JPH0332397A - パルスモータの駆動回路 - Google Patents

パルスモータの駆動回路

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JPH0332397A
JPH0332397A JP16390589A JP16390589A JPH0332397A JP H0332397 A JPH0332397 A JP H0332397A JP 16390589 A JP16390589 A JP 16390589A JP 16390589 A JP16390589 A JP 16390589A JP H0332397 A JPH0332397 A JP H0332397A
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JP
Japan
Prior art keywords
inductance
pulse motor
switching element
microprocessor
low
Prior art date
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Pending
Application number
JP16390589A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Tanuma
田沼 二郎
Hideaki Iwami
石水 英昭
Tomohiro Komori
智裕 小森
Masayuki Ishikawa
石川 匡幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、パルスモータの駆動回路に関するものである
(従来の技術) 従来、パルスモータはディジタル信号により直接オーブ
ンループの制御を行うことができ、またパルスの周波数
に比例した回転速度を得ることができるとともに、モー
タの回転速度と人力パルス数とが完全に比例するため、
OA機器、情報端末機関連の制御用アクチュエータとし
て、速度制御、位置決め制御に広く用いられている。
第7図は従来のPM型パルスモータの断面図、第8図は
永久磁石の斜視図である。
図において、16はロータ、17は外周面を円周方向に
分割着磁(第8図参照)シた永久磁石である。
該永久磁石17の中心にはロータ軸18が固定されてい
る。
19、20.21は磁気回路を構成するヨークであり、
これらヨーク19.20.21の内周部には磁極片22
が形成され、それぞれ内側に折り曲げられて交互に配設
されている。これら磁極片22の総数が上記永久磁石1
7の回転ステップ数となる。
23、24は第1、第2の駆動コイルであり、駆動コイ
ル23.24に電流を流すことによって上記磁極片22
に磁極が誘起され、永久磁石17との吸引、反発力によ
ってロータ16が回転する。
駆動コイル23.24に流れる電流は、電源からコイル
に流れ込む電流I。
1、 − V/ R(1、−(R/L)t  )と、ロ
ータ16が回転することによって発生する逆起電圧によ
る電流1,1 1R=Kstn(ωt、 + 0)を重合わせたものと
なる。
ここで、R;コイル抵抗 ■=電源電圧 L:コイルインダクタンス t;時間 に:比例定数 とする。
第3図は電流波形の一例を示す図である。第3図(A)
は低インダクタンスの場合の低周波領域における波形図
、第3図(B)は高インダクタンスの場合の低周波領域
における波形図、第3図(C)は低インダクタンスの場
合の高周波領域における波形図、第3図(D)は高イン
ダクタンスの場合の高周波領域における波形図である。
定電流制御のため電流は一定値でクランプされている。
駆動コイルに流れる電流1 1 = V/R(I  e−(R/1.lt ) 十K
sin(ωt + 0 ) は、駆動コイル23.24の抵抗及びインダクタンス成
分に影響され、またPM型パルスモータの出力は駆動コ
イル23.24に流れる。したがって、PM型パルスモ
ータの動トルク特性は、駆動コイルのインダクタンス成
分により影響されることになる。
ところで最近のOA機器では、高速、高出力化が、パル
スモータにおいては高周波特性の改良が要求されてきて
いる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記構成のパルスモータの駆動回路にお
いては、第6図にa線で示すように高周波領域ではトル
クが急激に低下して使用することができない。これは、
インダクタンスの大きなパルスモータは電流の立ち上が
り特性が悪く、高周波になるとパルスモータへのエネル
ギ注入効率が低下することになる。
その対策としてパルスモータの駆動電圧を上げることが
考えられるが、電源価格、駆動回路の使用部品価格等が
上昇してしまう。また、インダクタンスの小さなパルス
モータを使用すると高周波領域でトルクが急激に低下す
るを防止できるが、低周波領域では高出力を出せないと
いう問題がある。
本発明は、上記従来のパルスモータの駆動回路の問題点
を解決して、パルスモータのインダクタンス成分を変化
させることを可能にして低周波領域で高出力を供給する
とともに高周波領域でも使用することができ、しかも安
価なパルスモータを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) そのために、本発明のパルスモータの駆動回路において
は、パルスモータ駆動用コイルの巻線を高インダクタン
ス側と低インダクタンス側に分割し、それぞれの端子を
選択することによりインダクタンスを切換え可能とする
スイッチング素子を各巻線に接続し、該スイッチング素
子をモータドライバを介してマイクロプロセッサに接続
するとともに、上記マイクロプロセッサは高周波領域で
の駆動の要否に応じて上記スイッチング素子を切り換え
てインダクタンスを選択する手段を有している。
(作用) 本発明によれば、上記のようにパルスモータ駆動用コイ
ルの巻線を高インダクタンス側と低インダクタンス側に
分割し、それぞれの端子を選択することによりインダク
タンスを切換え可能にするスイッチング素子を各巻線に
接続し、該スイッチング素子をモータドライバを介して
マイクロプロセッサに接続するとともに、上記マイクロ
プロセッサは高周波領域での駆動の要否に応じて上記ス
イッチング素子を切り換えてインダクタンスを選択する
手段を有しているので、低周波領域で高出力を供給する
とともに、高周波領域でも使用することが可能になる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は本発明の実施例を示すパルスモータの駆動回路
