JPH033397Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH033397Y2
JPH033397Y2 JP11605786U JP11605786U JPH033397Y2 JP H033397 Y2 JPH033397 Y2 JP H033397Y2 JP 11605786 U JP11605786 U JP 11605786U JP 11605786 U JP11605786 U JP 11605786U JP H033397 Y2 JPH033397 Y2 JP H033397Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
plate
contact
power supply
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11605786U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6323018U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11605786U priority Critical patent/JPH033397Y2/ja
Publication of JPS6323018U publication Critical patent/JPS6323018U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH033397Y2 publication Critical patent/JPH033397Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はプラスチツクフイルム、あるいは熱
溶融性の樹脂を塗布した紙等を、加熱下で押圧す
ることによつて、プラスチツクフイルム自身ある
いは熱溶融性の樹脂を熱溶着させるいわゆるヒー
トシールを行はせるためのもので、加熱源として
乾電池あるいは蓄電池を用いることによつて電源
のためのコードを不要とし、携帯使用に便ならし
めたヒートシーラーに関するものである。
(従来の技術) 例えばプラスチツクフイルムを材料とする包装
用袋の口をヒートシールすることはよく知られて
おり、このためのヒートシール機としては据付式
にされた大型のものと、小型であつてヒートシー
ル機自体を手に持つて操作できる小型の手操作用
のものとがあつたがこれらのものはいずれも通電
のためのコードが付設されているものだけであつ
て、据付式のものは別としても、手持操作ができ
る小型のものであつても、コードによつて通電し
なければならないため、使用上種々の制約があつ
て不便であつた。
(考案が解決しようとする問題点) 前記したように、従来のヒートシール機は、い
ずれもヒートシール機と電源との間をコードで接
続して使用するものばかりであり、コードを必要
としないていつでも、どこでも簡便に使用できる
携帯用のヒートシール機はいまだに見ることがで
きなかつた。
(問題点を解決するための手段) 考案者はこのため、コードを不必要とすること
によつて携帯に便利であつて、いつでもどこでも
手軽に使用できるヒートシール機を提供するべく
鋭意検討し種々実験を行つた結果、本体と回路開
閉プレートと、押圧プレートとからなり、回路開
閉プレートと押圧プレートとは、本体の一端にお
いて回動自在に止着され、前記本体は電源ボツク
スと発熱体ボツクスとからなり、この電源ボツク
スには、乾電池または蓄電池が装着され、発熱体
ボツクスには発熱体が着脱自在に装着され、また
前記回路開閉プレートの一端上面には、固定接点
を、さらにこの固定接点の上方には弾撥接点をそ
れぞれ設け、また前記押圧プレートの他端には、
押圧体を設けると共に、電源ボツクスの両端には
正負両電極板を備え、このうちの1つの電極板
と、発熱体ボツクスの1つの電極板とは、弾撥接
点と固定接点とを介して電路が形成され、電源ボ
ツクスの他の電極板と発熱体ボツクスの他の電極
板との間にも電路が形成され、発熱体ボツクスの
両電極板には発熱体が有するプラグが接するよう
にされ、前記押圧プレートの押圧による回動に伴
つて、押圧プレートが前記弾撥接点を押し下げて
固定接点に接触させ、また押圧プレートの押圧を
解放することによつて、弾撥接点の弾撥力によつ
て、弾撥接点を固定接点から離開させて、電源ボ
ツクスの正負両電極板と、発熱体ボツクスの正負
両電極板との間の電路を開閉させるヒートシーラ
ーとすることによつてよくその目的を達すること
ができ、この考案を得たものである。
(実施例) 添付図面についてこの考案の実施の一例を説明
すると、1は本体であつてそれは、電源ボツクス
2と発熱体ボツクス3とからなつている。4は回
路開閉プレートであり、5は押圧プレートであ
る。これらの回路開閉プレート4と押圧プレート
5とは、本体1の電源ボツクス2に隣する側の本
体端部6に螺子7で回動自在に止着されている。
この時、回路開閉プレート4が本体1と押圧プレ
ート5との間にあるように止着される。本体1は
前記した本体端部6に続いて電源ボツクス2とな
り、これに続いて発熱体ボツクス3となるがこれ
ら両ボツクスは蓋のない箱状とされ、電源ボツク
ス2には所要数の乾電池8が収納されるが、これ
は蓄電池であつてもよい。この電源ボツクス2と
発熱体ボツクス3との間は隔壁9で区画される。
発熱体ボツクス3には発熱体10が着脱自在に装
着される。このためには例えば、第2図に平面図
として示されるように、隔壁11と11′とによ
り電極室12が、また隔壁13と13′とにより
電極室14が形成され、電極室12と電極室14
とにはそれぞれ電極板15と16とが設けられ
る。この電極板15と16とは共にその1部は電
源ボツクス2に露出しており、このうち電極板1
6にはコード17が接続している。この発熱体1
0は第3図に平面図として、また第4図に縦断側
