JPH0332721A - 炭酸ガス除去装置 - Google Patents
炭酸ガス除去装置Info
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- JPH0332721A JPH0332721A JP1169679A JP16967989A JPH0332721A JP H0332721 A JPH0332721 A JP H0332721A JP 1169679 A JP1169679 A JP 1169679A JP 16967989 A JP16967989 A JP 16967989A JP H0332721 A JPH0332721 A JP H0332721A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02C—CAPTURE, STORAGE, SEQUESTRATION OR DISPOSAL OF GREENHOUSE GASES [GHG]
- Y02C20/00—Capture or disposal of greenhouse gases
- Y02C20/40—Capture or disposal of greenhouse gases of CO2
Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の目的］
（産業上の利用分野）
本発明は化石燃料を燃焼することにより発生する炭酸ガ
スを除去する装置に関する。
スを除去する装置に関する。
（従来の技術）
これまで、石油などの化石燃料を燃焼させることにより
発生する炭酸ガスは、人体への危険性が少ないこと、及
び気体という取扱いにくい状態であることから、はとん
ど野放しに大気中に放出されてきた。これに対して、近
年、大気中の炭酸ガス濃度の増加に伴い、その温室効果
により地球の気候が変化する可能性が指摘されている。
発生する炭酸ガスは、人体への危険性が少ないこと、及
び気体という取扱いにくい状態であることから、はとん
ど野放しに大気中に放出されてきた。これに対して、近
年、大気中の炭酸ガス濃度の増加に伴い、その温室効果
により地球の気候が変化する可能性が指摘されている。
このため、大気中の炭酸ガス濃度の増加を防止する何ら
かの対策が必要になってきている。
かの対策が必要になってきている。
大気中の希釈された炭酸ガスを除去するためには、植物
の作用を利用するのが最良の方法であると考えられる。
の作用を利用するのが最良の方法であると考えられる。
しかし、燃焼廃ガスとして放出される炭酸ガスが増加し
続ける限り、植物の作用だけでは充分対応できないし、
しかも植物自体が減少傾向にある。このため、燃焼によ
り発生した炭酸ガスは、その発生源から大気に放出され
る前に除去することが最も望ましい。
続ける限り、植物の作用だけでは充分対応できないし、
しかも植物自体が減少傾向にある。このため、燃焼によ
り発生した炭酸ガスは、その発生源から大気に放出され
る前に除去することが最も望ましい。
従来、燃焼廃ガス中の炭酸ガスを除去する方法としては
、炭酸ガスをアルカリ性水溶液又はアミン系溶剤に吸収
させる方法（特開昭４８−２９８７８号、特開昭５０−
１５５４８８号、特開昭５０−１５５４８９号、特開昭
５０−１５５８０８号、特開昭５１−１８２７０号、特
開昭５１−１００９８９号）や、燃焼廃ガスを冷却し、
炭酸ガスを固化（ドライアイス）させる方法（特開昭５
７−１２３８１２号）などが知られている。
、炭酸ガスをアルカリ性水溶液又はアミン系溶剤に吸収
させる方法（特開昭４８−２９８７８号、特開昭５０−
１５５４８８号、特開昭５０−１５５４８９号、特開昭
５０−１５５８０８号、特開昭５１−１８２７０号、特
開昭５１−１００９８９号）や、燃焼廃ガスを冷却し、
炭酸ガスを固化（ドライアイス）させる方法（特開昭５
７−１２３８１２号）などが知られている。
しかし、アルカリ性水溶液を用いる方法では、水溶液を
調製する際の発熱を処理するプロセスや、生成した炭酸
塩を水溶液から回収するプロセスが必要であるため、経
済性に問題がある。アミン系溶剤を用いる方法では、ア
ミンが高価であるという経済性の問題のほか、生成する
炭酸塩が不安定で永久的な保存ができないという問題が
ある。炭酸ガスを固化させる方法では、ドライアイスの
保存に問題がある。
