム
などが挙げられる。用いられる溶媒としては、た
とえばメタノール、エタノール、水などが挙げら
れる。反応温度は通常約20ないし60℃、反応時間
は約0.1ないし2時間である。 化合物()より化合物()を製造するに
は塩化チオニルのような塩素化剤や、メタンスル
ホニルクロリド、p−トルエンスルホニルクロリ
ドや、ジフエニルフオスフオリルクロリドのよう
な有機スルホン酸あるいは有機リン酸の酸塩化物
を用いることにより行われる。塩化チオニルのよ
うな塩素化剤の場合には、化合物()に対し
塩素化剤の当量〜大過剰量が用いられる。また用
いられる溶媒としてはたとえば、クロロホルム、
ジクロルメタン、テトラクロロエタンなどが挙げ
られる。反応温度は通常約20ないし80℃であり、
反応時間は約0.1ないし2時間である。有機スル
ホン酸あるいは有機リン酸の酸塩化物の場合に
は、化合物()に対し塩化物の当量〜小過剰
量が用いられ、通常塩基の存在下に反応が行われ
る。用いられる塩基としてはトリエチルアミン、
トリブチルアミンのような有機塩基、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウムのよう
な無機塩基があげられ、使用量は当量〜小過剰量
である。用いられる溶媒としては、クロロホル
ム、ジクロルメタン、四塩化炭素、アセトニトリ
ル等が挙げられ、反応温度、反応時間は氷冷下〜
沸点付近、および数分間〜数時間の適当な条件が
選ばれる。 前記の新規なベンツイミダゾール系化合物は、
優れた胃酸分泌抑制作用、胃粘膜防禦作用、抗潰
瘍作用を示し、また毒性は低いので、哺乳動物
(例えば、マウス、ラツト、ウサギ、イヌ、ネコ、
ヒトなど)の消化器潰瘍の治療に用いることがで
きる。 次に本発明で用いられるマグネシウムおよびカ
ルシウムの塩基正無機塩について説明する。 該マグネシウムの塩基性無機塩としては、たと
えば、重質炭酸マグネシウム、炭酸マグネシウ
ム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、メ
タケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸アルミ
ン酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウム、アルミ
ン酸マグネシウム、合成ヒドロタルサイト
[Mg6Al2(OH)16・CO3・4H2O]、水酸化アルミ
ナ・マグネシウム[2.5MgO・Al2O3・xH2O]な
どが、また該カルシウムの塩基性無機塩として
は、たとえば沈降炭酸カルシウム、水酸化カルシ
ウムなどが挙げられ、これらのマグネシウムおよ
びカルシウムの塩基性無機塩はその1%水溶液あ
るいは懸濁液のPHが塩基性(PH7以上)を示すも
のであればよい。 該マグネシウムおよびカルシウムの塩基性無機
塩の配合は1種あるいは2種以上の組み合せでも
よく、その配合量はその種類により変動するが、
ベンツイミダゾール系化合物1重量部に対して約
0.3ないし20重量部、好ましくは約0.6ないし7重
量部である。 本発明組成物には、さらに添加剤を配合しても
よく、例えば賦形剤(例えば、乳糖、コーンスタ
ーチ、軽質無水ケイ酸、微結晶セルロース、白糖
など)、結合剤(例えばα化デンプン、メチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、フドロ
キシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース、ポリビニルピロリドンなど)、
崩壊剤(例えばカルボキシメチルセルロースカル
シウム、デンプン、低置換度ヒドロキシプロピル
セルロースなど)、界面活性剤(例えばツイーン
80(花王アトラス社製)、プルロニツクF68(旭電
化工業社製、ポリオキシエチレン、ポリオキシプ
ロピレン共重合物など)、抗酸化剤(例えばL−
システイン、亜硫酸ナトリウム、アスコルビン酸
ナトリウムなど)、滑沢剤(例えばステアリン酸
マグネシウム、タルクなど)などが添加剤として
用いられる。 本発明組成物は、上記のベンツイミダゾール系
化合物、マグネシウムおよび/またはカルシウム
の塩基性無機塩および上記の添加剤を均一に混和
することによつて得られるが、その混和方法は、
たとえばあらかじめベンツイミダゾール系化合物
にマグネシウムおよび/またはカルシウム塩基性
無機塩を混和したものに添加剤を混和してもよい
し、ベンツイミダゾール系化合物に添加剤を混和
したものにマグネシウムおよび/またはカルシウ
ムの塩基性無機塩を混和してもよく、最終的にベ
ンツイミダゾール系化合物にマグネシウムおよ
び/またはカルシウムの塩基性無機塩が均一に接
触する方法であればよい。 該混合物を自体公知の手段に従い、たとえば錠
剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤、細粒剤などの経
口投与に適した剤形に製剤化することができる。 錠剤、顆粒剤、細粒剤に関しては、味のマスキ
ング、腸溶性あるは持続性の目的のため自体公知
の方法でコーテイングしてもよい。そのコーテイ
ング剤としては、例えばヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシメ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、ポリオキシエチレングリコール、ツイーン
80、プルロニツクF68、セルロースアセテートフ
タレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
フタレート、ヒドロキシメチルセルロースアセテ
ートサクシネート、オイドラギツト(ローム社
製、西ドイツ、メタアクリル酸・アクリル酸共重
合物)および酸化チタン、ベンガラ等の色素が用
いられる。 錠剤、顆粒剤、散剤、細粒剤、カプセル剤につ
いては、通常の方法(例えば第10改正、日本薬局
方の製剤総則に記載されている方法)により製造
できる。すなわち、錠剤の場合は、ベンツイミダ
ゾール系化合物と賦形剤、崩壊剤にマグネシウム
および/またはカルシウムの塩基性無機塩を加
え、混合し、結合剤を加えて、顆粒としこれに滑
沢剤等を加えて打錠して錠剤とする。また顆粒剤
においても錠剤とほぼ同様の方法で押し出し造粒
を行なうか、あるいはノンパレル(白糖75%
(W/W)およびコーン・スターチ25%(W/W)
を含む)に、水または、白糖、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース等の結合剤溶液(濃度:約0.5〜70%(W/
V)を噴霧しながら、ベンツイミダゾール系化合
物、マグネシウムおよび/またはカルシウムの塩
基性無機塩および添加剤(例、白糖、コーンスタ
ーチ、結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、ポリビニルピロリドン等)を含有し
てなる粉状散布剤をコーテイングすることにより
得られる。カプセル剤の場合は、単に混合して充
填すればよい。このようにして得られた製剤は、
長期間保存しても、外観変化は少なく含量の低下
もほとんどない優れた安定性を示す。 このようにして得られる本発明の安定化された
腸溶性抗潰瘍固形組成物は優れた胃酸分泌抑制作
用、胃粘膜防禦作用、抗潰瘍作用を示し、また毒
性は低いので、哺乳動物(例えば、マウス、ラツ
ト、ウサギ、イヌ、ネコ、ブタ、ヒトなど)の消
化器潰瘍の治療に用いることができる。 本発明の安定化された腸溶性抗潰瘍固形組成物
を哺乳動物の消化器潰瘍の治療に用いる場合には
前記の如く薬理学的に許容され得る担体、賦形
剤、希釈剤などと混合し、カプセル剤、錠剤、顆
粒剤などの剤型にして経口的に投与することがで
きる。その投与量は、ベンツイミダゾール系化合
物として約0.01mg〜30mg/Kg/日、好ましくは約
0.1mg〜3mg/Kg/日量である。 実施例 以下に参考例、実施例および実験例をあげて本
発明をさらに詳しく説明するが、これらは、本発
明を限定するものではない。 参考例 1 2,3−ジメチル−4−ニトロピリジン−1−
オキシド(2.0g)、メチルエチルケトン(30ml)、
2,2,3,3,3−ペンタフロロプロパノール
(3.05ml)、無水炭酸カリウム(3.29g)、ヘキサ
メチルリン酸トリアミド(2.07g)の混合物を70
〜80℃で4.5日間加熱撹拌したのち、不溶物をろ
去し、濃縮した。残留物に水を加え、酢酸エチル
エステルで抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥後、
溶媒を留去し、残留物をシリカゲル(50g)のカ
ラムにかけ、クロロホルム−メタノール(10:
1)で溶出し、酢酸エチルエステル−ヘキサンよ
り再結晶すると、2,3−ジメチル−4−(2,
2,3,3,3−ペンタフロロプロポキシ)ピリ
ジン−1−オキシドの無色針状晶2.4gが得られ
た。融点148〜149℃ 上記と同様の方法により、原料化合物()よ
り化合物()を製造した。
Industrial Application Field The present invention relates to a free form of acid-labile 2-[(2-pyridyl)methylsulfinyl]benzimidazole or its derivatives (hereinafter referred to as 2-[(2- pyridyl)methylsulfinyl]
It is sometimes abbreviated as a benzimidazole compound or simply a benzimidazole compound. )
The present invention relates to a stabilized enteric-coated anti-ulcer solid composition (hereinafter sometimes simply referred to as a composition) comprising a basic inorganic salt of magnesium and/or calcium. BACKGROUND OF THE INVENTION Benzimidazole compounds have recently been clinically studied as gastric acid secretion inhibitors. The pharmacological effect of this compound is that it is a therapeutic agent for peptic ulcers whose main action is to suppress gastric acid secretion based on the (H + + K + )-ATPase inhibitory effect, and it is more effective than histamine H2 receptor antagonists such as cimetidine and ranitidine. Its action is strong and lasts for a long time, and it also has gastric mucosal protective effects, so it is attracting attention as a next-generation powerful peptic ulcer treatment. Examples of benzimidazole compounds having anti-ulcer effects include, for example, JP-A-52-62275;
