JPH0337625Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0337625Y2 JPH0337625Y2 JP4042187U JP4042187U JPH0337625Y2 JP H0337625 Y2 JPH0337625 Y2 JP H0337625Y2 JP 4042187 U JP4042187 U JP 4042187U JP 4042187 U JP4042187 U JP 4042187U JP H0337625 Y2 JPH0337625 Y2 JP H0337625Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medicine
- case
- opening
- small case
- container
- Prior art date
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- Expired
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- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 8
- SNIOPGDIGTZGOP-UHFFFAOYSA-N Nitroglycerin Chemical compound [O-][N+](=O)OCC(O[N+]([O-])=O)CO[N+]([O-])=O SNIOPGDIGTZGOP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000000006 Nitroglycerin Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Adornments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、各種の薬を携帯する場合に用いる容
器に関し、具体的には、薬を入れた容器をペンダ
ントの様に首に掛けて携帯できるペンダント式薬
入れに関する。
器に関し、具体的には、薬を入れた容器をペンダ
ントの様に首に掛けて携帯できるペンダント式薬
入れに関する。
病人の症状によつては緊急用として各種の薬を
各人に携帯させ、発作が起きた時はこの薬を素早
く服用することにより、悪化を抑制して大事に至
らない様にしている。例えば、狭心症の病人に対
しては、血管を広げるニトログリセリン錠を携帯
させて不意の発作に備えているが、ニトログリセ
リン錠は非常に小さく造られている関係で、ゴム
製の開閉キヤツプ(栓)を備えた小さな筒型薬ビ
ンの中に入れ、これを財布とか携帯ケース等の中
に入れて携帯している。
各人に携帯させ、発作が起きた時はこの薬を素早
く服用することにより、悪化を抑制して大事に至
らない様にしている。例えば、狭心症の病人に対
しては、血管を広げるニトログリセリン錠を携帯
させて不意の発作に備えているが、ニトログリセ
リン錠は非常に小さく造られている関係で、ゴム
製の開閉キヤツプ(栓)を備えた小さな筒型薬ビ
ンの中に入れ、これを財布とか携帯ケース等の中
に入れて携帯している。
従つて、上記のニトログリセリン錠の様な薬を
服用する場合には、先ずポケツトとかバツグ等の
中から上記の財布及び携帯ケースを取出し、次い
で、これ等財布等の中から薬ビンを取出し、更
に、開閉キヤツプを外して薬を取出す必要がある
から、取出し作業が非常に煩雑で服用する迄に時
間が掛つてしまつたり、発作で苦しくて薬の取出
しをうまく行えなかつたり、本人が薬のしまい場
所を失念してしまつたり、更には、他人が手助け
しようとしても薬がどこに入つているのか捜せな
かつたりして、手遅れに成る場合が多くあつた。
服用する場合には、先ずポケツトとかバツグ等の
中から上記の財布及び携帯ケースを取出し、次い
で、これ等財布等の中から薬ビンを取出し、更
に、開閉キヤツプを外して薬を取出す必要がある
から、取出し作業が非常に煩雑で服用する迄に時
間が掛つてしまつたり、発作で苦しくて薬の取出
しをうまく行えなかつたり、本人が薬のしまい場
所を失念してしまつたり、更には、他人が手助け
しようとしても薬がどこに入つているのか捜せな
かつたりして、手遅れに成る場合が多くあつた。
従つて本考案の技術的課題は、必要とする薬を
体裁良く携帯でき、且つ、その取出しも手早く簡
単に行えて、発作が起きた苦しい時でも小さな錠
剤を確実に服用することができる様にすることに
ある。
体裁良く携帯でき、且つ、その取出しも手早く簡
単に行えて、発作が起きた苦しい時でも小さな錠
剤を確実に服用することができる様にすることに
ある。
上記の技術的課題を解決するために本考案に於
いて講じた手段は以下の如くである。
いて講じた手段は以下の如くである。
(1) 開閉キヤツプを備えた小ケース内に薬容器を
出し入れ自在に収納すること。
出し入れ自在に収納すること。
(2) エンドレスに形成した吊下紐の両側を上記開
閉キヤツプ、並びに、小ケースの両側に穿設し
た各穴を通して小ケース内に引出し自在に挿入
すること。
