JPH033613Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH033613Y2 JPH033613Y2 JP10438385U JP10438385U JPH033613Y2 JP H033613 Y2 JPH033613 Y2 JP H033613Y2 JP 10438385 U JP10438385 U JP 10438385U JP 10438385 U JP10438385 U JP 10438385U JP H033613 Y2 JPH033613 Y2 JP H033613Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter bit
- shaft
- tip
- sleeve
- chip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000013019 agitation Methods 0.000 claims description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 239000010426 asphalt Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 description 1
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 description 1
- UONOETXJSWQNOL-UHFFFAOYSA-N tungsten carbide Chemical compound [W+]#[C-] UONOETXJSWQNOL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Road Repair (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は舗装路面の改修にあたつて、路面を切
削撹拌する際に使用される路面切削撹拌用カツタ
ービツトに関する。
削撹拌する際に使用される路面切削撹拌用カツタ
ービツトに関する。
この種のカツタービツトは、たとえば第4図及
び第5図に示すように、ドラム10の外周面にホ
ルダー11を介して多数個が装着され、ドラム1
0の回転によつて路面を切削撹拌するものである
が、従来のカツタービツト1はタングステンカー
バイド等より形成されている超硬のチツプ2を鍛
造品である軸3の先端に埋め込んだものとして形
成されている。
び第5図に示すように、ドラム10の外周面にホ
ルダー11を介して多数個が装着され、ドラム1
0の回転によつて路面を切削撹拌するものである
が、従来のカツタービツト1はタングステンカー
バイド等より形成されている超硬のチツプ2を鍛
造品である軸3の先端に埋め込んだものとして形
成されている。
この場合、切削する路面がアスフアルト舗装面
である上に、路面の温度が50℃前後にもなつてい
ると、アスフアルトが軸3の先端部周面にまつわ
りつき、これが原因でチツプ2は殆ど摩耗してい
ないのに、第6図に2点鎖線で示すように軸3の
摩耗がすすみ、軸3におけるチツプ2の保持強度
が低下して、チツプ2の脱落や軸3の折損を招く
ことが多々あつた。このために、チツプ2は未だ
利用できるにもかかわらず、早期にカツタービツ
ト1の交換を行なわなくてはならず、コストに問
題がある。
である上に、路面の温度が50℃前後にもなつてい
ると、アスフアルトが軸3の先端部周面にまつわ
りつき、これが原因でチツプ2は殆ど摩耗してい
ないのに、第6図に2点鎖線で示すように軸3の
摩耗がすすみ、軸3におけるチツプ2の保持強度
が低下して、チツプ2の脱落や軸3の折損を招く
ことが多々あつた。このために、チツプ2は未だ
利用できるにもかかわらず、早期にカツタービツ
ト1の交換を行なわなくてはならず、コストに問
題がある。
本考案はこのような点に鑑み為されたものあ
り、その目的とするところはチツプが寿命に至る
まで使用することができてコストを低減すること
ができる路面切削撹拌用カツタービツトを提供す
るにある。
り、その目的とするところはチツプが寿命に至る
まで使用することができてコストを低減すること
ができる路面切削撹拌用カツタービツトを提供す
るにある。
しかして本考案は、切削用チツプを先端に備え
た軸の先端部外周面に、着脱自在な金属製スリー
ブを取り付けていることを要旨とし、摩耗はスリ
ーブに生じるものとして、スリーブの交換によつ
てチツプが寿命に達するまで使用できるようにし
たことに特徴を有するものである。
た軸の先端部外周面に、着脱自在な金属製スリー
ブを取り付けていることを要旨とし、摩耗はスリ
ーブに生じるものとして、スリーブの交換によつ
てチツプが寿命に達するまで使用できるようにし
たことに特徴を有するものである。
以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述する
と、このカツタービツト1は、鍛造品としての軸
3と、軸3の先端に埋め込まれた超硬のチツプ2
と、軸3の先端部を覆うとともにチツプ2を先端
開口から覗かせる鋼製のスリーブ4、そして軸3
の基端部に被せられるばね金具5とから構成さ
れ、スリーブ4は100℃前後の熱で溶融する熱可
塑性の接着剤によつて軸3に固着されており、ば
ね金具5はカツタービツト1の基端部をホルダー