JP-A-54-141783, JP-A-57-53406, JP-A-58-135881, JP-A-58-192880
Compounds described in JP-A-59-181277 and the like are known. However, the stability of these compounds is poor; in a solid state, they are unstable to temperature, humidity, and light, and in an aqueous solution or suspension, the lower the pH, the more unstable they are. On the other hand, the stability of formulations, such as tablets, powders, fine granules, granules, and capsules, is unstable due to stronger interactions with other ingredients in the formulation than with the compound alone, and the The content decreases day by day and the color changes significantly. Examples of formulation components that adversely affect stability include microcrystalline cellulose, polyvinylpyrrolidone (PVP), calcium carboxymethylcellulose, polyethylene glycol 6000, and Pluronic F68 (polyoxyethylene-polyoxypropylene copolymer). Furthermore, when coating tablets and granules among these preparations, for example, cellulose acetate phthalate, hydroxypropylmethylcellulose phthalate, hydroxypropylmethylcellulose acetate, succinate, Eudragit (methacrylic acid/acrylic acid copolymer), etc. Poor compatibility with soluble bases,
This results in content loss and color change. However, in the production of oral preparations, although it is essential to mix one or more of these components, the stability is adversely affected as described above, making it difficult to formulate the preparation. In order to eliminate these instabilities, conventionally,
A benzimidazole compound converted into a salt of lithium, sodium, potassium, magnesium, calcium, titanium, etc. was used. (Tokukai Akira
59-167587) Problems to be Solved by the Invention However, according to the above method, in order to stabilize the benzimidazole compound, the step of converting it into a salt as described above was necessary. Means for Solving the Problems In view of the above circumstances, the present inventors investigated the stabilization of benzimidazole compound-containing preparations, and as a result, completed the present invention. That is, the present invention provides an acid-labile 2-[(2-pyridyl)methylsulfinyl]benzimidazole compound having an anti-ulcer effect, in which a basic inorganic salt of magnesium and/or calcium is added as a stabilizer. A stabilized enteric-coated anti-ulcer solid composition formed by uniform contact. The benzimidazole compound having an anti-ulcer effect used in the present invention is a compound described in the above-mentioned publications, etc., and is represented by the following general formula (). [Wherein, R 1 is hydrogen, alkyl, halogen, cyano, carboxy, carbalkoxy, carbalkoxyalkyl, carbamoyl, carbamoylalkyl, hydroxy, alkoxy, hydroxyalkyl, trifluoromethyl, acyl, carbamoyloxy, nitro, acyloxy, aryl ,
aryloxy, alkylthio or alkylsulfinyl, R2 is hydrogen, alkyl, acyl,
Carbalkoxy, carbamoyl, alkylcarbamoyl, dialkylcarbamoyl, alkylcarbonylmethyl, alkoxycarbonylmethyl,
alkylsulfonyl, R 3 and R 5 are the same or different and hydrogen, alkyl, alkoxy or alkoxyalkoxy; R 4 is hydrogen, alkyl, optionally fluorinated alkoxy or alkoxyalkoxy; m is 0 to 4; Indicate each integer. ) The compound of general formula () can be produced by the method described in the above-mentioned publication or a method analogous thereto. Substituents of known compounds in general formula () will be briefly explained below. In the above formula, the alkyl represented by R 1 is,
Those with 1 to 7 carbon atoms, and those with 1 to 4 carbon atoms as alkoxy of carbalkoxy,
The alkoxy of carboalkoxyalkyl has 1 to 4 carbon atoms, and the alkyl has 1 carbon number.
As acyl, carbamoyl alkyl has 1 to 4 carbon atoms, alkoxy has 1 to 5 carbon atoms, and hydroxyalkyl has 1 to 7 carbon atoms. The acyl of acyloxy has 1 to 4 carbon atoms, and the acyl of acyloxy has 1 to 4 carbon atoms.
The aryl is phenyl, the aryl of aryloxy is phenyl, the alkyl of alkylthio is 1 to 6 carbon atoms, and the alkyl of alkylsulfinyl is 1 to 6 carbon atoms. can be given. In addition, the alkyl represented by R 2 has 1 to 5 carbon atoms, the acyl has 1 to 4 carbon atoms, the alkoxy in carbalkoxy has 1 to 4 carbon atoms, and the alkyl in alkylcarbamoyl has 1 to 4 carbon atoms. as carbon number 1 to 4
The alkyl of dialkylcarbamoyl has 1 to 4 carbon atoms, respectively.
The alkyl in alkylcarbonylmethyl has 1 to 4 carbon atoms, and the alkoxy in alkoxycarbonylmethyl has 1 to 4 carbon atoms.
