JPH0335919Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0335919Y2 JPH0335919Y2 JP1988164851U JP16485188U JPH0335919Y2 JP H0335919 Y2 JPH0335919 Y2 JP H0335919Y2 JP 1988164851 U JP1988164851 U JP 1988164851U JP 16485188 U JP16485188 U JP 16485188U JP H0335919 Y2 JPH0335919 Y2 JP H0335919Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- air
- suction
- suction pipe
- siphon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 12
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 5
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000003350 kerosene Substances 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この考案は灯油等の液体を簡易に汲み上げる簡
易汲み上げポンプに関する。
易汲み上げポンプに関する。
（従来の技術）
従来から使用されている灯油等を汲み上げる手
動式ポンプにおいて、弾性体の復元力により負圧
を発生させて汲い上げるものでは、弾性体の破損
が早く短命なものであつた。また、吸入管に沿わ
せた吹き込み管より空気を注入してサイホンを形
成する汲み上げポンプで実公昭39−17656号公報
に提案されたものは注入空気が圧力室に滞留さ
れ、気密作用後逆流防止弁を介して容器内に流入
するものであるから、空気圧力が高いものとなり
呼気によるサイホン形成には不向きなものであ
る。
動式ポンプにおいて、弾性体の復元力により負圧
を発生させて汲い上げるものでは、弾性体の破損
が早く短命なものであつた。また、吸入管に沿わ
せた吹き込み管より空気を注入してサイホンを形
成する汲み上げポンプで実公昭39−17656号公報
に提案されたものは注入空気が圧力室に滞留さ
れ、気密作用後逆流防止弁を介して容器内に流入
するものであるから、空気圧力が高いものとなり
呼気によるサイホン形成には不向きなものであ
る。
（考案が解決しようとする課題）
この考案は繰返し押圧する弾性体を使用するこ
となく、かつ空気の注入側に機械的な逆止弁を用
いることなくサイホンを形成して液体を汲み上げ
る構造簡単で長命な簡易汲み上げポンプの提供を
その目的とするものである。
となく、かつ空気の注入側に機械的な逆止弁を用
いることなくサイホンを形成して液体を汲み上げ
る構造簡単で長命な簡易汲み上げポンプの提供を
その目的とするものである。
（課題を解決するための手段）
上記課題を解決するため、この考案の簡易汲み
上げポンプは、逆Ｕ字状のサイホン管を形成する
ホースの頂部に空気供給口を開閉自在に配設し、
吸入管に沿わせた吹き込み管より空気を注入して
サイホンを形成する汲み上げポンプにおいて、一
方の吸入管の上部を所要長さの大径管に包蔵し、
該大径管の上部を吸入管に気密状に密着し、下部
をテーパ状に縮径して密着部を形成するとともに
吸入管との間に所定の空間を形成し、大径管の上
部より気密状に吹き込み管を挿通し、他方の吐出
管の下端部に吸入管の内径面積より小なる内径面
積を有する絞り部を配設して成るものである。
上げポンプは、逆Ｕ字状のサイホン管を形成する
ホースの頂部に空気供給口を開閉自在に配設し、
吸入管に沿わせた吹き込み管より空気を注入して
サイホンを形成する汲み上げポンプにおいて、一
方の吸入管の上部を所要長さの大径管に包蔵し、
該大径管の上部を吸入管に気密状に密着し、下部
をテーパ状に縮径して密着部を形成するとともに
吸入管との間に所定の空間を形成し、大径管の上
部より気密状に吹き込み管を挿通し、他方の吐出
管の下端部に吸入管の内径面積より小なる内径面
積を有する絞り部を配設して成るものである。
（作用）
上記構成によれば、密着部が各種容器の口部に
対応して該口部を気密状に閉塞し、吹き込み管は
口からの吐き出し呼気を直接タンク内に案内し、
絞り部は呼気の断続的注入の際の吸入停止時の吐
出量を絞ることにより、次の注入までの流路内の
真空を保持する逆止弁的な作用をなす。
対応して該口部を気密状に閉塞し、吹き込み管は
口からの吐き出し呼気を直接タンク内に案内し、
絞り部は呼気の断続的注入の際の吸入停止時の吐
出量を絞ることにより、次の注入までの流路内の
真空を保持する逆止弁的な作用をなす。
（実施例）
この考案を実施例により具体的に説明すると、
第１図に示すように左部の吸入管１と右部の吐出