11のホルダー部13に差し込んだ時、カツター
ビツト1をその軸まわりに回転自在とする。
と、このカツタービツト1は、鍛造品としての軸
3と、軸3の先端に埋め込まれた超硬のチツプ2
と、軸3の先端部を覆うとともにチツプ2を先端
開口から覗かせる鋼製のスリーブ4、そして軸3
の基端部に被せられるばね金具5とから構成さ
れ、スリーブ4は100℃前後の熱で溶融する熱可
塑性の接着剤によつて軸3に固着されており、ば
ね金具5はカツタービツト1の基端部をホルダー
11のホルダー部13に差し込んだ時、カツター
ビツト1をその軸まわりに回転自在とする。
一方、ドラム10にベース部12が固着されて
いるホルダー11は、カツタービツト1の軸線が
回転駆動されるドラム10の接線に対して傾いて
回転方向前方に向けてカツタービツト1を突出さ
せるとともに、カツタービツトの1の軸線がドラ
ム10の周方向に対して10゜前後の角度αで傾く
ように、ホルダー部13の向きが設定されている
ものであつて、ドラム10の回転によつて、カツ
タービツト1を路面等に食い込ませて路面の切削
撹拌を行なう際に、上記角度αの傾きをカツター
ビツト1にもたせることで、カツタービツト1が
その軸まわりに回転し、カツタービツト1先端部
の摩耗が周方向において均一になされるようにし
ているものである。
いるホルダー11は、カツタービツト1の軸線が
回転駆動されるドラム10の接線に対して傾いて
回転方向前方に向けてカツタービツト1を突出さ
せるとともに、カツタービツトの1の軸線がドラ
ム10の周方向に対して10゜前後の角度αで傾く
ように、ホルダー部13の向きが設定されている
ものであつて、ドラム10の回転によつて、カツ
タービツト1を路面等に食い込ませて路面の切削
撹拌を行なう際に、上記角度αの傾きをカツター
ビツト1にもたせることで、カツタービツト1が
その軸まわりに回転し、カツタービツト1先端部
の摩耗が周方向において均一になされるようにし
ているものである。
さて、このカツタービツト1は、ホルダー11
から突出する先端部にスリーブ4が被せられてチ
ツプ2がスリーブ4の先端開口から覗くようにさ
れていることから、路面の切削撹拌時における摩
耗はスリーブ4において生じるものであつて、軸
3や摩耗するということがなく、そしてスリーブ
4が摩耗したしまつた時には、カツタービツト1
をホルダー11から抜き取つてこれを加熱し、ス
リーブ4を軸3に固着している接着剤を溶融させ
てスリーブ4を外し、この後、新しいスリーブ4
を取り付けることによつて、カツタービツト1の
再生を行なえるものである。つまりはチツプ2が
摩耗してしまうまで、カツタービツト1を使用す
ることができるわけである。
から突出する先端部にスリーブ4が被せられてチ
ツプ2がスリーブ4の先端開口から覗くようにさ
れていることから、路面の切削撹拌時における摩
耗はスリーブ4において生じるものであつて、軸
3や摩耗するということがなく、そしてスリーブ
4が摩耗したしまつた時には、カツタービツト1
をホルダー11から抜き取つてこれを加熱し、ス
リーブ4を軸3に固着している接着剤を溶融させ
てスリーブ4を外し、この後、新しいスリーブ4
を取り付けることによつて、カツタービツト1の
再生を行なえるものである。つまりはチツプ2が
摩耗してしまうまで、カツタービツト1を使用す
ることができるわけである。
尚、スリーブ4を装着するカツタービツト1
は、スリーブ4装着用として製作したものに限ら
ず、軸3に摩耗が生じてしまつているカツタービ
ツト1も利用することができる。つまり、カツタ
ービツト1の軸3に摩耗が生じた時、この軸3に
切削整形を行なつて、スリーブ4を被せることも
できるわけであり、従来ならばすでに摩耗によつ
て軸3に強度的に問題のあるカツタービツト1
を、再生利用することができるものである。
は、スリーブ4装着用として製作したものに限ら
ず、軸3に摩耗が生じてしまつているカツタービ
ツト1も利用することができる。つまり、カツタ
ービツト1の軸3に摩耗が生じた時、この軸3に
切削整形を行なつて、スリーブ4を被せることも
できるわけであり、従来ならばすでに摩耗によつ
て軸3に強度的に問題のあるカツタービツト1
を、再生利用することができるものである。
以上のように本考案においては、摩耗するのは
チツプの先端に備えた軸ではなく、軸に被せられ
ているスリーブであり、そしてこのスリーブが摩
耗した時には新しいスリーブに交換すればよいも
のであつて、チツプが摩耗してしまうまで、カツ
タービツトを使用することができ、高価なチツプ
をその寿命に達するまで使用することができて、
コストを低減することができるものである。
チツプの先端に備えた軸ではなく、軸に被せられ
ているスリーブであり、そしてこのスリーブが摩
耗した時には新しいスリーブに交換すればよいも
のであつて、チツプが摩耗してしまうまで、カツ
タービツトを使用することができ、高価なチツプ
をその寿命に達するまで使用することができて、
コストを低減することができるものである。
第1図は本考案一実施例の分解斜視図、第2図
は同上の破断正面図、第3図a,bはホルダーの
平面面図及び正面図、第4図はドラムの斜視図、
第5図はホルダーと従来のカツタービツトの斜視
図、第6図は従来例の正面図であつて、1はカツ
タービツト、2はチツプ、3は軸、4はスリーブ
を示す。
は同上の破断正面図、第3図a,bはホルダーの
平面面図及び正面図、第4図はドラムの斜視図、
