JPH0414347Y2 - - Google Patents

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JPH0414347Y2
JPH0414347Y2 JP12824386U JP12824386U JPH0414347Y2 JP H0414347 Y2 JPH0414347 Y2 JP H0414347Y2 JP 12824386 U JP12824386 U JP 12824386U JP 12824386 U JP12824386 U JP 12824386U JP H0414347 Y2 JPH0414347 Y2 JP H0414347Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、主として酒・ジユースのような瓶詰
飲料を箱詰めする際に使用する中仕切りに関する
ものである。
[従来の技術] ウイスキー・ブランデー等の洋酒類又はジユー
ス等の飲料は、一般にガラス瓶あるいは陶磁器製
容器のごとき比較的破損しやすい個装容器に充填
された上で化粧箱に収めて消費者に小売されるこ
とが多い。
ところがガラス瓶あるいは陶磁器製容器は、静
的な荷重に対してはかなりの強度を発揮する反
面、落下衝撃等の動的な負荷に対しては極めて弱
く、外部からの衝撃によつて容易に破損しやすい
という特性を有している。したがつて、このよう
な商品を収納する包装箱には、多くの場合、中仕
切りを挿入し、この中仕切りで外部からの衝撃を
緩衝し、また商品自体が動くのを防いで瓶が割れ
るのを防止している。
ところでギフトケースに用いられるこの種の中
仕切りは、単に商品保護という機能のみならず、
商品保護をかねて商品価値を上げるため、商品の
見やすさや美しさ、高級感などを付与する機能を
備えていることが要望されていた。そのために従
来の瓶用中仕切りは、例えば複数ピースの仕切り
材を組合せて、これらに商品の形態を合わせて切
欠きあるいは凹みをつけたり、またラシヤ、絹
布、起毛布などを仕切り材に貼りつけて美粧性を
高めていたものであつた。
[考案が解決しようとする問題点] しかるに従来のものは、その構成が比較的複雑
で、組立てにくく、切れやすいという欠点があつ
た。また、複数ピースの製作管理が煩わしく、し
かもラシヤのような化粧シートを仕切り材に貼り
つける作業が非常に面倒でもあつた。さらに、仕
切り材で瓶を囲んでいるにもかかわらず、輸送時
に箱の中で瓶が踊るため、瓶栓部が底について割
れやすいという問題点があつた。
そこで、本考案は以上の問題点を解決し、構成
簡易にして製作管理及び手作業による組立てが容
易であり、また商品保護機能が高い中仕切りを提
供することを目的としている。[問題点を解決す
るための手段] 上記目的を達成するために本考案では、サポー
ト部材と上面部材とからなる中仕切りであつて、
サポート部材は、両側に壁板を立上げた底板の前
部に支持台を設け、上面部材は、両側部にスリツ
トを有する座板の前部に瓶頭保持板を設けて成
り、 上記の上面部材をサポート部材上に配置して上
記スリツトにサポート部材における両壁板を嵌合
し、またサポート部材前部の支持台の上に瓶頭保
持板を載置したことを特徴としている。
[実施例] 次に本考案の実施例の図面を参照して具体的に
説明する。第1〜5図の実施例は瓶一本入り中仕
切りを示し、第6〜7図は2本入り中仕切りを示
している。
第1図は一本入り中仕切り全体の斜視図、第2
図は同上分解図で、中仕切りの表面に貼設する化
粧シートを一部省略して示している。本実施例の
中仕切りは断面コ字形に折曲形成したサポート部
材1と、その上に載置する上面部材2とから構成
されている。第3A図はサポート部材1の展開図
であつて、段ボールシートの如き厚紙よりなるほ
ぼ矩形状をしたフラツトブランクより形成されて
いる。同図に示すように、このフラツトブランク
を長手方向に沿つて3つの部分に区画し、その中
央部を底板3とし、その両側を立上げて壁板4,
4を形成させる。また、このフラツトブランクの
一端寄りで、底板3上にはコ字形の切込み5を設
け、このコ字形切込み5の両端を起点としてブラ
ンク長手方向と直角に、壁板4,4の中間高さに
達する切線6,6を設け、さらに該切線6の端部