Examples of the alkyl in alkylsulfonyl include those having 1 to 4 carbon atoms. The alkyl represented by R 3 , R 4 and R 5 has 1 to 4 carbon atoms, the alkoxy has 1 to 8 carbon atoms, and the alkoxy of alkoxyalkoxy has 1 to 4 carbon atoms. It will be done. Further, the optionally fluorinated alkoxy represented by R 4 includes those having 1 to 8 carbon atoms. Among the compounds represented by the above formula (),
R 1 is hydrogen, methoxy or trifluoromethyl, R 2 is hydrogen, R 3 and R 5 are the same or different hydrogen or methyl, R 4 is fluorinated alkoxy having 2 to 5 carbon atoms, and A compound where m is 1, R 1 is hydrogen, fluorine, methoxy or trifluoromethyl, R 2 is hydrogen, R 3 is hydrogen or methyl, R 4 is alkoxy having 3 to 8 carbon atoms, R 5 is hydrogen and m is 1, and R 1 is hydrogen, fluorine, methoxy or trifluoromethyl, R 2 is hydrogen, R 3 is alkoxy having 1 to 8 carbon atoms, and R 4 is C 1 A compound of 8 to 8 optionally fluorinated alkoxy, in which R 5 is hydrogen and m is 1, is a new compound. The substituents of the above novel compound will be explained in detail. The lower alkoxy group represented by R 3 is preferably a lower alkoxy group having 1 to 8 carbon atoms,
Examples include methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy, isobutoxy, puntyloxy, hexyloxy, heptyloxy, octyloxy and the like, with lower alkoxy groups having 1 to 4 carbon atoms being preferred. The lower alkoxy group in the optionally fluorinated lower alkoxy group represented by R 4 includes a lower alkoxy group having 1 to 8 carbon atoms, and a preferable example thereof is the same alkoxy group as R 3 above. can be mentioned. Examples of fluorinated lower alkoxy groups include 2,2,2-trifluoroethoxy, 2,2,3,
3,3-pentafluoropropoxy, 1-(trifluoromethyl)-2,2,2-trifluoroethoxy,
2,2,3,3-tetrafluoropropoxy, 2,
2,3,3,4,4,4-heptafluorobutoxy, 2,2,3,3,4,4,5,5-octafluoropentoxy, etc. A hydrogenated lower alkoxy group is preferred. Examples of the position of R 1 include the 4th and 5th positions, with the 5th position being preferred. Next, a method for producing the above novel compound [hereinafter referred to as formula (')] will be described. The compound has the general formula [In the formula, R 1 to R 5 have the same meanings as above. ] can be produced by subjecting the compound represented by the formula to an oxidation reaction. Examples of the oxidizing agent used here include peracids such as metachloroperbenzoic acid, peracetic acid, trifluoroperacetic acid, and permaleic acid, sodium bromite, and sodium hypochlorite.
Solvents used in the reaction include chloroform,
Halogenated hydrocarbons such as dichloromethane, ethers such as tetrahydrofuran and dioxane,
Examples include amides such as dimethylformamide, water, and the like, which can be used alone or in combination. The amount of the oxidizing agent to be used is preferably approximately equivalent to or slightly in excess of the amount of the compound (). That is, about 1 to 3 equivalents, more preferably about 1 to 1.5 equivalents. The reaction temperature is from ice-cooling to around the boiling point of the solvent used, usually from ice-cooling to room temperature, more preferably from about 0°C to 10°C. Reaction time is usually about 0.1 to 24 hours,
More preferably, it is about 0.1 to 4 hours. The novel target compound (') produced by the above reaction can be isolated and purified by conventional means such as recrystallization and chromatography. The compound may be converted into a pharmacologically acceptable salt by commonly used means. Examples of the salt include hydrochloride, bromate, iodate, phosphate, nitrate, sulfate, acetate, citrate, and the like. Also, the compound () has the general formula [In the formula, R 1 and R 2 have the same meanings as above. ]
Raw material compound and general formula represented by [In the formula, R 3 to R 5 have the same meanings as above, and X represents a halogen atom. ] It can be produced by reacting with the raw material compound represented by. Examples of the halogen atom represented by X include chlorine, bromine, and iodine. This reaction is conveniently carried out in the presence of a base. Examples of the base include alkali metal hydrides such as sodium hydride and potassium hydride, alkali metals such as sodium metal, sodium alcoholates such as sodium methoxide and sodium ethoxide, and potassium carbonate and sodium carbonate. carbon salts of alkali metals, organic amines such as triethylamine, etc. Examples of the solvent used in the reaction include alcohols such as methanol and ethanol, and dimethylformamide. The amount of base used in the above reaction is usually slightly in excess of the equivalent amount, but a large excess of base may also be used. That is, about 2 to 10 equivalents, more preferably about 2 to 4 equivalents. The reaction temperature is generally about 0°C to around the boiling point of the solvent used, more preferably about 20°C to 80°C. The reaction time is about 0.2 to 24 hours, more preferably about
0.5 to 2 hours. Next, a method for producing the raw material compound () will be explained. Among the compounds (), compounds in which R 3 and R 5 are the same or different and are hydrogen or methyl, and R 4 is a fluorinated alkoxy having 2 to 5 carbon atoms or alkoxy having 3 to 8 carbon atoms, are as follows. It can be manufactured in this way. A nitro compound represented by the general formula () [wherein,
R 3 and R 5 have the same meanings as above] in the presence of a base, alcohol derivative R 4 'OH () [wherein R 4 ' is a fluorinated alkyl having 2 to 5 carbon atoms or Indicates 3 to 8 alkyl. ] By reacting the general formula () [where R 3 ,
R 4 and R 5 have the same meanings as above] can be obtained. Bases used in the reaction include, for example, alkali metals such as lithium, sodium, and potassium; alkali metal hydrides such as sodium hydride and potassium hydride; alcoholates and potassium carbonate such as potassium t-butoxy and sodium propoxy; carbonates or bicarbonates of alkali metals such as lithium carbonate, sodium carbonate, potassium bicarbonate, sodium bicarbonate, alkali metals such as potassium, sodium, lithium, sodium hydroxide,
Examples include alkali hydroxides such as potassium hydroxide. Examples of alcohol derivatives used in the reaction include propanol, isopropanol, butanol, pentanol, hexanol,
2,2,2-trifluoroethanol, 2,2,
3,3,3-pentafluoropropanol, 2,
2,3,3-tetrafluoropropanol, 1-
(Trifluoromethyl)-2,2,2-trifluoroethanol, 2,2,3,3,4,4,4-heptafluorobutanol, 2,2,3,3,4,4,
Examples include 5,5-octafluoropentanol. Examples of the solvent used in the reaction include R 4 'OH itself, tethers such as tetrahydrofuran and dioxane, ketones such as acetone and methyl ethyl ketone, acetonitrile, dimethylformamide, and hexamethylphosphoric triamide. The reaction temperature is appropriately selected from ice-cooling to around the boiling point of the solvent. Reaction time is about 1 to 48 hours. The compound () thus obtained is heated (approximately 80 to 120°C) in the presence of acetic anhydride alone or a mineral acid such as acetic acid or perchloric acid to produce a 2-azezyme compound represented by the general formula (). Toxymethylpyridine derivative [wherein R 3 , R 4 and R 5 have the same meanings as above. ] is obtained. The reaction time is usually about 0.1
or 10 hours. Then, the 2-hydroxymethylpyridine derivative represented by the general formula () can be produced by subjecting the compound () to alkaline hydrolysis. Examples of the alkali include sodium hydroxide, potassium hydroxide, potassium carbonate, and sodium carbonate. Examples of the solvent used include methanol, ethanol, and water. The reaction temperature is usually about 20 to 60°C and the reaction time is about 0.1 to 2 hours. Further, by halogenating the compound () with a chlorinating agent such as thionyl chloride, the general formula () is obtained.
