JPH0332052Y2 - - Google Patents

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JPH0332052Y2
JPH0332052Y2 JP1986147556U JP14755686U JPH0332052Y2 JP H0332052 Y2 JPH0332052 Y2 JP H0332052Y2 JP 1986147556 U JP1986147556 U JP 1986147556U JP 14755686 U JP14755686 U JP 14755686U JP H0332052 Y2 JPH0332052 Y2 JP H0332052Y2
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contact
coil spring
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plug
tip
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JP1986147556U
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は例えば配線基板相互を接続する場合
に用いるコネクタ用のプラグに関する。
「従来技術」 本出願人は先に特願昭60−289875号名称「コネ
クタ」によりソケツト側のコンタクトにコイルス
プリングから成るコンタクトを用い、プラグ側に
帯板状コンタクトを用い、この帯板状コンタクト
をコイルスプリングから成るコンタクトの巻線相
互間に嵌入し、ソケツトのコンタクトとプラグの
コンタクトとを電気的及び機械的に結合する構造
のコネクタを提案した。
第4図及び第5図を用いて先に提案したコネク
タの構造を説明する。
図中100はソケツト、200はプラグを示
す。ソケツト100は角柱形状の絶縁ブロツク1
1の一つの面に長手方向に沿つて複数の穴12が
形成され、この穴12にコンタクトとなるコイル
スプリング13を挿入する。穴12を形成した面
の一辺に突条14を形成し、この突条14に形成
したスリツトに端子15を圧入によつて支持させ
る。端子15の反対側は穴12の開口部と対向す
る位置に突出され、その端部がコ字状に折曲ら
れ、その折返部16がコイルスプリング13の端
部と係合し、コイルスプリング13と端子15と
を電気的に一体化する。
絶縁ブロツク11の側面に窓17を形成し、こ
の窓17にコイルスプリング13の巻胴を臨ませ
る。
プラグ200は絶縁ボデイ20に複数のコンタ
クト21が植設されて構成され、このコンタクト
21をソケツト100の窓17に挿入し、コンタ
クト21の先端でコイルスプリング13の巻線相
互間を押し分け、コンタクト21をコイルスプリ
ング13の巻線相互間に嵌入し、コイルスプリン
グ13の巻線相互間でコンタクト21を挟持して
接触し、プラグ200のコンタクト21とソケツ
ト100の端子15との間を電気的に接続する。
プラグ200のコンタクト21はこの例では絶
縁ボデイ20の裏側において直角に折曲られ、そ
の先端を絶縁ボデイ20の端辺から突出させプラ
グ200の端子22として導出させる。
ソケツト100とプラグ200は例えば第6図
に示すように配線基板300に取付けられ、配線
基板300の相互を直接電気的に接続することに
用いられる。
この構造を持つコネクタの特徴はコイルスプリ
ング13をソケツト側のコンタクトとして利用し
たことによりプラグ200をソケツト100に嵌
合させる場合、プラグ200のコンタクト21は
窓17に挿入されれば必ずコイルスプリング13
に嵌入し接触状態に達する。
つまりコンタクト21の先端の位置は窓17の
開口寸法内において多少バラツキを持つていても
コンタクト21が窓17に入り込めば必ずプラグ
とソケツトの接続が達せられる。よつて位置合せ
の裕度が高くこの点で小形ながら接続操作が容易
なコネクタを提供できる。特に図では3端子の場
合を例示したが、端子数が多くなつても位置合せ
の裕度が高いためソケツトとプラグの嵌合操作を
