JPH0336479B2 - - Google Patents

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JPH0336479B2
JPH0336479B2 JP58501472A JP50147283A JPH0336479B2 JP H0336479 B2 JPH0336479 B2 JP H0336479B2 JP 58501472 A JP58501472 A JP 58501472A JP 50147283 A JP50147283 A JP 50147283A JP H0336479 B2 JPH0336479 B2 JP H0336479B2
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JP
Japan
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control
unit
channel
time slot
word
Prior art date
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JP58501472A
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English (en)
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JPS59501438A (ja
Inventor
Miro Ooshitsuku
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AT&T Corp
Original Assignee
AT&T Technologies Inc
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Publication date
Application filed by AT&T Technologies Inc filed Critical AT&T Technologies Inc
Publication of JPS59501438A publication Critical patent/JPS59501438A/ja
Publication of JPH0336479B2 publication Critical patent/JPH0336479B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0407Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing using a stored programme control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

請求の範囲 1 スイツチユニツトと、 該スイツチユニツトに結合された第1および第
2の制御ユニツトと を含む通信システム用分散制御装置において、 第1の制御ユニツトはスイツチユニツトから予
め定められたステータス信号が受信されるまでス
イツチユニツトを通して第2の制御ユニツトに対
して繰返して接続を要求する手段を含み; スイツチユニツトは要求された接続に応動して
第2の制御ユニツトとスイツチユニツトの間の通
信リンクの利用可能性を判定する手段と、利用で
きるリンクを経由して第1の制御ユニツトから第
2の制御ユニツトに対する通信のために第1と第
2の制御ユニツトを結合する手段と、第1の制御
ユニツトに対して予め定められたステータス信号
を送信する手段とを含み; 第1の制御ユニツトはさらに予め定められたス
テータス信号に応動して第2の制御ユニツトに対
して制御メツセージを送信する手段を含むことを
特徴とする分散制御装置。
2 請求の範囲第1項に記載の分散制御装置にお
いて、 第1の制御ユニツトはさらに制御メツセージの
送信の後回線切断要求制御ワードを送信するため
の手段を含み、 スイツチユニツトはさらに回線切断要求制御ワ
ードに応動して第2の制御ユニツトに関連したリ
ンクに対して完全な制御メツセージの送信を示す
回線切断ステータス信号を送信する手段を含むこ
とを特徴とする分散制御装置。
3 請求の範囲第1項に記載の分散制御装置にお
いて、 第1の制御ユニツトはさらに回線クリア要求制
御ワードを送信する手段を含み、 スイツチユニツトはさらに回線クリア要求制御
ワードに応動して第2の制御ユニツトに関連した
リンクに無視されるべき制御メツセージの伝送を
示す回線クリアステータス信号を送信する手段を
含む ことを特徴とする分散制御装置。
4 スイツチユニツトと、制御ユニツトに関連し
たリンクによつて通信のために各々がスイツチユ
ニツトと結合された複数のシステム制御ユニツト
とを含む分散制御交換方式における、第1の制御
ユニツトから第2の制御ユニツトに対して制御メ
ツセージの通信を行なう方法において、 第1の制御ユニツトから、スイツチユニツトか
らの予め定められたステータス信号が受信される
まで、第2の制御ユニツトを指示する回線設定要
求制御ワードを繰返して送信し、 回線設定要求制御ワードに応動して、スイツチ
ユニツトによつて、スイツチユニツトから第2の
制御ユニツトに対して通信を行なうための第2の
制御ユニツトに関連したリンクの利用可能性を判
定し、 スイツチユニツトから第2の制御ユニツトに対
する通信のために第2の制御ユニツトに関連した
リンクが利用できるようになつたときに、共に回
線設定要求制御ワードに応動してスイツチユニツ
トを経由して第1の制御ユニツトと第2の制御ユ
ニツトに関連するリンクを第1の制御ユニツトか
ら第2の制御ユニツトに対する通信のために結合
し、スイツチユニツトによつて第1の制御ユニツ
トに対して予め定められたステータス信号を受信
し、 予め定められたステータス信号に応動して第1
の制御ユニツトによつて制御メツセージを送信す
る ステツプを含むことを特徴とする通信を行なう方
法。
技術分野 本発明は時分割交換方式、特にこのようなシス
テムの中の通信制御情報のための装置に関する。
背景技術 蓄積プログラム制御通信交換方式はメモリー中
に記憶されたプログラムに応動して交換機能を制
御するある種の知能を含んでいる。歴史的にはこ
のようなシステムは全システムを制御するための
単一の処理主体を持つていた。技術とシステム設
計の改善によつて、主処理主体からある種のルー
チンの機能を分離して、より複雑なシステムの機
能と判断のためにその処理時間を節約することが
望ましくなつて来た。今日では、より複雑なシス
テムの機能や判断をいくつかの知能を持つたプロ
セツサに分離するようなシステムが設計されるよ
うになつている。交換方式の制御手法の革新に伴
つて、種々の処理主体が相互に通信するように変
化して来ている。ある種のシステムでは、プロセ
ツサの間のすべての通信のために使用する別々の
制御バス構造を持つている。他のシステムでは分
散されたシステムプロセツサと交換システム中の
すべての動作を指示するために制御情報を解釈す
る中央制御機の間の通信路を提供するために交換
システムの通信路を使用している。しかし、この
ようなシステムではそれを実現するために複雑で
時間のかかる動作を必要とする。さらにこのよう
なシステムは分散プロセツサに指示を与えるため
に中央制御機は依存しなければならないので、分
散処理の利点を完全に生かすことはできない。
米国特許第4322843号に開示された制御情報通
信システムは先に述べた複雑さと時間のかかる性
質を軽減しながら、プロセツサ間の通信の利点を
実現している。交換システムに含まれた制御分配
ユニツトが制御ユニツトのひとつによつて送信さ
れた制御メツセージの制御ワードを蓄積し、制御
メツセージ全体が蓄積されたあとで、その制御ユ
ニツトに対する通信路が利用できるようになつた
ときに、メツセージはメツセージのアドレス部に
よつて示される制御ユニツトに転送される。しか
し、ここで述べた実施例では制御分配ユニツトが
全制御メツセージを蓄積するから、制御メツセー
ジに多数の制御ワードが含まれるときには、プロ
セツサ間通信は大幅に遅延する可能性がある。さ
らに、与えられた制御ユニツトは多数の制御メツ
セージを順次に送出するので、宛先制御ユニツト
への利用できる通信路の不足のためにこの実施例
では、すべての制御メツセージを制御分配ユニツ
トに記憶することが必要であり、制御分配ユニツ
トに必要となる記憶設備の大きさは大きなものに
なつてしまう。さらに、用意された記憶設備が他
の制御メツセージによつてすべて使用されている
ときには送信された制御メツセージが失われてし
まう可能性があるということは高いシステムの信
頼性を保障するために開発しなければならない故
障回復の手続きを複雑にする。以上を考えれば、
当業者にとつて問題となつているのはプロセツサ
間の通信を不必要に遅らせることなく、また記憶
設備に関連したコストと複雑さを増すことなく、
交換システムのような伝送路を使用してプロセス
間通信の利点を実現することである。
発明の概要 この問題は宛先制御ユニツトに対して多数の制
御ワードから成る制御メツセージを送信したいと
望んでいる与えられた制御ユニツトはスイツチ手
段に対して宛先制御ユニツトを指示する回線設定
要求制御ワードをまず送信し、次に交換手段は回
線設定要求制御ワードに応動して宛先の制御ユニ
ツトに対して通信路を設定し、これによつて制御
メツセージの制御ワードが与えられた制御ユニツ
トから宛先の制御ユニツトに対して、中間で蓄積
を受けることなく送信されることになる。本発明
の第2の特徴に従えば、与えられた制御ユニツト
は宛先の制御ユニツトへの通信路が設定されたこ
とを知らされてからはじめて、制御メツセージの
送信を開始するようになつている。
本発明に従う時分割交換方式の制御情報通信装
置は入力ポートと、出力ポートと、各々が制御ユ
ニツトのひとつを指定するアドレス部を持つ回線
設定要求制御ワードを送信し、また制御メツセー
ジの制御ワードを順次に送信するための入力ポー
トの少なくともひとつに接続された複数個の制御
ユニツトを含んでいる。制御ユニツトの各々はま
た制御メツセージの制御ワードを受信するために
出力ポートの内の少なくともひとつに接続されて
いる。スイツチ手段は制御ワードルーテイング回
路と、制御ユニツトに接続された入力ポートから
制御ワードルーテイング回路に対して回線設定要
求制御ワードと制御メツセージの制御ワードを順
次に送信する手段を含んでいる。制御ワードルー
テイング回路は回線設定要求制御ワードと制御メ
ツセージの制御ワードを受信する受信機と次の制
御メツセージ制御ワードが与えられた入力ポート
から受信されるまでは与えられた入力ポートから
の与えられた回線設定要求制御ワードに応動して
与えられた回線設定要求の制御ワードのアドレス
部によつて規定される制御ユニツトに対して接続
された出力ポートのひとつに対して、与えられた
入力ポートから順次に受信された制御メツセージ
の制御ワードを送信するようになつている。
図 面 第1図は本発明の一実施例たるシステムのブロ
ツク図; 第2図は第1図の実施例に含まれたラインユニ
ツトのより詳細なブロツク図; 第3図は第1図の実施例に含まれるタイムスロ
ツト入替ユニツトと関連する制御ユニツトのより
詳細なブロツク図; 第4図は第1図の実施例のタイムマルチプレツ
クススイツチユニツトとの通信に用いられる第3
図のタイムスロツト入替ユニツトに含まれたリン
クインタフエースユニツトのブロツク図; 第5図は第3図のタイムスロツト入替ユニツト
との通信のための第1図の実施例のタイムマルチ
プレツクススイツチユニツトに含まれたリンクイ
ンタフエースユニツトのブロツク図; 第6図は第1図の実施例で利用されるデータワ
ードのフオーマツトの図; 第7図は第1図の実施例に含まれる中央制御の
より詳細なブロツク図; 第8図は本実施例のE−ビツト制御シーケンス
の流れ図; 第9図は本実施例に用いられるE−ビツト検査
回路の図; 第10図は第3図の制御ユニツトに含まれる
DMA送信回路の状態図; 第11図は第1図の実施例に含まれた制御ワー
ドスイツチへ伝送される制御ワードのために使用
される制御ワードのフオーマツトの図; 第12図は第1図の実施例に含まれた制御ワー
ドスイツチから伝送される制御ワードのために使
用される制御ワードのフオーマツトの図; 第13図乃至第16図は第17図に従つて配列
される第1図の実施例に含まれる制御ワードスイ
ツチのより詳細なブロツク図; 第18図は第1図の実施例に含まれる制御ワー
ドスイツチに関連したタイミング図; 第19図は第1図の実施例の制御ワードスイツ
チに含まれるマーキング制御回路に関連した論理
表; 第20図は第1図の実施例の制御メツセージの
伝送のための通信シーケンスの機能図である。
一般的説明 第1図は加入者セツト23乃至26のような加
入者セツトを相互接続するのに使用される本発明
の一実施例たる時分割交換方式のブロツク図であ
る。第1図の実施例は64入力ポートと64出力ポー
トを有する時分割空間スイツチを含むタイムマル
チプレツクススイツチユニツト18を含んでい
る。この実施例はさらに31個のタイムスロツト入
替ユニツトを含み、その中で、代表的タイムスロ
ツト入替ユニツト11および12が特に図示され
ている。各々のタイムスロツト入替ユニツト11
および12は双方向のタイムスロツト入替装置を
含む。さらに、各々のタイムスロツト入替ユニツ
ト11および12はタイムマルチプレツクススイ
ツチユニツト10の二つの入力ポートと二つの出
力ポートに接続されている。この実施例において
は、タイムスロツト入替ユニツト11は、時分割
多重線13および14を経由して二つのタイムマ
ルチプレツクススイツチの入力ポートに、時分割
多重線15および16を経由して二つの出力ポー
トに接続されている。タイムスロツト入替ユニツ
ト12は時分割多重線13および14を経由して
二つのタイムマルチプレツクススイツチの入力ポ
ートに、時分割多重線15′および16′を経由し
て二つの出力ポートに接続されている。
以下の説明においては、タイムマルチプレツク
ススイツチユニツト10の入力ポートと出力ポー
トは入出力ポート対と呼ばれる。与えられた入出
力ポート対の入力ポートのデータワードの信号源
はまたその対の出力ポートからのデータワードの
宛先ともなつているためにこの用語が使用される
のである。第1図に示すように、入出力ポート対
P1は時分割多重線13および15と関連してい
る。各々の時分割多重線13乃至16および1