A 2 - halogenomethylpyridine derivative represented by
represents chlorine, bromine or iodine. ] can be manufactured. Examples of the solvent used include chloroform, dichloromethane, and tetrachloroethane. The reaction temperature is usually about 20
to 80°C, and the reaction time is about 0.1 to 2 hours. The produced compound () is a hydrohalide salt of the halogenating agent used, and it is usually preferable to use it immediately for reaction with compound (). Furthermore, among the compounds (), compounds in which R 3 is lower alkoxy having 1 to 8 carbon atoms, R 4 is optionally fluorinated alkoxy, and R 5 is hydrogen can be produced as follows. . Compound (XI) is obtained by reacting maltol () with an alkyl halide represented by R 3 'X in the presence of silver oxide, etc., and pyridone derivative (XII) is obtained by reacting (XI) with aqueous ammonia.
can be manufactured. Compound (XII) is converted into a halogen derivative () by direct alkylation with an alkyl halide or by a halogenating agent such as phosphorus oxychloride, and then reacted with a lower alcohol represented by R 4 ″OH in the presence of a base. The compound () is then directly halogenated with N-bromosuccinimide, chlorine, etc. to form the compound (), or the compound () is halogenated with an oxidizing agent such as m-chloroperbenzoic acid. (), react with acetic anhydride to form the compound (), and then hydrolyze it to produce the compound (), which can also be led to the compound () with a halogenating agent such as thionyl chloride.Compound () Examples of alkyl halides used in the production of compound (XI) include methyl iodide, ethyl iodide, propyl iodide, isopropyl iodide, butyl iodide, pentyl iodide, hexyl iodide, etc. In addition to the alkyl halides used in the production of compound (XI), examples of the alkyl halides used include 2,2,2-trifluoroethyl iodide, 2,2 , 3,3,3-pentafluoropropyl iodide, 2,2,3,3,-tetrafluoropropyl iodide, 1-(trifluoromethyl)-2,2,2-trifluoroethyl iodide, 2, 2,3,3,4,4,4-heptafluorobityl iodide, 2,2,3,3,4,
Examples include 4,5,5-octafluoropentyl iodide, and the amount used is about 1 to 10 equivalents. Further, examples of the deoxidizing agent include silver oxide, potassium carbonate, sodium carbonate, etc., and examples of the solvent include dimethylformamide, dimethylacetamide, etc., and room temperature is usually used as the reaction condition. The halogenating agents used in the production of compound () include phosphorus oxychloride, phosphorus pentachloride,
Examples include phosphorus tribromide, and the amount used is an equivalent to a large excess, and the reaction temperature is about 50 to 150°C.
Examples of the alcohol used in the reaction from compound () to compound () include methanol, ethanol, and the same alcohol derivatives used in Production Method 1, and the amount used is an equivalent to a large excess, and the base is Sodium or potassium alcoholate, potassium t-butoxide, sodium hydride, etc. are used, respectively. The reaction temperature is appropriately selected from room temperature to the boiling point of the alcohol used. When the compound () is directly brominated with N-bromosuccinic acid, the reaction is preferably carried out under light irradiation, and carbon dioxide tetrachloride, chloroform, tetrachloroethane, etc. are used as the solvent. Examples of the oxidizing agent used in the reaction of compound () to compound () include peracids such as metachloroperbenzoic acid, peracetic acid, trifluoroperacetic acid, and permaleic acid, and hydrogen peroxide.
Solvents used in the reaction include chloroform,
Halogenated hydrocarbons such as dichloromethane, ethers such as tetrahydrofuran and dioxane,
Examples include amides such as dimethylformamide, acetic acid, and water, which can be used alone or in combination. The amount of the oxidizing agent used is determined by the amount of the compound (
) is preferably used in an amount approximately equivalent to or in excess. Preferably it is about 1 to 10 equivalents. The reaction temperature is an appropriate temperature ranging from ice cooling to around the boiling point of the solvent used. The reaction time is usually about 0.1 to 24 hours, more preferably about 0.1 to 4 hours. The production of compound () from compound () is
Compound () with acetic anhydride alone or sulfuric acid,
Heating in the presence of a mineral acid such as perchloric acid (approximately 80 to
120℃). The reaction time is usually 0.1 to 10 hours. Compound () can be produced by alkali hydrolysis of compound (), but examples of the alkali used include sodium hydroxide,
Examples include potassium hydroxide, potassium carbonate, and sodium carbonate. Examples of the solvent used include methanol, ethanol, and water. The reaction temperature is usually about 20 to 60°C and the reaction time is about 0.1 to 2 hours. To produce compound () from compound (), a chlorinating agent such as thionyl chloride, an organic sulfonic acid or an organic phosphoric acid such as methanesulfonyl chloride, p-toluenesulfonyl chloride, and diphenylphosphoryl chloride are used. This is done by using acid chlorides. In the case of a chlorinating agent such as thionyl chloride, an equivalent to a large excess amount of the chlorinating agent is used relative to the compound (). Examples of solvents that can be used include chloroform,
Examples include dichloromethane and tetrachloroethane. The reaction temperature is usually about 20 to 80°C;
The reaction time is about 0.1 to 2 hours. In the case of an acid chloride of an organic sulfonic acid or an organic phosphoric acid, an equivalent to a small excess amount of the chloride is used relative to the compound (), and the reaction is usually carried out in the presence of a base. The base used is triethylamine,
Examples include organic bases such as tributylamine, and inorganic bases such as sodium carbonate, potassium carbonate, and sodium hydrogen carbonate, and the amount used is an equivalent to a small excess. Examples of the solvent used include chloroform, dichloromethane, carbon tetrachloride, acetonitrile, etc., and the reaction temperature and reaction time are under ice cooling.
Appropriate conditions are selected near the boiling point and for several minutes to several hours. The above-mentioned novel benzimidazole compound is
It exhibits excellent gastric acid secretion suppressing effect, gastric mucosal protective effect, and anti-ulcer effect, and has low toxicity, so it can be used in mammals (e.g., mice, rats, rabbits, dogs, cats, etc.).
It can be used to treat gastrointestinal ulcers in humans, etc.). Next, the basic positive inorganic salts of magnesium and calcium used in the present invention will be explained. Examples of the basic inorganic salt of magnesium include heavy magnesium carbonate, magnesium carbonate, magnesium oxide, magnesium hydroxide, magnesium aluminate metasilicate, magnesium aluminate silicate, magnesium silicate, magnesium aluminate, and synthetic hydrotal. sites [Mg 6 Al 2 (OH) 16・CO 3・4H 2 O], alumina hydroxide magnesium [2.5MgO・Al 2 O 3・xH 2 O], etc., and basic inorganic salts of calcium include Examples include precipitated calcium carbonate, calcium hydroxide, etc. These basic inorganic salts of magnesium and calcium may be those whose 1% aqueous solution or suspension has a basic pH (PH 7 or higher). The basic inorganic salts of magnesium and calcium may be blended singly or in combination of two or more, and the blending amount varies depending on the type.
