JPH0333000A

JPH0333000A - 飛行船自動係留バラスト調整装置

Info

Publication number: JPH0333000A
Application number: JP16709589A
Authority: JP
Inventors: Kimito Tanaka; 田中　公人
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-06-30
Filing date: 1989-06-30
Publication date: 1991-02-13
Anticipated expiration: 2014-06-28
Also published as: JP2913408B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、飛行船の離着陸を地上支援員のサポートな
しに飛行船上のパイロットまたは搭乗者の操作のみで行
われるようにしに飛行船自動係留バラスト調整装置に間
する。

従来、飛行船等において、離着陸を行うには、その都度
熟練した多人数の地上支援員が細心の注意を払ってヨー
ラインを引き、ハンドリングレールを保持しながらコン
トロールし、かつノーズヮイヤーをマスト上部のカップ
リングデバイスに嵌合させ、さらに地上に係留された飛
行船の重量調整及び形状維持のために２４時間体制で、
パラスト調整及びエンベロープ、バロネットの内圧調整
を行う必要があった。従って任意の目的地に飛行船を着
陸するには受入鳩勢の確立なしには不可能であつｋ。

この発明は、熟練した地上支援員のサポートなしに、飛
行船内のパイロットの操作のみによって飛行船を離着陸
させ、バラスト調整を自動的に行うことを目的とする。

この発明を飛行船自動係留バラス）ｔＡ！１装置として
実施した実施例を図面に基づいて説明すれば次の通りで
ある。第１図示のものは、本システム全体の外観図であ
る。

第１図、第２図、第３図、第５図を用いて自動係留の方
法を述べる。第１図示の飛行船（Ａ）には、メツシュ状
ターンテーブル（４）と接続するために、ウィンチ（］
】）、先端に楔形フック（２〉を備えた複数のワイヤー
（３）、飛行船（Ａ）のできるだけ周辺部からワイヤー
（３）が垂れ、飛行船（Ａ）をより安定させた状態でメ
ツシュ状ターンテーブル（４〉に接続するためのバイブ
状ガイド（１３）がＭ備されている。第５図はパイプ状
ガイド（１３）の取付状態の飛行船（Ａ）の下方からの
見取図である０着陸時にワイヤー（３）の先端に装着さ
れた楔形フック（２〉がウィンチ（１１）の作動により
垂れ、メツシュ状ターンテーブル（４）に接触、第２図
のように嵌合する。

第２図、第３図のように、楔形フック（２）の内部は、
スプリング（２１）、ａ−ラー付７クチユエーター（２
２）、プランジャー（２３）及びソレノイド（２０）か
らなり、第３図示のようにソレノイド（２０）に電流が
流れ、プランジャー（２３）がソレノイド（２０）に吸
引され、スプリング（２Ｉ〉の力に打ち勝ってローラー
付アクチュエーター（２２）を楔形フック（２）内に納
めたときのみ、楔形フック（２）はメツシュ状ターンテ
ーブル（４）を通り抜けることができ、飛行船（Ａ）と
メツシュ状ターンテーブル（４）の接続を解除できる。

これらの動作は、パイロットまたは搭乗者が飛行船（Ａ
）内の操作パネルを操作することにより可能である。第
１図示のようにメツシュ状ターンテーブル（４）に接続
された飛行船（Ａ）は地上風を受けるので、飛行船（Ａ
）上のパイロットまたは搭乗者がラジオコントロールを
行うことにより、飛行船のノーズコーン（１４）の先端
に装備された楔形溝付フック（６）を上下、前後、左右
移動可能なメツシュ上マストトップ（５）に嵌合させ、
コントロールボックス（１９〉が風向を検知し電動のメ
ツシュ状ターンテーブル（４）を回転させ、飛行船の空
力抵抗を最小にするように自動制御する。なお、楔形フ
ック（２〉と楔形溝付フック（６）の内部機構及び相手
方メツシュ構造との嵌合メカニズムは同じである。

次に第４図、′Ｍ６図、第７図を用いて、係留中の飛行
船の自動バラスト調整について述べる。第４図は、第１
図に表示した各部分についての断面図及び内部詳細図で
ある。４ｍ上の係留装置のメツシュ状ターンテーブル（
４）の地下には液体（１６）及び金属製小ｌｉ＋（１５
）が貯えてあり、これを２系統で飛行船（Ａ）内のタン
ク（９）内に汲み上げることができる。第１の系統は、
飛行船（Ａ）内に装着された飛行船内ポンプ（１７）よ
り、ホース（１８〉を下ろし、メツシュ状ターンテーブ
ル（４）の隙間を通して、水槽（１２）内の液体（Ｉ６
）及び金属製小球（１５）のバラストを汲み上げること
が可能である。第２の系統は、ボトムポンプ（７）及び
アッパーポンプ（８）で水槽（１２）内のバラストをメ
ツシュ状マストトップ（５）の上部に取り付けられたパ
ラストケース（２４）に貯え、第６図、第７図のように
飛行船（Ａ）のノーズコーン（１４）の先端部にｖ！備
された楔形溝付フック（６）上の溝及びバイブ（ｌＯ）
を通して、第４図のタンク（９）内にバラストを投入す
ることが可能である。

