JPH0337638Y2 - - Google Patents
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- JPH0337638Y2 JPH0337638Y2 JP1985189202U JP18920285U JPH0337638Y2 JP H0337638 Y2 JPH0337638 Y2 JP H0337638Y2 JP 1985189202 U JP1985189202 U JP 1985189202U JP 18920285 U JP18920285 U JP 18920285U JP H0337638 Y2 JPH0337638 Y2 JP H0337638Y2
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- catheter
- catheter body
- hole
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- sheath tube
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
- A61M25/02—Holding devices, e.g. on the body
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
- A61M25/02—Holding devices, e.g. on the body
- A61M2025/024—Holding devices, e.g. on the body having a clip or clamp system
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S128/00—Surgery
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Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は経鼻挿入用カテーテルに関するもので
ある。
ある。
[従来の技術]
通常、栄養補給用経鼻挿入用カテーテルは軟質
の細いプラスチツク製チユーブの挿入端部に錘体
を封入した錘体部があり、鼻腔から胃あるいは腸
内に、その重さを利用して挿入して錘体部の少し
上の1個または2個の側孔から栄養液を供給する
ようにしてある。
の細いプラスチツク製チユーブの挿入端部に錘体
を封入した錘体部があり、鼻腔から胃あるいは腸
内に、その重さを利用して挿入して錘体部の少し
上の1個または2個の側孔から栄養液を供給する
ようにしてある。
カテーテルは長期間鼻腔を通して留置されるた
め患者にとつて大変な苦痛を伴うものである。こ
れを緩和するために極力軟質の材質であることが
好ましい。またカテーテルは長期間内臓壁に接触
するため、材質が硬いと内臓壁の組織が壊死して
します危険性があり、この理由からも軟質プラス
チツクチユーブでできていることが望ましい。と
ころがこれらの軟質のチユーブを大きな屈曲のあ
る胃、腸まで入れるには鼻腔を通じて更に通路の
狭い喉頭を越え食道を通過させねばならず、軟質
プラスチツクチユーブ製のカテーテルでは腰が弱
く、挿入が困難である。
め患者にとつて大変な苦痛を伴うものである。こ
れを緩和するために極力軟質の材質であることが
好ましい。またカテーテルは長期間内臓壁に接触
するため、材質が硬いと内臓壁の組織が壊死して
します危険性があり、この理由からも軟質プラス
チツクチユーブでできていることが望ましい。と
ころがこれらの軟質のチユーブを大きな屈曲のあ
る胃、腸まで入れるには鼻腔を通じて更に通路の
狭い喉頭を越え食道を通過させねばならず、軟質
プラスチツクチユーブ製のカテーテルでは腰が弱
く、挿入が困難である。
このため従来はカテーテルの内腔にガイドワイ
ヤーを挿入し、腰を強くして挿入する方法が採ら
れていたが、ガイドワイヤーをカテーテルに挿入
するには両者間の摩擦抵抗を緩げるため、潤滑剤
をカテーテル内面に塗る手間を要し、さらにガイ
ドワイヤーの挿入自体も面倒であつた。
ヤーを挿入し、腰を強くして挿入する方法が採ら
れていたが、ガイドワイヤーをカテーテルに挿入
するには両者間の摩擦抵抗を緩げるため、潤滑剤
をカテーテル内面に塗る手間を要し、さらにガイ
ドワイヤーの挿入自体も面倒であつた。
さらに挿入に際してガイドワイヤーの先端がカ
テーテルの側孔より突出し、内臓壁を突きさす危