About 1 part by weight of benzimidazole compound
0.3 to 20 parts by weight, preferably about 0.6 to 7 parts by weight. The composition of the present invention may further contain additives, such as excipients (e.g., lactose, corn starch, light anhydrous silicic acid, microcrystalline cellulose, sucrose, etc.), binders (e.g., pregelatinized starch, methylcellulose, etc.). , carboxymethylcellulose, fluoroxypropylcellulose, hydroxypropylmethylcellulose, polyvinylpyrrolidone, etc.),
Disintegrants (e.g. calcium carboxymethyl cellulose, starch, low substituted hydroxypropyl cellulose, etc.), surfactants (e.g. Tween)
80 (manufactured by Kao Atlas Co., Ltd.), Pluronic F68 (manufactured by Asahi Denka Kogyo Co., Ltd., polyoxyethylene, polyoxypropylene copolymer, etc.), antioxidants (for example, L-
Cysteine, sodium sulfite, sodium ascorbate, etc.), lubricants (eg, magnesium stearate, talc, etc.), etc. are used as additives. The composition of the present invention can be obtained by uniformly mixing the above-mentioned benzimidazole compound, a basic inorganic salt of magnesium and/or calcium, and the above-mentioned additives.
For example, an additive may be mixed in advance with a benzimidazole compound and a basic inorganic salt of magnesium and/or calcium, or a magnesium and/or calcium base may be added to a benzimidazole compound with an additive. A basic inorganic salt of magnesium and/or calcium may be mixed with the benzimidazole compound, as long as the basic inorganic salt of magnesium and/or calcium is finally brought into uniform contact with the benzimidazole compound. The mixture can be formulated into dosage forms suitable for oral administration, such as tablets, capsules, powders, granules, and fine granules, by means known per se. Tablets, granules, and fine granules may be coated by methods known per se for the purpose of taste masking, enteric coating, or persistence. Examples of the coating agent include hydroxypropylmethylcellulose, ethylcellulose, hydroxymethylcellulose, hydroxypropylcellulose, polyoxyethylene glycol, and Tween.
80, Pluronic F68, cellulose acetate phthalate, hydroxypropyl methylcellulose phthalate, hydroxymethylcellulose acetate succinate, Eudragit (manufactured by Rohm, West Germany, methacrylic acid/acrylic acid copolymer), and pigments such as titanium oxide and red iron oxide are used. Tablets, granules, powders, fine granules, and capsules can be manufactured by conventional methods (for example, methods described in the General Preparations of the Japanese Pharmacopoeia, 10th edition). That is, in the case of tablets, basic inorganic salts of magnesium and/or calcium are added to the benzimidazole compound, excipient, and disintegrant, mixed, and a binder is added to form granules, which are then coated with a lubricant, etc. In addition, it is compressed into tablets. In addition, for granules, extrusion granulation is performed in almost the same way as for tablets, or nonpareil (75% white sugar)
(W/W) and corn starch 25% (W/W)
), water or a binder solution such as sucrose, hydroxypropylcellulose, hydroxypropylmethylcellulose (concentration: approximately 0.5 to 70% (W/
V) while spraying benzimidazole compounds, basic inorganic salts of magnesium and/or calcium, and additives (e.g., sucrose, corn starch, crystalline cellulose, hydroxypropyl cellulose, methyl cellulose, hydroxypropyl cellulose, polyvinylpyrrolidone, etc.). It can be obtained by coating a powdery dispersant containing the following: For capsules, simply mix and fill. The preparation thus obtained is
It exhibits excellent stability with little change in appearance and almost no decrease in content even after long-term storage. The stabilized enteric-coated anti-ulcer solid composition of the present invention obtained in this way exhibits excellent gastric acid secretion suppressing action, gastric mucosal protective action, and anti-ulcer action, and has low toxicity, so it can be used in mammals (e.g. It can be used to treat gastrointestinal ulcers in mice, rats, rabbits, dogs, cats, pigs, humans, etc.). When the stabilized enteric anti-ulcer solid composition of the present invention is used to treat gastrointestinal ulcers in mammals, it may be mixed with pharmacologically acceptable carriers, excipients, diluents, etc. as described above. It can be administered orally in the form of capsules, tablets, granules, etc. The dosage is about 0.01 mg to 30 mg/Kg/day as a benzimidazole compound, preferably about
The dose is 0.1 mg to 3 mg/Kg/day. EXAMPLES The present invention will be explained in more detail by reference examples, examples, and experimental examples below, but these are not intended to limit the present invention. Reference example 1 2,3-dimethyl-4-nitropyridine-1-
Oxide (2.0g), methyl ethyl ketone (30ml),
A mixture of 2,2,3,3,3-pentafluoropropanol (3.05 ml), anhydrous potassium carbonate (3.29 g), and hexamethyl phosphoric triamide (2.07 g) was added to
After heating and stirring at ~80°C for 4.5 days, insoluble matter was filtered off and concentrated. Water was added to the residue, extracted with ethyl acetate, dried over magnesium sulfate,
The solvent was distilled off, the residue was applied to a column of silica gel (50 g), and chloroform-methanol (10:
1) and recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 2,3-dimethyl-4-(2,
2.4 g of colorless needles of 2,3,3,3-pentafluoropropoxy)pyridine-1-oxide were obtained. Melting point: 148-149°C Compound () was produced from starting compound () by the same method as above.

【表】 参考例 2 2,3−ジメチル−4−(2,2,3,3,3
−ペンタフロロプロポキシ)ピリジン−1−オキ
シド(2.5g)、無水酢酸(8ml)の溶液に濃硫酸
(2滴)を加え、110℃で2時間かきまぜたのち、
濃縮した。残留物をメタノール(30ml)に溶か
し、2N−水酸化ナトリウムの水(20ml)溶液を
加え、室温で2時間かきまぜた。濃縮後水を加
え、酢酸エチルエステルで抽出した。酢酸マグネ
シウムで乾燥後、溶媒を留去し、シリカゲル(50
g)のカラムにかけ、クロロホルム―メタノール
(10:1)で溶出し、イソプロピルエーテルより
再結晶すると、2−ヒドロキシメチル−3−メチ
ル−4−(2,2,3,3,3−ペンタフロロプ
ロポキシ)ピリジンの褐色油状物1.6gが得られ
た。 NMRスペクトル(CDCl3)δ:2.07(3H、
s)、4.28(1H、brs)、4.49(2H、t、J=12Hz)、
4.67(2h、s)、6.69(1H、d、J=5Hz)、8.34
(1H、d、J=5Hz) 上記と同様の方法により、化合物()より化
合物()を製造した。
[Table] Reference example 2 2,3-dimethyl-4-(2,2,3,3,3
Concentrated sulfuric acid (2 drops) was added to a solution of -pentafluoropropoxy)pyridine-1-oxide (2.5 g) and acetic anhydride (8 ml), and the mixture was stirred at 110°C for 2 hours.