3′および16′は各々が256の時分割チヤネルを
含む125マイクロ秒の時間フレームでデイジタル
情報を伝送する。
各々のタイムスロツト入替ユニツトは制御ユニ
ツトと一義的に関連しており、その中で制御ユニ
ツト17はタイムスロツト入替ユニツト11と関
連しており、制御ユニツト18はタイムスロツト
入替ユニツト12と関連している。さらに、各々
のタイムスロツト入替ユニツトは複数のラインユ
ニツトに接続されており、その中でラインユニツ
ト19乃至22は個々の時分割多重線を経由して
接続されているのが図示されている。本実施例に
おいては、ラインユニツト19および20はタイ
ムスロツト入替ユニツト11に接続されており、
ラインユニツト21および22はタイムスロツト
入替ユニツト12に接続されている。本実施例の
ラインユニツトの各々は多数の加入者セツトに接
続されており、その中で加入者セツト23乃至2
6が図示されている。各々のタイムスロツト入替
ユニツトに関連したラインユニツトの正確な数と
各々のラインユニツトに関連した加入者セツトの
正確な数は取扱かわれるべき加入者の数とこれら
の加入者の発呼率によつて決定される。各々のラ
インユニツトは複数の加入者セツト23乃至26
からの周知のタイプのアナログループを終端して
おり、アナログ音声信号を含む呼情報をそれに関
連するタイムスロツト入替ユニツトに送信するデ
イジタルデータワードに変換する。さらに各々の
ラインユニツトは加入者セツトからのサービス要
求を検出し、これらの加入者セツトに対してある
種の信号を発生する。そこから音声サンプルを取
り出しエンコードすべき特定の加入者セツトと結
果として得られたコードをラインユニツトと関連
するタイムスロツト入替ユニツトの間で伝送する
のに使用される特定の時分割多重チヤネルは関連
するタイムスロツト入替ユニツトの制御ユニツト
によつて決定される。
加入者セツトとラインユニツトとタイムスロツ
ト入替ユニツトの間の関係は入替ユニツトの各グ
ループの各々について本質的に同一である。従つ
て以上の説明は加入者セツト23、ラインユニツ
ト19およびタイムスロツト入替ユニツト11に
直接関連しているが、これはこのようなユニツト
のすべての他のグループについての関係を示して
いる。ラインユニツト19は各々の加入者セツト
に接続されたラインを走査して、サービス要求を
検出する。このような要求が検出されたとき、ラ
インユニツト19は制御ユニツト17に対して要
求と要求している加入者セツトの番号を示すメツ
セージを送信する。このメツセージは通信路27
を経由して制御ユニツト17に送信される。制御
ユニツト17は要求されたサービスと、要求して
いる加入者セツトの番号および、利用できる装置
に従つて必要な翻訳を実行し、加入者セツト23
からタイムスロツト入替ユニツト11に対して情
報を伝送するのに用いられるラインユニツト19
とタイムスロツト入替ユニツト11の間の複数の
時分割チヤネルを定義するメツセージを通信路2
7を経由して送る。このメツセージに応動して、
ラインユニツト19は加入者セツト23からのア
ナログ情報をデイジタルデータワードに符号化
し、この結果得られたデータワードを割当てられ
たチヤネルに送出する。本実施例においては、ラ
インユニツト19はまた割当てられたチヤネルで
加入者セツト23に関する加入者ループの開、閉
すなわち直流状態の表示を伝送する。
ラインユニツト19とタイムスロツト入替ユニ
ツト11の間で与えられた加入者セツトに対して
時分割チヤネルが割当てられたあとで、制御ユニ
ツト17は割当てられたチヤネルで伝送された情
報をサンプルすることによつて加入者セツトから
の信号情報を検出する。このようなサンプリング
動作は通信路28を経由して行われる。制御ユニ
ツト17は加入者のチヤネルからの信号情報、他
の制御ユニツト例えば18および中央制御18か
らの制御メツセージに応動してタイムスロツト入
替ユニツト11のタイムスロツト入替機能を制御
する。先に述べたように、タイムスロツト入替ユ
ニツトとタイムマルチプレツクススイツチユニツ
ト10の間の各々の時分割多重線は125マイクロ
秒のフレームの各々について、256チヤネルを持
つている。これらのチヤネルにはその生起順序に
従つて1〜256の数字の番号が付いている。125マ
イクロ秒ごとに与えられたチヤネルが利用できる
ように、このチヤネルの順序はくりかえし生じ
る。このタイムスロツト入替の機能は制御ユニツ
ト17と18の制御によつてラインユニツトから
データワードを取り、これをタイムスロツト入替
ユニツトとタイムマルチプレツクススイツチユニ
ツト10の間の時分割多重線に与えることであ
る。
タイムマルチプレツクススイツチユニツト10
はタイムスロツトのくりかえしフレームで動作
し、ここで各々の125マイクロ秒のフレームは256
個のタイムスロツトを持つている。各タイムスロ
ツトの間で、タイムマルチプレツクススイツチユ
ニツト10は制御メモリー29に記憶されたタイ
ムスロツト制御情報に従つてその64個の入力ポー
トの任意のもので受信されたデータワードをその
64個の出力ポートの任意のものに接続することが
できる。タイムマルチプレツクススイツチユニツ
ト10を通る接続の構成パターンは256タイムス
ロツトごとにくりかえし、各タイムスロツトには
1から256の順序で数字が割当てられる。従つて
タイムスロツトTS1の間には、時分割多重線1
3上のチヤネル1の情報をタイムマルチプレツク
ススイツチユニツト10によつて出力ポートP6
4にスイツチでき、また次のタイムスロツトTS
2の間には、時分割多重線13上のチヤネル2を
出力ポートP62にスイツチすることができる。
タイムスロツト制御情報は種々の制御ユニツト例
えば17および18から得られた制御メツセージ
からこの制御情報を誘導する中央制御230によ
つて制御メモリー29に書き込まれる。
中央制御230と制御ユニツト17および18
はタイムスロツト入替ユニツトとタイムマルチプ
レツクススイツチユニツト10の間で時分割多重
線、例えば13乃至16上の制御チヤネルと呼ば
れる選択されたチヤネルを利用して制御メツセー
ジを授受する。この実施例においては、各制御メ
ツセージは複数の制御ワードを含み、各制御チヤ
ネルは256の時分割チヤネルのフレーム当りでひ
とつの制御ワードを伝送することができる。与え
られた入出力ポート対に関連した二つの時分割多
重線の同一チヤネルが制御チヤネルとして予め定
められている。さらに、1対の時分割多重チヤネ
ルについてだけ与えられたチヤネルが制御チヤネ
ルとして使用される。例えば、時分割多重線13
と関連する時分割多重線15でチヤネル1が使用
されていれば、他の時分割多重線はチヤネル1を
制御チヤネルとしては使用しない。この例に従え
ば、入出力ポート対P1乃至P62は31個のタイ
ムスロツト入替ユニツトに接続されている。タイ
ムスロツト入替ユニツト11に関連した制御ユニ
ツト17は入出力ポート対P1に接続された時分
割多重線13および15ではチヤネル1を、入出
力ポート対P2に接続された時分割多重線14お
よび16ではチヤネルを制御チヤネルとして使用
する。同様に、他の30のタイムスロツト入替ユニ
ツトに関連した制御ユニツトは入出力ポート対P
3乃至P62に接続された時分割多重線のチヤネ
ル3乃至62を使用する。例えば、タイムスロツ
ト入替ユニツト12に関連した制御ユニツト18
は制御チヤネルとして入出力ポート対P61に接
続された時分割多重線13′および15′のチヤネ
ル61と入出力ポート対P62に接続された時分
割多重線14′および16′のチヤネル62を使用
する。入出力ポート対P63は時分割多重線20
1および202を通して中央制御230に接続さ
れている。中央制御230は時分割多重線201
および202のチヤネル63乃至71の内の9チ
ヤネルを制御チヤネルとして使用する。中央制御
によつて使用される制御チヤネルの数は特定の実
施例における制御メツセージのトラヒツクの量に
よつて決定される。
制御チヤネルと同一の番号を持つ各タイムスロ
ツトの間に、タイムマルチプレツクススイツチユ
ニツト10はその制御チヤネルを占有する制御ワ
ードを出力ポート対64に接続し、入力ポートP
64を上述した制御チヤネルに関連した出力ポー
トに接続する。以下に述べるのはチヤネル1が時
分割多重線13および15の制御チヤネルであ
り、チヤネル2が時分割多重線14および16の
制御チヤネルであるときのこの実施例の動作例で
ある。タイムスロツトTS1の間には、制御メモ
リー29からの情報は他の接続と共に時分割多重
線13のチヤネル1の制御ワードが出力ポートP
64に接続されるべきことと、入力ポートP64
のチヤネル1の制御ワードが時分割多重線15に
接続されるべきことを定める。同様に、タイムス
ロツトTS2の間には、制御メモリー29からの
情報が、時分割多重線14のチヤネル2の制御ワ
ードが出力ポートP64に接続されることと、入
力ポートP64のチヤネル2の制御ワードが時分
割多重線16に接続されるべきことを定める。こ
のように動作しているときには、出力ポート64
はタイムマルチプレツクススイツチユニツト10
からそれがタイムマルチプレツクススイツチユニ
ツトに送出したのと同一の番号を持つチヤネルの
すべての制御ワードを受信する。さらに各制御チ
ヤネルはそれに関連する制御チヤネルと同一の番
号を持つタイムスロツトの間に入力ポートP64
からの制御ワードを受信するように接続されてい
る。出力ポートP64にスイツチされた制御ワー
ドは256チヤネルの時分割多重線301を通して
制御ワードスイツチ300に送信される。従つ
て、本実施例の71個の制御チヤネル(62個は31個
のタイムスロツト入替ユニツトに関連し、9チヤ
ネルは中央制御230に関連している。)は時分
割多重線301のチヤネル1乃至71に転送され
る。時分割多重線301に送出された制御ワード
は各々第11図のフオーマツトに示した16ビツト
を含み、ビツト0乃至7は8ビツトの情報フイー
ルドX1をビツトBおよびCは2ビツトの定義フ
イールドX2を形成する。与えられた制御ワード
のフイールドX2は制御メツセージの制御ワード
か、回線設定要求制御ワードか、回線クリア要求
制御ワードかあるいは回線切断要求制御ワードか
を定める。時分割多重線301を通して制御ワー
ドスイツチに受信された制御ワードは、上述した
ようにして256チヤネルの時分割多重線302の
チヤネル1乃至71で入力ポートP64に接続さ
れる。(この例では時分割多重線301および3
02のチヤネル72乃至256は使用されない。)
時分割多重線302上を伝送される制御ワードの
各々は第12図に示すような16ビツトから成り、
ビツト0乃至7は8ビツトの情報フイールドR1
を形成し、ビツトBおよびCは2ビツトのステー
タスフイードR2を形成し、ビツトFおよびGは
2ビツトのステータスフイードR3を形成する。
ステータスフイードR2は制御メツセージを発生
したタイムスロツト入替ユニツトに対してステー
タス信号を伝送するのに使用され、ステータスフ
イードR3は制御メツセージを受信するタイムス
ロツト入替ユニツトに対してステータス信号を送
るのに用いられる。タイムマルチプレツクススイ
ツチユニツトの動作によつて、時分割多重線30
2のチヤネル1乃至62は出力ポートP1乃至P
62において、それぞれチヤネル1乃至62で転
送され、時分割多重線302のチヤネル63乃至
71は出力ポートP63のチヤネル63乃至71
に転送される。
タイムマルチプレツクススイツチユニツト10
と制御ワードスイツチ300を通して制御メツセ
ージを伝送するための制御チヤネルの使用方法に
ついて、以下の例で説明する。この例ではタイム
スロツト入替ユニツト11に関連した制御ユニツ
ト17がタイムスロツト入替ユニツト12に関連
した制御ユニツト18に対して制御メツセージを
送りたいとしている。第1にタイムスロツト入替
ユニツト11は時分割多重線13のタイムスロツ
トTS1でその定義フイールドX2=01を持つこ
とによつて規定される回線設定要求制御ワードを
送出する。回線設定要求制御ワードはその情報フ
イールドX1に61を2進法で表した情報を持ち、
これはタイムスロツト入替ユニツト12に対する
制御用通信に使用される制御チヤネルの番号であ
る。タイムマルチプレツクススイツチユニツト1
0の動作によつて、回線設定要求制御ワードはタ
イムスロツトTS1を通して出力ポートP64を
経由して時分割多重線301によつて制御ワード
スイツチ300に送られる。制御ワードスイツチ
は後述する方法でタイムスロツト入替ユニツト1
2にゆく制御チヤネル61が利用できるかどうか
を判定する。もしそのチヤネルが塞りであるな
ら、制御ワード源300は時分割多重線302の
タイムスロツトTS1によつて送信される次の制
御ワードのステータスフイードR2=11によつて
タイムスロツト入替ユニツトに対して回線塞り状
態信号を送出し、このワードは次に時分割多重線
15のタイムスロツトTS1によつて伝送される。
この回線塞りステータス信号に応動して、タイム
スロツト入替ユニツト11は制御ワードスイツチ
300がタイムスロツト入替ユニツト12への制
御チヤネル61が空きになつたと判定するまで時
分割多重線13のチヤネル1を通して制御チヤネ
ル61を規定した回線設定信号をくりかえして送
出し、空きになつたと判定されたときには、61の
2進表示が時分割多重線301のチヤネル1に関
連した制御ワードスイツチ300の記憶位置に記
憶され回線設定ステータス信号がタイムスロツト
入替ユニツト11および12の両方に送出され
る。制御ワードスイツチ300は共に時分割多重
線302で送られるタイムスロツトTS1で送信
される次の制御ワードのステータスフイードをR
2=10とし、タイムスロツトTS61で送信され
る次の制御ワードのステータスフイードをR3=
10とすることによつて、これらの回線設定ステー
タス信号を送信する。回線設定ステータス信号が
タイムスロツト入替ユニツト12によつて受信さ
れると、関連した制御ユニツト18は制御メツセ
ージを含む制御メツセージの制御ワードが1フレ
ーム当たり1制御ワードの割合で制御チヤネル6
1で転送されることを知らされる。タイムスロツ
ト入替ユニツト11は制御ワードユニツト300
からの回線設定ステータス信号に応動して、制御
チヤネル1を通してフレーム当たり1制御ワード
の割合で制御メツセージを形成する制御メツセー
ジ制御ワードの送信を開始する。制御ワードユニ
ツト300は制御チヤネル1に関連した記憶位置
に記憶された情報を使用して時分割多重線302
のチヤネル61に対して時分割多重線301のチ