からフラツトブランクの一端に向つて折線7を形
成させる。以上のようにして切線5,6及び折線
7で囲まれた部分に、支持台8,8及び支持台両
側の支承片9を区画形成する。因みに、壁板4,
4のほぼ中央部には斜めに切欠溝10を穿設し、
また前記壁板の上端面11を任意の凹凸(波形)
状に形成しておく。
一方、上面部材2は、第3B図に示したよう
に、帯状厚紙よりなるフラツトブランクから形成
されている。同図においてフラツトブランクの長
手方向と直角に複数本の平行折目を形成して、一
方向に座板20、斜板21及び瓶頭保持板22を
連設する。そして、前記斜板21と保持板22対
しては、その両者にまたがつて瓶頭挿入孔23を
設けると共に瓶頭保持板側にH形に切込み24を
入れる形で抑止片25,25を設ける。なお、符
号26,27は座板20ならびに瓶頭保持板22
の端縁に連設した端板、符号28は一方の端板に
連設した折返板であり、また符号29は上記座板
20の両側部に形成した壁板挿入用スリツトであ
り、斜板21と端板27とに若干はみ出るように
穿設されている。このように構成される上面プレ
ート2の表面側には、フラツトブランクのときに
若干弛みをもたせた状態で、ラシヤ、絹布あるい
は起毛布のような化粧シート30をかぶせて、適
宜な位置で接着剤で貼りつけておくものである。
上記のように構成された本考案の中仕切りは、
第1図及び第2図に示すように、サポート部材1
を断面コ字形に折曲げて底板3の両側に凹凸壁板
4,4を垂直に立上げる。またサポート部材1の
前部に設けた支承片9,9を壁板4,4間に内折
りして、支持台8を水平状に立上げる。このよう
に折曲したサポート部材1の上に上面部材2を次
のように載置する。すなわち、座板20を底板3
上に密着するように重ね合せ、座板の両側部に設
けたスリツト29内にサポート部材1における壁
板4を下方より挿入して上端の凹凸部11を座板
の上方に突出させる。また、瓶頭保持板22を斜
板21を介して前上り状に折曲げて斜板21を切
欠溝10上にセツトし、瓶頭保持板22の前部を
二重に折曲げた支持台8の上面に載置する。端板
26,27及び折返板28はこれを座板20また
は瓶頭保持板22に対し垂直に折曲げれば、第1
図に示すような中仕切りが形成される。こうして
得られた中仕切りを第4図あるいは第5図の如
く、一例として胴枠つき包装箱Aに装着し、ウイ
スキーなどの被包装品Gを座板20上に寝かせる
ように載置し、瓶頭部を瓶頭保持板22に設けた
瓶頭挿込孔23に挿入し、抑止片25で安定させ
て固定する。
図示実施例の中仕切りは、以上のように組立て
使用されるものであり、サポート部材と上面部材
はいずれもほぼ矩形状をした抜き加工のみで製作
できる簡易な構成の平面部材から形成されている
から製作・管理がしやすく、布貼り作業も容易に
行える利点がある。また組立時にはコ字形に折曲
げたサポート部材上に上面部材を乗せ、上面部材
に設けたスリツトまたは切欠に、コ字状に立上げ
たサポート部材の壁部を差込むだけで両者はセツ
トされて組立は完了するから組立作業も極めて簡
易に行える利点を有する。
さらに、凹凸形状をした壁板によつて上面プレ
ートに貼設した化粧シートが凹凸状に波打つの
で、化粧シートの柔軟性が強調され、美粧効果が
高まり、かつ化粧シートによる緩衝作用も発揮さ
れる利点がある。
次に第6図に示す2本入り中仕切りについて説
明すると、まず、第7A図、第7B図に示すよう
なサポート部材41と上面部材42とを用意す
る。上記サポート部材41及び上面部材42は、
いずれもその基本原理は前記第1の実施例で述べ
た1本入り中仕切りと同じであるので、同一部材
には同一符号を付して示した。この場合の実施例
は、2本入りの中仕切りであるところからサポー
ト部材41における方形の底板3の中央に平行折
線43,44及び切線45,46とで囲まれ、か
つ凹凸壁板4を平行に形成される補助仕切片4
7,48を区画形成している。また、上面部材4
2における瓶頭保持板22には瓶頭挿入孔23を
対称的に2個設け、さらに座板20上には前記補
助仕切片47,48を折重ねた上で差込むための
スリツト49を設けている。その他の構成ならび
に組立方法は、1本入り中仕切りの場合と同様で
ある。
以上、本考案の実施例を図面により説明してき