Concentrated. The residue was dissolved in methanol (30 ml), a 2N solution of sodium hydroxide in water (20 ml) was added, and the mixture was stirred at room temperature for 2 hours. After concentration, water was added and extracted with ethyl acetate. After drying with magnesium acetate, the solvent was distilled off and silica gel (50%
g), eluted with chloroform-methanol (10:1), and recrystallized from isopropyl ether to yield 2-hydroxymethyl-3-methyl-4-(2,2,3,3,3-pentafluoropropoxy). ) 1.6 g of a brown oil of pyridine was obtained. NMR spectrum ( CDCl3 ) δ: 2.07 (3H,
s), 4.28 (1H, brs), 4.49 (2H, t, J=12Hz),
4.67 (2h, s), 6.69 (1H, d, J=5Hz), 8.34
(1H, d, J=5Hz) Compound () was produced from compound () by the same method as above.

【表】 参考例 3 2−ヒドロキシメチル−3−メチル−4−(2,
2,3,3,3−ペンタフロロプロポキシ)ピリ
ジン(350mg)のクロロホルム溶液(10ml)に塩
化チオニル(0.2ml)を加え、30分間加熱還流し
たのち濃縮し、残留物をメタノール(5ml)にと
かし、2−メルカプトベンツイミダゾール(200
mg)、28%ナトリウムメトキシド溶液(1ml)、メ
タノール(6ml)に加え、30分間加熱還流した。
メタノールを留去し、水を加えて酢酸エチルエス
テルで抽出し、稀水酸化ナトリウム溶液で洗滌
後、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去後
シリカゲル(20g)のカラムにかけ、酢酸エチル
エステル−ヘキサン(2:1)で溶出し、酢酸エ
チル−ヘキサンより再結晶すると、2−〔[3−メ
チル−4−(2,2,3,3,3−ペンタフロロ
プロポキシ)−2−ピリジル]メチルチオ〕ベン
ツイミダゾール・1/2水和物の無色板状晶370mgが
得られた。融点145〜146℃。 以下、上記と同様にして化合物()と()
とを反応させ、化合物()を製造した。
[Table] Reference example 3 2-hydroxymethyl-3-methyl-4-(2,
Thionyl chloride (0.2 ml) was added to a chloroform solution (10 ml) of 2,3,3,3-pentafluoropropoxy)pyridine (350 mg), heated under reflux for 30 minutes, concentrated, and the residue was dissolved in methanol (5 ml). , 2-mercaptobenzimidazole (200
mg), 28% sodium methoxide solution (1 ml), and methanol (6 ml), and the mixture was heated under reflux for 30 minutes.
Methanol was distilled off, water was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate, washed with dilute sodium hydroxide solution, and dried over magnesium sulfate. After distilling off the solvent, it was applied to a column of silica gel (20 g), eluted with ethyl acetate-hexane (2:1), and recrystallized from ethyl acetate-hexane to give 2-[[3-methyl-4-(2,2 , 3,3,3-pentafluoropropoxy)-2-pyridyl]methylthio]benzimidazole hemihydrate (370 mg) was obtained. Melting point 145-146℃. Hereinafter, in the same way as above, create the compounds () and ()
Compound () was produced by reacting with

【表】 参考例 4 2−〔[3−メチル−4−(2,2,3,3,3
−ペンタフロロプロポキシ)−2−ピリジル]メ
チルチオ〕ベンツイミダゾール(2.2g)のクロ
ロホルム(20ml)溶液に氷冷下、m−クロロ過安
息香酸(1.3g)のクロロホルム(15ml)溶液を
30分かけて滴下したのち、反応液を飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液で洗滌した。硫酸マグネシウム
で乾燥後濃縮し、シリカゲル(50g)のカラムに
かけ、酢酸エチルエステルで溶出し、アセトン−
イソプロピルエーテルより再結晶すると、2−
〔[3−メチル−4−(2,2,3,3,3−ペン
タフロロプロポキシ)−2−ピリジル]メチルス
ルフイニル〕ベンツイミダゾール(以下、化合物
と称することもある。)の微黄色プリズム晶
1.78gが得られた。融点161〜163℃(分解) 以下同様の方法で化合物()より化合物
()(以下、それぞれ化合物、化合物、化合
物と称することもある)を製造した。
[Table] Reference example 4 2-[[3-methyl-4-(2,2,3,3,3
-Pentafluoropropoxy)-2-pyridyl]methylthio]benzimidazole (2.2 g) in chloroform (20 ml) was cooled with ice, and a solution of m-chloroperbenzoic acid (1.3 g) in chloroform (15 ml) was added.
After adding dropwise over 30 minutes, the reaction solution was washed with a saturated aqueous sodium hydrogen carbonate solution. After drying with magnesium sulfate, it was concentrated, applied to a column of silica gel (50 g), eluted with acetic acid ethyl ester, and acetone-
When recrystallized from isopropyl ether, 2-
Pale yellow prism of [[3-methyl-4-(2,2,3,3,3-pentafluoropropoxy)-2-pyridyl]methylsulfinyl]benzimidazole (hereinafter sometimes referred to as the compound) Akira
1.78g was obtained. Melting point: 161-163°C (decomposition) Compound () (hereinafter sometimes referred to as compound, compound, or compound) was produced from compound () in the same manner.

【表】 実施例 1 下記の組成のうち化合物、水酸化マグネシウ
ム、L−システイン、コーンスターチおよび乳糖
を混合し、さらに1/2量の微結晶セルロース、軽
質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウムを加え
よく混合したのち乾式造粒機(ローラーコンパク
ター、フロイント社製、日本)で圧縮成型した。
このものを乳鉢で粉砕し、丸篩(16メツシユ)を
通過させたのち残量の微結晶セルロース、軽質無
水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウムを加え混合
し、ロータリー式打錠機(菊水製作所製)で1錠
当り250mgの錠剤を製造した。 1錠中の組成 化合物 50mg 水酸化マグネシウム 30mg L−システイン 20mg コーンスターチ 20mg 乳 糖 65.2mg 微結晶セルロース 60mg 軽質無水ケイ酸 1.8mg ステアリン酸マグネシウム 3.0mg 計 250.0mg 実施例 2 実施例1の方法において、化合物の代りにオ
メプラゾール(注)を用いて錠剤を製造した。 (注) 5−メトオキシ−2−[(4−メトオキシ
−3,5−ジメチル−2−ピリジル)メチルス
ルフイニル]ベンツイミダゾール 実施例 3 下記の組成のうち化合物、沈降炭酸カルシウ
ム、コーンスターチ、乳糖およびヒドロキシプロ
ピルセルロースを混合し、それに水を加え練合を
おこなつたのち40℃、16時間真空乾燥し、乳鉢で
粉砕し、16メツシユの篩を通し顆粒とした。これ
にステアリン酸マグネシウムを加え、ロータリー
式打錠機(菊水製製作所製)で1錠当り200mgの
錠剤を製造した。 1錠中の組成 化合物 30mg 沈降炭酸カルシウム 50mg コーンスターチ 40mg 乳 糖 73.4mg ヒドロキシプロピルセルロース 6mg ステアリン酸マグネシウム 0.6mg 水 (0.05ml) 計 200.0mg 実施例 4 実施例3の方法において、化合物の代りにチ
モプラゾール(注)を用いて錠剤を製造した。 (注) [(2−ピリジル)メチルスルフイニル]
ベンツイミダゾール 実施例 5 下記組成割合の物質をよく混合したのち、水を
加えて練合し、押出し造粒機(菊水製作所製、ス
クリーン径1.0mmφ)で造粒し、ただちにマルメ
ライザー(富士パウダル社製、1000rpm)で球型
顆粒としたのち40℃、16時間真空乾燥し、丸篩で
篩過し12〜42メツシユの顆粒を得た。 顆粒200mg中の組成 化合物 30mg 重質炭酸マグネシウム 20mg コーンスターチ 80mg 微結晶セルロース 20mg カルボキシメチルセルロースカルシウム 10mg ヒドロキシプロピルセルロース 10mg プルロニツクF68 4mg 乳 糖 26mg 水 (0.1ml) 計 200mg 実施例 6 実施例5の方法において、化合物の代わり
に、化合物を用いて顆粒を製造した。 実施例 7 実施例3で得た顆粒に下記組成の腸溶性コーテ
イング液を流動噴霧乾燥機(大河原社製)中で給