管２をエルボを介して水平管３で接続し、水平管
３には空気供給口４を配設するとともに空気供給
口４にはキヤツプ５を螺合して空気供給口４を開
閉自在に閉塞し、吸入管１の上部を所要長さの大
径管６に包蔵して大径管６の上部と吸入管１との
接合部を気密状に密着し、大径管６の下部をテー
パ状に縮径して密着部７を形成するとともに吸入
管１との間に呼気を通過させることのできる空間
８を形成してその管端を開口し、大径管６の上部
より気密状に吹き込み管９を挿通して前記空間８
に連通し、右部の吐出管２の下端部には吸入管１
の内径面積より小なる内径面積を有する絞り部１
０を配設して成るものである。なお、吹き込み管
９の取り付け位置に関しては大径管６の上部に限
定するものではなく、要は大径管６と吸入管１と
で形成する空間８に連通すればよいことであり、
仮想線で示すように大径管６の側面に取り付ける
こともある。すなわち、タンク等が高所にあり、
足場の不安定な個所での給油では吹き込み管９に
ホース（図外）を接続し、安定な位置から呼気を
吹き込んで給油することとなり、このような場合
の吹き込み管９は大径管６の側面に突出している
方が便利である。
第１図に示すように左部の吸入管１と右部の吐出
管２をエルボを介して水平管３で接続し、水平管
３には空気供給口４を配設するとともに空気供給
口４にはキヤツプ５を螺合して空気供給口４を開
閉自在に閉塞し、吸入管１の上部を所要長さの大
径管６に包蔵して大径管６の上部と吸入管１との
接合部を気密状に密着し、大径管６の下部をテー
パ状に縮径して密着部７を形成するとともに吸入
管１との間に呼気を通過させることのできる空間
８を形成してその管端を開口し、大径管６の上部
より気密状に吹き込み管９を挿通して前記空間８
に連通し、右部の吐出管２の下端部には吸入管１
の内径面積より小なる内径面積を有する絞り部１
０を配設して成るものである。なお、吹き込み管
９の取り付け位置に関しては大径管６の上部に限
定するものではなく、要は大径管６と吸入管１と
で形成する空間８に連通すればよいことであり、
仮想線で示すように大径管６の側面に取り付ける
こともある。すなわち、タンク等が高所にあり、
足場の不安定な個所での給油では吹き込み管９に
ホース（図外）を接続し、安定な位置から呼気を
吹き込んで給油することとなり、このような場合
の吹き込み管９は大径管６の側面に突出している
方が便利である。
このようにして成る簡易汲み上げポンプは使用
に際し、携帯用の容器から灯油或いは軽油等の液
体を移送するには、まず、容器の口部に大径管６
の密着部７を圧着或いは気密状に嵌入し、空気供
給口４を密閉して吹き込み管９より呼気を注入
し、絞り部１０は呼気の注入停止時でも、吐出量
を絞りながら吐出管２の管端を大気圧に開口しな
いようにするものであり、流路内部の真空を保持
して逆止弁の作用をし、順次に流路内部に液体を
満たし、ついにはサイホンを形成して容器内の液
体を吸入管１より汲み上げて吐出管２から吐き出
すものである。汲み上げを停止するときは従来と
同様にキヤツプを弛めて空気供給口４より空気を
供給すればよい。
に際し、携帯用の容器から灯油或いは軽油等の液
体を移送するには、まず、容器の口部に大径管６
の密着部７を圧着或いは気密状に嵌入し、空気供
給口４を密閉して吹き込み管９より呼気を注入
し、絞り部１０は呼気の注入停止時でも、吐出量
を絞りながら吐出管２の管端を大気圧に開口しな
いようにするものであり、流路内部の真空を保持
して逆止弁の作用をし、順次に流路内部に液体を
満たし、ついにはサイホンを形成して容器内の液
体を吸入管１より汲み上げて吐出管２から吐き出
すものである。汲み上げを停止するときは従来と
同様にキヤツプを弛めて空気供給口４より空気を
供給すればよい。
（考案の効果）
以上のようにこの考案の簡易汲み上げポンプに
よれば、空気によりサイホンを形成する技術にお
いて、容器の口部への接合は吸入管と同心のテー
パ状の密着部で接合するから構造コンパクトにし
て口径の大小に対応でき、しかも、呼気の注入側
に逆止弁を配設せず、吐出側で逆止弁的な作用を
させてサイホンを形成するものであるから、呼気
注入に無理な力を要しないなどの効果がある。
よれば、空気によりサイホンを形成する技術にお
いて、容器の口部への接合は吸入管と同心のテー
パ状の密着部で接合するから構造コンパクトにし
て口径の大小に対応でき、しかも、呼気の注入側
に逆止弁を配設せず、吐出側で逆止弁的な作用を
させてサイホンを形成するものであるから、呼気
注入に無理な力を要しないなどの効果がある。
第１図はこの考案に係る簡易汲み上げポンプの
要部を縦断した一側面図。 図中、１は吸入管、２は吐出管、３は水平管、
４は空気供給管、５はキヤツプ、６は大径管、７
は密着部、８は空間、９は吹き込み管、１０は絞
り部。
要部を縦断した一側面図。 図中、１は吸入管、２は吐出管、３は水平管、
４は空気供給管、５はキヤツプ、６は大径管、７
は密着部、８は空間、９は吹き込み管、１０は絞