険性もあつた。
テーテルの側孔より突出し、内臓壁を突きさす危
険性もあつた。
[考案の目的およびその問題点]
この考案はこのような欠点を解消するためにな
されたもので、カテーテル本体を、全長にわたつ
て縦に引裂線が入つていてカテーテル本体よりも
弾性と剛性とがやゝ高いプラスチツク製のシース
管内に挿入収納して経鼻挿入チユーブを構成し、
このカテーテル本体をシース管で覆つてなる経鼻
挿入チユーブを胃や腸内に挿入するようにしたの
で、鼻腔を含めてカテーテル本体の挿入が極めて
容易となり、経鼻挿入チユーブの挿入後はカテー
テル本体を経鼻挿入チユーブの固定具に固定さ
せ、シース管を鼻腔外で縦に引裂いてゆけば自然
とシース管は上方に引き上げられ、またカテーテ
ル本体は固定具に固定されて引き上げられるシー
ス管に伴うことなく胃腸内にそのまま保持でき、
かつこのシース管の引裂きは鼻腔外に固定した経
鼻挿入チユーブ固定具により極めて容易に実施す
ることができるようにした第5図のようなものも
あるが、本考案はこれを更により容易に実施する
ことができるものである。
されたもので、カテーテル本体を、全長にわたつ
て縦に引裂線が入つていてカテーテル本体よりも
弾性と剛性とがやゝ高いプラスチツク製のシース
管内に挿入収納して経鼻挿入チユーブを構成し、
このカテーテル本体をシース管で覆つてなる経鼻
挿入チユーブを胃や腸内に挿入するようにしたの
で、鼻腔を含めてカテーテル本体の挿入が極めて
容易となり、経鼻挿入チユーブの挿入後はカテー
テル本体を経鼻挿入チユーブの固定具に固定さ
せ、シース管を鼻腔外で縦に引裂いてゆけば自然
とシース管は上方に引き上げられ、またカテーテ
ル本体は固定具に固定されて引き上げられるシー
ス管に伴うことなく胃腸内にそのまま保持でき、
かつこのシース管の引裂きは鼻腔外に固定した経
鼻挿入チユーブ固定具により極めて容易に実施す
ることができるようにした第5図のようなものも
あるが、本考案はこれを更により容易に実施する
ことができるものである。
[問題点を解決するための手段]
本考案は上記の問題点を解決することを目的と
したものでその要旨とするところは全長にわたり
縦に引裂き線を有し、カテーテル本体よりも弾性
と剛性のやゝ大きいプラスチツク製シース管内に
カテーテル本体を摺動自在に被嵌せしめてなる経
鼻挿入チユーブと該チユーブの鼻孔部での固定具
よりなり、該固定具は分割したシース管を互に反
対方向に誘導して引き出す開口部を有する立上が
り部が基板と一体に形成され、固定具のカテーテ
ル挟持部にカテーテル本体の外周を緩かに支持で
きる多きな通孔とこのカテーテル本体をしつかり
と挟持でき小さい通孔とを連通孔で結んだもので
ある。
したものでその要旨とするところは全長にわたり
縦に引裂き線を有し、カテーテル本体よりも弾性
と剛性のやゝ大きいプラスチツク製シース管内に
カテーテル本体を摺動自在に被嵌せしめてなる経
鼻挿入チユーブと該チユーブの鼻孔部での固定具
よりなり、該固定具は分割したシース管を互に反
対方向に誘導して引き出す開口部を有する立上が
り部が基板と一体に形成され、固定具のカテーテ
ル挟持部にカテーテル本体の外周を緩かに支持で
きる多きな通孔とこのカテーテル本体をしつかり
と挟持でき小さい通孔とを連通孔で結んだもので
ある。
[作用]
本考案は上述の構成となつているので、鼻孔部
での固定具は基板の底から立上り部を通つて二つ
に分割したばかりのシース管を互に反対方向に分
けて誘導する開口部から出し、カテーテル本体を
大きい方の穴から連通溝を介して小さい方の穴に
移動させて挟持固定して、シース管を引き上げれ
ば楽にカテーテル本体から分離して引き上げるこ
とができ、前記カテーテル本体を一人にても容易
に胃腸内に残留させることができるものである。
また従来のようにカテーテルを挟持する通孔に通
しておくとカテーテルが変形し、その部分がくび
れてしまい挟持力も次第に低下して行くことに比
べ本考案のものは必要の時だけしつかりと挟持で
きればよいようにした。
での固定具は基板の底から立上り部を通つて二つ
に分割したばかりのシース管を互に反対方向に分
けて誘導する開口部から出し、カテーテル本体を
大きい方の穴から連通溝を介して小さい方の穴に
移動させて挟持固定して、シース管を引き上げれ
ば楽にカテーテル本体から分離して引き上げるこ
とができ、前記カテーテル本体を一人にても容易
に胃腸内に残留させることができるものである。
また従来のようにカテーテルを挟持する通孔に通
しておくとカテーテルが変形し、その部分がくび