調製する際の発熱を処理するプロセスや、生成した炭酸
塩を水溶液から回収するプロセスが必要であるため、経
済性に問題がある。アミン系溶剤を用いる方法では、ア
ミンが高価であるという経済性の問題のほか、生成する
炭酸塩が不安定で永久的な保存ができないという問題が
ある。炭酸ガスを固化させる方法では、ドライアイスの
保存に問題がある。
また、炭酸ガスを固体塩基に接触させて除去することも
できるが、その場合反応が固体表面だけに起こるため炭
酸ガスの除去効率が小さいという問題や、固体の取扱い
が困難であるというプロセス上の問題がある。
できるが、その場合反応が固体表面だけに起こるため炭
酸ガスの除去効率が小さいという問題や、固体の取扱い
が困難であるというプロセス上の問題がある。
（発明が解決しようとする課題）
以上のように、燃焼廃ガスから炭酸ガスを除去するため
の従来の方法は、経済性、生成する炭酸塩の安定性及び
分離回収性に問題があった。
の従来の方法は、経済性、生成する炭酸塩の安定性及び
分離回収性に問題があった。
本発明は前記問題点を解決するためになされたものであ
り、炭酸ガスを効率よく除去できる装置を提供すること
を目的とする。
り、炭酸ガスを効率よく除去できる装置を提供すること
を目的とする。
［発明の構成］
（課題を解決するための手段）
本発明の炭酸ガス除去装置は、燃焼装置の下流に、燃焼
廃ガスを流動化のためのガスとして用いる固体塩基粉末
の流動層を設けたことを特徴とするものである。
廃ガスを流動化のためのガスとして用いる固体塩基粉末
の流動層を設けたことを特徴とするものである。
本発明において、固体塩基としては、例えば元素周期表
のＩａ族、又は■ａ族に属する元素の水酸化物や、酸化
物が挙げられる。具体的には、Ｎ ａ ＯＨｓ
Ｎ ａ ２ ０ Ｓ Ｍ ｇ （Ｏ
Ｈ） ２ 、 Ｍ ｇ ＯｓＣａ （Ｏ
Ｈ）２ 、ＣａＯなどがある。
のＩａ族、又は■ａ族に属する元素の水酸化物や、酸化
物が挙げられる。具体的には、Ｎ ａ ＯＨｓ
Ｎ ａ ２ ０ Ｓ Ｍ ｇ （Ｏ
Ｈ） ２ 、 Ｍ ｇ ＯｓＣａ （Ｏ
Ｈ）２ 、ＣａＯなどがある。
本発明の炭酸ガス除去装置を構成する固体塩基粉末の流
動層には、冷却手段を設けることが望ましい。冷却のた
めには、水流によるのが最も望ましい。
動層には、冷却手段を設けることが望ましい。冷却のた
めには、水流によるのが最も望ましい。
本発明の炭酸ガス除去装置には、燃焼廃ガスを流動層へ
供給する前に、予め燃焼廃ガス中から水分を除去するた
めの脱水装置を設けることが望ましい。
供給する前に、予め燃焼廃ガス中から水分を除去するた
めの脱水装置を設けることが望ましい。
（作用）
炭酸ガスは化学的に比較的安定であるが、固体塩基粉末
とは極めて容易に反応し、非常に安定な炭酸塩を生成す
る。ここで、炭酸ガスと固体塩基粉末との反応は、粉体
の表面で起るため、固体の表面積はできるだけ大きい方
が効率的であり、粉体は細かいほどよい。ただし、固体
塩基粉末を燃焼廃ガスで流動化させれば、流動層中では
固体塩基粉末はこすれ合い、ぶつかり合うため、ある程
度の微粉末であれば、常に新しい表面が生成され、炭酸
ガスと反応することができる。
とは極めて容易に反応し、非常に安定な炭酸塩を生成す
る。ここで、炭酸ガスと固体塩基粉末との反応は、粉体
の表面で起るため、固体の表面積はできるだけ大きい方
が効率的であり、粉体は細かいほどよい。ただし、固体
塩基粉末を燃焼廃ガスで流動化させれば、流動層中では
固体塩基粉末はこすれ合い、ぶつかり合うため、ある程
度の微粉末であれば、常に新しい表面が生成され、炭酸
ガスと反応することができる。
このように、本発明の炭酸ガス除去装置では、炭酸ガス
を多量に含む燃焼廃ガスを固体塩基粉末の流動化ガスと
して用いているので、極めて容易に炭酸ガスを炭酸塩の
形態で固定化し、除去することができる。また、本発明
の炭酸ガス除去装置を用いれば、硫黄酸化物や窒素酸化
物も同時に除去できるため、石炭などの硫黄が多い安価
な燃料もそのまま使用できる。
を多量に含む燃焼廃ガスを固体塩基粉末の流動化ガスと
して用いているので、極めて容易に炭酸ガスを炭酸塩の
形態で固定化し、除去することができる。また、本発明
の炭酸ガス除去装置を用いれば、硫黄酸化物や窒素酸化
物も同時に除去できるため、石炭などの硫黄が多い安価
な燃料もそのまま使用できる。