ヤネル1で受信された各々の制御メツセージ制御
ワードを転送する。これによつて制御メツセージ
は制御ユニツト17から制御チヤネル1を経由し
て制御ワードユニツト300に与えられ、制御ワ
ードスイツチ300からは制御チヤネル61を経
由して制御ユニツト18に与えられる。ここに述
べた例はタイムスロツト入替ユニツトに関連した
制御ユニツトの二つの間の制御メツセージの通信
に関するものであるが、タイムスロツト入替ユニ
ツトに関連した制御ユニツトと中央制御230の
間の制御メツセージの通信にも本質的に同一の手
順がとられる。
制御ユニツト例えば17,18の各々はそれに
関連する制御ユニツトを制御するためのプログラ
ムと、制御ユニツト、それに関連するタイムスロ
ツト入替ユニツトおよびそれに関連する加入者の
1次機能に関連するデータを記憶するメモリー5
7(第3図)を含んでいる。メモリー57はサー
ビスクラス、利得あるいは減衰の加入者ごとの範
囲、市外制限情報、例えば着信側保持や両側保持
のような通常の呼取扱かい手順からの変更に関連
した情報を記憶している。与えられたメモリー5
7の内容の大部分は他の制御ユニツトあるいは中
央制御に関連した記憶位置には記憶されていな
い。しかし、これは保守の目的でバルクメモリー
(図示せず)に記憶されている。メモリー57中
の情報の一部、たとえば着信側保持や両側保守の
情報は主として他の制御ユニツトによつて実行さ
れる機能に関連している。この情報はデータの重
複を避け、このような情報の集中記憶の非能率を
避けるために、それが関連した加入者について記
憶されている。制御ワードスイツチ300を通し
て伝送される制御チヤネルを利用した先に述べた
装置はこの呼に関連した情報を他の制御ユニツト
と中央制御に送るのに利用される。
詳細な説明 ラインユニツト19 ラインユニツト19については第2図に詳細に
図示されている。本実施例のすべてのラインユニ
ツトはラインユニツト19と本質的に同一である
ことに注意していただきたい。加入者セツト23
および33のような加入者セツトは512個まで本
実施例の各ラインユニツトに接続されている。こ
れらの加入者セツトは当業者には周知のタイプの
加入者ループ回路を経由して、コンセントレー
タ/エキスパンダ34に接続されている。加入者
セツト23は加入者ループ回路35を経由してコ
ンセントレータ/エキスパンダ34に接続されて
おり、加入者セツト33は加入者ループ回路36
を経由してコンセントレータ/エキスパンダ34
に接続されている。コンセントレータ/エキスパ
ンダ34は512個の出力端子を有し、従つて8対
1の圧縮と拡大を行う。本実施例はまた64個のチ
ヤネル回路37を含み、これが加入者セツトから
のアナログ情報をデイジタルデータワードに変換
してから、交換システムに伝送し、また交換シス
テムからのデイジタル情報をアナログ形式に戻し
て加入者セツトに送る。チヤネル回路37の各々
はコンセントレータ/エキスパンダ34の出力端
子のひとつに接続されている。コンセントレー
タ/エキスパンダ34の出力ポートの各々はまた
高レベルサービス回路41に接続されており、こ
れは例えば、加入者セツトに対してリンギング電
流を送るのに使用される。チヤネル回路37の
各々は8キロヘルツの周波数でコンセントレー
タ/エキスパンダ41の関連した出力端子からア
ナログ信号をサンプルし、これらのサンプルをア
ナログ信号の8ビツトのPCM表示に変換する。
この8ビツトのPCM表示はタイムスロツト入替
ユニツト11に対して送信されるデータワードの
一部として使用される。第6図に図示するよう
に、各データワードは16ビツトの長さを持ち、8
ビツトのPCMデータ部と7ビツトの信号部とパ
リテイビツトから成る。信号部はそれが接続され
たチヤネル回路あるいは加入者セツトに関する信
号情報を伝送するのに使用される。例えば、信号
部のA−ビツトはタイムスロツト入替ユニツト1
1に対して関連する加入者セツトの現在の直流状
態を送信するのに使用される。
データワードはチヤネル回路37から多重化/
多重分離回路43に伝送され、これはタイムスロ
ツト入替ユニツト11との間で時分割多重された
デイジタル情報を送受するように接続されてい
る。多重化/多重分離回路43は各々が16ビツト
の64チヤネルを含む125マイクロ秒のフレームで
時分割多重線45を通してタイムスロツト入替ユ
ニツト11に対してデイジタル情報を伝送する。
時分割多重線45上で伝送された各チヤネルはチ
ヤネル回路37のひとつに一義的に関連してお
り、そのチヤネル回路からタイムスロツト入替ユ
ニツト11に対して情報を伝送するのに使用され
る。多重化/多重分離回路43は当業者には周知
の方法でチヤネル回路37の各々からの16ビツト
のデータワードを送信するように動作する。多重
化/多重分離回路43は時分割多重線45と本質
的に同一のフオーマツトで時分割多重線44を経
由してタイムスロツト入替ユニツト11からのデ
イジタル情報を受信する。多重分離装置として動
作するときには、多重化/多重分離回路43は時
分割多重線44から受信されたデータワードをそ
のチヤネルに一義的に関連したチヤネル回路37
のひとつに送出する。そのチヤネルを受信する特
定のチヤネル回路37はこのようなチヤネルのフ
レーム中のそのチヤネルの位置によつて決定され
る。チヤネル回路37は次に8ビツトのデータワ
ードを複写し、結果として得られたアナログ信号
をコンセントレータ/エキスパンダ34を経由し
てそれに関連する加入者に対して送出する。多重
化/多重分離回路43はまたクロツク再生回路
(図示せず)を含み、これは当業者には周知の方
法で時分割多重線44上の信号からクロツク信号
を再生する。このクロツク信号は多重化/多重分
離回路43のタイミングを制御するのに用いら
れ、また導体46を経由ししてチヤネル回路37
に伝送されて、そのタイミングを制御する。
先に述べたように、制御ユニツト17はライン
ユニツトの各々によつて実行される動作の大部分
を制御する。制御ユニツト17の主処理主体はプ
ロセツサ66(第3図)であり、これはメモリー
57に記憶された命令に応動して動作する。制御
ユニツト17は制御インタフエース回路56を含
み、プロセツサ66からの命令を受信して、これ
に応動して、制御バス27を経由して、ラインユニ
ツト、例えば、19および20と通信する。制御
バス27は複数の通信路を含み、少なくともそのひ
とつは各ラインユニツトと一義的に関連してい
る。各ラインユニツトはラインユニツト制御機を
含み、これは制御バス27に接続されている。この
実施例ではラインユニツト19はラインユニツト
制御機47(第2図)を含んでいる。制御ユニツ
ト17とラインユニツト制御機47の間の通信の
大部分は制御ユニツト17からの読み書きの命令
によつて開始される。読み出し命令はラインユニ
ツト19のある識別できる情報を読み出す指示で
あり、単一ビツトの読み出し表示と、読み出され
るべき特定の情報のアドレスを含んでいる。書き
込み命令はラインユニツト19のあるユニツトに
情報を書き込む指示であり、書き込みアドレス
と、書き込まれるべき情報と、1ビツトの書き込
みコードを含んでいる。書き込みを行なうあるい
は読み出しを行なう特定のユニツトは走査制御機
39、集線制御機あるいは高レベルサービス回路
を含んでいる。ラインユニツト制御機47は制御
ユニツト17からの各命令を部分的に複写し、命
令の残りの部分と読み/書き表示ビツトをアドレ
スされた特定のユニツトに向ける。アドレスされ
た特定のユニツトは制御ユニツト17から送られ
たアドレス部と読み/書きビツトに応動して、ア
ドレス部によつて指示された記憶位置に対して読
み書きを行なう。ラインユニツト19中の特定の
ユニツトから読み出された情報はラインユニツト
制御機47に戻され、それによつて制御ユニツト
17に伝送される。各加入者ループ、例えば35
および36はそれに関連する加入者ループの直流
導通状態を示す走査点38を含んでいる。制御ユ
ニツト17は交換システムの加入者セツトに関連
した加入者ループを周期的に走査して、第1図の
ラインユニツトに対して読み出されるべき走査点
の番号を含む読み出し命令を送出する。本実施例
においては、このような走査命令はラインユニツ
ト制御機47によつて受信され、これは命令のア
ドレスと読み/書きビツト部を走査制御ユニツト
39に送る。走査制御ユニツト17はアドレス部
によつて示された走査点38の内のひとつによつ
て表示された加入者ループの現在の直流導通状態
を示す応答を制御ユニツト17に返送する。制御
ユニツト17は走査制御ユニツト39から送信さ
れた情報をチエツクし、加入者セツトのどれかの
状態が変化したことを判定する。例えば、もし前
の走査のあとで加入者セツトのいずれかがオフフ
ツクしていれば、その加入者セツトからコンセン
トレータ/エキスパンダ34を通してチヤネル回
路37の内の利用できるものに対して通信路を設
定することが必要である。従つて、制御ユニツト
17はコンセントレータ制御回路40に対して書
き込み命令を送り、制御回路40はこれに応動し
て、加入者セツト、例えば33をコンセントレー
タ/エキスパンダ34の予め定められた出力端子
に接続する。書き込み命令に関しては応答は返送
されないが、オールシームズウエル信号を制御ユ
ニツトに返送することによつて、全体のシステム
の健全性を保つのを助けることができる。
タイムスロツト入替ユニツト11 先に述べたように、多重化/多重分離回路43
の出力信号は各々が16ビツトを持つ64のデイジタ
ルチヤネルのくりかえしのフレームである。この
情報はタイムスロツト入替ユニツト11の中の多
重化ユニツト60(第3図)に送信される。多重
化回路60は、8本のラインユニツトから出力信
号を受信し、この信号はフオーマツト変更され
て、125マイクロ秒の各々の中で512チヤネルを持
つ出力時分割多重線62に送出される。同様に多
重分離回路61は時分割多重線63上で16ビツト
の512チヤネルを受信し、このチヤネルは予め定
められた構成でラインユニツト19のような8本
のラインユニツトに分配される。さらに多重化ユ
ニツト60は入力の情報チヤネルを直列から並列
に変換し、多重分離回路61はそれが受信した情
報を並列から直列の形式に変換する。時分割多重
線62上の与えられたチヤネルで送信された情報
は受信タイムスロツト入替ユニツト50のそのチ
ヤネルに一義的に関連した記憶位置に記憶され
る。
与えられたデータワードが記憶される特定の記
憶位置はタイムスロツトカウンタ54によつて発
生されるタイムスロツト指定信号によつて規定さ
れる。タイムスロツトカウンタ54はタイムスロ
ツト当り1タイムスロツト指定の割合で512個の
タイムスロツト番号のくりかえしの順序を発生す
る。与えられたデータワードが受信されるタイム
スロツトの間に発生された特定のタイムスロツト
番号はそのデータワードを記憶するのに用いられ
る受信タイムスロツト入替装置50の中の記憶位
置を指定する。データワードもタイムスロツト当
り1データワードの割合で受信タイムスロツト入
替装置50から読み出される。受信タイムスロツ
ト入替装置50から読み出されるべきデータワー
ドの記憶アドレスは制御RAM55を読むことに
よつて得られる。制御RAM55はタイムスロツ
トカウンタ54のタイムスロツト指定によつて定
められたタイムスロツトでタイムスロツトごとに
1回読み出され、このようにして読み出された値
はそのタイムスロツトの読み出しアドレスとして
受信タイムスロツト入替装置に送り出される。受
信タイムスロツト入替装置から読み出されたデー
タワードは時分割多重線68とインタフエースユ
ニツト69を経由してタイムマルチプレツクスス
イツチユニツト10に送られる。タイムマルチプ
レツクススイツチ10からのデータワードはイン
タフエースユニツト69を経由してタイムスロツ
ト入替ユニツト11によつて受信され、時分割多
重線70に与えられる。時分割多重線70は送信
タイムスロツト入替装置53に接続され、これは
入来データワードを制御RAM55からのアドレ
スで指定された位置に記憶する。データワードは
タイムスロツトカウンタ54によつて規定される
アドレス送信タイムスロツト入替装置53から読
み出される。このようにして読み出されたデータ
ワードは時分割多重線63を通してラインユニツ
ト19に送信される。制御RAM55は特定の回
路、例えばタイムスロツト入替装置53と各々が
関連した多数の制御メモリーとして実現されてい
る。制御メモリーの特定の構成は本発明には重要
ではなく、タイムスロツト入替ユニツト11の内
部のタイミングと回路の要求によつて変更する。
受信はタイムスロツト入替装置50、制御RAM
55、タイムスロツトカウンタ54および送信タ
イムスロツト入替装置によつて実行されるタイム
スロツト入替の一般的原理は当業者には周知であ
り、ここでは詳細には述べない。タイムスロツト
メモリーにデータワードを読み書きするための構
成の一例はJ.W.Lurtzの米国特許4035584に詳細
に述べられている。
時分割多重線62上の各データワードは上述し
たようにタイムスロツト入替装置50に記憶され
る。タイムスロツト入替装置50に記憶する他
に、タイムスロツト入替ユニツト11によつて受
信された各データワードの信号部(第6図のビツ
トA乃至G)は制御ユニツト17(第3図)の一
部である信号プロセツサ65に送信される。信号
プロセツサ65はビツトA乃至Gを受信して分析
することによつて、プロセツサ66の実時間負荷
を減少する。例えば、信号プロセツサ65は各デ
ータワードのAビツトを分析し、このビツトは関
連する加入者セツトの直流状態を示すが、加入者
セツトがオンフツクしたか、あるいは正しいダイ
ヤルパルスが送られたかを判定する。オフフツク
状態あるいはダイヤルパルスが検出されたときに
は、信号プロセツサ65はプロセツサ66に対し
て得られた情報を示す信号を送る。プロセツサ6
6は信号プロセツサ65からの情報を累積し、後
に詳述する方法で交換システムを通して制御を実
行する。
第3図の実施例はまた時分割多重線62を通し
て伝送された各データワードのデータ部(第6
図)を受信するデイジタルサービスユニツト67
を含んでいる。デイジタルサービスユニツト67
はチヤネル回路37によつてPCM信号に変換さ
れた加入者からのトーン信号を受信して分析し、
PCM形式で信号を送るのに使用される。デイジ
タルサービスユニツト67は時分割多重線62か
らのデータワードのデータ部を受信する少なくと
も65個の記憶位置を有するメモリー(図示せず)
を含んでいる。各データワードの時分割多重線6
2から読み取られたデータ部は制御RAM55か