気温度50℃、顆粒温度40℃の条件でコーテイング
し腸溶性顆粒を得た。このもの260mgをカプセル
充填機(パークデービス社性、米国)で1号硬カ
プセルに充填しカプセル剤を製造した。 腸溶性コーテイング液組成 オイドラギツトL−30D
138mg(固形成分41.4mg) タルク 4.1mg ポリエチレングリコール6000 12.4mg ツイーン 80 2.1mg 水 276μ 腸溶性顆粒の組成 実施例5の顆粒 200mg 腸溶性皮膜 60mg 計 260mg カプセル剤の組成 腸溶性顆粒 260mg 1号硬カプセル 76mg 計 336mg 実施例 8 下記組成のうち化合物、炭酸マグネシウム、
白糖、コーンスターチおよび結晶セルロースをよ
く混合し、散布剤とした。遠心流動型コーテイン
グ造粒装置(フロイント産業株式会社製、CF−
360)にノンパレルを入れ、ヒドロキシプロピル
セルロース溶液(4%(W/V)を噴霧しながら
上記の散布剤のコーテイングし球形顆粒を得た。
該球形顆粒を40℃、16時間真空乾燥し、丸篩で篩
過し12〜32メツシユの顆粒を得た。 顆粒190mg中の組成 ノンパレル 75mg 化合物 15mg 炭酸マグネシウム 15mg 白 糖 29mg コーンスターチ 27mg 結晶セルロース 27mg ヒドロキシプロピルセルロース 2mg 水 (0.05ml) 計 190mg 実施例 9 実施例8で得た顆粒に、下記組成の腸溶性コー
テイング液を流動噴霧乾燥機(大河原社製)中で
給気温度50℃、顆粒温度40℃の条件でコーテイン
グし腸溶性顆粒を得た。該顆粒240mgをカプセル
充填機(パークデービス社製)で2号硬カプセル
に充填しカプセル剤を製造した。 腸溶性コーテイング液組成 オイトラギツトL−30D 104.7mg (固形成分31.4mg) タルク 9.6mg ポリエチレングリコール6000 3.2mg ツイーン 80 1.6mg 酸化チタン 4.2mg 水 (220μ) 腸溶性顆粒の組成 実施例8の顆粒 190mg 腸溶性皮膜 50mg 計 240mg カプセル剤の組成 腸溶性顆粒 240mg 2号硬カプセル 65mg 計 305mg 実験例 1 実施例5の方法に準じ顆粒を製造し50℃、75%
RH 1週間後の外観変化を観察した。ただし重
質炭酸マグネシウムを乳糖に変えたもの、あるい
は下記添付物に変えたものも同様に製造し経日変
化させた。
[Table] Example 1 Mix the compounds shown below, magnesium hydroxide, L-cysteine, cornstarch, and lactose, then add 1/2 amount of microcrystalline cellulose, light anhydrous silicic acid, and magnesium stearate and mix well. Thereafter, it was compressed and molded using a dry granulator (roller compactor, manufactured by Freund, Japan).
This material was ground in a mortar and passed through a round sieve (16 mesh), then the remaining amount of microcrystalline cellulose, light anhydrous silicic acid, and magnesium stearate were added and mixed, and then processed using a rotary tablet machine (manufactured by Kikusui Seisakusho). Tablets of 250 mg each were manufactured. Composition in 1 tablet Compound 50 mg Magnesium hydroxide 30 mg L-cysteine 20 mg Corn starch 20 mg Lactose 65.2 mg Microcrystalline cellulose 60 mg Light anhydrous silicic acid 1.8 mg Magnesium stearate 3.0 mg Total 250.0 mg Example 2 In the method of Example 1, the compound Tablets were manufactured using omeprazole (Note) instead of . (Note) 5-Methoxy-2-[(4-methoxy-3,5-dimethyl-2-pyridyl)methylsulfinyl]benzimidazole Example 3 Among the following compositions, the compound, precipitated calcium carbonate, cornstarch, lactose and Hydroxypropyl cellulose was mixed, water was added thereto, kneaded, vacuum dried at 40°C for 16 hours, ground in a mortar, and passed through a 16-mesh sieve to form granules. Magnesium stearate was added to this, and tablets of 200 mg each were manufactured using a rotary tablet press (manufactured by Kikusui Seisakusho). Composition in 1 tablet Compound 30 mg Precipitated calcium carbonate 50 mg Corn starch 40 mg Lactose 73.4 mg Hydroxypropylcellulose 6 mg Magnesium stearate 0.6 mg Water (0.05 ml) Total 200.0 mg Example 4 In the method of Example 3, Timoprazole ( Note) Tablets were manufactured using (Note) [(2-pyridyl)methylsulfinyl]
Benzimidazole Example 5 After thoroughly mixing the substances with the following composition ratios, water was added and kneaded, and the mixture was granulated using an extrusion granulator (manufactured by Kikusui Seisakusho, screen diameter 1.0 mmφ), and immediately processed using a Marmerizer (Fuji Paudal Co., Ltd., screen diameter 1.0 mm). The granules were made into spherical granules at 1,000 rpm), vacuum dried at 40°C for 16 hours, and sieved through a round sieve to obtain granules of 12 to 42 mesh. Composition in 200 mg of granules Compound 30 mg Heavy magnesium carbonate 20 mg Corn starch 80 mg Microcrystalline cellulose 20 mg Carboxymethyl cellulose calcium 10 mg Hydroxypropyl cellulose 10 mg Pluronic F68 4 mg Lactose 26 mg Water (0.1 ml) Total 200 mg Example 6 In the method of Example 5, the compound Instead, the compound was used to produce granules. Example 7 The granules obtained in Example 3 were coated with an enteric coating liquid having the following composition in a fluidized spray dryer (manufactured by Okawara Co., Ltd.) under conditions of an air supply temperature of 50°C and a granule temperature of 40°C to obtain enteric granules. Ta. Capsules were prepared by filling 260 mg of this product into No. 1 hard capsules using a capsule filling machine (Parke Davis Company, USA). Enteric coating liquid composition Eudragit L-30D
138mg (solid ingredients 41.4mg) Talc 4.1mg Polyethylene glycol 6000 12.4mg Tween 80 2.1mg Water 276μ Composition of enteric-coated granules Granules of Example 5 200mg enteric coating 60mg total 260mg Composition of capsules Enteric-coated granules 260mg No. 1 hard capsule 76mg total 336mg Example 8 Among the following compositions, compounds, magnesium carbonate,
White sugar, cornstarch, and crystalline cellulose were mixed well to prepare a dispersant. Centrifugal fluid coating granulation equipment (manufactured by Freund Sangyo Co., Ltd., CF-
360), and while spraying a hydroxypropyl cellulose solution (4% (W/V)), the mixture was coated with the above-mentioned dusting agent to obtain spherical granules.