れてしまい挟持力も次第に低下して行くことに比
べ本考案のものは必要の時だけしつかりと挟持で
きればよいようにした。
[実施例]
次に本考案の経鼻挿入用カテーテルについて図
示の実施例によつて説明する。第1図は本考案の
経鼻挿入用カテーテルの説明図で、経鼻挿入用カ
テーテルは経鼻挿入チユーブAと固定具Bとから
なるものである。前記経鼻挿入チユーブAは極め
て軟質のカテーテル本体1を、該カテーテル本体
よりも弾性と剛性のやゝ高いプラスチツク製のシ
ース管3内に摺動可能に挿入収納してなり、カテ
ーテル本体1の先端部には錘体部2が設けられて
おり、この錘体部2の少し上方には栄養液補給用
の側孔(図示せず)がある。前記シース管3は肉
厚を薄く形成してなる縦の引裂線4が全長にわた
つて設けられ引裂き可能に構成されている。なお
引裂線4はシース管の肉厚を薄くして形成するば
かりでなく、他の素材で形成し引裂き可能に構成
してもよい。
示の実施例によつて説明する。第1図は本考案の
経鼻挿入用カテーテルの説明図で、経鼻挿入用カ
テーテルは経鼻挿入チユーブAと固定具Bとから
なるものである。前記経鼻挿入チユーブAは極め
て軟質のカテーテル本体1を、該カテーテル本体
よりも弾性と剛性のやゝ高いプラスチツク製のシ
ース管3内に摺動可能に挿入収納してなり、カテ
ーテル本体1の先端部には錘体部2が設けられて
おり、この錘体部2の少し上方には栄養液補給用
の側孔(図示せず)がある。前記シース管3は肉
厚を薄く形成してなる縦の引裂線4が全長にわた
つて設けられ引裂き可能に構成されている。なお
引裂線4はシース管の肉厚を薄くして形成するば
かりでなく、他の素材で形成し引裂き可能に構成
してもよい。
上記のカテーテル本体1を内部に通した経鼻挿
入チユーブAを挿入後鼻腔外でこれを固定具Bに
固定する。第2図及び第3図は第1図のX−部の
拡大説明図である。
入チユーブAを挿入後鼻腔外でこれを固定具Bに
固定する。第2図及び第3図は第1図のX−部の
拡大説明図である。
固定具Bは基板6の上に立上り部7を一体に有
し、この立上り部の両側には基板6の下で2つに
分割されたシース管3a,3bを互に反対方向に
誘導できる開口部8,8が設けられ、この開口部
と直角方向の固定具Bの側面にはカテーテル本体
1を側面から押し込む側溝9があり、その奥にカ
テーテル本体1を緩かに支持することのできる大
きな穴5、その奥にカテーテル本体1をしつかり
と挟持できる小さい穴5′が平行して設けられ、
この大小の二つの穴5,5′を連通溝9′で結んで
なるカテーテル挟持部10を有している。
し、この立上り部の両側には基板6の下で2つに
分割されたシース管3a,3bを互に反対方向に
誘導できる開口部8,8が設けられ、この開口部
と直角方向の固定具Bの側面にはカテーテル本体
1を側面から押し込む側溝9があり、その奥にカ
テーテル本体1を緩かに支持することのできる大
きな穴5、その奥にカテーテル本体1をしつかり
と挟持できる小さい穴5′が平行して設けられ、
この大小の二つの穴5,5′を連通溝9′で結んで
なるカテーテル挟持部10を有している。
第2図はカテーテル本体1が大きい方の穴5に
入つていてこれを緩く支持しているが必要の時に
はカテーテル本体1をこの連通溝9′を介して奥
の小さい穴5′に移動させると、こゝでカテーテ
ル本体1はしつかりと挟持されるものでこの状態
は第3図の説明図に示してある。
入つていてこれを緩く支持しているが必要の時に
はカテーテル本体1をこの連通溝9′を介して奥
の小さい穴5′に移動させると、こゝでカテーテ
ル本体1はしつかりと挟持されるものでこの状態
は第3図の説明図に示してある。
第4図は幽門を通過させたカテーテル本体1を
セツトし、シース管3を鼻腔外の固定具Bを介し
て第2図に示すようにシース管を固定具Bの開口
部8,8から互に反対側に引き出て引き上げる状
態を示した説明図で、Cは人体である。シース管
を引裂きながら全部引き抜くとカテーテル本体の
みを胃腸内に残留させることができる。
セツトし、シース管3を鼻腔外の固定具Bを介し
て第2図に示すようにシース管を固定具Bの開口
部8,8から互に反対側に引き出て引き上げる状
態を示した説明図で、Cは人体である。シース管
を引裂きながら全部引き抜くとカテーテル本体の
みを胃腸内に残留させることができる。
[効果]
本考案は上述の構成となつているのでカテーテ
ルが全長にわたり上記の特性をもつシース管内に
摺動可能に被嵌され、鼻腔、胃腸へと軟質プラス
チツクチユーブでできたカテーテル本体の挿入を
極めて容易にかつ安全に実施することができ、従