面図として示されるように、例えば基台18の上
部中央にフツ素樹脂ブロツク19を置きその上に
フツ素樹脂ブロツク19と、その両側の基台18
にわたつて、硝子繊維織物にフツソ樹脂を塗布し
てなるテフロンテープ20を被覆し、その上に発
熱線21を載せ渡し、発熱線21の両端は基台1
8の両側に沿つて垂下する。基台18の両側には
電極板22,22′がコ字状に装着されている。
このようにされた上にさらにテフロンテープ23
が被覆されて全体を保護し、発熱体10とされ
る。このように構成された発熱体10は、本体1
の一端に設けられた発熱体ボツクス3の隔壁1
1,11′,13,13′上に載置されるが、この
時この発熱体ボツクス3に設けられた電極板15
の1部で発熱体ボツクス3の最も外側に位置して
起立する電極板24とこれと同様、発熱体ボツク
ス3に設けられた電極板16の1部で発熱体ボツ
クス3の最も外側に位置して起立する電極板25
との間に嵌め込まれ前記隔壁11,11′,13,
13′上に載置される。それ故発熱体10を発熱
体ボツクス3に嵌め込んだ時、例えば電源ボツク
ス2に置かれた乾電池8のの極26は電極板1
5に接しているから、この電極板15の1部であ
る起立する電極板25とは、発熱体10の電極板
22と接することとなるから、この電極板22は
側となる。一方乾電池8のの極27は電源ボ
ツクス2の本体端部6側に設けられた電極板28
に接するようにされている。この電極板28とコ
ード17とは後に説明するように接続されている
ことから、発熱体10の電極板22′は起立する
電極板25および電極板16を介して接続される
こととなり、発熱体10の電極板22は、2
2′はの極となりこれら22と22′との間にあ
る発熱線21に電流が流れることとなる。
回路開閉プレート4は、ほゞL状とされ、その
一端は本体1の本体端部6に螺子7で回動自在に
止着される。回路開閉プレート4を本体1の上に
倒伏した時、本体1の蓋となるようにされる。そ
して回路開閉プレート4で本体1を覆つた時、回
路開閉プレート4の先端には窓29を設け、この
窓29からは、発熱体10が露出するようにされ
ている。
この回路開閉プレート4が本体1に止着されて
いる方の上面には固定接点30が設けられ、この
固定接点30の上には弾撥接点31が設けられ
る。これら固定接点30と弾撥接点31とは常時
は離開しており後に述べるように押圧プレート5
が弾撥接点31を押圧した時、固定接点30と接
触するようにされている。固定接点30と電源ボ
ツクス2における本体端部6の側に設けられた電
極板28とはコードあるいは極板で接続されまた
発熱体ボツクス3の電極板16に接続したコード
17は弾撥接点31に接続される。
なお固定接点30と電極板28とを接続するコ
ードまたは極板あるいは弾撥接点31と電極板1
6とを接続するコードのうちのいずれかのコード
の途中にスイツチを設けることもよい。
押圧プレート5は、前記した回路開閉プレート
4と同様、その一端は、本体1の本体端部6に螺
子7で回動自在に止着される。押圧プレート5の
先端であり押圧プレート5を回動した時、発熱体
ボツクス3に装着された発熱体10に接する位置
には、押圧体32が設けられる。この押圧体32
は例えば合成ゴムのブロツクにフツ素樹脂をコー
テイングしたテープをカバーしたものを用いるの
がよい。
また押圧プレート5の内側下方であつて回路開
閉プレート4に設けられた弾撥接点31に接触す
る位置には受板33を設けるのがよい。
また押圧プレート5の適当な位置に摺動できる
突子34を設ける一方、回路開閉プレート4に台
座35を設け、突子34を摺動して台座35の位
置にあらしめる時には、突子34が台座35が当
接することによつて、押圧プレート5はそれ以上
に回動しないようになり、突子34を摺動して台
座35の位置から外れるようにした時には突子が
台座35に当接しないため、押圧プレート5はよ
り以上回動できるから、押圧プレート5がある程
度以上回動することによつて押圧プレート5が弾
撥接点31を押し下げこの弾撥接点31と固定接
点30とが接触することによつて電路が閉成し発
熱線21を発熱すると共に発熱体10と押圧体3
2とが被熱融着物を挟圧するものである。
(作用) 電源として乾電池を用いた場合について説明す
ると、電源ボツクス2内に必要数の乾電池8を装
着し、回路開閉プレート4を回動して本体1を閉
鎖する。次いで押圧プレート5の突子34を摺動
して突子34を台座35に対応する位置から外れ
るようにするか、あるいはスイツチ(図示しな
い)をONにした状態で、被熱融着物を発熱体1
0の上に載せ、本体1を手で握り押圧プレート5
の先端を親指で強く押圧することによつて、押圧
プレート5はまず弾撥接点31を押し下げ、続い
て固定接点30と接触する。この固定接点30と
弾撥接点31との接触によつて回路が閉成し発熱
線21に通電され、発熱し、被熱融着物は発熱線
21の加熱と押圧プレート5の押圧によつて、熱
融着するもので、これが完了すれば、押圧プレー
ト5の押圧を解放すると、弾撥接点31の弾撥力
によつて押圧プレート5は上方に回動し、これと
共に固定接点30と弾撥接点31との接触が離れ
るため回路は開放され、これによつて発熱線21
に対する通電もなくなるので発熱線21は冷却す
る。
このような操作で被熱融着物に対する熱融着は
完了するもので、以後引続きこの操作を繰り返せ
ばよい。
(考案の効果) この考案は以上に詳細に説明したように構成さ
れていて、従来から必要とされていた電源とヒー
トシール機とを接続するコードが不要になつたこ
とから、いつでも、どこでも、ヒートシール操作
を行うことができるだけでなく持ち運びも容易で
あり、ヒートシール作業を、いつでも、どこで
も、誰でも簡便に行うことができることとなり、
工場、商点等はもちろん一般家庭にあつても容易
にヒートシール手段を利用できるものとなつたも
ので、その操作もよく知られている紙つゞり器具
であるホチキスと同様の操作すなわち器具を手に
