JPH0334224Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野とその技術的課題） 本考案は人形本体と変身用パーツとの組み換え
により、人形及び人形とは別の形態に相互に変化
させることができる組み換え人形に関する。

（目的を達成するための手段） 本考案に係る組み換え玩具は、上記目的を達成
するため、人形本体と、該人形本体の下半身に着
脱自在に取付けられる下記構成の変身用パーツと
を組み合せてなることを特徴とする。

(イ) 上記変身パーツは適宜の形態を有するととも
に、内部には上記人形本体の下半身を収納する
収納部が形成されていること (ロ) 上記変身パーツの収納部の開口部は人形本体
の腰部よりもやや小さく形成されていること (ハ) 上記人形本体と変身用パーツのいずれか一方
は軟質材から形成されていること。

（実施例） 以下、本考案の組み換え人形の実施例について
説明する。

第１図は本考案に係る組み換え人形で、この組
み換え人形１は、人形本体２と、人形本体２に着
脱される変身用パーツ３とから構成されている。

人形本体２は軟質塩化ビニルから構成され、人
間、動物、その他マンガのキヤラクター等何であ
つてもよく、腰部４と胴体部５との間にくびれ部
６が形成されている。

変身用パーツ３は魚の尾ヒレ付き胴体とて構成
されている。この変身用パーツ３は、人形本体２
の下半身を収納する収納部７を有し、その開口部
７ａは上記人形本体２の腰部４の寸法よりもやや
小さく形成されている。なお、変身用パーツ３と
しては、ライオン、馬の胴体部等を模したもので
あつてもよい。なお、人形本体または変身パーツ
のいずれか一方は軟質材から形成しておく。

上記人形本体２に変身パーツ３を装着するにあ
たつては、第２図及び第３図に示すように、変身
用パーツ３の開口部７ａから収納部７内に人形本
体２を挿入すればよい。このとき、腰部４は開口
部７ａよりも大きいので、その弾性により所定の
力で圧入装着される。これによつて第３図に示す
人魚を得ることができる。なお、人形本体２と変
身パーツ３とを離脱させる場合、開口部７ａまた
は本体２の弾性変形によつて容易に行なうことが
できる。

（考案の効果） 以上のように本考案の組み換え人形によれば、
変身用パーツの組み換えにより、人形と他の形態
とを容易に得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例の構成説明図、第２
図は人形本体へ変身パーツを装着した状態を示す
要部断面図であり、第３図は変身させた状態の斜
視図である。 符号、１……組み換え人形、２……人形本体、
３……変身用パーツ、７ａ……開口部、４……腰
部。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 人形本体と、該人形本体の下半身に着脱自在に
   取付けられる下記構成の変身用パーツとを組み合
   せてなることを特徴とする組み換え人形。 (イ) 上記変身パーツは適宜の形態を有するととも
   に、内部には上記人形本体の下半身を収納する
   収納部が形成されていること (ロ) 上記変身パーツの収納部の開口部は人形本体
   の腰部よりもやや小さく形成されていること (ハ) 上記人形本体と変身用パーツのいずれか一方
   は軟質材から形成されていること。