来のカテーテルに比し便利で患者の苦痛も危険性
も極めて軽度のものとすることができるものであ
る。
ルが全長にわたり上記の特性をもつシース管内に
摺動可能に被嵌され、鼻腔、胃腸へと軟質プラス
チツクチユーブでできたカテーテル本体の挿入を
極めて容易にかつ安全に実施することができ、従
来のカテーテルに比し便利で患者の苦痛も危険性
も極めて軽度のものとすることができるものであ
る。
なおプラスチツク製のシース管内に入れるカテ
ーテル本体は先の錘体部がないものでも、このシ
ース管に入れて胃腸に挿入できる。これはシース
管が適度の弾性と剛性を有するからで、シース管
を上述のように引裂きながら引き上げてもカテー
テル本体が、シース管と共に引き上げられて来な
いようになつている。例えばシース管の内壁内を
あるいはカテーテル表面を砂目状にしておいて摺
動の抵抗を少くするように作製されるものなどを
利用するとか潤滑剤を用いる等の方法がある。ま
たシース管の引裂線は図のように必ずしも2本で
ある必要はなく、1本でも引裂きの目的を達する
ことができるものである。
ーテル本体は先の錘体部がないものでも、このシ
ース管に入れて胃腸に挿入できる。これはシース
管が適度の弾性と剛性を有するからで、シース管
を上述のように引裂きながら引き上げてもカテー
テル本体が、シース管と共に引き上げられて来な
いようになつている。例えばシース管の内壁内を
あるいはカテーテル表面を砂目状にしておいて摺
動の抵抗を少くするように作製されるものなどを
利用するとか潤滑剤を用いる等の方法がある。ま
たシース管の引裂線は図のように必ずしも2本で
ある必要はなく、1本でも引裂きの目的を達する
ことができるものである。
このシース管は固定具Bを使用しなくても手で
引裂いてゆけばシース管端末部は自然に上昇して
これをカテーテル本体から外すことができるが、
この場合、一人がカテーテル本体をしつかりと所
定位置で抑えなくてはならず引裂きは他の一人が
行うことになり人員2名が必要になる。
引裂いてゆけばシース管端末部は自然に上昇して
これをカテーテル本体から外すことができるが、
この場合、一人がカテーテル本体をしつかりと所
定位置で抑えなくてはならず引裂きは他の一人が
行うことになり人員2名が必要になる。
この考案では上述の固定具Bを用いるので一人
の人員でこの動作ができるわけでカテーテル本体
1はカテーテル挟持板の挟持溝5でしつかりと挟
持固定されるので引裂きも一人の人員で実施が可
能であつて極めて便利であり本考案による低コス
トの固定具により省人的にも効果がある。
の人員でこの動作ができるわけでカテーテル本体
1はカテーテル挟持板の挟持溝5でしつかりと挟
持固定されるので引裂きも一人の人員で実施が可
能であつて極めて便利であり本考案による低コス
トの固定具により省人的にも効果がある。
この考案でとくに特徴のある点は固定具Bの構
成であつて、カテーテル本体1を通す大きい穴5
と小さい穴5′が連通溝9′で結ばれていることで
従来のように例えば本出願人による特願昭59−
79178号明細書に記載されている固定具B′は第5
図に示されていてカテーテル本体1を通す穴aは
これをしつかりと挟持しているのでしばらくこの
まゝにしておくとカテーテル本体は変形してしま
いその部分がくびれて挟持力も低下しその他のト
ラブルの原因となるがこの考案はこの点を解決す
るために大きい穴5にカテーテル本体をゆるく保
持させ、必要時(シース管除去時)のみに連通溝
9′を介して小さい穴5′に移動して使用するので
上述のような欠点は生ずることがないうえに上記
特願昭59−79178号明細書に記載されている固定
具Bではシース管を分割する際に回転してしまう
欠点があり、本考案の固定具ではこの回転方向が
抑えられ容易に、しかも確実に実施できる。
成であつて、カテーテル本体1を通す大きい穴5
と小さい穴5′が連通溝9′で結ばれていることで
従来のように例えば本出願人による特願昭59−
79178号明細書に記載されている固定具B′は第5
図に示されていてカテーテル本体1を通す穴aは
これをしつかりと挟持しているのでしばらくこの
まゝにしておくとカテーテル本体は変形してしま
いその部分がくびれて挟持力も低下しその他のト
ラブルの原因となるがこの考案はこの点を解決す
るために大きい穴5にカテーテル本体をゆるく保
持させ、必要時(シース管除去時)のみに連通溝
9′を介して小さい穴5′に移動して使用するので
上述のような欠点は生ずることがないうえに上記
特願昭59−79178号明細書に記載されている固定
