JPH033479Y2 - - Google Patents

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JPH033479Y2
JPH033479Y2 JP16129187U JP16129187U JPH033479Y2 JP H033479 Y2 JPH033479 Y2 JP H033479Y2 JP 16129187 U JP16129187 U JP 16129187U JP 16129187 U JP16129187 U JP 16129187U JP H033479 Y2 JPH033479 Y2 JP H033479Y2
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tongue
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folding
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、たとえば箸のような細長の物品を
体裁よく包装した上、そのまま郵送することがで
きるように工夫した物品包装用折畳み封筒に関す
る。
従来技術 観光地における土産物として、箸や耳かきのよ
うな細長の小物物品(以下、単に物品という)が
多く売られているが、これらの物品は、単に包装
紙に包装された状態で購買客に手渡されるのが普
通である。しかしながら、これらの物品は、小物
であるために、旅行用荷物バツグ等の中では、
往々にして、折れたり、傷んだりすることがある
ものである。
そこで、これらの物品を、土産物店から顧客の
住所あてに直接郵送することが考えられるが、こ
のときに使用できる封筒としては、封書を郵送す
るための、いわゆる長封筒が存在するのみであつ
た。
考案が解決しようとする問題点 而して、かかる従来技術によるときは、一般の
長封筒では、見すぼらしい印象しか与えることが
できない上、郵送しようとする物品の移動を積極
的に防止するための仕切りが全く存在しないの
で、封筒の内部における物品の姿勢を一定に保つ
ことができず、したがつて、郵送中に物品が損傷
してしまうおそれが避けられないものである。ま
た、物品の損傷を回避しようとするときは、適当
な台紙上に物品を取り付けた上、台紙とともに長
封筒に収納することが行なわれるが、これでは、
発送時における作業量とコストとが過大になつて
しまうという新たな問題が生じるものである。
そこで、この考案の目的は、かかる従来技術の
問題に鑑み、物品の移動を有効に阻止するための
帯封用舌片を設けることによつて、郵送中におけ
る物品の損傷のおそれを有効に防止し、しかも、
台紙を使用する必要がないので、作業量やコスト
が過大となるおそれもない上、外観上も良好な体
裁を実現することができる、新規の物品包装用折
畳み封筒を提供することにある。
問題点を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの考案の構成
は、縦長の本体部の一方の長辺に連接して、本体
部と同幅の表書部と、本体部の約半分幅を覆う裏
面封止部とを設け、他方の長辺上に帯封用舌片を
設け、本体部の上下両短辺上に折返し舌片を設け
るとともに、裏面封止部は、頂部に差込部を有す
る山形に形成し、本体部には、前記差込部と帯封
用舌片とを差し込むための2本の切込線を形成し
たことをその要旨とする。
作 用 而して、この構成によるときは、帯封用舌片を
利用して物品を本体部に位置決め固定することが
できるから、その後、上下の折返し舌片を折返し
た上、本体部上の物品と折返し舌片とを共通に巻
き包むようにして、表書部と裏面封止部とを折り
畳めば、全体は、物品を収納した長封筒形に仕上
げることができる。このとき、帯封用舌片と裏面
封止部との各先端は、本体部に形成した切込線に
差し込むことによつて、簡単に、組み立てること
ができるものである。
一方、収納された長辺は、その左右方向につい
ては帯封用舌片によつて位置決めされ、また、上
下方向については上下の折返し舌片によつて位置
決めされるので、その姿勢をほぼ一定に保つこと
ができる。さらに、物品の収納と全体の折畳み過
程において、接着剤や締結用部材等を全く使用す
る必要がなく、また、全体を1枚の紙から作るこ
とが可能である。
以上のように作用するものである。
実施例 以下、図面を以つて実施例を説明する。
物品包装用折畳み封筒(以下、単に、封筒とい
う)は、本体部11に対して、表書部12と裏面
封止部13とを連接し、さらに、帯封用舌片14
と、折返し舌片15,15とを設けてなる(第1
図、第2図)。
封筒は、1枚の腰の強い厚手の紙を所定の形状
に裁断するとともに、各部の境界等に折畳み用の