り部。
Claims (1)
- 逆Ｕ字状のサイホン管を形成するホースの頂部
に空気供給口を開閉自在に配設し、吸入管に沿わ
せた吹き込み管より空気を注入してサイホンを形
成する汲み上げポンプにおいて、一方の吸入管の
上部を所要長さの大径管に包蔵し、該大径管の上
部を吸入管に気密状に密着し、下部をテーパ状に
縮径して密着部を形成するとともに吸入管との間
に所定の空間を形成し、大径管の上部より気密状
に吹き込み管を挿通し、他方の吐出管の下端部に
吸入管の内径面積より小なる内径面積を有する絞
り部を配設して成る簡易汲み上げポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988164851U JPH0335919Y2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988164851U JPH0335919Y2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0285900U JPH0285900U (ja) | 1990-07-06 |
| JPH0335919Y2 true JPH0335919Y2 (ja) | 1991-07-30 |
Family
ID=31450813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988164851U Expired JPH0335919Y2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0335919Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4364398B2 (ja) * | 2000-05-01 | 2009-11-18 | 株式会社川本製作所 | 下水槽 |
| JP6498137B2 (ja) * | 2016-02-19 | 2019-04-10 | ジェックス株式会社 | サイフォンポンプ |
| KR102087606B1 (ko) * | 2017-11-29 | 2020-03-11 | 대한민국 | 수질관리가 용이한 케이지를 갖는 사육장치 |
-
1988
- 1988-12-19 JP JP1988164851U patent/JPH0335919Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0285900U (ja) | 1990-07-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2100664A1 (en) | A container for liquid anaesthetic agent | |
| US4768566A (en) | Fuel tank having an inlet pipe with a guide and venturi restriction | |
| JPH0335919Y2 (ja) | ||
| CA2252390A1 (en) | Reciprocating fluid pump with improved bottle seal | |
| US3013575A (en) | Siphon pump | |
| CN218760279U (zh) | 一种连续进出气气筒 | |
| CN2134519Y (zh) | 一种液体虹吸装置 | |
| CN213158133U (zh) | 一种鼻胆引流管连接管 | |
| CN211780241U (zh) | 一种用于高压天然气管道应急放散装置 | |
| CN217754889U (zh) | 一种吹塑桶呼吸内塞 | |
| CN109211495A (zh) | 一种消声器密封性检测设备 | |
| CN220115177U (zh) | 一种3d储液袋 | |
| CN2351610Y (zh) | 手动液体抽吸泵 | |
| CN218288933U (zh) | 一种自动出料的压泵装置 | |
| CN210992339U (zh) | 医用雾化器出气孔防漏液塞 | |
| JPS6212959Y2 (ja) | ||
| WO2024007414A1 (zh) | 雾化装置及其雾化机构 | |
| JPS588284A (ja) | 簡易加圧ポンプ | |
| JPH049967Y2 (ja) | ||
| JPS6246000A (ja) | 簡易ポンプ | |
| CN2561517Y (zh) | 一种喷雾器 | |
| JPS57176352A (en) | Fuel pump device | |
| KR960005905B1 (ko) | 자동차 연료탱크의 흡,배기장치 | |
| CN2223789Y (zh) | 手动可调负压抽液枪 | |
| US661118A (en) | Embalming apparatus. |