JPH0332638A - 他覚的眼屈折計の固視標提示装置 - Google Patents
他覚的眼屈折計の固視標提示装置Info
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- JPH0332638A JPH0332638A JP1168459A JP16845989A JPH0332638A JP H0332638 A JPH0332638 A JP H0332638A JP 1168459 A JP1168459 A JP 1168459A JP 16845989 A JP16845989 A JP 16845989A JP H0332638 A JPH0332638 A JP H0332638A
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- Eye Examination Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、被検眼の屈折力を光学的に他覚測定する眼屈
折計において、被検眼に対して視線の固定及び調節作用
の介入を除去するための固視標を提示する他覚的眼屈折
計の固視標提示装置に関゛するものである。
折計において、被検眼に対して視線の固定及び調節作用
の介入を除去するための固視標を提示する他覚的眼屈折
計の固視標提示装置に関゛するものである。
[従来の技術]
従来における他覚的眼屈折計の固視標提示装置は、固視
標を単に測定すべき片方の眼のみに提示しており、一般
には遮光筐体内に光学的に目標像を形成して提示し、被
検者はこの目標像を窓から覗き込むようになっている。
標を単に測定すべき片方の眼のみに提示しており、一般
には遮光筐体内に光学的に目標像を形成して提示し、被
検者はこの目標像を窓から覗き込むようになっている。
このように目標像を覗き込む場合には、被検眼のysm
力が働いて所謂機械近視の状態になって安定した測定が
できなくなる。そこで、この機械近視を避けるために、
従来から固視標を光軸上に移動する雲霧により調節力の
介入を除去する方法が採用されている。
力が働いて所謂機械近視の状態になって安定した測定が
できなくなる。そこで、この機械近視を避けるために、
従来から固視標を光軸上に移動する雲霧により調節力の
介入を除去する方法が採用されている。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、このような従来の方法では、調節力の介
入を完全に除去することは極めて難しい、一般に眼の調
節は、眼底像のぼけの情報及び眼の輻幀の情報という2
つの刺激から形成されており、通常両眼で実空間を観察
している際には、この両者の共同作用により調節が適当
に制御されている。これに対し、従来の方法では単眼の
みに提示されたぼけの刺激のみを用いて調節力を除去し
よういうのであるから、確実に作用させることができず
その効果が不充分である。
入を完全に除去することは極めて難しい、一般に眼の調
節は、眼底像のぼけの情報及び眼の輻幀の情報という2
つの刺激から形成されており、通常両眼で実空間を観察
している際には、この両者の共同作用により調節が適当
に制御されている。これに対し、従来の方法では単眼の
みに提示されたぼけの刺激のみを用いて調節力を除去し
よういうのであるから、確実に作用させることができず
その効果が不充分である。
本発明の目的は、このような従来例の問題を改善するた
め、殆ど自然視に近い視標を提示することにより、より
安定した測定を確実に行えるようにした他覚的眼屈折計
の固視標提示装置を提供することにある。
め、殆ど自然視に近い視標を提示することにより、より
安定した測定を確実に行えるようにした他覚的眼屈折計
の固視標提示装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を遠戚するために、本発明に係る他覚的眼屈
折計の固視標提示装置においては、眼屈折力の他覚的測
定を行う測定系と、光軸りを移動可能に配置した第1の
固視標を被検眼に提示する第1の固視標提示手段と、第
2の固視標を他方の眼に提示する第2の固視標提示手段
と、前記第1及び第2の固視標の移動を制御する制御手
段とを備え、前記第2の固視標提示手段は被検眼の眼前
に位置する投影レンズと、該投影レンズの光軸上の焦点
面上に配置しかつ前記第1の固視標と少なくとも一部分