第5図はホルダーと従来のカツタービツトの斜視
図、第6図は従来例の正面図であつて、1はカツ
タービツト、2はチツプ、3は軸、4はスリーブ
を示す。
Claims (1)
- 切削用チツプを先端に備えた軸の先端部外周面
に、着脱自在な金属製スリーブを取り付けている
路面切削撹拌用カツタービツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10438385U JPH033613Y2 (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10438385U JPH033613Y2 (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6212608U JPS6212608U (ja) | 1987-01-26 |
JPH033613Y2 true JPH033613Y2 (ja) | 1991-01-30 |
Family
ID=30977826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10438385U Expired JPH033613Y2 (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH033613Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-09 JP JP10438385U patent/JPH033613Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6212608U (ja) | 1987-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5884979A (en) | Cutting bit holder and support surface | |
US4561698A (en) | Wear protector for tooth brackets on roadway surface cutting machines | |
US6019434A (en) | Point attack bit | |
EP0543068B1 (en) | Tool block with non-rotating, replaceable wear insert | |
CA1307011C (en) | Rotatable cutting tool | |
EP0122893B1 (en) | Excavating tool | |
CA1266651A (en) | Rock drill with cutting inserts | |
US4844550A (en) | Wear protector for tooth brackets on roadway surface cutting machines | |
US6685273B1 (en) | Streamlining bit assemblies for road milling, mining and trenching equipment | |
US3342531A (en) | Conical cutter bits held by resilient retainer for free rotation | |
US6863352B2 (en) | Rotatable tool assembly | |
AU704833B2 (en) | Diamond coated cutting tool insert and method of making same | |
EP0147419A4 (en) | ROTATING CUTTING TIP. | |
JPH08500869A (ja) | フランジ付ビットの引抜きアンダーカット | |
FI90949C (fi) | Vaihdettavilla kulumislevyillä varustettu vaippa | |
US4193638A (en) | Multiple tip cutting bit for rotary drum-type cutter | |
RU2522246C2 (ru) | Резец и способ его изготовления | |
KR20060095871A (ko) | 재료 편향 레지를 갖는 회전 절삭 비트 | |
JPH05280273A (ja) | ラウンドピックおよび掘削工具 | |
JPH04269108A (ja) | ドリル | |
EP3417149B1 (en) | Cutting tool for coal mining, mechanical processing of rocks, use during rotary drilling or working asphalt, concrete or like material, provided with longitudinally extending grooves | |
JPS63255411A (ja) | 氷/雪かき用カッターの回転工具 | |
JPH033613Y2 (ja) | ||
US6986552B1 (en) | Hardened rotary cutting tip | |
JPS595047Y2 (ja) | カツタ装置 |