ら読み取られたアドレスによつて定義されるデイ
ジタルサービスユニツト67の位置に書き込まれ
る。デイジタルサービスユニツト67によつて利
用されるものとしては、64チヤネルだけが実際に
アクテイブに情報を送ることができる。すべての
他のチヤネルからのデータワードはデイジタルサ
ービスユニツト67の65番目の記憶位置に書き込
まれ、ここで無視される。デイジタルサービスユ
ニツト67はこのようにして記憶されたデータワ
ードを読み、どの信号が受信されているかを判定
し、番号とその性質をプロセツサ66に報せる。
プロセツサ66は受信された信号に応動してどの
ような動作を行うかを決定する。
デイジタルサービスユニツト67はまたその加
入者セツトに関連したチヤネルを通して、時分割
多重線63を経由して加入者セツトに対してトー
ンを送る。これらのトーンはPCMの形式で受信
加入者に関連したタイムスロツトの間で、デイジ
タルサービスユニツト67からゲート回路51の
第1の入力ポートに送られる。ゲート回路51の
他の入力ポートは送信タイムスロツト入替装置5
3から読み出された各データワードのデータ部を
受信するように接続されている。ゲート制御ビツ
トはRAM55から読み出され、各タイムスロツ
トの間にゲート回路51に送られて送信タイムス
ロツト入替装置53からのデータ部あるいはデイ
ジタルサービスユニツト67からのデータ部のい
ずれを多重分離回路61に送るかを決める。本実
施例においては、論理“1”のゲートビツトはデ
イジタルサービスユニツト67をデータ部の信号
源とし、論理“0”は送信タイムスロツト入替装
置53を信号源とする。
PCM符号化されたトーンをそれに関連するラ
インユニツトに送る他に、各タイムスロツト入替
ユニツトはこのようなトーンをタイムマルチプレ
ツクススイツチユニツト10に送ることができ
る。後述するように発信加入者に対する可聴リン
ギング音は着信加入者に関連したタイムスロツト
入替ユニツトによつて発生生されるから、この能
力が得られることになる。入来時分割多重線62
はゲート回路52のひとつの入力として接続さ
れ、これはタイムマルチプレツクススイツチユニ
ツト10に送信されるトーンの挿入点となつてい
る。。ゲート回路52の他方の入力はデイジタル
サービスユニツト67の出力端子に接続されてい
る。ゲート回路52とデイジタルサービスユニツ
ト67はゲート回路51に関して先に述べた方法
で動作し、時分割多重線62の時分割多重チヤネ
ルの予め定められたひとつにトーンを与える。
タイムマルチプレツクススイツチ10に対して
送信されるべき与えられたトーンのPCM符号化
された信号は時分割多重線62の同一のチヤネル
に与えられ、従つて受信タイムスロツト入替装置
50の同一のアドレス位置に記憶される。これら
のトーンを出側の時分割多重線68の与えられた
チヤネルに与えるために、制御RAM55はプロ
セツサ66によつて制御されてそのチヤネルに関
連するタイムスロツトの間にトーンを記憶したア
ドレス位置の読み出しアドレスを発生する。例え
ば、時分割多重線62のチヤネル512に可聴リ
ンギング音が入れられると、それが受信タイムス
ロツト入替装置50の512番目の記憶位置に記憶
されることになる。従つて、与えられたチヤネル
が生ずるたびに可聴リンギングのPCM信号が受
信されることになる。可聴リンギングが終了する
と、プロセツサ66は制御RAMの与えられたチ
ヤネルに関連したタイムスロツト位置に記憶され
たアドレスを変更する。
以下には信号プロセツサ65、プロセツサ66
およびデイジタルサービスユニツト67の相互関
係について説明する。この説明では、ダイヤルを
用いる加入者がオフフツクしてラインユニツト1
9に関連して先に説明した方法でチヤネル回路が
割当てられているものと仮定する。チヤネル回路
が割当てられたあとで、デイジタルサービスユニ
ツト67と信号プロセツサ65に対して監視点が
移される。割当てられたチヤネルのデータワード
の信号部を読むことによつて、信号プロセツサ6
5は加入者セツトの直流状態を監視し、もし変化
が生じたらどのようなものでもプロセツサ66に
知らせる。さらに、プロセツサ66はバス59を
経由して論理“1”を新らしくオフフツクした加
入者に関連するチヤネルのタイムスロツトのゲー
ト回路51に関連した制御RAMのゲートビツト
位置に書き込む。これはデイジタルサービスユニ
ツト67からの出力信号は新らしくオフフツクし
た加入者に関連したタイムスロツトの間にゲート
回路51を経由してデマルチプレクサ61に送信
されることを定める。さらにプロセツサ66はバ
ス59を経由してデイジタルサービスユニツト6
7に対してその内部記憶か、新らしくオフフツク
した加入者に関連したタイムスロツトの間にダイ
ヤル音のPCM表示を読み出すことを指示する。
従つてダイヤル音は新らしくオフフツクした加入
者に関連したチヤネルでデマルチプレクサ61に
送られる。プロセツサ66はまたデイジタルサー
ビスユニツト67に対して、新らしくオフフツク
した加入者に関連した時分割多重線62の各チヤ
ネルのデータ部を累算するように指示する。この
ようにして、ダイヤル数字はデイジタルサービス
ユニツト67によつて検出される。特定の加入者
セツトのダイヤル数字と直流状態に関する情報は
プロセツサ66に対して送出され、これがダイヤ
ルトーンの送出を停止し、ダイヤル数字の累算を
続ける。
制御情報の通信 本発明の制御情報の交換の1次的モードは信号
源タイムスロツト入替ユニツトから、タイムマル
チプレツクススイツチ10、制御ワードユニツト
300を通り、逆にタイムマルチプレツクススイ
ツチ10を通して宛先のタイムスロツト入替ユニ
ツトあるいは中央制御230への制御メツセージ
の伝送である。制御情報の交換の1次的モードは
また中央制御230からタイムマルチプレツクス
スイツチ10、制御ワードユニツト300を通
り、逆にタイムマルチプレツクススイツチ10を
通して宛先のタイムスロツト入替ユニツトにゆく
制御メツセージの伝送を含んでいる。通信の2次
的モードはまた与えられた呼に制御情報を信号源
タイムスロツト入替ユニツトからその呼に割当て
られたタイムスロツトを使用してタイムマルチプ
レツクススイツチ10を経由して宛先タイムスロ
ツト入替ユニツトに送信するのに使用する。この
実施例においては、呼タイムスロツトのデータワ
ードのEビツト位置は2次的モード通信に使用さ
れる。しかし、任意のあるいはすべての信号ビツ
トも2次通信モードに使用できることがわかる。
本実施例においては、E−ビツトは通信路の連続
性のチエツクと信号の確認の二重の目的に使われ
る。制御RAM55はその512個の記憶位置の
各々にEビツト位置を含んでいる。呼の途中で
は、プロセツサ66が呼に関連した制御RAM5
5の各記憶位置のEビツト位置に記憶されたデイ
ジツトを制御する。制御RAM55が受信タイム
スロツト入替装置50から読み出されるべきデー
タワードを規定するアドレスを送信するときに、
これは受信タイムスロツト入替装置50のに記憶
されたEビツトの代わりに時分割多重線68に記
憶されたEビツトを送信する。これによつてタイ
ムスロツト入替ユニツトの間でEビツトチヤネル
を用いたメツセージの伝送が可能になる。第3図
の構成ではまた時分割多重線70で受信された各
データワードのEビツトを受信するEビツト累算
器48を含んでいる。これらのEビツトはEビツ
ト累算器48によつてEビツトチエツク回路に与
えられる。Eビツトチエツク回路192は導体1
95を通して与えられるプロセツサ66からの命
令に応動して、選択されたデータワードのEビツ
トに関連する出力信号をプロセツサ66に送出す
る。例えば、通信路の設定の間に、プロセツサ6
6はEビツトチエツク回路192に対して、特定
のチヤネルのEビツト位置を調べ、プロセツサ6
6に対して予め定められた時間の間に論理“1”
が受信されているかどうかを知らせる。第8図は
Eビツトチエツク回路192によつて実行される
機能のフロー図を示している。予め定められた期
間内に指定されたチヤネル中に論理“1”のEビ
ツトが見付からなければ、導体193を経由して
この事実を知らせる切断状態信号がプロセツサ6
6に送出される。その代わりに、このような論理
“1”がその時間幅の間にEビツトチエツク回路
で見付かれば、導体194を経由して連続信号が
プロセツサ66に送られる。Eビツトチエツク回
路192はまた各々のアクテイブな呼についてE
ビツトを運ぶ。アクテイブな呼のEビツトが
“0”になつてその状態に予め定められた時間留
まれば、上述した切断状態信号がそれに関連した
プロセツサ66に送られる。切断状態信号を受信
したプロセツサ66はどのようなプロセツサで
も、この事実を示す制御メツセージを中央制御2
30に送る。
第9図はひとつの入来チヤネル、すなわち、通
信路に関連したEビツトチエツク回路192の一
部を示している。タイマ196は導体195を通
してプロセツサ66から来る命令に応動して計数
をなう。プロセツサ66から受信された命令の後
で予め定められた時間が経過すると、導体197
上に論理“1”が送出され、これはANDゲート
199のひとつの入力として接続され、その出力
は導体193に接続される。連続信号発生器19
8は関連したチヤネルのEビツト位置を受信し
て、論理“1”のEビツトに応動して導体194
上に論理“1”の出力を発生する。導体194の
論理“1”は連続信号発生器198によつて、論
理“0”のEビツトが見付かるまで連続的に与え
られる。連続信号発生器198からの出力信号は
また反転されて、ANDゲート199の入力に与
えられる。従つて、タイマ196がその論理
“1”の出力を生じたときには、これは連続信号
発生器198が論理“0”の出力を発生して、E
ビツトが受信されていないことを示したときに、
ANDゲート199を経由して切断状態信号とし
て導体193に与えられる。この代わりに、連続
信号発生器198が論理“1”出力を発生してい
るときには、導体193上の信号は強制的に論理
“0”となり、一方導体194上には論理“1”
連続信号が送出される。Eビツトチエツク回路の
機能をプロセツサ66によつて有利に実行し、こ
れによつて別のEビツトチエツク回路192を不
必要にすることもできることに注意されたい。
以下には交換システム中の種々の制御主体の間
の1次通信モードについて説明する。一例として
制御ユニツト17のプロセツサ66が、呼設定シ
ーケンスの一部として、与えられた制御メツセー
ジを制御ユニツト18に送らなければならないと
判定したとしよう。プロセツサ66はメモリー5
7中に与えられた制御メツセージを記憶する。次
にプロセツサ66はバス59を経由してDMA送
信制御回路701に対してSTARTコマンドを送
出し、このコマンドは制御メツセージが制御チヤ
ネル61を通して、タイムスロツト入替ユニツト
12とそれに関連する制御ユニツト18に送出さ
れることを示す。プロセツサ66はまた回路70
1に対して、与えられた制御メツセージがある数
の制御メツセージ制御ワードを含むことを知らせ
る。回路701は第10図の状態図に示すように
5つの動作状態を有する。回路701がレデイ状
態にある、すなわち、これが他の制御メツセージ
を送出する状態にはないとすれば、これは
STARTコマンドに応動して設定状態に変化し、
経路704を通してインタフエースユニツト69
の制御ワード源レジスタ80(第4図)に対して
回線設定要求制御ワードを送出する。回線設定要
求制御ワードはそのとき、その定義フイールドが
X2=01(第11図)で、その情報フイールドが
61を2進法で表わしたもので、宛先制御チヤネル
の番号を含むことによつて定義される。後述する
ように、回線設定要求制御ワードはインタフエー
スユニツト69によつて時分割多重線13のタイ
ムスロツトTS1に挿入される。タイムマルチプ
レツクススイツチ10の動作によつて、回線設定
要求制御ワードは時分割多重線301のタイムス
ロツトTS1の制御ワードスイツチに送られる。
制御ワードスイツチ300についてもまた後述す
るが、これは回線設定要求制御ワードを受信し、
記憶されたビツトによつてタイムスロツト入替ユ
ニツト12への制御チヤネル61が塞りであるか
空であるかを判定する。もし宛先の制御チヤネル
61が塞りであれば、制御ワードスイツチ300
は時分割多重線302のタイムスロツトTS1で
送信される次の制御ワードで、R2=11のステー
タスフイードを挿入することによつて回線塞りス
テータス信号を送信する。この制御ワードはタイ
ムマルチプレツクススイツチ10によつて時分割
多重線15のタイムスロツトTS1で送信され制
御ワード宛先レジスタ92(第4図)に記憶され
る。レジスタ92に記憶された制御ワードは経路
705を通してDMA受信制御回路702に送ら
れ、これはステータスフイードR2を形成するビ
ツトBとCを抽出して、これらのビツトを経路7
06を通して回路701に送る。ステータスフイ
ードR2=11すなわち回線塞りステータスフイー
ドを受信すると回路701は設定状態(第10
図)のままで、与えられた回線設定要求制御ワー
ドをインタフエースユニツト69の制御ワード源
レジスタ80に再送し、このワードは前述したよ
うに時分割多重線13のタイムスロツトTS1に
挿入される。このプロセスはくりかえされ、制御
ワードスイツチ300はタイムスロツト入替ユニ
ツト12への制御チヤネル61が空きになるま
で、くりかえして与えられた回線設定要求制御ワ
ードを受信し、制御チヤネルが空きになつたとき
に、制御ワードスイツチ300は61の2進表示を
時分割多重線301のチヤネルに関連した記憶位
置に入れ、回線設定ステータス信号をタイムスロ
ツト入替ユニツト11および12に送出する。制
御ワード源300は制御チヤネル61で送出され
る制御ワード中のステータスフイードR3=10
(第12図)によつて、タイムスロツト入替ユニ
ツト12に対して回線設定ステータス信号を送出
する。ステータス信号と制御メツセージ制御ワー
ドに応動した宛先のタイムスロツト入替ユニツト
と関連する制御ユニツトの動作については後述す
る。制御ワードスイツチ300は制御チヤネル1
で伝送される制御ワードにステータスフイードR
2=10(第12図)を含めることによつて、タイ
ムスロツト入替ユニツト11に対して回線設定ス
テータス信号を送出する。この制御ワードは回路
702によつて受信され、ステータスフイードR
2のビツトが抽出されて経路706を経由して回
路701に送られる。ステータスフイードR2=
10すなわち回線設定ステータス信号を受信する
と、回路701は転送状態(第10図)に変化