が略同一パターンの前記第2の固視標と、前記第2の固
視標又は前記投影レンズの少なくとも一方を被検眼の焦
点面上を左右方向に移動する移動手段とを有することを
特徴とするものである [作用] 上記の構成を有する他覚的眼屈折計の固視標提示装置は
、第1の固視標提示手段により被検眼に従来例とほぼ同
様の固視標を提示すると共に、他方の眼に対して第2の
固視標提示手段によって同様の固視標を提示することに
よって、両眼の融像現象を引き起こし、この状態で第1
の固視標の光軸上の移動に対応させて第2の固視標を被
検眼の左右方向に移動させることにより、輻幀刺激を与
えて確実に調節力の介入を除去することができる。
折計の固視標提示装置においては、眼屈折力の他覚的測
定を行う測定系と、光軸りを移動可能に配置した第1の
固視標を被検眼に提示する第1の固視標提示手段と、第
2の固視標を他方の眼に提示する第2の固視標提示手段
と、前記第1及び第2の固視標の移動を制御する制御手
段とを備え、前記第2の固視標提示手段は被検眼の眼前
に位置する投影レンズと、該投影レンズの光軸上の焦点
面上に配置しかつ前記第1の固視標と少なくとも一部分
が略同一パターンの前記第2の固視標と、前記第2の固
視標又は前記投影レンズの少なくとも一方を被検眼の焦
点面上を左右方向に移動する移動手段とを有することを
特徴とするものである [作用] 上記の構成を有する他覚的眼屈折計の固視標提示装置は
、第1の固視標提示手段により被検眼に従来例とほぼ同
様の固視標を提示すると共に、他方の眼に対して第2の
固視標提示手段によって同様の固視標を提示することに
よって、両眼の融像現象を引き起こし、この状態で第1
の固視標の光軸上の移動に対応させて第2の固視標を被
検眼の左右方向に移動させることにより、輻幀刺激を与
えて確実に調節力の介入を除去することができる。
[実施例]
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は本発明に係る他覚的眼屈折計の固視標提示装置
の一実施例を示し、EL、 ERは被検者の左眼、右眼
をそれぞれ表し、ここでは左眼ELの屈折力を測定する
場合が図示されている。この左眼ELの眼前には、対物
レンズ1、その光軸上を移動可能に配置された第1の固
視標2、この固視11M2を照明するランプ3を含む第
1の固視標提示系が設けられている。第1の固視標2及
びランプ3は支持部材4に支持されており、支持部材4
はねじ棒5とロッド6により保持され、ねじ棒5は!動
機旧に連結されている。矢印Aに示すような□電動機料
の正逆回転により、支持部材4は対物レンズlの光軸に
沿って矢印A°力方向往復動できるようになっている。
の一実施例を示し、EL、 ERは被検者の左眼、右眼
をそれぞれ表し、ここでは左眼ELの屈折力を測定する
場合が図示されている。この左眼ELの眼前には、対物
レンズ1、その光軸上を移動可能に配置された第1の固
視標2、この固視11M2を照明するランプ3を含む第
1の固視標提示系が設けられている。第1の固視標2及
びランプ3は支持部材4に支持されており、支持部材4
はねじ棒5とロッド6により保持され、ねじ棒5は!動
機旧に連結されている。矢印Aに示すような□電動機料
の正逆回転により、支持部材4は対物レンズlの光軸に
沿って矢印A°力方向往復動できるようになっている。
また、他方の右眼ERの眼前には、投影レンズ7a、そ
の焦点位置に置かれた第2の固視標8a、この固視標8
aを照明するランプ9aから成る投影系が配置されてい
る。この投影系の第1の固視標提示系を挟んだ反対側に
は、第1の固視標提示系により右眼ERに第1の固視標
2を提示する場合つまり右眼ERを測定する場合に。
の焦点位置に置かれた第2の固視標8a、この固視標8
aを照明するランプ9aから成る投影系が配置されてい
る。この投影系の第1の固視標提示系を挟んだ反対側に
は、第1の固視標提示系により右眼ERに第1の固視標
2を提示する場合つまり右眼ERを測定する場合に。
左眼ELに第2の固視標を提示するための投影レンズ7
b、第2の固視標8b、ランプ9bから成る投影系が用
意されており、これらの一対の投影系によって第2の固
視標提示系が構成されている。
b、第2の固視標8b、ランプ9bから成る投影系が用
意されており、これらの一対の投影系によって第2の固
視標提示系が構成されている。
第2の固視標8a、8b及びランプ9a、9bはそれぞ