たが、本考案はこれらの実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない限り、種々
に設計変更が可能である。
[考案の効果] 本考案の中仕切りは、2枚の平面ピースから形
成されているから全体の製作・管理がしやすく、
化粧シートの貼設作業も極めて容易に行なうこと
ができる。また組立てに当つても両側を立上げて
コ字形に折曲げたサポート部材上に座板を乗せ、
該座板の両側部に形成したスリツトに上記サポー
ト部材における左右の壁板を押入嵌合し、サポー
ト部材前部に立上げた支持台に座板の前部に連設
した瓶頭保持板をセツトするだけであるから組立
作業は極めて容易に行なえ、更にこの中仕切りに
収められる被包装品は前部に保持された瓶頭保持
板と左右の壁板によつて充分な安定性と緩衝性が
与えられ、底面も2重となるので、破損しやすい
被包装品を安全かつ確実に保持することができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した組立斜視
図、第2図は同上分解図、第3A図及び第3B図
は同上展開図、第4図及び第5図は装着ならびに
使用状態の斜視図、第6図は本考案の他の実施例
を示した組立斜視図、第7A図及び第7B図は同
上展開図である。 1……サポート部材、2……上面部材、3……
底板、4……壁板、5……コ字形切込み、6……
切線、7……切線、8……支持台、9……支承
片、10……切欠溝、11……凹凸部、20……
座板、21……斜板、22……瓶頭保持板、23
……瓶挿込孔、24……H形切込み、25……抑
止片、26,27……端板、28……折返板、2
9……スリツト、30……化粧シート、41……
サポート部材、42……上面部材、43,44…
…平行折線、45,46……切線、47,48…
…補助仕切片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 サポート部材1と、上面部材2とからなる中
    仕切りであつて、サポート部材1は、両側に壁
    板4を立上げた底板3の前部に支持台8を設
    け、上面部材2は、両側部にスリツト29を有
    する座板20の前部に瓶頭保持板22を設けて
    成り、上記の上面部材2をサポート部材1上に
    配置して上記スリツト29にサポート部材1に
    おける両壁板4を嵌合し、またサポート部材前
    部の支持台8の上に瓶頭保持板22を載置した
    ことを特徴とする箱の中仕切り。 2 断面コ字状に折曲げてなるサポート部材1の
    前部に底板3よりも一段高い位置に支持台8を
    設け、またサポート部材1における左右の壁板
    上端を任意の凹凸形状に形成する一方、別シー
    トで形成する上面部材の前部に設けた上記瓶頭
    保持板に瓶頭挿入孔を設けている実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の箱の中仕切り。 3 上面部材2の表面側に化粧シートが貼設され
    ている実用新案登録請求の範囲第2項記載の箱
    の中仕切り。
JP12824386U 1986-08-25 1986-08-25 Expired JPH0414347Y2 (ja)

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JP12824386U JPH0414347Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

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JP12824386U Expired JPH0414347Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4588517B2 (ja) * 2005-04-07 2010-12-01 レンゴー株式会社 包装箱の支持部材

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JPS6334012U (ja) 1988-03-04

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