閉キヤツプ、並びに、小ケースの両側に穿設し
た各穴を通して小ケース内に引出し自在に挿入
すること。
(3) 上記挿入した吊下紐の下端部を上記薬容器の
底面に掛渡すこと。
底面に掛渡すこと。
但しここに於いて薬容器とは、例えばニトログ
リセリン錠の様な薬を収納した細長いガラス製或
はプラスチツク製の小容器を意味する。
リセリン錠の様な薬を収納した細長いガラス製或
はプラスチツク製の小容器を意味する。
上記の手段は以下の如く作用する。
上記(1)の要素は、薬容器を開閉キヤツプで密
封した小ケース内に入れて安全に、且つ、体裁
良く携帯することを可能にする。
封した小ケース内に入れて安全に、且つ、体裁
良く携帯することを可能にする。
上記(2)の要素は、上記薬容器を収納した小ケ
ースを丁度ペンダントの様に首に掛けて体裁良
く携帯できると共に、首に掛けているので緊急
時に捜す手間が省け、薬を素早く服用すること
を可能にする。
ースを丁度ペンダントの様に首に掛けて体裁良
く携帯できると共に、首に掛けているので緊急
時に捜す手間が省け、薬を素早く服用すること
を可能にする。
上記(3)の要素は、開閉キヤツプを外すと吊下
紐が引かれて薬容器を引上げ、薬容器の口を小
ケースの外部に突出するから、薬の取出しを極
めて簡単に、且つ、手早く行うことができるも
のであつて、従つて、発作が起きて苦しい時で
も薬をワンタツチで取出して服用することを可
能にする。
紐が引かれて薬容器を引上げ、薬容器の口を小
ケースの外部に突出するから、薬の取出しを極
めて簡単に、且つ、手早く行うことができるも
のであつて、従つて、発作が起きて苦しい時で
も薬をワンタツチで取出して服用することを可
能にする。
以上の如くであるから、上記の手段によつて上
述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の
問題点を解消することができる。
述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の
問題点を解消することができる。
以下に、上述した本考案に係るペンダント式薬
入れの好適な実施例を添付した図面と共に詳細に
説明する。
入れの好適な実施例を添付した図面と共に詳細に
説明する。
図中、符号1で全体的に示したのは丁度口紅ケ
ースと同じぐらいの大きさに形成した略円筒形状
の小ケースで、2はこの小ケース1の口元1Tに
嵌着自在に構成した開閉キヤツプを示す。1a,
1a及び2a,2aは上記口元1Tの両側面と開
閉キヤツプ2の両側面に穿設した穴で、それ等の
穴にはエンドレスに造つた吊下紐3の両側が挿通
されている。
ースと同じぐらいの大きさに形成した略円筒形状
の小ケースで、2はこの小ケース1の口元1Tに
嵌着自在に構成した開閉キヤツプを示す。1a,
1a及び2a,2aは上記口元1Tの両側面と開
閉キヤツプ2の両側面に穿設した穴で、それ等の
穴にはエンドレスに造つた吊下紐3の両側が挿通
されている。
4は上記小ケース1内に収容した薬容器で、ガ
ラス或はプラスチツク等で造つたこの薬容器4の
中には、例えばニトログリセリン錠の如き薬Mが
収納され、ゴム栓4aによつてその口が塞がれて
いる。5は両面接着テープ6等を用いて上記薬容
器4の底面に接着した保持片で、前記各穴1a,
2aを通して小ケース1内に挿入された吊下紐3
の下端部3aは、上記保持片5に穿設された穴5
a内に挿通され、以つて、該下端部3aが実質的
に薬容器4の底面に掛渡された構造に成つてい
る。
ラス或はプラスチツク等で造つたこの薬容器4の
中には、例えばニトログリセリン錠の如き薬Mが
収納され、ゴム栓4aによつてその口が塞がれて
いる。5は両面接着テープ6等を用いて上記薬容
器4の底面に接着した保持片で、前記各穴1a,
2aを通して小ケース1内に挿入された吊下紐3
の下端部3aは、上記保持片5に穿設された穴5
a内に挿通され、以つて、該下端部3aが実質的
に薬容器4の底面に掛渡された構造に成つてい
る。
尚、図中1b,1bは上記小ケース1の口元1
Tの両側に凹設した吊下紐3用の挿通溝、7は小
ケース1の内底部に介在させた緩衝材を示す。
Tの両側に凹設した吊下紐3用の挿通溝、7は小
ケース1の内底部に介在させた緩衝材を示す。
本考案は係るペンダント式薬入れは以上述べた
如き構成であるから、通常時には、薬容器4を収
めた小ケース1を第1図の如く吊下紐3を用いて
丁度ペンダントの様に首に吊下げて携帯できる。
如き構成であるから、通常時には、薬容器4を収
めた小ケース1を第1図の如く吊下紐3を用いて
丁度ペンダントの様に首に吊下げて携帯できる。
また、発作等が起きて薬Mを服用する場合は、
開閉キヤツプ2を口元1Tから外してこれを引上
げると、小ケース1内に挿入されていた吊下紐3
の下端部3aが引上げられて、この下端部3aを
底面に掛渡している薬容器4も一緒に引上げられ
るから、第3図に示した如くゴム栓4aで塞がれ
た薬容器4の上端口側を小ケース1から少し突出
させることができ、以つて、薬容器4を小ケース
1内から容易に取出して、薬Mを服用を手早く行
うことを可能にする。
開閉キヤツプ2を口元1Tから外してこれを引上