れ支持部材10a、lobにより支持されており、また
支持部材10a、10bはねじ棒11とロッド12によ
って保持され、ねじ棒11は電動機M2に連結されてい
る。ねじ棒11の支持部材10a、jobとの噛合部は
、それぞれ逆方向にねじが切られていて、電動機M2を
B方向に回転することに・より、支持部材10a、10
bはB°力方向互いに逆方向に移動し、第2の固視標8
a、8b同志の間隔を同様に変化することができる。電
動機Ml及び電動機M2にはそれぞれ制御部13の出力
が接続され、必要に応じて各固視標2.8a、8bを移
動させることができるようになっている、また、被検左
眼ELの屈折力を測定する測定系14は、対物レンズ1
の光軸と光学的に結合されており、第1の固視標提示系
により固視標2が提示されている被検左眼ELの屈折力
を測定する。なお、制御部13の出力はこの測定系14
にも接続されている。
れ支持部材10a、lobにより支持されており、また
支持部材10a、10bはねじ棒11とロッド12によ
って保持され、ねじ棒11は電動機M2に連結されてい
る。ねじ棒11の支持部材10a、jobとの噛合部は
、それぞれ逆方向にねじが切られていて、電動機M2を
B方向に回転することに・より、支持部材10a、10
bはB°力方向互いに逆方向に移動し、第2の固視標8
a、8b同志の間隔を同様に変化することができる。電
動機Ml及び電動機M2にはそれぞれ制御部13の出力
が接続され、必要に応じて各固視標2.8a、8bを移
動させることができるようになっている、また、被検左
眼ELの屈折力を測定する測定系14は、対物レンズ1
の光軸と光学的に結合されており、第1の固視標提示系
により固視標2が提示されている被検左眼ELの屈折力
を測定する。なお、制御部13の出力はこの測定系14
にも接続されている。
第2図は測定系14と第1の固視標提示系との光学的結
合の一例を示し、対物レンズ1とその光軸上に配置され
た測定系14との間に可視光反射・近赤外光透過の特性
を有するグイクロイックミラー15が配置され、その反
射側にミラー16を介して第1の固視標2が設けられ、
透過側に配置された測定系14は近赤外光を用いて被検
左眼ELの屈折力を測定するようになっている。
合の一例を示し、対物レンズ1とその光軸上に配置され
た測定系14との間に可視光反射・近赤外光透過の特性
を有するグイクロイックミラー15が配置され、その反
射側にミラー16を介して第1の固視標2が設けられ、
透過側に配置された測定系14は近赤外光を用いて被検
左眼ELの屈折力を測定するようになっている。
上述の装置を被検者側から見た場合には、第3図に示す
ように中央の対物レンズ1を挟んで左右両側に投影レン
ズ7a、7bが配置され、その後方にある図示しない共
通のグイクロイックミラー15の上方にミラー16が配
置され、これらのミラー15.16を介して第1の固視
標2砂び第2の固視標8a、8bが左眼EL及び右眼E
Rに投影されることになる。ここで、投影レンズ7a、
7bは内方への軸輪を与えて効率良く光束を被検眼に入
射させるために、第1因に示すように偏心レンズが用い
られている。
ように中央の対物レンズ1を挟んで左右両側に投影レン
ズ7a、7bが配置され、その後方にある図示しない共
通のグイクロイックミラー15の上方にミラー16が配
置され、これらのミラー15.16を介して第1の固視
標2砂び第2の固視標8a、8bが左眼EL及び右眼E
Rに投影されることになる。ここで、投影レンズ7a、
7bは内方への軸輪を与えて効率良く光束を被検眼に入
射させるために、第1因に示すように偏心レンズが用い
られている。
第4図(a) 、 (b)はそれぞれ第1の固視標2と
第2の固視標8a、8bとを例示しており、第1の固視
標2は(a)に示すように例えば中央に固視目標となる
バルーンを配した広い視野の風景写真とし、第2の固視
標8a、8bは(b)に示すように第1の固視標2と同
じ図柄ではあるが、(a)の中央の一部分を稍々ぼやけ
させた状態で記録した比較的狭い視角の風景写真として
いる。ここで、第2の固視標8a、8bは単に軸輪刺激
として用いられるため、広視野とする必要はなく、また
前述のように投影レンズ7a、7bに偏心レンズを使用
することから装置を小型化することが可能である。
第2の固視標8a、8bとを例示しており、第1の固視
標2は(a)に示すように例えば中央に固視目標となる
バルーンを配した広い視野の風景写真とし、第2の固視