筋(すじ)21,21…を形成してなる。
本体部11は、普通にみられる長封筒とほぼ同
一サイズの縦長の部分であつて、その一方の長辺
に連接して、表書部12と裏面封止部13とを設
け、また、他方の長辺の中央部には、帯封用舌片
14を形成してある。本体部11の中央付近に
は、裏面封止部13と帯封用舌片14との各先端
部を差し込むための切込線11a,11bを設け
てある。切込線11a,11bの各両端には、破
れの進行を防止するための切除部11c,11c
…を形成してある。ただし、切除部11cの形状
は、図示の三角形のみならず、円形を含む任意の
形状とすることができるものとする。
切込線11bと帯封用舌片14との中間部に
は、略I字形の切込み11dを設けて形成する観
音開き形の切起し舌片11e,11eが設けてあ
る。
表書部12は、本体部11とほぼ同幅であつ
て、その内面側には、通信文を記載するための、
罫線12b,12b…付きの通信文記入スペース
12aが設けてある。また、表書部12の表面側
には、一般の封筒と全く同様に、郵便番号記入枠
12cと切手貼付枠12dとが表示してある(第
3図)。
裏面封止部13は、折り畳んだときに、本体部
11の約半分を覆うことができるように、全体を
山形に形成し、さらに、その頂部に差込部13a
を形成してなる(第2図)。また、その表面側に
は、差出人の住所氏名を記入するための記名枠1
3bが表示してある(第4図)。
帯封用舌片14は、本体部11の一方の長辺の
中央部に突設した鼓形の舌片であつて(第2図)、
その先端部には、筋21を介して、細長い差込片
14aを付設してある。帯封用舌片14の長さ
は、差込片14aを切込線11bに差し入れて折
り返すとき、切起し舌片11e,11eの上方
に、切起し舌片11e,11eの高さよりいくぶ
ん高い収納空間14bを形成することができるよ
うに定めてあるものとする(第1図の二点鎖線)。
折返し舌片15,15は、本体部11の上下両
短辺上に形成されている。ただし、上側の折返し
舌片15と本体部11との境界部、すなわち、折
返し舌片15の基端部には、直線状の筋21の他
に、上下2本の湾曲した筋21a,21bを設け
ることによつて、略半月形の厚み部15a,15
bを形成してある。そのうち、折返し舌片15側
の厚み部15bは、帯封用舌片14を突設した側
の端部において、幅狭の残余部分15cを形成す
ることができるように、筋21bの湾曲形状をい
くぶん偏らせてあるものとする。
かかる構成の封筒は、たとえば箸Bのような細
長の物品を内部に収納して折り畳むことによつ
て、封筒形に仕上げることができる(第1図、第
3図、第4図)。
すなわち、まず、本体部11の切起し舌片11
e,11eを平行に抜き起して、箸Bを収納する
ための溝B1を形成する、(第5図)。つづいて、
溝B1に箸Bを収納し、帯封用舌片14を第1図
の矢印K1方向に折り返して、差込部14aを切
込線11bに差し入れて掛止する(同図の一点鎖
線)。次ぎに、折返し舌片15,15を、同図の
矢印K2,K2の方向に折り返し、以後、表書部
12、裏面封止部13を、この順に、矢印K3,
K4方向に折り返して、全体を巻き包むようにす
るとともに、最終的に、裏面封止部13の差込部
13aを切込線11aに差し入れれば、封筒の形
状に包装を完成することができるものである(第
3図、第4図)。
なお、このとき、上側の折返し舌片15の基端
部には、厚み部15a,15bが形成してあるの
で、同舌片15を折り返したときには、その下
に、箸Bを収納するに適した空隙B2を形成する
ことができるものである(第6図)。
そこで、表書部12に宛先を記入し、裏面封止
部13の記名枠13bに差出人の表示を記入すれ
ば、そのまま、封書郵便物として発送することが
できる。なお、このとき、表書部12の内面側の
通信文記入スペース12aを利用して、適当な通
信文を記入することもできる。
なお、収納物品として、1膳の箸Bに代えて、
2膳の箸B、Bとするときは、切起し舌片11
e,11eは抜き起す必要がなく、本体部11と
同一平面のままとしておけば足る(第7図)。
他の実施例 裏面封止部13を差し込むための切込線11a
は、切起し舌片11e,11e側に緩く湾曲させ
てもよい(第8図)。切込線11aの中央部を高
く拡げるように操作することができる。裏面封止
部13の差込部13aを差し入れる作業を能率よ
く行なうことが可能である。
上側の折返し舌片15の基端部には、2本の斜
行する筋21,21cを設けることにより、厚み
部15bを略三角形状に形成するとともに、その
一端に、小舌片15dを設けることができる(同
図)。厚み部15bを必要充分な高さに形成する
ことができるから、収納する物品の高さが高いと
きにも容易に適応させることが可能である。な
