JPH0336973B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0336973B2
JPH0336973B2 JP62206227A JP20622787A JPH0336973B2 JP H0336973 B2 JPH0336973 B2 JP H0336973B2 JP 62206227 A JP62206227 A JP 62206227A JP 20622787 A JP20622787 A JP 20622787A JP H0336973 B2 JPH0336973 B2 JP H0336973B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seawater
water
protection wall
outer protection
water tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62206227A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6452926A (en
Inventor
Hideo Ogino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toa Corp
Original Assignee
Toa Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toa Corp filed Critical Toa Corp
Priority to JP62206227A priority Critical patent/JPS6452926A/ja
Publication of JPS6452926A publication Critical patent/JPS6452926A/ja
Publication of JPH0336973B2 publication Critical patent/JPH0336973B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/108Rainwater harvesting

Landscapes

  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Revetment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の技術分野〕 本発明は、海岸部にその陸上に降つた雨水など
の淡水を貯えて貯水池として使用する貯水池に関
するものである。
〔従来技術〕
離島や海岸部などで、その用水を降雨に頼つて
いる地域では、しばしば干ばつによる水不足でそ
の生活がおびやかされることになる。
一方、大雨となれば、その雨水は濁流となつた
り、地下水となつて殆ど海に流出しており、これ
らの雨水を貯えておく貯水池の設置が望まれてい
る。
しかしながら、このような貯水池の設置は、そ
の立地条件で陸上に設置スペースがとれない場合
も多く、また海岸の海中にそれを設置する場合に
は海水圧に耐えるため、強度の高い外郭護壁を必
要とし、設備コストがかさむという問題がある。
〔発明の目的〕 本発明は、前記従来の問題点を解消するために
なされたものであり、雨水などを貯えておき、揚
水して使用できる貯水池を海岸の海水中に比較的
安価に設置することを目的としたものである。
〔発明の構成〕
上記の目的を達成するための本発明の貯水池
は、海岸部の海水中に周囲を外郭護壁で囲まれ、
かつその外郭護壁の比較的低部位置に常に海水を
内外に流通する海水流通孔を適当な個数設けた貯
水槽を設けると共に、その外郭護壁内に、この貯
水槽内を上記海水流通孔に連通する下方の海水部
と、陸上から導入される雨水流入口及びその貯留
された淡水を陸上に供給する送水ポンプの吸込口
に連通する上方の淡水部との間に、上下移動可能
なビニールシートその他の不透水膜を張設するこ
とにより構成される。
上記の構成からなる貯水池では、不透水膜の上
方の淡水部に雨水などを貯水することになるが、
下方の海水部はその外郭護壁の外側の海水と海水
流通孔を通じて連通しているので、外側の海水の
水面と貯水槽内の淡水部の水面とは常にほぼ同一
レベルにあり、外郭護壁には大きな水圧がかから
ないので外郭護壁の断面は比較的小さくても良
く、その建設コストの面でも経済的な海水中の貯
水池が得られる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例を説明する
が、第1図は本発明の一実施例の貯水槽の平面
図、第2図は第1図のA−A方向の側断面図、第
3図は第1図のB−B方向の側断面図、第4図は
第1図のC−C方向の要部側断面図である。
まず、この貯水槽は海岸部の海水Ws中に設け
られ、その四方を外郭護壁1で囲まれて形成さ
れ、その外郭護壁1の第2図及び第3図に示すよ
うに比較的低部位置に、常時海水Wsを流通する
海水流通孔2が適宜な個数設けられている。
次に、この貯水槽の一方の隅には図示されてい
ない陸上から雨水などの淡水Wpをこの貯水槽内
に導入する雨水導入路3に連通する沈砂池17が
第3図のごとく設けられ、ここで雨水などに含ま
れる砂Sを沈降させている。
この沈砂池17の前面には堰4が設けられ、こ
の堰4を越えた淡水Wpは中仕切板5の比較的上
部に設けられた雨水流入口6Aから第1貯水槽7
に入るが、それは第1貯水槽7の上下の中間位置
に上下に移動できるように余裕をもつて張設され
ている不透水膜14が海水Wsの流入で第3図に
示すごとく上方に位置しているが、沈砂地17の
水面が海水の水面より高い位置にあるため、その