なお、固体塩基粉末による炭酸ガスの固定化の際には多
量の熱が発生する。しかも、炭酸ガスを固定化した固体
塩基粉末の温度が上昇すると、生成した炭酸塩が分解し
、再び炭酸ガスとなって放出される。このため、固体塩
基粉末の流動層を冷却することが望ましい。
量の熱が発生する。しかも、炭酸ガスを固定化した固体
塩基粉末の温度が上昇すると、生成した炭酸塩が分解し
、再び炭酸ガスとなって放出される。このため、固体塩
基粉末の流動層を冷却することが望ましい。
また、燃焼廃ガスには炭酸ガスの他に水蒸気及び窒素ガ
スが主成分として含まれる。固体塩基粉末は水蒸気を吸
収したとしＣも、その炭酸ガスとの反応性は変化しない
。しかし、水蒸気が吸収された固体塩基粉末は、重量が
増加し、また粉末同志が融合しやすくなるので、流動化
に好ましくない。したがって、燃焼廃ガスを予め脱水処
理し、これを固体塩基粉末の流動化ガスとして用いるこ
とが好ましい。
スが主成分として含まれる。固体塩基粉末は水蒸気を吸
収したとしＣも、その炭酸ガスとの反応性は変化しない
。しかし、水蒸気が吸収された固体塩基粉末は、重量が
増加し、また粉末同志が融合しやすくなるので、流動化
に好ましくない。したがって、燃焼廃ガスを予め脱水処
理し、これを固体塩基粉末の流動化ガスとして用いるこ
とが好ましい。
（実施例）
以下、本発明の実施例を第１図を参照して説明する。
第１図において、燃焼炉１は石炭を燃料とするものであ
る。この燃焼炉１で石炭の燃焼により発生した水蒸気は
小型発電機（図示せず）に導入されて、発電が行われる
。燃焼炉１の燃焼廃ガスは脱水装置２で脱水され、送風
ポンプ３により水酸化カルシウム粉末の流動層４の底部
から内部へ送風され、水酸化カルシウム粉末の流動化ガ
スとして用いられる。処理された廃ガスは流動層４上部
から排出される。流動層４内へはその上部に取り付けら
れた供給パイプ５から水酸化カルシウム粉末が供給され
る。流動層５内の処理粉体はその下部に取り付けられた
排出バイブロから外部へ排出される。流動層５の壁面は
水流パイプ７により冷却される。
る。この燃焼炉１で石炭の燃焼により発生した水蒸気は
小型発電機（図示せず）に導入されて、発電が行われる
。燃焼炉１の燃焼廃ガスは脱水装置２で脱水され、送風
ポンプ３により水酸化カルシウム粉末の流動層４の底部
から内部へ送風され、水酸化カルシウム粉末の流動化ガ
スとして用いられる。処理された廃ガスは流動層４上部
から排出される。流動層４内へはその上部に取り付けら
れた供給パイプ５から水酸化カルシウム粉末が供給され
る。流動層５内の処理粉体はその下部に取り付けられた
排出バイブロから外部へ排出される。流動層５の壁面は
水流パイプ７により冷却される。
前記実施例の燃焼炉１では、毎分１ｋｇの石炭が燃焼さ
れる。この装置を用い、水酸化カルシウム粉末の供給速
度、処置粉体の排出速度、冷却水の流量などを調整する
ことにより、燃焼ガスから７０％の炭酸ガスを除去する
ことができた。同時に、燃焼ガスから９５％以上の硫黄
酸化物や窒素酸化物を除去することができた。
れる。この装置を用い、水酸化カルシウム粉末の供給速
度、処置粉体の排出速度、冷却水の流量などを調整する
ことにより、燃焼ガスから７０％の炭酸ガスを除去する
ことができた。同時に、燃焼ガスから９５％以上の硫黄
酸化物や窒素酸化物を除去することができた。
［発明の効果］
以上述べたように本発明の炭酸ガス除去装置を用いれば
、燃焼廃ガス中の炭酸ガスを効率よく除去することがで
きる。
、燃焼廃ガス中の炭酸ガスを効率よく除去することがで
きる。
第１図は本発明の実施例における炭酸ガス除去装置の概
略構成図である。 １・・・燃焼炉、２・・・脱水装置、３・・・送風ポン
プ、４・・・流動層、５・・・供給パイプ、６・・・排
出パイプ、７・・・水流パイプ。
略構成図である。 １・・・燃焼炉、２・・・脱水装置、３・・・送風ポン
プ、４・・・流動層、５・・・供給パイプ、６・・・排
出パイプ、７・・・水流パイプ。
Claims (1)
- 燃焼装置の下流に、燃焼廃ガスを流動化のためのガス
として用いる固体塩基粉末の流動層を設けたことを特徴