お、このときは、表書部12の裏面封止部13と
の境界部にも複数の筋21,21…を設けて、こ
の部分にも厚み部を形成させることが好ましい。
裏面封止部13の差込部13aは、その基部の
両側にくびれ13c,13cを形成してもよい
(第9図)。くびれ13c,13cが切込線11a
の両端部に係止するので、差込部13aが切込線
11aから不用意に抜け出ることを有効に防止す
ることができる。
なお、この考案に係る封筒は、箸B以外の各種
の物品を収納するときにも使用することができる
ものとする。そこで、箸Bのように先細の物品で
ない物品を収納するときには、下方の折返し舌片
15の基端部にも、前述と同様にして、厚み部を
形成することができることはいうまでもない。
また、この封筒は、その全体仕上り寸法は、い
わゆる定形郵便物としての取扱いを受けることが
できるように定めるのが好ましい。しかしなが
ら、たとえば、切起し舌片11e,11eの要否
と、その高さ、帯封用舌片14の長さや切込線1
1bの位置、厚み部15a,15bの形状と高
さ、残余部分15cや小舌片15dの要否とサイ
ズ等の内部諸元は、収納すべき物品の形状と大き
さとに応じて、最適に、しかも、仕上り外形の体
裁が良好であるように、適宜に定めることができ
るものである。
なお、表書部12に設ける通信文記入スペース
12aは、これを削除することもできるものとす
る。
考案の効果 以上説明したように、この考案によれば、本体
部と表書部と裏面封止部とを連接して設け、さら
に、本体部には、帯封用舌片と折返し舌片とを設
け、裏面封止部は、頂部に差込部を有する山形に
形成し、本体部には、差込部と帯封用舌片とを差
し込んで掛止するための2本の切込線を形成する
ことによつて、物品を収納して、全体を折り畳ん
で封筒形に仕上げるとき、物品は、帯封用舌片と
折返し舌片とによつて位置決めすることができる
ので、郵送中の物品の損傷のおそれがない上、台
紙を使用せず、また、接着剤や締結用部材を使用
する必要がないので、発送の際の作業量や作業コ
ストは僅少で足り、しかも、仕上り体裁も、単な
る長封筒を使用するときよりも格段に良好なもの
とすることができるという優れた効果がある。
加えて、帯封用舌片を設けることによつて、物
品は、表書部の切手貼付枠の表示の位置の反対側
に寄せて位置決め収納することができるから、郵
便局における消印押捺によつて物品が破損された
り、また、消印の鮮明さが損なわれたりするおそ
れを極少とすることができるという実用的な効果
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は実施例を示し、第1図は
展開斜視説明図、第2図は展開図、第3図と第4
図は仕上り状態図、第5図と第6図は使用状態を
示す要部斜視図、第7図は他の使用状態を示す第
5図相当図である。第8図と第9図は、それぞれ
別の実施例を示す要部展開図である。 11……本体部、11a,11b……切込線、
11e……切起し舌片、12……表書部、13…
…裏面封止部、13a……差込部、14……帯封
用舌片、15……折返し舌片、15a,15b…
…厚み部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 縦長の本体部の一方の長辺に連接して、前記
    本体部と同幅の表書部と、前記本体部の約半分
    幅を覆う裏面封止部とを設け、前記本体部の他
    方の長辺上に帯封用舌片を設け、さらに、前記
    本体部の上下両短辺上に折返し舌片を設けてな
    り、前記裏面封止部は、頂部に差込部を有する
    山形に形成し、前記本体部には、前記差込部と
    前記帯封用舌片とを差し込むための2本の切込
    線を形成したことを特徴とする物品包装用折畳
    み封筒。 2 前記本体部は、前記帯封用舌片の折返し位置
    に対応して、観音開き形の切起し片を形成した
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の物品包装用折畳み封筒。 3 前記本体部は、少なくとも前記上側の折返し
    舌片の基端部に厚み部を有することを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
    記載の物品包装用折畳み封筒。
JP16129187U 1987-10-21 1987-10-21 Expired JPH033479Y2 (ja)

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JPH0166336U JPH0166336U (ja) 1989-04-27
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