し、当業者には周知のタイプのダイレクトメモリ
ーアクセス(DMA)ユニツト703に対して信
号を送り、これはその信号に応動してメモリー5
7に記憶された与えられた制御メツセージ制御ワ
ードの読み出しを開始する。この制御メツセージ
制御ワードはメモリー57に含まれた与えられた
制御メツセージから成り、1フレームに1ワード
の割合でこれらの制御メツセージ制御ワードを経
路704を通して回路701を通して送る。次に
制御メツセージ制御ワードはインタフエースユニ
ツト69から制御チヤネル1の中の制御ワードス
イツチ300に送られる。制御メツセージ制御ワ
ードの各々はその定義フイールドがX2=00であ
る(第11図)によつてそのように識別される。
制御ワードスイツチ300は次に制御チヤネル1
で受信された各々の制御メツセージ制御ワードを
入来チヤネル1に関連した記憶位置の内容に従つ
て、制御チヤネル61のタイムスロツト入替ユニ
ツト12に送出する。プロセツサ66は回路70
1に対してある数の制御メツセージ制御ワードが
与えられた制御メツセージに含まれていることを
知らせていることに注意されたい。全制御メツセ
ージが送信されたとき、回路701は切断状態に
変わり(第10図)、回線切断要求制御ワードを
経路704に送出するが、これは定義フイールド
X2=11を持つことによつてその機能が識別され
る。回線切断要求制御ワードはインタフエースユ
ニツト69から制御チヤネル1の制御ワードスイ
ツチ300に送出される。制御ワードスイツチ3
00は各々の入来制御チヤネルの空/塞状態と
各々の出力制御チヤネルの空/塞状態を示すビツ
トを記憶している。回線切断要求制御ワードを受
信すると、制御ワードスイツチ300は入来制御
チヤネル1と出力制御チヤネル61を空きである
とマークし、制御チヤネル1で次に送られる制御
ワードのステータスフイードをR2=01とし、制
御チヤネル61で次に送られる制御ワードのステ
ータスフイードをR3=01とすることによつて、
タイムスロツト入替ユニツト11および12に対
して回線切断要求信号を送る。回線切断要求信号
を受信すると、回路701はレデイ状態(第10
図)に戻り、ここでこれは他の制御メツセージを
送出するのに利用できるようになる。
回路701が設定状態あるいは転送状態にある
ときには、プロセツサ66は、例えば、メモリー
57に記憶された与えられた制御メツセージが誤
つているときには、RESETコマンドを送ること
によつて、制御メツセージの送信を止めることが
できる。回路701はこのRESETコマンドに応
答してクリア状態(第10図)に変化し、経路7
04に回線クリア要求制御ワードを送信するが、
これは定義フイールドX2=10(第11図)を持
つことによつて識別される。回線クリア要求制御
ワードはインタフエースユニツト69から制御チ
ヤネル1の中の制御ワードスイツチ300に送ら
れる。回線クリア要求制御ワードを受信すると、
制御ワードスイツチ300は入来制御チヤネル1
と出力制御チヤネル61を空きであるとマーク
し、回線クリア状態信号を次に制御チヤネル1で
送信される制御ワードの状態フイールドR2=00
(第12図)とし、制御チヤネル61で次に送信
される制御ワードの状態フイールドをR2=00と
することによつて、タイムスロツト入替ユニツト
11および12に対して送出する。制御チヤネル
1で回線クリア状態信号を受信することによつ
て、回路701はレデイ状態に戻る。適切な回線
クリアあるいは回線切断状態信号を受信すること
に失敗することによつて、回路701がクリア状
態もしくは切断状態に留まつているときには、プ
ロセツサ66はバス59を経由してRESETコマ
ンドを送出して回路701をレデイ状態にする。
次にタイムスロツト入替ユニツト11が中央制
御230の他のタイムスロツト入替ユニツトのひ
とつからの制御メツセージの宛先であるとして、
宛先タイムスロツト入替ユニツトとそれに関連す
る制御ユニツトの状態信号と制御メツセージ制御
ワードに対する応答動作について以下に説明す
る。タイムマルチプレツクススイツチ10の動作
によつて、時分割多重線302のチヤネル1で送
信される各制御ワードは次に時分割多重線15の
チヤネル1でインタフエースユニツト69に送ら
れ、ここでこれは制御ワード宛先レジスタ92
(第4図)に記憶され、また経路705を通して
DMA受信制御回路702に運ばれる。回路70
2は各々の受信された制御ワードのステータスフ
イードR3に従つて、回線設定、回線切断および
回線クリア状態信号を検出する。回線設定ステー
タス信号の受信は時分割多重線15のチヤネル1
で制御メツセージを形成する制御メツセージ制御
ワードが送られ、次に経路705を通して回路7
02に運ばれることを示す。従つて回路702は
入来制御メツセージのDMAユニツト705に知
らせ、経路705で次に受信された各制御ワード
は回路702とDMAユニツト703を経由して
メモリー57に送られ、そこに蓄積される。回路
702が回線切断ステータス信号を受信したとき
には、これはバス59を経由してプロセツサ66
に対して完全な制御メツセージがメモリー57に
記憶されたことを知らせ、次にプロセツサ66は
記憶された制御メツセージを読み出して処理する
ことができる。しかし、もし回路702が回線切
断ステータス信号ではなく回線クリアステータス
信号を受信すれば、これはバス59を経由してプ
ロセツサ66に対してメモリー57に記憶された
制御メツセージ制御ワードを無視すべきことを知
らせる。
以上の例は時分割多重線13および15の制御
チヤネル1に関してDMA送信制御回路701、
DMA受信制御回路702、DMAユニツト70
3、経路704および705から成る装置につい
て述べている。時分割多重線14および16のチ
ヤネル2もDMA送信制御回路751、DMA受
信制御回路752、DMAユニツト753および
経路754,755を通る本質的に同様の装置で
構成される。
第4図に詳細に示されたインタフエースユニツ
ト69は多重化/多重分離回路75と二つのリン
クインタフエース78および79を含んでいる。
多重化/多重分離回路75は時分割多重線68を
経由して受信タイムスロツト入替装置50からデ
ータワードを受信して、時分割多重線70を経由
してタイムスロツト入替装置53に対してデータ
ワードを送信するように接続されている。両方の
時分割多重線68および70は125マイクロ秒の
フレーム当たり512チヤネルの周波数でデータワ
ードを送信するようになつていることを想起され
たい。多重化/多重分離回路75は時分割多重線
68で受信された情報を2本の時分割多重線76
および77に送出し、偶数番目のチヤネルを時分
割多重線77に、奇数番目のチヤネルを時分割多
重線76に送出するようになつている。時分割多
重線76および77の各々は、このようにして、
フレーム当たり256チヤネルの周波数で情報を伝
送する。さらに多重化/多重分離回路75は2本
の256チヤネルの時分割多重線85および86上
の256チヤネルの情報を組合せて512チヤネルの時
分割多重線70に送出する。この組合せは時分割
多重線85からのデータワードが時分割多重線7
0の奇数番目のチヤネルで伝送され、時分割多重
線86からのデータワードが偶数番目のチヤネル
で伝送されるように、時分割多重線85および8
6からのデータワードを交互に送出することによ
つて実行される。この実施例においては、時分割
多重線76および85はリンクインタフエース7
8に接続され、また時分割多重線77および86
はリンクインタフエース79に接続されている。
タイムスロツト入替ユニツト11はフレーム当た
り512タイムスロツト(チヤネル)で動作し、一
方リンクインタフエース78および79と、タイ
ムマルチプレツクススイツチ10はフレーム当た
り256タイムスロツト(チヤネル)で動作するこ
とに注意していただきたい。さらに、タイムスロ
ツト入替ユニツト11との間で送受信されるデー
タワードは完全に同期している。すなわち、与え
られた番号を持つチヤネルが、タイムスロツト入
替ユニツト11からリンクインタフエース78に
よつて受信さたときにはいつでも、両方のリンク
インタフエース78および79はタイムスロツト
入替ユニツト11に関連して同一の番号を持つチ
ヤネルを受信・送信する。分割のあとの同期を保
持するために、時分割多重線68上のすべての奇
数番のチヤネルは、多重化/多重分離回路75に
よつて遅延され、これによつて奇数番目のチヤネ
ルとその偶数番目のチヤネルが、本質的に同時に
時分割多重線76および77上で伝送されること
になる。同様に、時分割多重線86上のリンクイ
ンタフエース79からの各データワードは多重
化/多重分離回路75によつて遅延され、これは
これと同時に多重化/多重分離回路75で受信さ
れたデータワードの直後に時分割多重線70上を
伝送されることになる。以下の説明において、与
えられたデータワードのタイムスロツトはリンク
インタフエース78および79とタイムマルチプ
レツクススイツチ10に関するタイムスロツトと
して参照されるものとする。例えば、時分割多重
線68のチヤネル1および2からのデータワード
は共にリンクインタフエース78および79とタ
イムマルチプレツクススイツチ10のタイムスロ
ツトTS1に関連することになる。リンクインタ
フエースユニツト78および79の各々はタイム
マルチプレツクススイツチ10の入出力ポート対
のひとつに一義的に関連している。
リンクインタフエース78 リンクインタフエース78(第4図)は、時分
割多重線15を経由してタイムマルチプレツクス
スイツチ10から直列に送信されたデータワード
を受信し、この情報を導体83に直列に再送信す
るための受信機82を含んでいる。クロツク回復
回路84は導体83に接続することによつて入来
したビツトの流れを受信し、そこから32.768MHz
のクロツク信号を回復する。このクロツク信号は
リンクインタフエース回路78に対してタイミン
グを与えるために使用される。後に詳細する理由
によつて、時分割多重線15で受信される情報は
必ずしも時分割多重線13で送信される情報とチ
ヤネル同期している必要はない。時分割多重線7
6と85上のデータワードの間のチヤネル同期を
とるために、導体83上の入来データワードはラ
ンダムアクセスメモリー回路87に一次記憶され
る。導体83上のデータワードはランダムアクセ
スメモリー87の書き込みアドレス発生器88に
よつて規定される位置に書き込まれる。書き込み
アドレス発生器88はクロツク回復回路84から
2.048MHzのクロツク信号を受信し、これに応動
して、導体83上に入来データワードと同期して
256個の書き込みアドレスのくりかえしのシーケ
ンスを発生する。データワードはランダムアクセ
スメモリー87から読み出されて、タイムスロツ
ト入替ユニツト11の読み出しアドレス発生器8
7によつて規定される位置に送られる。読み出し
アドレス発生器87は256個の読み出しアドレス
のシーケンスを発生する。読み出しアドレスはオ
フセツト回路90から受信された情報によつて誘
導される。オフセツト回路90は書き込みアドレ
ス発生器88によつて発生された書き込みアドレ
スを受信し、そこから予め定められた数を引く。
この減算の結果は次に読み出しアドレス発生器8
9に送信さる。このようにして、読み出しアドレ
ス発生器89は書き込みアドレス発生器88によ
つて発生されるアドレスよりも予め定められた数
のアドレスだけ遅れた読み出しアドレスのシーケ
ンスを発生する。本実施例においては、読み出し
アドレスは書き込みアドレス発生器88によつて
発生されるアドレスより、フレームの約1/4(64
タイムスロツト)だけ遅れている。
インタフエースユニツト69のリンクインタフ
エース78と79はチヤネル同期を維持するため
にマスタースレーブモードで動作する。この実施
例においては、リンクインタフエース78はマス
タモードにあり、上述した方法で動作を続ける。
しかしリンクインタフエース79の読み出しアド
レス発生器は、リンクインタフエース78の読み
出しアドレス発生器89からの読み出しアドレス
によつて駆動される。時分割多重線15,16の
長さには差が存在することがあり、このためリン
クインタフエース79で使用される書き込みアド
レスと読み出しアドレスの間には情報の1/4フレ
ーム内外の差がある。時分割多重線85と86で
伝送されるデータワードはチヤネル同期してお
り、一方時分割多重線15と16にはこのような
同期が必要でないためにこのようなタイミングの
差が生ずることになる。
与えられたリンクインタフエースで制御ワード
を送信し、受信するためには、同一のチヤネルが
使用される。与えられたリンクインタフエース、
例えば、リンクインタフエース78で使用される
制御ワードを伝送するための特定のチヤネルは予
め定められており、制御チヤネルレジスタ81に
記憶されている。読み出しアドレス発生器89に
よつて発生される各々の読み出しアドレスは比較
器91に送信され、これはその読み出しアドレス
を制御チヤネルレジスタ81に記憶されたプリセ
ツト制御チヤネル番号と比較する。比較器91が
その読み出しアドレスが制御チヤネルの番号と同
一であると判定すると、これはゲート信号を発生
し、これは制御ワード源レジスタ80と制御ワー
ド宛先レジスタ92に送られる。制御ワード宛先
レジスタ92は比較器91からのゲート信号に応
動して時分割多重線85の情報を蓄積する。その
特定のチヤネルの間の時分割多重線85上の情報
は制御ユニツト17によつて利用されるべき制御
チヤネルの内容を構成する。制御ワード宛先レジ
スタ92の内容は次の制御チヤネルの前にDMA
受信制御回路702に送信される。同様に、制御
ワード源レジスタ80は比較器91からのゲート
信号に応動してその内容を時分割多重線76にゲ
ートし、これによつて制御ワードを送出する。制
御ワードはリンクインタフエース79によつて本
質的に同様の方法で送受信されるが、リンクイン
タフエース79に関連した特定の制御チヤネル番
号、チヤネル2は、リンクインタフエース78に
関連した制御チヤネル番号であるチヤネル1とは
異なつている。
読み出しアドレス発生器89によつて発生され
る読み出しアドレスはまたフレームシーケンス発
生器93に送出される。フレームシーケンス発生
器93はそれに応動してチヤネル当たり1ビツト
の割合でフレーミングビツトの一義的なシーケン
スを発生する。各チヤネルの間で、フレームシー
ケンス発生器93によつて発生されたビツトはフ
レーム挿入回路94に送出され、これはフレーミ
ングビツトをタイムスロツト入替ユニツト11か
