JPH0333749Y2 - - Google Patents

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JPH0333749Y2
JPH0333749Y2 JP1987157742U JP15774287U JPH0333749Y2 JP H0333749 Y2 JPH0333749 Y2 JP H0333749Y2 JP 1987157742 U JP1987157742 U JP 1987157742U JP 15774287 U JP15774287 U JP 15774287U JP H0333749 Y2 JPH0333749 Y2 JP H0333749Y2
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JP
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wire
pulley
detection switch
tension
sensor
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JP1987157742U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は例えば土木工事等において掘削され
た穴の穴壁が崩れているか、また、垂直に掘れて
いるか、規定の内径に掘れているかなどを計測す
るためのセンサを、穴の中で昇降させる昇降装置
の自動昇降停止装置に関する。
「考案の背景」 土木工事において穴或は溝等を掘削する場合、
土砂が崩れないようにするために穴或は溝等に比
較的粘性の高い泥水を注入して掘削を行なつてい
る。
掘削後超音波或は電波を利用した測距装置のセ
ンサを投入し、穴或は溝の壁面が崩れていない
か、垂直に規定の内径に掘削されているかどうか
を調べる。
この考案は泥水が注入されている穴の中或は溝
の中にセンサを投入し、昇降させる昇降装置の自
動昇降停止装置に関するものである。
「従来の技術」 第4図及び第5図に従来の自動停止機能付の昇
降装置を示す。1A,1Bはセンサ2を吊るワイ
ヤ、3A,3Bはワイヤ1A,1Bを巻取るドラ
ム、4はセンサ2に電力を供給し、また計測の結
果を電気信号で取出すためのケーブルを示す。こ
のケーブル4はドラム5から繰出され、また巻取
られる。
これら三つのドラム3A,3B及び5は一つの
モータによつて互に同期して回転され、ワイヤ1
A,1B及びケーブル4をそれぞれ等量ずつ繰出
し、また巻取ることができる構造となつている。
6A,6Bはワイヤ1A,1Bを下向に降す方
向転換用プーリ、7はケーブル4を下向に降す方
向転換用プーリをそれぞれ示す。
ドラム3A,3B及び5の直近にはワイヤ1
A,1B及びケーブル4をドラムの端から整列さ
せて巻取らせるための整走装置8A,8Bと9が
設けられている。
11はセンサ2が穴底に着底したことを検出す
る第1検出スイツチを示す。この第1検出スイツ
チはテンシヨンアーム12によつて繰出される。
テンシヨンアーム12は先端にローラ13を有し
このローラ13がワイヤ1Bに圧接するようにバ
ネ14によつて一方向に回転偏倚されている。
従つてセンサ2の荷重がワイヤ1A,1Bに掛
つている状態ではテンシヨンアーム12はバネ1
4を引き伸ばした状態に維持され、第1検出スイ
ツチ11をオン又はオフの状態に操作する。セン
サ2が着底し、ワイヤ1A,1Bに掛つていたセ
ンサ2の荷重が除かれると、ワイヤ1A,1Bの
張力が小さくなるためバネ14の偏倚力が勝つて
テンシヨンアーム12がワイヤ1Bを押し上げて
回動し、第1検出スイツチ11をオフ又はオンの
状態に転換する。第1検出スイツチの状態が転換
することによりドラム3A,3B及び5を駆動し
ているモータが停止する。
15は第2検出スイツチを示す。この第2検出
スイツチ15はセンサ2が上限位置に達したこと
を検出するスイツチで、アクチユエータ15Aに
よつてセンサ2の存在を検知し、この検知信号に
よつてモータを停止させる。
「考案が解決しようとする問題点」 従来の自動停止装置においてローラ13からワ
イヤ1Bが外れてしまう事故が起きる欠点があ
る。
つまり使用中に外れることはないが、不使用中
にワイヤ1Bがたるみ、このときローラ13から
ワイヤ1Bが外れてしまうことが起きる。このた
め、昇降装置を作動させてもローラ13はワイヤ
Bに圧接していない状態となり、第1検出スイツ
チは着底検出状態となつてドラム3A,3B及び
5を駆動するモータが停止したままとなる。
「問題点を解決するための手段」 この考案においてはワイヤの向を下向きに引き
出すための方向転換プーリをテンシヨンアームで
支持させ、このテンシヨンアームの動きによつて
第1検出スイツチを操作し、センサの着底を検出
するように構成したものである。
この考案の構成によればワイヤの方向転換用プ
ーリをワイヤの張力検出手段として利用するため
第1検出スプリングの信頼性を高めることができ
る。
「実施例」 第1図乃至第3図にこの考案の一実施例を示
す。
第1図乃至第3図において、第4図及び第5図
と対応する部分には同一符号を付して示し、その
重複説明は省略する。
この考案においてはワイヤ1A,1Bの向を下
向に方向転換する方向転換用プーリ6A,6Bを
テンシヨンアーム16A,16Bで支持し、この
テンシヨンアーム16A,16Bの動きで第1検
出スイツチ11を操作するように構成したもので
ある。
つまりテンシヨンアーム16A,16Bはバネ
17A,17Bによつて上向に回転偏倚力が与え
られる。センサ2を吊つている状態ではバネ17
A,17Bはセンサ2の荷重によつて圧縮変形さ
れている。このとき第1検出スイツチ11はアク
チユエータ11Aがテンシヨンアーム16Bによ
つて回動操作され、オン又はオフの状態に維持さ
れる。
センサ2が着底し、ワイヤ1A,1Bに掛つて