持つて親指で押圧プレートを強く圧下するだけで
ヒートシールが完了し、このヒートシール機が完
了した時には親指での押圧を開放するだけで発熱
線に対する通電は停止されるという、まことに簡
単な操作でヒートシールを行うことができるとい
う画期的な優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
添付図面はこの考案の実施の一例を示すもの
で、第1図はこの考案になるヒートシーラーの縦
断側面図、第2図は本体の発熱体ボツクスと電源
ボツクスの1部とを示す平面図、第3図は発熱体
の平面図、第4図は第3図の−′線における
縦断側面図である。 1:本体、2:電源ボツクス、3:発熱体ボツ
クス、4:回路開閉プレート、5:押圧プレー
ト、10:発熱体、15,16,28:電極板、
30:固定接点、31:弾撥接点、32:押圧
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体と回路開閉プレートと、押圧プレートとか
    らなり、回路開閉プレートと押圧プレートとは、
    本体の一端において回動自在に止着され、前記本
    体は電源ボツクスと発熱体ボツクスとからなり、
    この電源ボツクスには、乾電池または蓄電池が装
    着され、発熱体ボツクスには発熱体が着脱自在に
    装着され、また前記回路開閉プレートの一端上面
    には、固定接点を、さらにこの固定接点の上方に
    は弾撥接点をそれぞれ設け、また前記押圧プレー
    トの他端には、押圧体を設けると共に、電源ボツ
    クスの両端には正負両電極板を備え、このうちの
    1つの電極板と、発熱体ボツクスの1つの電極板
    とは、弾撥接点と固定接点とを介して電路が形成
    され、電源ボツクスの他の電極板と発熱体ボツク
    スの他の電極板との間にも電路が形成され、発熱
    体ボツクスの両電極板には発熱体が有する電極板
    が接するようにされ、前記押圧プレートの押圧に
    よる回動に伴つて、押圧プレートが前記弾撥接点
    を押し下げて固定接点に接触させ、また押圧プレ
    ートの押圧を解放することによつて、弾撥接点の
    弾撥力によつて、弾撥接点を固定接点から離開さ
    せて、電源ボツクスの正負両電極板と、発熱体ボ
    ツクスの正負両電極板との間の電路を開閉させる
    ことを特徴とするコードレスヒートシーラー。
JP11605786U 1986-07-30 1986-07-30 Expired JPH033397Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11605786U JPH033397Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11605786U JPH033397Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6323018U JPS6323018U (ja) 1988-02-16
JPH033397Y2 true JPH033397Y2 (ja) 1991-01-29

Family

ID=31000294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11605786U Expired JPH033397Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH033397Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61143522U (ja) * 1985-02-28 1986-09-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6323018U (ja) 1988-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FR2336267A1 (fr) Appareil positionneur de vehicules electriques dans des stations d'echange de batteries
US7759611B2 (en) Portable heat sealing apparatus
JPH033397Y2 (ja)
CN106742359A (zh) 小型密封装置
TW393422B (en) Heat sealing apparatus plastic bags
USD247341S (en) Portable vacuum cleaner
KR101822543B1 (ko) 커팅과 포장 및 안전장치가 구비된 다기능 비닐접착기
WO2018058962A1 (zh) 便携式封口机
TWM567220U (zh) 瞬熱型手持式封口機
KR200293233Y1 (ko) 전열밀봉장치
CN210913010U (zh) 一种气泡袋打包装置
TW467845B (en) Handy electric heat sealer
CN106555323B (zh) 一种便携式熨斗
CN211356188U (zh) 一种美容用理疗贴加热装置
JP2000061200A (ja) 携帯用アイロン
CN219578427U (zh) 便携式加热饭袋
CN212834667U (zh) 一种迷你无线电熨斗
JPH04130826U (ja) ハンドグリツプ式ヒ−トシ−ラ−
CN210506909U (zh) 一种新型无线熨烫类设备的发热结构
JPS6344330Y2 (ja)
JPH018492Y2 (ja)
CN2205594Y (zh) 便携式微型充电器
US2849594A (en) Handbag frame with illuminating means
JPH0525195Y2 (ja)
JP3070931U (ja) 電熱式シーラー