具Bではシース管を分割する際に回転してしまう
欠点があり、本考案の固定具ではこの回転方向が
抑えられ容易に、しかも確実に実施できる。
第1図は本考案の経鼻挿入用カテーテルの説明
図、第2図および第3図は第1図のX−部の拡大
説明図、第4図は本考案の経鼻挿入用カテーテル
の人体挿入操作を示す説明図、第5図は固定具の
改良前の説明図である。 A……経鼻挿入チユーブ、B……経鼻挿入チユ
ーブ固定具、C……人体、1……カテーテル本
体、2……錘体部、3……縦に引裂き可能のプラ
スチツクシース管、3a,3b……引裂かれたそ
れぞれのシース管部、4……引裂き線、5……大
きい方のカテーテル挿入穴、5′……小さい方の
カテーテル挿入穴、6……基板、7……立上がり
部、8……開口部(引裂シース管の引上げ誘導
用)、9……カテーテル押込み用側溝、9′……連
通溝、10……カテーテル挟持部。
図、第2図および第3図は第1図のX−部の拡大
説明図、第4図は本考案の経鼻挿入用カテーテル
の人体挿入操作を示す説明図、第5図は固定具の
改良前の説明図である。 A……経鼻挿入チユーブ、B……経鼻挿入チユ
ーブ固定具、C……人体、1……カテーテル本
体、2……錘体部、3……縦に引裂き可能のプラ
スチツクシース管、3a,3b……引裂かれたそ
れぞれのシース管部、4……引裂き線、5……大
きい方のカテーテル挿入穴、5′……小さい方の
カテーテル挿入穴、6……基板、7……立上がり
部、8……開口部(引裂シース管の引上げ誘導
用)、9……カテーテル押込み用側溝、9′……連
通溝、10……カテーテル挟持部。
Claims (1)
- 全長にわたり縦に引裂き線を有し、カテーテル
本体よりも弾性と剛性のやゝ大きいプラスチツク
製のシース管内にカテーテル本体を摺動自在に被
嵌せしめてなる経鼻挿入チユーブと該チユーブの
鼻孔部での固定具よりなり、該固定具は分割した
シース管を互に反対方向に誘導して引き出す開口
部を有する立上り部が基板と一体に形成され、固
定具のカテーテル挟持部にカテーテル本体の外周
を緩かに支持できる大きな通孔とこれをしつかり
と挟持する小さい通孔とを連通孔で結んでなるこ
とを特徴とする経鼻挿入用カテーテル。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985189202U JPH0337638Y2 (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | |
US06/936,868 US4801294A (en) | 1985-12-09 | 1986-12-02 | Catheter for nasogastric intubation |
DE8686309447T DE3672468D1 (de) | 1985-12-09 | 1986-12-04 | Feststellvorrichtung fuer nasenmagenkatheter und katheteranordnung. |
ES86309447T ES2015882B3 (es) | 1985-12-09 | 1986-12-04 | Dispositivo de colocacion de una sonda nasogastrica y montaje de la sonda |
EP86309447A EP0228826B1 (en) | 1985-12-09 | 1986-12-04 | Fixing device for nasogastric catheter and catheter assembly |
AT86309447T ATE54257T1 (de) | 1985-12-09 | 1986-12-04 | Feststellvorrichtung fuer nasenmagenkatheter und katheteranordnung. |
CA000524872A CA1292404C (en) | 1985-12-09 | 1986-12-09 | Fixing device for nasogastric catheter and catheter assembly |
DK590786A DK165772C (da) | 1985-12-09 | 1986-12-09 | Fastgoerelsesindretning for nasogastrisk kateter og kateteraggregat |
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