ヘツド差により淡水Wpが不透水膜14上に流入
して不透水膜を下降させて淡水が第1貯水槽7に
流入する。次に同様な現象により第1図に示す中
仕切板5に設けた雨水流入口6Bから第2貯水槽
8に入り、更に別の中仕切板5で仕切られた第3
貯水槽10に雨水流入口6Cを通り導入されて貯
水される。
また、貯水された雨水などの淡水Wpを陸上に
供給するために設けられたポンプ場11の送水ポ
ンプ12の吸込口13がこの第3貯水槽10の比
較的高い位置に設けられている。
そこで本発明では、上記第1、第2、第3貯水
槽7,8,10内には、各海水流通孔2に直通す
る下方の海水Wsの部分と、上記淡水Wpの部分と
に上下に分離し、上下に浮遊しながら移動可能な
強化ビニールなどの不透水膜14が張設されてい
る。
なお、第2図及び第3図に示すごとく、第1、
第2、第3貯水槽7,8,10の底部には敷砂1
5を敷設しており、不透水膜14が水底に降下し
て接触しても傷つかないよう保護する機能をもた
せている。
上記の貯水槽では、陸上からの雨水の多い時
は、不透水膜14の上方の淡水Wpが下方の海水
Wsを不透水膜14を介して押し下げ、海水流通
孔2から海水Wsを外部に押し出し、一方、淡水
Wpが送水ポンプ12及び送水管18から陸上に
供給され、貯えられた淡水Wpが少なくなると、
海水Wsが海水流通孔2から流入して不透水膜1
4ごと淡水Wpを押し上げ、貯水槽内の水面Lは
常に貯水槽外の海水Wsの水面とほぼ同一レベル
になる。
また、沈砂池17の側壁には第4図に示すごと
く越流堰16を設けており、雨水などの淡水Wp
の多すぎる時は、ここから直接淡水Wpを外部に
放出している。
なお、この貯水槽の建設時においては、海水
Wsの入つた外郭護壁1内に、潜水夫などにより
不透水膜14を張設し、その不透水膜14から上
方にある海水Wsだけを可搬式淡水化装置などを
使用して淡水化すると良い。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明の貯水槽は、陸
地部分に貯水槽を設けるスペースが得られない地
域などにおいて、貯水槽を海岸の海水中に設ける
ことができ、しかも貯水槽内の水面レベルはその
外部の海水面レベルと常にほぼ同一に保たれるの
で、外郭護壁に大きな水圧がかからないので、護
壁断面を薄くでき経済的あ水槽構造にでき、その
設備費を節減できるという効果がある。
また、貯水槽内の淡水部分は常に海水で押し上
げられているので、淡水を陸上に供給するため送
水ポンプの吸込口は水槽内の比較的高い位置に設
けることができ、その結果、送水ポンプの揚程を
その分少なくすることができ、動力節減がはかれ
るという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における貯水槽の平
面図、第2図は第1図のA−A方向の側断面図、
第3図は第1図のB−B方向の側断面図、第4図
は第1図のC−C方向の要部側断面図である。 1……外郭護壁、2……海水連通孔、6A,6
B,6C……雨水流入口、7……第1貯水槽、8
……第2貯水槽、10……第3貯水槽、12……
送水ポンプ、13……吸込口、14……不透水
膜、Wp……淡水、Ws……海水。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 海岸部の海水中に周囲を外郭護壁で囲まれ、
    かつその外郭護壁の比較的低部位置に常時海水を
    流通する海水流通孔を設けた貯水槽を設けると共
    に、該外郭護壁内に、その貯水槽内を上記海水流
    通孔に連通する下方の海水部と、陸上からの雨水
    流入口及び送水ポンプの吸込口に連通する上方の
    淡水部との間に上下移動可能な不透水膜を張設し
    た貯水池。
JP62206227A 1987-08-21 1987-08-21 Reservoir Granted JPS6452926A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62206227A JPS6452926A (en) 1987-08-21 1987-08-21 Reservoir

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62206227A JPS6452926A (en) 1987-08-21 1987-08-21 Reservoir

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6452926A JPS6452926A (en) 1989-03-01
JPH0336973B2 true JPH0336973B2 (ja) 1991-06-04

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ID=16519869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62206227A Granted JPS6452926A (en) 1987-08-21 1987-08-21 Reservoir

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5603829B2 (ja) * 2011-05-26 2014-10-08 大成建設株式会社 地下水の取水構造

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JPS6452926A (en) 1989-03-01

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