げると、小ケース1内に挿入されていた吊下紐3
の下端部3aが引上げられて、この下端部3aを
底面に掛渡している薬容器4も一緒に引上げられ
るから、第3図に示した如くゴム栓4aで塞がれ
た薬容器4の上端口側を小ケース1から少し突出
させることができ、以つて、薬容器4を小ケース
1内から容易に取出して、薬Mを服用を手早く行
うことを可能にする。
尚、開閉キヤツプ2の嵌着部と各穴1a,2a
の部分を夫々気密に造れば、本考案を首に吊下げ
たまま入浴したり泳いだりすることが可能と成
る。
の部分を夫々気密に造れば、本考案を首に吊下げ
たまま入浴したり泳いだりすることが可能と成
る。
以上述べた如く、本考案に係るペンダント式薬
入れによれば、必要な薬を小ケースに入れて丁度
ペンダントの様に首に吊下げることができるか
ら、体裁がよくて携帯上洵に便利であると共に、
薬の所在がハツキリしている関係で服用時にいち
いち薬を捜す必要がなく、薬をしまい忘れて緊急
時に服用が間に合わないと云つた問題の発生も解
消することができる。
入れによれば、必要な薬を小ケースに入れて丁度
ペンダントの様に首に吊下げることができるか
ら、体裁がよくて携帯上洵に便利であると共に、
薬の所在がハツキリしている関係で服用時にいち
いち薬を捜す必要がなく、薬をしまい忘れて緊急
時に服用が間に合わないと云つた問題の発生も解
消することができる。
更に本考案では、開閉キヤツプを取外すと同時
に薬容器の上部が小ケースの外に突出するから、
薬容器を簡単に取出して薬の服用を手早く行うこ
とができるものであつて、従つて、発作が起きて
苦しい時でも、薬を確実に服用することを可能に
する利点を備えている。また、本考案の薬入れは
小ケース及び開閉キヤツプに装飾用の意匠を施す
ことによつて、これ自体アクセサリーとして使用
できる効果も発揮できるものであつて、構成が簡
単で安価に実施できる点と相俟つて、薬の携帯を
必要とする各種病人等に使用させて洵に好適であ
る。
に薬容器の上部が小ケースの外に突出するから、
薬容器を簡単に取出して薬の服用を手早く行うこ
とができるものであつて、従つて、発作が起きて
苦しい時でも、薬を確実に服用することを可能に
する利点を備えている。また、本考案の薬入れは
小ケース及び開閉キヤツプに装飾用の意匠を施す
ことによつて、これ自体アクセサリーとして使用
できる効果も発揮できるものであつて、構成が簡
単で安価に実施できる点と相俟つて、薬の携帯を
必要とする各種病人等に使用させて洵に好適であ
る。
第1図は本考案に係るペンダント式薬入れの使
用状態を示した説明図で、第2図は本考案の正断
面図、第3図は同じく開閉キヤツプを取りはずし
た状態の一部破断正面図である。 1は小ケース、2は開閉キヤツプ、1aと2a
は穴、3は吊下紐、3aは下端部、4は薬容器、
Mは薬。
用状態を示した説明図で、第2図は本考案の正断
面図、第3図は同じく開閉キヤツプを取りはずし
た状態の一部破断正面図である。 1は小ケース、2は開閉キヤツプ、1aと2a
は穴、3は吊下紐、3aは下端部、4は薬容器、
Mは薬。
Claims (1)
- 開閉キヤツプを備えた小ケース内に薬容器を出
し入れ自在に収納する一方、エンドレスに形成し
た吊下紐の両側を上記開閉キヤツプ、並びに、小
ケースの両側に穿設した各穴を通して小ケース内
に引出し自在に挿入し、この挿入した吊下紐の下
端部を上記薬容器の底面に掛渡したことを特徴と
するペンダント式薬入れ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4042187U JPH0337625Y2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4042187U JPH0337625Y2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63148334U JPS63148334U (ja) | 1988-09-29 |
JPH0337625Y2 true JPH0337625Y2 (ja) | 1991-08-08 |
Family
ID=30854496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4042187U Expired JPH0337625Y2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0337625Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2570042Y2 (ja) * | 1992-03-31 | 1998-04-28 | 日本化薬株式会社 | 医薬用容器 |
-
1987
- 1987-03-19 JP JP4042187U patent/JPH0337625Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63148334U (ja) | 1988-09-29 |
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