のブロック図、第2図は本発明のパルスモータの駆動回
路の断面図である。
図において、6はロータ、7は外周面を円周方向に分割
着磁した永久磁石である。該永久磁石7の中心にはロー
フ軸8が固定されている。
9は中ヨーク、10.11は外ヨークであり、それぞれ
磁気回路を構成する。これらヨーク9,10゜11の内
周部には磁極片I2が形成され、それぞれ内側に折り曲
げられて交互に配設されている。これら磁極片12の総
数が上記永久磁石7の回転ステップ数となる。
13、14は第1、第2の駆動コイルであり、駆動コイ
ル13.14に電流を流すことによって上記磁極片12
に磁極が誘起され、永久磁石7との吸引、反発力によっ
てロータ6が回転する。
上記駆動コイル13.14は分割され、スイッチング素
子2.3に接続されている。そして、該スイッチング素
子2.3を2a、 3a側に接続することにより高抵抗
、高インダクタンス側を選択することができ、また2b
、 3b側に接続することにより、低抵抗、低インダク
タンス側を選択することができる。
上記パルスモータ1を駆動するため、各駆動コイル13
14はモータドライバ4に接続されている。
そして、マイクロプロセッサ5は該モータトライバ4に
接続されていて、駆動コイル13.14へノ相信号の供
給、スイッチング素子2,3のスイッチングタイミング
、相電流のチョッピング値等の制御を行う。
第2図に示すように、ステータ9.10. Itはパル
スモータ(の磁気回路を構成している。磁気回路に流れ
る磁束15は、駆動コイル13.14に流れる電流IE
によって決定されるが、その際、磁束はパルスモータ1
のインダクタンス成分りに比例すすなわち、磁束Φは、 Φ−L・■ゆ である。
したがって、スイッチング素子2.3を高インダクタン
スとなる2a、 3a側とし、パルスモータ1を駆動す
ると、大きな磁束を得ることができ、大きな出力が得ら
れる。しかし電流波形は1=V/R(L  e−(R/
L” )+Kstn(ωを十θ) であり、高インダクタンスの場合には第3図に示すよう
に立ち上がりが遅くなる。
この場合、使用周波数を上げていくと、パルスモータ1
へのエネルギ注入効率が悪くなり、軸出力は低下する。
一方、低インダクタンスの場合、第3図に示すように高
周波領域になっても電流の平均値が著しく低下すること
はないので、軸出力は低下せず高周波領域まで使用する
ことが可能である。
第4図にパルスモータの外観図を示す。第4図(A)は
パルスモータ1の正面図、第4図(B)は同側面図であ
る。
25a、 25b、 25cが駆動コイル1.3.14
の端子であり、第1図の端子2a、 2b、 2cに相
当する。
ここで、プリンタ印字用紙の給送機構に上記パルスモー
タ駆動回路を採用した場合について説明する。
第5図は、2相励磁とした場合のマイクロプロセッサの
信号波形図である。
第1図のマイクロプロセッサ5がスイッチング素子2,
3にコイル選択信号Aを出すことによってスイッチング
素子2.3が2a、 3a又は2b、 3b側と接続さ
れる。
次に、マイクロプロセッサ5がモータドライバ4に相電
流の値を定める信号Bを出す。そして、マイクロプロセ
ッサ5は、回転する周波数に応して低速回転であれば信
号c、 c’を2相の相信号として、また高速回転であ
れば信号り、D’を2相の相信号として選択して出力す
る。
これにより、複写紙等負荷の大きな紙に対しては低速、
高出力を、薄く負荷の小さな紙に対しては高速、低出力
を選択することが可能になる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
(発明の効果) 以上、説明したように本発明によれば、パルスモータ駆
動用コイルの巻線を高インダクタンス側と低インダクタ
ンス側に分割し、それぞれの端子を選択することにより
インダクタンスを切換え可能にするスイッチング素子を
各巻線に接続し、該スイッチング素子をモータドライバ
を介してマイクロプロセッサに接続するとともに、上記
マイクロプロセッサは高周波領域での駆動の要否に応じ
て上記スイッチング素子を切り換えてインダクタンスを
選択する手段を有しているので、高インダクタンスの場
合には、低周波数領域でパルスモータを駆動させること
によって高出力を得ることができ、低インダクタンスの
場合には、高周波数頭1 域まで駆動させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すパルスモータの駆動回路
のブロック図、第2図は本発明のパルスモータの断面図
、第3図は電流波形の一例を示す図、第3図(A)は低
インダクタンスの場合の低周波領域における波形図、第
3図(B)は高インダクタンスの場合の低周波領域にお
ける波形図、第3図(C)は低インダクタンスの場合の
高周波領域における波形図、第3図(D)は高インダク
タンスの場合の高周波領域における波形図、第4図は本
発明のパルスモータの外観図、第4図(A)はパルスモ
ータの正面図、第4図(ロ)はパルスモータの側面図、
第5図は2相励磁とした場合のマイクロプロセッサの信
号波形図、第6図はパルスモータの動トルク特性図、第
7図は従来のPM型パルスモータの断面図、第8図は永
久磁石の斜視図である。 1・・・パルスモータ、2.3・・・スイッチング素子
、4・・・モータドライバ、5・・・マイクロプロセッ
サ、2 9、10.11・・・ステータ、10.11.13.1
4.23.24・・・駆動コイル、16・・・ロータ、
17・・・永久磁石、18・・・ロータ軸、19.20
.21・・・ヨーク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)パルスモータ駆動用コイルの巻線を高インダクタ
    ンス側と低インダクタンス側に分割し、(b)それぞれ
    の端子を選択することによりインダクタンスを切換え可
    能にするスイッチング素子を各巻線に接続し、 (c)該スイッチング素子をモータドライバを介してマ
    イクロプロセッサに接続するとともに、(d)上記マイ
    クロプロセッサは高周波領域での駆動の要否に応じて上
    記スイッチング素子を切り換えてインダクタンスを選択
    する手段を有することを特徴とするパルスモータの駆動
    回路。
JP16390589A 1989-06-28 1989-06-28 パルスモータの駆動回路 Pending JPH0332397A (ja)

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