標8a、8bは(b)に示すように第1の固視標2と同
じ図柄ではあるが、(a)の中央の一部分を稍々ぼやけ
させた状態で記録した比較的狭い視角の風景写真として
いる。ここで、第2の固視標8a、8bは単に軸輪刺激
として用いられるため、広視野とする必要はなく、また
前述のように投影レンズ7a、7bに偏心レンズを使用
することから装置を小型化することが可能である。
また、第2の固視標8a、8bに中央部が精々ぼやけた
写真を使用する理由は、第1図から理解できるように第
2の固視標8a、8bを光軸上を移動させないことから
望まれることであって、調節刺激として作用するgtの
固視標2により導かれるTJRW1作用を、第2の固視
標8a、8bが抑制することを防ぐためである。第2の
固視標8a。
写真を使用する理由は、第1図から理解できるように第
2の固視標8a、8bを光軸上を移動させないことから
望まれることであって、調節刺激として作用するgtの
固視標2により導かれるTJRW1作用を、第2の固視
標8a、8bが抑制することを防ぐためである。第2の
固視標8a。
8bはそれぞれ投影レンズ7a、7bの焦点位置にある
ため、誘発される軸輪角は被検者の眼幅に関係なく一定
となり、このことにより被検者の眼幅を気にする必要は
なくなる。また、視標距離を光軸上に一定とすることは
構造を簡単にするために重要である。
ため、誘発される軸輪角は被検者の眼幅に関係なく一定
となり、このことにより被検者の眼幅を気にする必要は
なくなる。また、視標距離を光軸上に一定とすることは
構造を簡単にするために重要である。
次に、上述の実施例についての動作を説明すると、第1
図において検者が被検者の左眼ELに対レアライメント
を行った後に、測定スイッチを押すと測定が開始される
が、その初期状態では第1の固視標2は2ジオブタ相当
の位置にあり、第2の固視標8a、8bは各投影レンズ
7a、7bの光軸上に位置している。測定系14は制御
部13からの指令により仮の測定を行い、その時点での
被検眼ELの屈折値を得る3次に、制御部13は電動機
料を駆動し得られた屈折値に相当する位置に第1の固視
標2を移動し、それにより被検者は左眼ELにより第1
の固視標2を鮮明に観察することができる。一方、右眼
ERではぼけた状態ではあるが第2の固視標8aを観察
している。これらの両視標2.8aには前述したように
同一の図柄の部分が設けられているため、被検者は両眼
像を融像する。
図において検者が被検者の左眼ELに対レアライメント
を行った後に、測定スイッチを押すと測定が開始される
が、その初期状態では第1の固視標2は2ジオブタ相当
の位置にあり、第2の固視標8a、8bは各投影レンズ
7a、7bの光軸上に位置している。測定系14は制御
部13からの指令により仮の測定を行い、その時点での
被検眼ELの屈折値を得る3次に、制御部13は電動機
料を駆動し得られた屈折値に相当する位置に第1の固視
標2を移動し、それにより被検者は左眼ELにより第1
の固視標2を鮮明に観察することができる。一方、右眼
ERではぼけた状態ではあるが第2の固視標8aを観察
している。これらの両視標2.8aには前述したように
同一の図柄の部分が設けられているため、被検者は両眼
像を融像する。
このとき、固視標2.8aはそれぞれ対物レンズl、投
影レンズ7aの光軸上にあるため、輻轢角が零の状態で
両眼視していることになる。第5図において固視標2.
8aの位置aがこの状態であり、その後の固視標2.8
aの動きを説明する。第1図に示す制御部13はその状
態から電動機料と電動機M2を駆動し、第1の固視標2
を第5図の位fiaから数ジオブタ分だけマイナス側に
移動させて位置すに移動させる。この状態では、被検眼
ELは第1の固視標2を明瞭に見えるように調節を行う
が、同時に第2の固視標8aの移動!−Yに対し、投影
レンズ7aの焦点距離をfとすれば、 θ = tan−’ (Y/ f)で表される内方
側の軸輪が右眼ERに掛かることになる。この状態にお
いて、被検者は固視標が近距離のboの点にあるように
認識しているが、この軸輪は調節を補助し、より容易に
かつ安定した状態を作り出す、その後に、制御部13は
電動機料と電動@M2を再び駆動して、第1の固視標2
をプラスのジオブタ方向に、第2の固視標8a、8bを
外側に徐々に移動する。
影レンズ7aの光軸上にあるため、輻轢角が零の状態で
両眼視していることになる。第5図において固視標2.