らのデータワードのDビツト位置に入れる。この
フレーミングビツトを含むデータワードは次に並
直列レジスタ95を経由し、ドライバ回路96を
通してタイムマルチプレツクススイツチ10の一
義的入力ポートに接続された時分割多重線13に
送出される。時分割多重線15から、リンクイン
タフエース78によつて受信された各データワー
ドはタイムマルチプレツクススイツチ10によつ
て発生されるフレーミングビツトを含んでいる。
フレームチエツカ97はタイムマルチプレツクス
スイツチ10からの各データワードの各フレーミ
ングビツトを読み取り、タイムマルチプレツクス
スイツチ10とそれ自身の間の通信の同期が保た
れているかどうかを判定する。もし同期が存在す
れば、修正は行なわれないが、もし同期がとれて
いないことがわかれば、当業者には周知の方法で
クロツク回復回路84との通信によつてフレーム
回復が行なわれる。
中央制御230 中央制御230の実施例は第7図に図示されて
いるが、制御ユニツト、例えば17、の各々と同
様な方法でタイムマルチプレツクススイツチ10
を経由して、制御ワードを送信および受信する。
しかし、制御ユニツト17が二つの制御チヤネ
ル、すなわち、入出力ポート対P1ではチヤネル
1に、入出力ポート対P2ではチヤネル2に対し
てアクセスするのに対して、中央制御230はこ
の実施例では入出力ポート対P63で9個の制御
チヤネル63乃至71にアクセスする。中央制御
230は256チヤネルの時分割多重線201と2
02で入出力ポート対P63に接続されている
が、チヤネル63乃至71だけが、これらの線上
でアクテイブに使用されるチヤネルである。中央
制御230はリンクインタフエース231を持つ
ている。これはリンクインタフエース78(第4
図)と同様の機能を持つが、これは制御チヤネル
レジスタ81、比較回路91、制御ワード宛先レ
ジスタ92および制御ワード信号源レジスタ80
と同様な9個の装置を含んでおり、時分割多重線
201のタイムスロツトTS63乃至UT71に
制御ワードを挿入し、時分割多重線202のタイ
ムスロツトTS63乃至TS71から制御ワードを
抽出する。中央制御230はまたプロセツサ24
0、バス249によつて接続されたメモリー24
1および制御メツセージを送受信するための9個
の装置を含んでいるが、DMA送信制御回路25
1、DMA受信制御回路252、DMAユニツト
253および経路254,255を含む装置と、
DMA送信制御回路261、DMA受信制御回路
262、DMAユニツト263および経路26
4,265を含む装置だけが特に第7図に図示さ
れている。9個の装置の各々は制御ユニツト17
(第3図)のDMA送信制御回路701、DMA受
信制御回路702、DMAユニツト703および
経路704,705を含む装置と本質的に同様で
あり、ここではこれ以上説明しない。プロセツサ
240はバス249を経由して制御メモリー29
(第1図)と通信することによつて、タイムマル
チプレツクススイツチ10の動作を制御する。
タイムマルチプレツクススイツチ10 タイムマルチプレツクススイツチ10の入出力
ポートで対として考えられているものは両方のポ
ートについて同一のリンクインタフエースに接続
されている。さらにタイムマルチプレツクススイ
ツチ10の入出力ポートの各対はリンクインタフ
エース78および79と同様のタイプのタイムマ
ルチプレツクススイツチリンクインタフエースに
接続されている。この実施例においては、リンク
インタフエース78はタイムマルチプレツクスス
イツチリンクインタフエース100(第5図)に
接続されている。タイムマルチプレツクススイツ
チのリンクインタフエース100は時分割多重線
13からデータワードを受信し、これらのデータ
ワードを時分割多重線103を経由して直並列レ
ジスタ102に送信する受信機100を含んでい
る。時分割多重線103からのビツトの流れはま
たそこからクロツク信号を誘導するクロツク回復
回路104とフレーム同期がとれているかどうか
を判定するフレームチエツク回路105に与えら
れる。タイムマルチプレツクススイツチのリンク
インタフエース100はまたクロツク回復回路1
04からの信号に応動して書き込みアドレスのシ
ーケンスを発生する書き込みアドレス発生器10
6を含んでいる。直並列レジスタ102に送出さ
れた各データワードは次に書き込みアドレス発生
器106によつて発生されるランダムアクセスメ
モリー107のアドレスに書き込まれる。
タイムマルチプレツクススイツチ10はまた時
分割空間分割スイツチ108を含み、これは入力
ポートと出力ポートの間に経路を完成するために
各々が約488ナノ秒のタイムスロツトが256個から
成るフレームで動作する。各タイムスロツトの間
に接続されるべき入力ポートと出力ポートの間の
交換路を規定する制御情報は制御メモリー29
(第1図)に記憶されており、これは接続を設定
するために各タイムスロツトで読み出される。各
タイムスロツトには番号が付けられており、与え
られたタイムスロツトの間には同一の番号を持つ
たデータワードチヤネルが交換されることに注意
されたい。従つて、不正確な交換を防止するため
に、与えられた番号を持つすべてのデータワード
は、それに関連するタイムスロツトの間に時分割
多重スイツチ108に送られるようになつていな
ければならない。この目的のために、タイムマル
チプレツクススイツチ10は、本質的に同時に各
タイムマルチプレツクススイツチリンクインタフ
エースの各ランダムアクセスメモリーに対して送
られる256の読み出しアドレスのくりかえしのシ
ーケンスを発生するマスタクロツク回路109を
含んでいる。従つて、ランダムアクセスメモリー
107とすべての他のタイムマルチプレツクスス
イツチのリンクインタフエースに含まれた等価な
ランダムアクセスメモリーは本質的に同時に同一
のタイムスロツトに関連したデータワードを読み
出す。この実施例においては、ランダムアクセス
メモリー107から読み出されたデータワードは
並直列シフトレジスタ110に対して送信され、
そこからこれらは時分割空間分割スイツチ108
に送出される。
時分割多重線15を通してリンクインタフエー
ス78に対して送出されるべきすべてのデータワ
ードは時分割空間分割スイツチ108への伝送の
1タイムスロツトの間に導体111を通して時分
割空間分割スイツチ108から受信される。タイ
ムマルチプレツクススイツチのリンクインタフエ
ース100はフレームシーケンス発生器12を含
み、これはタイムスロツト当たり1ビツトの周波
数でフレーミングビツトの系列を発生する。フレ
ーミングビツトはフレーム挿入回路113に送信
され、これは導体111上の各データワードのビ
ツト位置Dにフレームビツトを入れる。導体11
1上の各データワードは次にドライバ回路114
を経由して、時分割多重線15を通してリンクイ
ンタフエース78に送られる。
制御ワードスイツチ300 各々の制御ワードはタイムマルチプレツクスス
イツチ10によつて256チヤネルの時分割多重線
301を経由して制御ワードスイツチ300(第
1図)に送信される。同様に制御ワードは制御ワ
ードスイツチ300から256チヤネルの時分割多
重線302を経由して、タイムマルチプレツクス
スイツチ10に送られる。線301と302は入
出力ポート対P64に接続されている。制御ワー
ドスイツチ300(第17図のように配列される
第13図乃至第16図)はリンクインタフエース
303を含み、これはリンクインタフエース78
(第4図)と本質的に同様であるか、以下の回路
は制御ワードスイツチ300では不要なので、制
御ワード源レジスタ80、制御チヤネルレジスタ
81、比較回路91あるいは制御ワード宛先レジ
スタ92は含んでいない。時分割多重線301で
受信された各制御ワードは並列にリンクインタフ
エース303から経路305を通して伝送され、
ラツチ321に記憶される。同様に、ラツチ38
9に記憶された制御ワードは経路307を通して
並列にリンクインタフエース303に伝送され、
次にリンクインタフエース303によつて直列に
時分割多重線302に送出される。リンクインタ
フエース303は線301上のビツトの流れから
32.768メガヘルツと8キロヘルツのクロツク信号
を誘導するクロツク回復回路(図示せず)を含ん
でいる。これらのクロツク信号は経路308を通
してタイミング回路310と二つのタイムスロツ
トカウンタ311および312に送出される。タ
イミング回路310は導体R,W,t0,t1および
t2(第18図)に対してタイミング信号を送出し、
これらの信号は制御ワードスイツチ300の全体
を通して後述するように使用される。タイムスロ
ツトカウンタ311は経路TSC1上に経路30
5上の入来制御チヤネルに関連した256個のタイ
ムスロツトの番号のくりかえしのシーケンスを送
出する。同様に、タイムスロツトカウンタ312
は経路TSC2に対して経路307上の出力制御
チヤネルを規定する256タイムスロツトの番号の
くりかえしのシーケンスを送出する。両方のカウ
ンタ311および312は経路308上のクロツ
ク信号によつて駆動されるから、タイムスロツト
カウンタ311と312によつて送出されるタイ
ムスロツト番号の間の関係は固定している。リン
クインタフエース303を除く制御ワードスイツ
チの部分はここでは制御ワードルーテイング回路
と呼ばれている。
制御ワードスイツチ300は6個のメモリー3
50,355,360,365,370および3
80を適切に読み書きすることによつてそれに必
要な機能を実行する。アドレスメモリー350と
入来チヤネルステータスメモリー355の各々は
256の位置を持ち、その各々は入来路305の256
チヤネルのひとつに関連している。アドレスメモ
リー350の各位置は出力路307の256チヤネ
ルのひとつを規定するアドレスを記憶するための
8ビツトを含んでいる。規定されたチヤネルはメ
モリー350の位置に関連した入来制御チヤネル
によつて受信された制御メツセージ制御ワードの
宛先である。入来チヤネルのステータスメモリー
355は関連する入来チヤネル(0=空き、1=
アクテイブ)に関連する空塞状態を規定する1ビ
ツトを256位置の各々について記憶している。出
フイールドR1メモリー370、出フイールドR
2メモリー365、出フイールドR3メモリー3
70、出チヤネルステータスメモリー380の
各々は256位置を有し、各位置は出力路307の
256チヤネルのひとつに対応している。メモリー
360は出力路307に対して送出されるべき制
御チヤネルの各々の情報フイールドR1を記憶す
るのに使用される8ビツトの位置を含んでいる。
同様にメモリー365と370の各々の出力制御
チヤネルでそれぞれ使用されるフイールドR2,
R3を記憶するための2ビツトの位置を含んでい
る。経路307で送信される各々の制御ワードは
タイムスロツトカウンタ312で規定される出力
制御チヤネルに関連したメモリー360,365
および370の位置から読み出されたフイールド
R1,R2およびR3を含む。出力チヤネルステ
ータスメモリー380は経路307の出力制御チ
ヤネルの各々に関連した空塞状態(0=空き、1
=塞り)を規定する単一のビツトをその256位置
に記憶している。メモリー350,355,36
0,365,370および380の各々の内容
は、各々の約488ナノ秒のタイムスロツトの前半
の間にメモリー読み出し制御端子に対して導体R
(第8図)を経由してタイミング回路310が論
理“1”の信号を送信したときにメモリーアドレ
スポートに受信される信号によつて定められる位
置から、メモリーデータ出力ポートに読み出され
る。メモリーデータ入力ポートに与えられた情報
は各タイムスロツトの後半の間にメモリーポート
アドレスで受信された信号によつて規定される記
憶位置に記憶されるが、このような情報は与えら
れたメモリーの書き込み制御端子に対して4本の
導体W1,W2,W3およびW4の内の適切な1
本を経由して論理“1”のメモリー書き込み信号
が送られたときにだけ、与えられたメモリーに書
き込まれる。
時分割多重線301に受信された各制御ワード
は情報フイールドX1と定義フイールドX2を持
ち、フイールドX2はその制御ワードが制御メツ
セージ制御ワードか、回線設定要求ワードか、回
線クリア要求ワード回線設定要求制御ワードある
いは回線切断要求ワードかを定めることを想起さ
れたい。また回線設定要求制御ワードの情報フイ
ールドX1は要求された出力制御チヤネルを規定
するアドレスを含むことを想起されたい。経路3
05の与えられた入来制御チヤネルの制御ワード
が回線設定要求制御ワードであると判定されたと
きにはメモリー355の与えられた入来制御チヤ
ネルに関連した位置に記憶された空/塞ステータ
スビツトと、要求された出力制御チヤネルに関連
したメモリー380の位置に記憶された空/塞ス
テータスビツトが読み出される。もし両方のステ
ータスビツトが空き状態を示していれば、与えら
れた入来制御チヤネルと要求された出力制御チヤ
ネルを結合して通信することができる。要求され
た出力制御チヤネルのアドレスを形成する情報フ
イールドX1は与えられた入力制御チヤネルに関
連したメモリー350の位置に記憶されている。
メモリー355および380のステータスビツト
は与えられた入力制御チヤネルがアクテイブであ
り、要求された出の制御チヤネルが塞りであるこ
とを示すように変更される。さらに、与えられた
入力制御チヤネルに関連するメモリー365の位
置および要求された出力制御チヤネルに関連する
メモリー370の位置にはキヤラクタが記憶され
る。メモリー365に記憶されるキヤラクタは与
えられた入力制御チヤネル、発信通信ユニツト
(タイムスロツト入替ユニツトのひとつあるいは
中央制御230)に対する回線設定ステータスと
同一の番号を持つ出力制御チヤネルのフイールド
R2に挿入される。メモリー370に記憶される
キヤラクタは要求された出力制御チヤネルのフイ
ールドR3に宛先通信ユニツトに対する回線設定
ステータス信号として挿入される。
しかし、もし回線設定要求制御ワードに応動し
て読み出されたメモリー355応動してメモリー
380のステータスビツトが、与えられた入力制
御チヤネルは空きであるが、要求された出力制御
チヤネルは塞りであることが示されると、メモリ
ー350,355,370および380には何も
書き込まれず、キヤラクタはメモリー365に記
憶され、回線塞りステータス信号として発信通信
ユニツトに対する出力制御チヤネルに挿入され
る。
与えられた入力制御チヤネルと要求された出力
制御チヤネルが通信用に結合されると、経路30
5上の与えられた入力制御チヤネルで受信された