いた張力が除去されるとテンシヨンアーム16
A,16Bはバネ17A,17Bの偏倚力によつ
て上向に回動し、第1検出スイツチ11をオフ又
はオンの状態に転換させ、その接点信号によつて
ドラム3A,3B(第2図参照)を駆動している
モータを停止させる。
センサ2を吊り上げた場合はセンサ2が上限位
置に近ずくと、例えばセンサ2を吊つているバー
18が第2検出スイツチ15のアクチユエータ1
5Aに接触し、この第2検出スイツチ15の状態
を転換することによつてモータの動きを自動停止
させる。
尚この実施例ではケーブル4の方向転換用プー
リ7に隣接してテンシヨンアーム19とテンシヨ
ンプーリ21を設け、このテンシヨンアーム19
とテンシヨンプーリ21によつてケーブル4とワ
イヤ1A,1Bの間に生じる張力の差を吸収する
ように構成した場合を示す。
「考案の効果」 以上説明したようにこの考案によればワイヤ1
Bの方向転換用プーリ6Bをテンシヨンアーム1
6Bで支持し、センサ2の荷重をこのテンシヨン
アーム16Bの動きによつて検出する構造とした
から第1検出スイツチ11の検出の信頼性を高め
ることができる。
また方向転換プーリ6A,6Bをテンシヨンア
ーム16A,16Bの遊端に取付け、テンシヨン
アーム16A,16Bの姿勢をセンサ2の荷重と
平衡させる構造とした場合、テンシヨンアーム1
6A,16Bを軸支点より反対側に延長させ、こ
の延長端部に重りを取付け、この重りの荷重によ
つてワイヤ1A,1Bに掛る張力が所定値より小
さくなつたときテンシヨンアーム16A,16B
を上向に回動させる構造を採ることが考えられ
る。
然し乍らこのように重りを使う構造とした場
合、装置全体の重量に重りの重量が加わるため、
装置の荷重が重くなる欠点がある。また重りを取
付けるためのスペースが必要になるから装置の形
状も大きくなる欠点がある。
結局、この考案のようにバネ17A,17Bに
よつてテンシヨンアーム6Aと6Bに回転偏倚力
を与える構造とした場合には、重量の増加はバネ
17A,17Bの重量の増加だけで済むから重量
の増加はわずかで済む。またバネ17A,17B
の取付スペースも大きくとらないから装置全体の
形状が大きくなることはない等の利点が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第
2図はこの考案の具体的な実施構造を説明するた
めの平面図、第3図はその側面図、第4図は従来
の技術を説明するための平面図、第5図はその側
面図である。 1A,1B:ワイヤ、2:センサ、3A,3
B:ワイヤ巻取ドラム、4:ケーブル、5:ケー
ブル巻取ドラム、6A,6B:ワイヤの方向転換
用プーリ、7:ケーブルの方向転換用プーリ、8
A,8B:ワイヤの整走装置、9:ケーブルの整
走装置、11:第1検出スイツチ、11A:アク
チユエータ、15:第2検出スイツチ、15A:
アクチユエータ、16A,16B:テンシヨンア
ーム、17A,17B:バネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A ドラムから繰出されるワイヤの向を下向に引
    出すための方向転換用プーリと、 B このプーリが一方の遊端部に取付けられ、他
    端側が回動自在に支持され、バネの偏倚力によ
    つて上記プーリを押し上げる方向に回動偏倚力
    が与えられワイヤに掛る張力が所定値以上の状
    態で上記バネの偏倚力に抗して下向に回動偏倚
    されるテンシヨンアームと、 C このテンシヨンアームが上向に回動偏倚され
    ることによつて操作され上記ワイヤに掛る張力
    が所定値以下になつたことを検出する第1検出
    スイツチと、 D 上記ワイヤの先端がドラムに対して所定の距
    離内に近ずいたことを検出する第2検出スイツ
    チと、 を具備することを特徴とする自動昇降停止装置。
JP1987157742U 1987-10-14 1987-10-14 Expired JPH0333749Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987157742U JPH0333749Y2 (ja) 1987-10-14 1987-10-14

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JP1987157742U JPH0333749Y2 (ja) 1987-10-14 1987-10-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0162292U JPH0162292U (ja) 1989-04-20
JPH0333749Y2 true JPH0333749Y2 (ja) 1991-07-17

Family

ID=31437453

Family Applications (1)

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JP1987157742U Expired JPH0333749Y2 (ja) 1987-10-14 1987-10-14

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS485660U (ja) * 1971-05-31 1973-01-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS485660U (ja) * 1971-05-31 1973-01-23

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Publication number Publication date
JPH0162292U (ja) 1989-04-20

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