8aの位置aがこの状態であり、その後の固視標2.8
aの動きを説明する。第1図に示す制御部13はその状
態から電動機料と電動機M2を駆動し、第1の固視標2
を第5図の位fiaから数ジオブタ分だけマイナス側に
移動させて位置すに移動させる。この状態では、被検眼
ELは第1の固視標2を明瞭に見えるように調節を行う
が、同時に第2の固視標8aの移動!−Yに対し、投影
レンズ7aの焦点距離をfとすれば、 θ = tan−’ (Y/ f)で表される内方
側の軸輪が右眼ERに掛かることになる。この状態にお
いて、被検者は固視標が近距離のboの点にあるように
認識しているが、この軸輪は調節を補助し、より容易に
かつ安定した状態を作り出す、その後に、制御部13は
電動機料と電動@M2を再び駆動して、第1の固視標2
をプラスのジオブタ方向に、第2の固視標8a、8bを
外側に徐々に移動する。
従って、被検者は再び固視標2.8aが遠去かっていく
ように感じ、その反応として被検眼の調節力が緩み、か
つ軸輪角は零に近付いてゆくことになる。この間に、測
定系14は所定の間隔で測定を繰り返し、その都度左眼
ELの屈折値を求めていく、そこで、第1の固視標2が
充分に遠去かった位置、即ち第5図の位置Cまできたと
きに測定を完了する。
ように感じ、その反応として被検眼の調節力が緩み、か
つ軸輪角は零に近付いてゆくことになる。この間に、測
定系14は所定の間隔で測定を繰り返し、その都度左眼
ELの屈折値を求めていく、そこで、第1の固視標2が
充分に遠去かった位置、即ち第5図の位置Cまできたと
きに測定を完了する。
上述の過程において、被検者は第1の固視標2の動きに
よるぼけをなくすように、所謂ぼけによる調節の誘発に
よって調節力を緩ませてゆくと同時に、軸輪角の変化に
よっても所謂幅軸性調節作用で調節力を緩ませてゆくこ
とになる。他覚的眼屈折計の真の測定値は、被検眼の調
節が介入していないときの屈折力値であるから、制御部
13は前述のようにして得られた複数の測定値の中から
、最もプラス値に測定された屈折値を真のデータとして
表示すればよいことになる。
よるぼけをなくすように、所謂ぼけによる調節の誘発に
よって調節力を緩ませてゆくと同時に、軸輪角の変化に
よっても所謂幅軸性調節作用で調節力を緩ませてゆくこ
とになる。他覚的眼屈折計の真の測定値は、被検眼の調
節が介入していないときの屈折力値であるから、制御部
13は前述のようにして得られた複数の測定値の中から
、最もプラス値に測定された屈折値を真のデータとして
表示すればよいことになる。
第6図はこのようにして得られた測定値の様子を示し、
横軸は時間t、縦軸は被検左眼ELの例えば等価球面度
数である。また、矢印はその時の第5図に示した第1の
固視標2の位置を示している。更に、Pで示す多数の黒
点は測定点であり。
横軸は時間t、縦軸は被検左眼ELの例えば等価球面度
数である。また、矢印はその時の第5図に示した第1の
固視標2の位置を示している。更に、Pで示す多数の黒
点は測定点であり。
これらを結ぶ曲線Qはその間における被検左眼ELのy
JIWJの様子を予想したものである。第1の固視標2
の動きに従って、調節力はゆらぎを持ちながらプラス側
に雲霧されていくことを表している。
JIWJの様子を予想したものである。第1の固視標2
の動きに従って、調節力はゆらぎを持ちながらプラス側
に雲霧されていくことを表している。
このゆらぎは眼球運動による測定誤差及び人間の調節制
御系の時特性の抑えによって牛するものと考えらえるが
、この場合は真の測宇値として装置はDoを選択すれば
よい。
御系の時特性の抑えによって牛するものと考えらえるが
、この場合は真の測宇値として装置はDoを選択すれば
よい。
なお、上述の実施例では測定を行うための光学系に対し
て、第2の固視標提示系を左右対称に配した場合を示し
たが、これは機械的な駆動部を少なくするためになされ
たものであって、必ずしも左右対称に配置するとは限ら
ない0例えば、第2の固視標提示系を片方のみに設け、
左右眼の測定ごとに対物レンズ1の光軸を中心に回転し
て使用するようにしてもよい、更に、実施例では投影レ
ンズ7a、7bを固定して第2の固視標8a。
て、第2の固視標提示系を左右対称に配した場合を示し
たが、これは機械的な駆動部を少なくするためになされ
たものであって、必ずしも左右対称に配置するとは限ら
ない0例えば、第2の固視標提示系を片方のみに設け、
左右眼の測定ごとに対物レンズ1の光軸を中心に回転し
て使用するようにしてもよい、更に、実施例では投影レ
ンズ7a、7bを固定して第2の固視標8a。
8bを移動するようにしたが、逆に固視標8a。
8bを固定して投影レンズ7a、7bを移動するように
してもよく、更には双方を移動できるようにすることも
できる。
してもよく、更には双方を移動できるようにすることも
できる。
また、本発明は専ら他覚的眼屈折計用として開発された
ものであるが、調節力測定器も単にこれを連続的に測定
するものであるから1本発明をそのまま応用できること
は明らかである。
ものであるが、調節力測定器も単にこれを連続的に測定
するものであるから1本発明をそのまま応用できること
は明らかである。
[発明の効果]
以上説明したように本発明に係る他覚的眼屈折計の固視
標提示装置は、従来の装置が単眼で視標を提示して単に
眼底像のぼけによってのみm節を行っているのに対し、
輻幀による調節をも利用できるため、殆ど自然視に近い
視標を提示してより安定した測定を確実に行えるという
効果がある。
標提示装置は、従来の装置が単眼で視標を提示して単に