また、飛行船（Ａ）からバラストを下ろす場合は、第４
図の飛行船内ポンプ（１７）あるいは、タンク（９）の
開閉口を用いてメツシュ状ターンテーブル（４）の間隙
を通して、これを投棄し、解放されたバラストは地下の
水槽（１２）に貯えられる。

この発明は以上説明したように、従来行われていた飛行
船離着陸の際の熟練した多人数の地上支援具のサポート
なしに、飛行船上のパイロットまたは搭乗者の操作のみ
で係留が行われるようにしたもので、地上支援の省力化
を図り、本システムを飛行船用ボートとして各地域に設
置することにより、飛行船は常時、目的地へ着陸するこ
とかでき　る。

４、図の簡単な説明図は本システムの、飛行船側搭載の装置及び地上の自動
係留バラスト調Ｍ装置の実施例を示すもので、第１ｒｇ
Ｊは本システムの全体を示す外観図。

第２図、第３図は楔形フックとメツシュ上ターンテーブ
ルの嵌合メカニズム及び動作を示す断面図。

（４Ｍ形ラフツクメツシュ上マストトップの嵌合メカニ
ズムも同じ〉、第４ｒＩ！Ｊは、第１ＩｙＪに表示した
各部分についての断面図及び内部詳細図である。

第６図は、バイブ状ガイド取付状態の飛行船下方からの
見取図である。第６図は、楔形溝付フックとメツシュ状
マストトップの嵌合状態の飛行船の上方からの見取図で
、メツシュ状マストトップは断面表示、第７図は第６図
の嵌合状態の飛行船の左側面からの見取図で、飛行船本
体を除いて断面の詳ｊＪ１説明図となっており、バラス
トの投入メカニズムを表示している。第８図は地上支援
システムの見取図。

Ａ　・・・・・・　飛行船ｌ　・・・・・・　エンベロープ２　・・・・・・　楔形フック３　・・・・・・　ワイヤー４　・・・・・・　メツシュ状ターンテーブル５　・・
・・・・　メツシュ状マストトップ６　・・・・・・　
楔形溝付フック７　・・・・・・　ボトムポンプ８　・・・・・・　アッパーポンプ９　・・・・・・　タンク１０・・・・・・　バイブ１１・・・・・・　ウィンチｌ　２　・・・　・・・ｌ　３　・・・　・・・ｌ　４　・・・　・・・１５　・・・　・・・ｌ　６　・・・　・・・１７　・・・　・・・ｌ　８　・・・　・・・１９　・・・　・・・２０　・・・　・・・２１　・・・　・・・２２　・・・　・・・２３　・・・　・・・２４　・・・　・・・水槽パイプ状ガイドノーズコーン金属製小球液体飛行船内ポンプホースコントロールボックスソレノイドスプリングローラー付アクチュエーターブランジャーパラストケース

Claims

【特許請求の範囲】

１、飛行船（Ａ）着陸時に、ウィンチ（１１）によって
上下動可能で先端に楔形フック（２）を備えた複数のワ
イヤー（３）が、エンベロープ（１）に取り付けられた
パイプ状ガイド（１３）を通して飛行船（Ａ）の周辺部
より垂れ、保留地に設置された十分に重量のあるメッシ
ュ状ターンテーブル（４）に引掛かり、さらに、上下、
前後、左右移動可能なメッシュ状マストトップ（６）が
動作して飛行船（Ａ）のノーズコーン（１４）の先端部
に取り付けられた楔形溝付フック（６）に嵌合すること
により、係留することができ、離陸の際は、これら一連
の動作を逆行することにより、地上支援員のサポートな
しに飛行船（Ａ）の離着陸の自動化を図り、さらにバラ
ストの調整については、メッシュ状ターンテーブル（１
４）下の水槽（１２）の液体（１６）及び金属製小球（
１５）または重量のあるゾル状のバラストを、飛行船（
Ａ）内に装備されたタンク（９）に飛行船内ポンプ（１
７）を用いて汲み上げ下ろしするか、あるいはメッシュ
状マストトップ（５）のシステム内に設置されたボトム
ポンプ（７）及びアッパーポンプ（８）の系を動作させ
、メッシュ状マストトップ（５）と嵌合した楔形溝付フ
ック（６）、さらに飛行船（Ａ）内のタンク（９）に通
じるパイプ（１０）を通してタンク（９）内に汲み上げ
る方法でこれを行うことを特徴とする飛行船自動係留バ
ラスト調整装置。