とする炭酸ガス除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1169679A JPH0332721A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 炭酸ガス除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1169679A JPH0332721A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 炭酸ガス除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0332721A true JPH0332721A (ja) | 1991-02-13 |
Family
ID=15890900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1169679A Pending JPH0332721A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 炭酸ガス除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0332721A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0569137A (ja) * | 1991-09-06 | 1993-03-23 | Nippon Steel Corp | 自動溶接装置 |
| US5520894A (en) * | 1992-07-02 | 1996-05-28 | Nederlandse Organisatie Voor Toegepast-Natuurwetenschappelijk Onderzoek Tno | Process for removing carbon dioxide regeneratively from gas streams |
| WO2000025899A1 (fr) * | 1998-10-29 | 2000-05-11 | Nkk Corporation | Procede pour reduire les emissions de dioxyde de carbone |
| NL2004884C2 (en) * | 2010-06-14 | 2011-12-15 | Stichting Energie | Method for determining the ratio of biomass-derived and fossil-derived co2 in a flue gas stream. |
| JP2012115826A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Korea Inst Of Energy Research | 乾式二酸化炭素捕集装置 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP1169679A patent/JPH0332721A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US6843843B2 (en) | 1998-10-29 | 2005-01-18 | Nkk Corporation | Underwater immersion block and method to produce the same |
| US7550127B2 (en) | 1998-10-29 | 2009-06-23 | Jfe Steel Corporation | Method for reducing exhaust carbon dioxide |
| NL2004884C2 (en) * | 2010-06-14 | 2011-12-15 | Stichting Energie | Method for determining the ratio of biomass-derived and fossil-derived co2 in a flue gas stream. |
| JP2012115826A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Korea Inst Of Energy Research | 乾式二酸化炭素捕集装置 |
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