各々の制御メツセージ制御ワードの情報フイール
ドX1は回線設定要求制御ワードに応動してメモ
リー350に記憶されたアドレスによつて規定さ
れる要求された出力制御チヤネルに関連したメモ
リー360の位置に記憶される。このような記憶
されたフイールドの各々は次に経路307を通し
て要求された制御チヤネルの情報フイールドR1
に挿入される。
経路305の与えられた入力制御チヤネルで回
線切断要求制御ワードが受信されると、メモリー
355と380のステータスビツトは変更されて
与えられた入力制御チヤネルと要求された出力制
御チヤネルが再び空きとなるように表示され、キ
ヤラクタがメモリー365および370に挿入さ
れて、それぞれ発信および宛先通信ユニツトに対
して回線切断ステータス信号として挿入されるこ
とになる。回線クリア要求制御ワードに対する応
答も回線切断要求制御ワードに対する応答と同様
であるが、回線クリアステータス信号としてメモ
リー365および370に記憶されるキヤラクタ
が異なつている。
信頼性向上のための手段として、経路305の
入力制御チヤネルで受信された制御メツセージ制
御ワード、回線切断要求制御ワードおよび回線ク
リア要求制御ワードはメモリー355に記憶され
たそのチヤネルのステータスビツトがアクテイブ
状態を示していなければ無視されるようになつて
いる。
制御ワードスイツチ300の動作について、入
力制御チヤネル7が出力制御チヤネル23に接続
されて制御メツセージの通信を行なう例を参照し
て、詳しく説明する。入力路305で受信された
各制御ワードは、各タイムスロツトの後半(第1
8図)でタイミング回路310が導体t0に論理
“1”の信号を発生したときに、ラツチ321に
記憶される。ラツチ321に記憶された各制御ワ
ードの定義フイールドX2は経路X2を通して4
者択1デコーダ322に送出される。経路305
の入力制御チヤネル7で受信されて、ラツチ32
1に記憶された与えられた制御ワードが回線設定
要求制御ワードであるときには、これはその定義
フイールドX2=01(第11図)であることによ
つてそのように示され、デコーダ322はAND
ゲート324の一方の入力端子に対する導体
CSRCWに論理“1”の信号を送出する。経路
TSC1を通してタイムスロツトカウンタ311
によつて送出されたタイムスロツト番号は入力チ
ヤネルステータスメモリ355のアドレスポート
によつて受信される。タイムスロツトの前半の間
にタイミング回路310が導体t1を通してラツチ
356に論理“1”の信号を与えたときに、タイ
ムスロツトカウンタ311のタイムスロツト番号
によつて指定されたメモリ355内の位置に記憶
されたビツトがメモリ355のデータ出力ポート
に読み出され、ラツチ356に記憶される。ラツ
チ356に記憶されたビツトは導体BBを経由し
てその出力端子がANDゲート324の他方の入
力端子に接続されたインバータ327に送られ
る。ラツチ356に記憶されたビツトが、入力制
御チヤネルが空きであることを示していると、す
なわち、記憶されたビツトが論理“0”である
と、ANDゲート324は導体Yに対して論理
“1”の信号を送出する。導体Y上の論理“1”
信号は、ラツチ321に記憶された制御ワードが
回線設定要求制御ワードであり、その制御ワード
が受信された入力チヤネルはそのとき空きチヤネ
ルであることを示す。
この例においては、ラツチ321に記憶された
回線設定要求制御ワードの情報フイールドX1
(第11図)は、入力制御チヤネル7で次に受信
される制御メツセージ制御ワードが次に送出され
るべき出力制御チヤネル23のアドレスすなわち
宛先を含んでいる。換言すれば、回線設定要求制
御ワードは入力制御チヤネル7が通信のために出
力制御チヤネル23と結合される要求を示すこと
になる。フイールドX1は経路X1を経由してア
ドレスセレクタ382に運ばれる。アドレスセレ
クタ382は次のように動作する。ORゲート3
83によつてアドレスセレクタ382に対して論
理“1”信号が送られたときに、経路CCに存在
したアドレスはメモリ380のアドレスポートに
送出される。しかし、論理“1”の信号が導体Y
を通してアドレスセレクタ382に送信されたと
きに、経路X1に存在したアドレスはメモリ38
0のアドレスポートに送られる。従つて、ラツチ
321に記憶された制御ワードは回線設定要求制
御ワードであり、入力制御チヤネル7はこのとき
空きであるから、導体Yに存在する論理“1”信
号と、23の2進表示を含むラツチ321の情報フ
イールドX1は経路X1とアドレスセレクタ38
2を経由してメモリ380のアドレスポートに運
ばれる。メモリ380Fの位置23に記憶されたビ
ツトはメモリ380のデータ出力ポートで読み出
され、導体t1上に論理“1”信号を送出したあと
(第18図)タイムスロツトの前半の間にタイミ
ング回路310が導体t2にラツチ381への論理
“1”信号を送出したときに、ラツチ381に記
憶される。ラツチ381に記憶されたビツトは導
体AAを経由してマーキング制御回路340とイ
ンバータ338に送られる。インバータ338の
出力端子はANDゲート333の一方の入力端子
と3入力ANDゲート337のひとつの入力端子
に接続されている。導体Y上の論理“1”信号は
ANDゲート333の他方の入力端子に受信され
ている。ラツチ381に記憶されたビツトが出力
制御チヤネル23が空きであることを示している
と、すなわち、記憶されたビツトが論理“0”で
あると、ANDゲート333は論理“1”の信号
を3入力ORゲート334のひとつの入力端子に
送り、これは次に論理“1”信号をANDゲート
335の一方の入力端子に与える。導体Y上の論
理“1”信号は3入力ORゲート331のひとつ
の入力端子に与えられ、これは次にANDゲート
332のひとつの入力端子に論理“1”の信号を
送出する。導体Y上の論理“1”信号はまた
ANDゲート337の第2の入力端子に与えられ
る。タイミング回路310が、約488ナノ秒のタ
イムスロツトの後半で(第18図)、導体Wを通
して、論理“1”の信号をANDゲート332の
他方の入力、ANDゲート335の他方の入力お
よびANDゲート337の第3の入力に与えたと
き、ANDゲート332は導体W1を通して、メ
モリ365の書き込み制御端子に論理“1”のメ
モリ書き込み信号を送信し、ANDゲート335
は導体W2を通してメモリ355,370および
380の書き込み制御端子に論理“1”のメモリ
書き込み信号を送信し、ANDゲート337は導
体W4を通してメモリ350の書き込み制御端子
にメモリ書き込み信号を送信する。従つて、この
例では、ラツチ321に記憶された制御ワードは
回線設定要求制御ワードであり、入力制御チヤネ
ル7と出力制御チヤネル23は共に空きであるか
ら、タイムスロツトの後半の間にある情報がメモ
リー350,355,365,370および38
0に書き込まれることになる。メモリー350と
メモリー355における書き込みを行なうべき位
置は共に7であり、これはタイムスロツトカウン
タ311によつて送られるタイムスロツト番号に
よつて決められ、この番号はまた経路TSC1を
通してアドレスセレクタ367に送信される。論
理“1”の信号は導体W1を通してアドレスセレ
クタ367に送信されるから、経路TSC1の番
号はメモリー365のアドレスポートに運ばれ
る。従つて、メモリー365の書き込み位置もま
た位置7となる。ラツチ321に記憶された情報
フイールドX1は経路X1を通してアドレスセレ
クタ372および382に運ばれる。導体Yおよ
びWの論理“1”信号はANDゲート373の入
力端子に送信されるから、ANDゲート373は
アドレスセレクタ372に論理“1”の信号を送
り、従つて情報フイールドX1はメモリー370
のアドレスポートに運ばれる。さらに導体Yの論
理“1”の信号はアドレスセレクタ382に送ら
れるから、情報フイールドX1はまたメモリー3
80のアドレスポートに運ばれる。従つて、メモ
リー370および380の各々における書き込み
位置は位置23となる。タイミング回路310が導
体Wに論理“1”の信号を送つたときにメモリー
350,355,365,370および380に
書き込まれる情報はラツチ321に記憶された情
報フイールドX1によつて規定され、このフイー
ルドは径路X1を通してメモリー350のデータ
入力ポートに運ばれる。また、導体MCC1、経
路MCC2およびMCC3および導体MCC4を通
してマーキング制御回路340によつてそれぞれ
メモリー355,365,370および380の
データ入力ポートに伝送される出力信号によつて
も規定される。宛先制御チヤネル番号である23を
表わす2進数メモリー350の位置7に記憶され
て、経路305の制御チヤネル7で次々に受信さ
れる制御メツセージ制御ワードの経路を決定する
のに使用される。マーキング制御回路340の動
作は第19図で定義される。論理“1”の信号が
導体Yに存在し、論理“0”の信号が導体AAに
存在することを想起されたい。従つて、マーキン
グ制御回路340は導体MCC1およびMCC4に
論理“1”信号を送つて、メモリー355および
380のデータ入力ポートに与え、そこに蓄積す
る。メモリー355の位置7に記憶された論理
“1”の信号は入力制御チヤネル7がアクテイブ
であることを示す。メモリー380の位置23に記
憶された論理“1”の信号は出力制御チヤネル2
3が塞りであることを示す。マーキング制御回路
340はまたキヤラクタ“10”を経路MCC2と
MCC3を経由してメモリー365および370
のデータ入力ポートに与え、ここに記憶する。メ
モリー365の位置7に記憶されたキヤラクタ
“10”は出力制御チヤネル7を通して発信元の出
力タイムスロツト入替ユニツトとそれに関連した
制御ユニツトに対して送信されるべき回線設定ス
テータス信号を表わしている。メモリー370の
位置23に記憶されたキヤラクタ“10”は出力制御
チヤネル23を通して宛先の出力タイムスロツト
入替ユニツトとそれに関連した制御ユニツトに対
して送信されるべき回線設定ステータス信号を表
わしている。各タイムスロツトの前半でタイミン
グ回路310が導体Rに論理“1”の信号を与え
たときに、メモリー360,365および370
がすべて読み出されることを想起されたい。導体
R上の論理“1”の信号はまたアドレスセレクタ
362,367および372に対して送信され、
従つてタイムスロツトカウンタ312によつて発
生され経路TSC2を通してこれらのアドレスセ
レクに運ばれたタイムスロツト番号はメモリー3
60,365および370のアドレスポートに伝
送される。従つて、各々の出力制御チヤネルにつ
いて、タイミング回路310が導体t1に論理
“1”信号を与えたときに、メモリー360,3
65、および370のそのチヤネルに関連した位
置の内容がそのデータ出力ポートから読み出さ
れ、読み出された内容はラツチ389の16ビツト
の制御ワードのフイールドR1,R2およびR3
として記憶される。ラツチ389に記憶されたワ
ードは経路307を通して、リンクインタフエー
ス303に運ばれる。従つて、‘10'のキヤラク
タがメモリー365の位置7とメモリー370の
位置23に記憶された後で、発信元のタイムスロツ
ト入替ユニツトへの回線設定ステータス信号は経
路307上の出力制御チヤネル7が次に生じたと
きに送信され、宛先タイムスロツト入替ユニツト
への回線設定ステータス信号は経路307に出力
制御チヤネル23が次に生じたときに送信され
る。回線設定ステータス信号は入力制御チヤネル
7と出力制御チヤネル23が通信用に結合されて
いることを示す。発信タイムスロツト入替ユニツ
トは回線設定ステータス信号に応動してフレーム
当り1ワードの割合で制御メツセージの制御メツ
セージ制御ワードの送信を開始する。
この例で示した回線設定要求制御ワードがラツ
チ321に記憶されているときに、もし前と同様
に入来制御チヤネル7が空きであるが、出力制御
チヤネルが空きでなく塞りであつたとすれば、ラ
ツチ381は論理“1”の信号を導体AAを通し
てインバータ338に送り、インバータ338は
論理“0”信号をANDゲート333および33
7の入力端子に送る。この場合、ANDゲート3
35および337はそれぞれ導体W2およびW4
に先のように論理“1”のメモリ書き込み信号で
はなく論理“0”の信号を送り、ANDゲート3
32だけが導体W1に論理“1”のメモリ書き込
み信号を送る。従つて、メモリ365の位置7だ
けに書き込みが行われる。論理“1”の信号は導
体YとAAの両方に存在するから、マーキング制
御回路340はキヤラクタ“11”(第19図)を
メモリ365のデータ入力ポートに送つて、位置
7への記憶を行なう。従つてキヤラクタ“11”は
回線塞りステータス信号として発信元のタイムス
ロツト入替ユニツトに対して出力制御チヤネル7
を通して送られる次の制御ワードのフイールドR
2に挿入される。発信側のタイムスロツト入替ユ
ニツトはこの回線塞りステータス信号に対して要
求された出力制御チヤネルが利用できるようにな
つたことを示す回線設定ステータス信号を受信す
るまで回線設定要求信号を繰返して送出し、次に
送信制御メツセージ制御ワードが出力制御チヤネ
ルに送られることになる。
ここで入力制御チヤネル7と出力制御チヤネル
23が通信のために結合され、発信タイムスロツ
ト入替ユニツトが入力制御チヤネル7を通して、
定義フイールドX2=00を持つことによつてそう
であることが定義される制御メツセージ制御ワー
ドを送信したと考えよう。この制御メツセージ制
御ワードはラツチ321に記憶され、フイールド
X2をデコーダ322に送信した結果として、デ
コーダ322は論理“1”の信号を導体CMCW
に送信してANDゲート323の入力端子に与え
る。メモリー355の位置7に記憶された論理
“1”のビツトは、タイミング回路310が導体
t1(第18図)を通してラツチ356に論理“1”
の信号を送つたときに、入力制御チヤネル7のア
クテイブ状態を示す信号がメモリー355のデー
タ出力ポートから読み出されラツチ356に入れ
られたことを示す。さらにタイムスロツトカウン
タ311からメモリー350のアドレスポートに
転送され、その内容は前の回線設定要求制御ワー
ドの受信のあとに記憶された23を表わす2進数で
あるタイムスロツト指定による定義によつて、タ
イミング回路310が導体t1を通して論理“1”
の信号をラツチ351に与えたときにメモリー3
50の位置7の内容はラツチ351に記憶され
る。ラツチ356に記憶された論理“1”の信号
は導体BBを経由してANDゲート323の他方の