The spherical granules were vacuum dried at 40° C. for 16 hours and passed through a circular sieve to obtain granules of 12 to 32 meshes. Composition of 190 mg of granules Nonpareil 75 mg Compound 15 mg Magnesium carbonate 15 mg White sugar 29 mg Corn starch 27 mg Crystalline cellulose 27 mg Hydroxypropyl cellulose 2 mg Water (0.05 ml) Total 190 mg Example 9 The granules obtained in Example 8 were coated with an enteric coating liquid having the following composition. was coated in a fluidized spray dryer (manufactured by Okawara Co., Ltd.) at a supply air temperature of 50°C and a granule temperature of 40°C to obtain enteric granules. Capsules were prepared by filling 240 mg of the granules into No. 2 hard capsules using a capsule filling machine (manufactured by Parke Davis). Composition of enteric coating liquid Oitoragituto L-30D 104.7mg (solid component 31.4mg) Talc 9.6mg Polyethylene glycol 6000 3.2mg Tween 80 1.6mg Titanium oxide 4.2mg Water (220μ) Composition of enteric granules Granules of Example 8 190mg enteric Film 50mg total 240mg Capsule composition Enteric coated granules 240mg No. 2 hard capsule 65mg total 305mg Experimental example 1 Granules were manufactured according to the method of Example 5 and heated to 75% at 50℃.
Changes in appearance were observed after 1 week of RH. However, products in which heavy magnesium carbonate was replaced with lactose, or products in which the following attachments were used were also produced in the same manner and aged over time.

【表】 : 〃 はげしい
以上の結果、本発明の添加物を加えたものにつ
いては外観変化はほとんど認められなかつた。 実験例 2 実施例5の方法に準じ、化合物を化合物、
化合物、化合物オメプラゾール、チモプラゾ
ールに変えた顆粒を製造し、50℃、75%RH、1
週間後の外観変化を観察した。また対照として重
質炭酸マグネシウムを乳糖に変えたものも製造し
同様に経日変化させた。
[Table]: 〃 Violent As a result, almost no change in appearance was observed in the samples to which the additives of the present invention were added. Experimental Example 2 According to the method of Example 5, the compound was
Compound, compound omeprazole, produced granules changed to timoprazole, 50℃, 75%RH, 1
Changes in appearance were observed after a week. As a control, a product in which heavy magnesium carbonate was replaced with lactose was also produced and similarly aged over time.

【表】 −:外観変化なし
: 〃 はげしい
以上の結果、化合物、オメプラゾール、チモ
プラゾール化合物、化合物のいずれも本発明
組成物は安定であつた。 実験例 3 実施例3および5において塩基性のMg無機塩
あるいはCa無機塩を種々変えたものまたは対照
として乳糖に変えたもの、さらには実施例7の各
製剤を製造し50℃、75%RH、1週間および40
℃、6ヶ月保存後の外観変化および含量(残存
率)を測定した
[Table] -: No change in appearance: Severe As a result, the compound, omeprazole, timoprazole compound, and the composition of the present invention were all stable. Experimental Example 3 In Examples 3 and 5, the basic Mg inorganic salt or Ca inorganic salt was changed in various ways, or lactose was used as a control, and the preparations in Example 7 were prepared and heated at 50°C and 75% RH. , 1 week and 40
Changes in appearance and content (residual rate) were measured after storage at ℃ for 6 months.

【表】 以上の結果、本発明組成物は外観変化もなく、
含量も安定であることが明らかとなつた。 発明の効果 本発明において、ベンツイミダゾール系化合物
にマグネシウムおよび/またはカルシウムの塩基
性無機塩を配合することにより物理的に安定な安
定化された腸溶性抗潰瘍固形組成物を得ることが
できる。
[Table] As a result, the composition of the present invention showed no change in appearance;
It became clear that the content was also stable. Effects of the Invention In the present invention, a physically stable enteric-coated anti-ulcer solid composition can be obtained by blending a basic inorganic salt of magnesium and/or calcium with a benzimidazole compound.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 抗潰瘍作用を有する酸に不安定な2−[(2−
ピリジル)メチルスルフイニル]ベンツイミダゾ
ール系化合物に、安定化剤としてマグネシウムお
よび/またはカルシウムの塩基性無機塩を均一に
接触させてなる安定化された腸溶性抗潰瘍固形組
成物。 2 塩基性無機塩が重質炭酸マグネシウム、炭酸
マグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネ
シウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケ
イ酸マグネシウム、合成ヒドロタルサイト、水酸
化アルミナ・マグネシウム、沈降炭酸カルシウム
または水酸化カルシウムである特許請求の範囲第
1項記載の組成物。 3 マグネシウムおよび/またはカルシウムの塩
基性無機塩の配合割合が2−[(2−ピリジル)メ
チルスルフイニル]ベンツイミダゾール系化合物
1重量部に対し、0.3ないし20重量部である特許
請求の範囲第1項記載の組成物。 4 錠剤、顆粒剤または細粒剤である特許請求の
範囲第1項記載の組成物。 5 ヒドロキシプロピルメチルセルロース、エチ
ルセルロース、ヒドロキシメチルセルロースまた
はヒドロキシプロピルセルロースでコーテイング
されている特許請求の範囲第1項記載の組成物。 6 腸溶性コーテイング剤でコーテイングされた
特許請求の範囲第1項記載の組成物。 7 腸溶性コーテイング剤がセルロースアセテー
トフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースフタレート、ヒドロキシメチルセルロースア
セテートサクシネートまたはメタアクリル酸・ア
クリル酸共重合物である特許請求の範囲第6項記
載の組成物。
[Claims] 1. Acid-labile 2-[(2-
A stabilized enteric-coated anti-ulcer solid composition comprising a basic inorganic salt of magnesium and/or calcium as a stabilizer, which is uniformly brought into contact with a pyridyl)methylsulfinyl]benzimidazole compound. 2. The basic inorganic salt is heavy magnesium carbonate, magnesium carbonate, magnesium oxide, magnesium hydroxide, magnesium aluminate metasilicate, magnesium silicate, synthetic hydrotalcite, alumina magnesium hydroxide, precipitated calcium carbonate or calcium hydroxide. A composition according to claim 1. 3. Claim No. 3 in which the basic inorganic salt of magnesium and/or calcium is blended in an amount of 0.3 to 20 parts by weight per 1 part by weight of the 2-[(2-pyridyl)methylsulfinyl]benzimidazole compound. Composition according to item 1. 4. The composition according to claim 1, which is a tablet, granule or fine granule. 5. The composition of claim 1 coated with hydroxypropylmethylcellulose, ethylcellulose, hydroxymethylcellulose or hydroxypropylcellulose. 6. The composition according to claim 1 coated with an enteric coating agent. 7. The composition according to claim 6, wherein the enteric coating agent is cellulose acetate phthalate, hydroxypropylmethylcellulose phthalate, hydroxymethylcellulose acetate succinate, or a methacrylic acid/acrylic acid copolymer.
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