眼底像のぼけによってのみm節を行っているのに対し、
輻幀による調節をも利用できるため、殆ど自然視に近い
視標を提示してより安定した測定を確実に行えるという
効果がある。
また、第2の固視標を投影レンズの焦点位置に配しであ
るため、誘発される軸輪角は被検者の眼幅と関係なく一
定となり、被検者の眼幅に合わせる調m機構が不要とな
るという効果も得られる。
るため、誘発される軸輪角は被検者の眼幅と関係なく一
定となり、被検者の眼幅に合わせる調m機構が不要とな
るという効果も得られる。
図面は本発明に係る他覚的眼屈折計の固視標2示装置の
実施例を示し、第1図は光学的配置図、第2図は測定系
と固視標提示系との光学的結合例の側面図、第3図はそ
れを被検者側から見た正面図、第4図(a)、(b)は
固視標の正面図、第5図は固視標の動きの説明図、第6
図は測定値のグラフ図である。 符号lは対物レンズ、2は第1の固視標、3゜9a、9
bはランプ、4.10は支持部材、5.11はねじ棒、
6.12はo−、ド、7a、7bは投影レンズ、 8 a、 bは第2の固視標、 13は 制御部、 4は測定系、 5はダイクロイ ク ツー Ml、 Mlは電動機である。
実施例を示し、第1図は光学的配置図、第2図は測定系
と固視標提示系との光学的結合例の側面図、第3図はそ
れを被検者側から見た正面図、第4図(a)、(b)は
固視標の正面図、第5図は固視標の動きの説明図、第6
図は測定値のグラフ図である。 符号lは対物レンズ、2は第1の固視標、3゜9a、9
bはランプ、4.10は支持部材、5.11はねじ棒、
6.12はo−、ド、7a、7bは投影レンズ、 8 a、 bは第2の固視標、 13は 制御部、 4は測定系、 5はダイクロイ ク ツー Ml、 Mlは電動機である。
Claims (1)
- 1、眼屈折力の他覚的測定を行う測定系と、光軸上を移
動可能に配置した第1の固視標を被検眼に提示する第1
の固視標提示手段と、第2の固視標を他方の眼に提示す
る第2の固視標提示手段と、前記第1及び第2の固視標
の移動を制御する制御手段とを備え、前記第2の固視標
提示手段は被検眼の眼前に位置する投影レンズと、該投
影レンズの光軸上の焦点面上に配置しかつ前記第1の固
視標と少なくとも一部分が略同一パターンの前記第2の
固視標と、前記第2の固視標又は前記投影レンズの少な
くとも一方を被検眼の焦点面上を左右方向に移動する移
動手段とを有することを特徴とする他覚的眼屈折計の固
視標提示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1168459A JPH0332638A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 他覚的眼屈折計の固視標提示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1168459A JPH0332638A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 他覚的眼屈折計の固視標提示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0332638A true JPH0332638A (ja) | 1991-02-13 |
Family
ID=15868507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1168459A Pending JPH0332638A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 他覚的眼屈折計の固視標提示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0332638A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5482787A (en) * | 1991-04-12 | 1996-01-09 | Kawasaki Steel Corporation | Organic composite coated steel strip having improved corrosion resistance and spot weldability |
JP2018501052A (ja) * | 2014-12-22 | 2018-01-18 | ジールテック エーピーエス | 潜望鏡式装置及びこれを用いて行う斜視を有する人の眼の検査方法 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP1168459A patent/JPH0332638A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5482787A (en) * | 1991-04-12 | 1996-01-09 | Kawasaki Steel Corporation | Organic composite coated steel strip having improved corrosion resistance and spot weldability |
JP2018501052A (ja) * | 2014-12-22 | 2018-01-18 | ジールテック エーピーエス | 潜望鏡式装置及びこれを用いて行う斜視を有する人の眼の検査方法 |
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