入力端子に与えられ、従つてANDゲート323
は、導体Xを経由してANDゲート336の入力
端子に論理“1”の信号を受信する。導体Xの論
理“1”の信号はラツチ321に記憶された制御
ワードが制御メツセージ制御ワードであり入力制
御チヤネル7がアクテイブであることを示す。タ
イミング回路310がタイムスロツトの後半の間
に導体Wを経由してANDゲート336の他方の
入力に論理“1”の信号を与えたときに、AND
ゲート336は導体W3を通してメモリー360
書き込み制御端子とアドレスセレクタ362に対
して論理“1”のメモリ書き込み信号を送信す
る。ラツチ351に記憶された内容は経路CCを
通してアドレスセレクタ362に与えられ、次に
導体W3上の論理“1”の信号に応動してメモリ
ー360のアドレスポートに送信される。従つ
て、タイミング回路310が導体Wに論理“1”
の信号を送つたとき、経路X1を通してメモリー
360にデータ入力ポートに運ばれたラツチ32
1中の制御メツセージ制御ワードの情報フイール
ドX1はメモリー360の位置23に記憶される。
経路307の出力制御チヤネル23が次に生じた
ときに、メモリー360の位置23に記憶されてい
たビツトはラツチ389の情報フイールドR1に
挿入される。従つて、線305の入力制御チヤネ
ル7で受信された制御メツセージ制御ワードの情
報フイールドX1は経路307の出力制御チヤネ
ルで送信される次の制御ワードの情報フイールド
R1に挿入されることになる。
ここで発信タイムスロツト入替ユニツトは制御
メツセージの制御メツセージ制御ワードをすべて
送信してしまい、次に入力制御チヤネル7で定義
フイールドX2=11を持つ回線切断要求制御ワー
ドを送信したと仮定しよう。その回線切断要求制
御ワードはラツチ321に記憶され、次にデコー
ダ322に対してフイールドX2を送信した結果
として、デコーダ322は導体CDRCWを通して
ANDゲート326に対して論理“1”の信号を
送信する。制御メツセージ制御ワードに関連して
上述したのと同一の方法で23の2進表示がラツチ
351に記憶され、入力制御チヤネル7のアクテ
イブ状態を示す論理“1”の信号がラツチ356
に記憶される。ラツチ356に記憶された論理
“1”の信号は導体BBを通してANDゲート32
6の他方の入力端子に与えられる。この結果とし
て、ANDゲート326は論理“1”の信号を導
体Z′を通してORゲート331の入力端子とORゲ
ート334の入力端子に送信する。従つて、OR
ゲート331は論理“1”の信号をANDゲート
332の入力端子に送信し、ORゲート334は
論理“1”の信号をANDゲート335の入力端
子に送信する。タイミング回路310がタイムス
ロツトの後半の間(第18図)でANDゲート3
32の他方の入力とANDゲート335の他方の
入力に導体Wを経由して論理“1”の信号を送出
したとき、ANDゲート332は導体W1を通し
てメモリー365書き込み制御端子とアドレスセ
レクタ367に論理“1”のメモリ書き込み信号
を送り、ANDゲート335はメモリー355,
370および380の書き込み制御端子に導体W
2を通して論理“1”のメモリ書き込み信号を送
る。導体W1を通してアドレスセレクタ367に
対して論理“1”の信号が送られているから、メ
モリー355の書き込みを行なうべき位置および
メモリー365の書込みを行なうべき位置は共に
位置7であり、これは経路TSC1を通してタイ
ムスロツトカウンタ311によつて送信されるタ
イムスロツト番号によつて決定される。導体Z′の
論理“1”の信号はORゲート374の入力端子
に受信され、これに応動してORゲート374は
ANDゲート376の入力端子に対して論理“1”
の信号を送信する。タイミング回路310が導体
W上の論理“1”の信号をANDゲート376の
他方の入力端子に与えたときに、ANDゲート3
76は論理“1”の信号をアドレスセレクタ37
2に送信し、従つて、ラツチ351に記憶された
23を表2進数のビツトが経路CCをとアドレスセ
レクタ372を通してメモリ370のアドレスポ
ートに与えられる。導体Z′上の論理“1”の信号
はまたORゲート383の入力端子で受信され、
このORゲートはこれに応動してアドレスセレク
タ382に対して論理“1”の信号を送出する。
従つてラツチ351に記憶された23を表わす2進
数は経路CCとアドレスセレクタ382を経由し
てメモリー380のアドレスポートに運ばれる。
従つて、メモリー370と380の書き込みを行
なうべき位置は共に位置23である。導体Z′の論理
“1”の信号はまたマーキング制御回路340に
送出される。これに応動してマーキング制御回路
340は導体MCC1とMCC4(第19図)を経
由して論理“0”信号をメモリー355および3
80のデータ入力ポートに送つてそこに記憶す
る。メモリー355の位置7に記憶された論理
“0”信号は入力信号チヤネル7が空きであるこ
とを示す。メモリー380の位置23に記憶された
論理“0”信号は出力制御チヤネル23が空きで
あることを示す。マーキング制御回路340はま
た経路MCC2とMCC3を経由してキヤラクタ
“01”をメモリー365と370のデータ入力ポ
ートに送つて、そこに記憶する。メモリー365
の位置7に記憶されたキヤラクタ“01”は出力制
御チヤネル7を通して発信元タイムスロツト入替
ユニツトとそれに関連する制御ユニツトに送信さ
れるべき回線切断ステータス信号を表わす。メモ
リー370の位置23に記憶されたキヤラクタ
“01”は出力制御チヤネル23を通して宛先タイ
ムスロツト入替ユニツトとそれに関連する制御ユ
ニツトに送信されるべき回線切断ステータス信号
を表わす。メモリー365の記憶位置7に記憶さ
れたキヤラクタ“01”は経路307上に次の出力
制御チヤネル7が生じたときにラツチ389を通
してステータスフイードR2に挿入され、メモリ
ー370の位置23に記憶されていたキヤラクタ
“01”は次に線307上の出力制御チヤネル23
が生じたときに、ラツチ389を経由してステー
タスフイードR3に挿入される。回線切断ステー
タス信号を受信することによつて宛先タイムスロ
ツト入替ユニツトは処理のための完全な制御メツ
セージが受信されたことが知らされることを想起
されたい。
発信タイムスロツト入替ユニツトが制御メツセ
ージの送信を完了するのではなく、制御メツセー
ジの送信を途中で止めたいと思つたときには、こ
れは入力制御チヤネルにその定義フイールドがX
2=10であることによつて定められる回線クリア
要求制御ワードを送信する。この回線クリア要求
制御ワードはラツチ321に記憶され、フイール
ドX2をデコーダ322に伝送した結果として、
デコーダ322は導体CCRWCを通して論理
“1”の信号をANDゲート325の入力端子に与
える。ラツチ356は回線切断要求制御ワードに
応動して、上述した動作と同様の方法で動作し、
導体BBを通してANDゲート325の他方の入力
に対して、入力制御チヤネル7のアクテイブ状態
を示す論理“1”信号を送出する。これに応動し
てANDゲート325は導体Zに対して論理“1”
の信号を送る。導体Z上の論理“1”の信号によ
つて、論理“1”のメモリ書き込み信号が導体W
1とW2に送出され、書き込みを行なうべき記憶
位置としてメモリ355の位置7、メモリ365
の位置7、メモリ370の位置23およびメモリ3
80の位置23が選ばれる。導体Z上の論理“1”
の信号に応動して、マーキング制御回路340は
導体MCC1とMCC4(第19図)に論理“1”
の信号を送り、それぞれメモリ355の位置7と
メモリ380の位置23に格納して入力制御チヤネ
ル7と出力制御チヤネル23を空きであると定め
る。マーキング制御回路340はMCC2とMCC
3を通してメモリ365と370のデータ入力ポ
ートにキヤラクタ“00”を送つてそこに記憶す
る。メモリ365の位置7に記憶されたキヤラク
タ“00”は出力制御チヤネル7を通して宛先タイ
ムスロツト入替ユニツトとそれに関連した制御ユ
ニツトに伝送されるべき回線クリアステータス信
号を表わす。メモリ370の位置23に記憶された
キヤラクタ“0”は出力制御チヤネル23を通し
て宛先タイムスロツト入替ユニツトとそれに関連
した制御ユニツトに対して送信されるべき回線ク
リアステータス信号を表わす。メモリ365の位
置7に記憶されたキヤラクタ“00”はラツチ38
9を経由して経路307中の出力制御チヤネル7
の間にラツチ389を経由してステータスフイー
ルドR2に挿入され、メモリ370の位置23に記
憶されたキヤラクタ“00”は経路307上の出力
制御チヤネル23が次に生じたときに、ラツチ3
89を経由してステータスフイールドR3に挿入
される。回線クリアステータス信号を受信するこ
とによつて、宛先タイムスロツト入替ユニツトに
関連した制御ユニツトは制御メツセージ制御ワー
ドが受信されたことを知らされる。
第20図はここに開示する制御情報通信の1次
モードに従う第1の制御ユニツトから第2の制御
ユニツトへの制御メツセージの伝送を示す機能図
である。第20図において、発信ユニツト190
は発信加入者セツト23、ラインユニツト19、
タイムスロツト入替ユニツト11および制御ユニ
ツト17を表わす。同様に、着信ユニツト191
は着信加入者セツト26、ラインユニツト22、
タイムスロツト入替ユニツト12および制御ユニ
ツト18を表わす。以下の説明においては、与え
られた制御ユニツト(あるいは中央制御230)
からの制御タイムスロツトは送信制御タイムスロ
ツトと呼ばれ、一方与えられた制御ユニツト(あ
るいは中央制御230)へのタイムスロツトは受
信制御タイムスロツトと呼ばれる。制御メツセー
ジ伝送シーケンスにおける各々の通信は第20図
では線で示されており、これにはその方向を示す
矢印A乃至Gの関連する文字が付けられている。
文字A乃至Gは説明している特定の通信を示すの
に使用される。発信ユニツト190の制御ユニツ
ト17が制御メツセージを着信ユニツト191の
制御ユニツト18に送る必要があつたとしよう。
第1の発信ユニツト190はタイムマルチプレツ
クススイツチ10を通して制御ワードスイツチ3
00に対して送信制御タイムスロツトTS1を通
して回線設定要求制御ワードAを送る。この回線
設定要求制御ワードはその情報フイールドX1に
着信ユニツト191に対する通信に使用される制
御チヤネルとして出力制御チヤネル61を定義す
るアドレスを含んでいる。制御ワードスイツチ3
00は回線設定要求制御ワードに応動して出力制
御チヤネル61が利用できるかどうかを判定す
る。もし出力制御チヤネル61が空きであれば、
制御ワードスイツチ300は入力制御チヤネル1
に関連した記憶位置に出力制御チヤネルを規定す
るアドレスを記憶し、タイムマルチプレツクスス
イツチ10を経由して出力制御チヤネル1を通し
て発信ユニツト190に回線設定ステータス信号
Bを送信し、タイムマルチプレツクススイツチ1
0を経由して出力制御チヤネル61に着信ユニツ
ト191に回線設定ステータス信号Cを送信す
る。(第20図には図示していないが、もし出力
制御チヤネル61が塞りであれば、制御ワードス
イツチ300はタイムマルチプレツクススイツチ
10は出力制御チヤネル1で発信ユニツト190
に対して回線塞りステータス信号を送信し、発信
ユニツト190は回線設定ステータス信号を受信
するまで回線設定要求制御ワードを繰返して送信
する。)受信制御タイムスロツトTS61で受信さ
れた回線設定ステータス信号Cは到来する制御メ
ツセージについて制御ユニツト18に知らせる。
受信制御タイムスロツトTS1で受信された回線
設定ステータス信号Bに応動して、発信ユニツト
190はタイムマルチプレツクススイツチ10を
通して送信制御タイムスロツトTS1で1フレー
ムにひとつの制御メツセージ制御ワードを送信す
ることによつて制御ワードスイツチ300に対し
て制御メツセージDを送信する。制御スイツチ3
00によつて受信された制御メツセージ制御ワー
ドはタイムマルチプレツクススイツチ10を経由
して出力制御チヤネル61を通して着信ユニツト
191に転送される。制御メツセージのすべての
制御メツセージ制御ワードが伝送されてしまう
と、発信ユニツト190はタイムマルチプレツク
ススイツチ10を通して制御ワードスイツチ30
0に対して送信制御タイムスロツトで回線切断要
求制御ワードEを送信する。これに応動して、制
御ワードスイツチ300はタイムマルチプレツク
ススイツチ10を通して出力制御チヤネル1で発
信ユニツト190に対して回線切断ステータス信
号Fを送信し、またタイムマルチプレツクススイ
ツチ10を通して出力制御チヤネル61で着信ユ
ニツト191に対して回線切断ステータス信号G
を送信する。回線切断ステータス信号Fは発信ユ
ニツト190に対して、送信制御タイムスロツト
TS1が他の制御メツセージの送信に使用できる
ことを知らせる。回線切断ステータス信号Gは着
信ユニツト191に対して完全な制御メツセージ
が送信されたことを知らせる。(第20図には図
示されていないが、発信ユニツト190は制御ワ
ードスイツチ300に対して回線切断要求制御ワ
ードの代りに、回線クリア要求制御ワードを送信
することによつて制御メツセージの伝送を不完全
な内に中断することができる。この場合には制御
ワードスイツチ300は発信ユニツト190と着
信ユニツト191に対して回線クリアステータス
信号を送信する。)着信ユニツト191は回線ク
リアステータス信号によつてそれまで受信された
制御メツセージ制御ワードを無視することを知ら
せる。発信ユニツト190から中央制御230あ
るいは中央制御230から着信ユニツト191へ
の制御メツセージの伝送も本質的に同一のシーケ
ンスで実行される。加入者セツト23と26の間
の通信路の設定のための制御メツセージの使用法
については、先に引用したBeuscherの特許
4332843に述べた例で説明される。
JP58501472A 1982-08-23 1983-03-21 時分割交換方式のための制御情報通信装置 Granted JPS59501438A (ja)

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US410342 1982-08-23

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JPH0336479B2 true JPH0336479B2 (ja) 1991-05-31

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