容易に行なうことができる利点がある。
またソケツトのコンタクトとしてコイルスプリ
ングを用いたからソケツトを小形に作ることがで
きる。因みにソケツト100を構成する絶縁ブロ
ツク11は3×4ミリメートル角程度の太さとす
ることができ、長さは3端子形で7〜8ミリメー
トル、端子15の相互の間隔を2.5ミリメートル
程度とすることができる。
「考案が解決しようとする問題点」 先に提案したコネクタにおいて、プラグ200
のコンタクト21は単なる帯状の平板とされ、先
端に第5図に示すようにテーパ23が付されて刃
が形成され、この刃によつて、コイルスプリング
13の巻線相互の間を押し拡げて巻線相互の間に
コンタクト21を構成する帯状導電板を嵌入させ
コイルスプリング13の収縮力によつてコンタク
ト21を構成する導電板を挟持させている。
つまり先に提案したコネクタはプラグ200の
挿抜力はコイルスプリング13とコンタクト21
との摩擦抵抗に依存し、大きな挿抜力が得られな
かつた。このように、この種の構造のコネクタに
よればわずかな挿抜力しか得られないから、わず
かな力でプラグ200がソケツト100から外れ
てしまう欠点がある。
またプラグ200のコンタクト21は帯板状と
され、その先端の幅方向の形状は第4図に示すよ
うに平坦な形状となつている。
このために第7図に示すようにコイルスプリン
グ13の巻線がコンタクト21の板面に対して傾
斜していたとするとコンタクト21は2本の巻線
に跨がつて押す状態となり、特に、比較的強い力
で挿入した場合には悪くするとコイルスプリング
13を押し潰してしまうおそれがある。
この考案の目的はプラグの挿抜力が適度に強く
得られ、この結果実用中にプラグがソケツトから
外れるような事故が起きることを防止することが
でき、しかもコイルスプリングの巻線が傾斜して
いてもその強化された挿入力でコイルスプリング
を押し潰すことのない挿入動作を行うこの種の構
造を持つコネクタ用プラグを提供するにある。
「問題点を解決するための手段」 この考案においてはソケツト側に設けたコイル
スプリングから成るコンタクトに、そのコイルス
プリングの巻胴の外側から巻線相互間に嵌入して
接触するコンタクトを具備したプラグにおいて、
そのコンタクトは帯板状であり、かつコイルスプ
リングに挿入される側の一端は幅方向において三
角状にとがらされた突部とされ、その突部の先端
はそのコンタクトの幅方向において中心よりずら
され、その突部の先端からコイルスプリングの直
径より小さい距離においてそのコンタクトの板面
に突起を設けた構造を特徴とするものである。
「作用」 この考案の構成によればコンタクトの板面に突
起を設けたから、プラグをソケツトに嵌合させる
ときにコンタクトがコイルスプリングの巻線の相
互間に嵌入すると、これに形成した突起がコイル
スプリングの巻線相互間を潜り抜ける。このとき
挿入力が大きくなつてまた急激に小さくなる変化
が生じ、いわゆるクリツク感が得られる。
更に引抜力に対しても突起がコイルスプリング
の巻線に当ることにより大きな抵抗力が生じる。
この結果小さな引抜力では簡単にコンタクトがコ
イルスプリングの巻線間より出ることはない。
また、このように挿入力が大きくなつても、コ
ンタクトは帯板状でかつ幅方向に偏位した三角状
の突部をもつから、挿入時にはこの偏位した突部
先端がまず点接触でコイルスプリングの2本の巻
線相互間に挿入されて巻線間を押し拡げるが、こ
のとき突部が幅方向に偏位しているために幅方向
中央にある場合よりも挿入が容易になる。即ち、
幅方向中央にある場合は突部先端がコイルスプリ
ングの正面から接し、その接点を含む挿入方向の
コイルスプリングの断面は円であるのに対し、幅
方向に突部が偏位しているために突部先端がコイ
ルスプリングの正面からずれた点で接し、その接
点を含む挿入方向のコイルスプリングの断面は挿
入方向に長い楕円状となり、これら円と楕円で
は、その接点における接線が挿入方向となす角
は、楕円の方が小さくなり、従つてコイルスプリ
ングがその軸方向に逃げやすくなり、突部先端の
挿入が容易になる。先端が挿入されるとその押し
拡げられた隙間に隣接部分が順次挿入されて、コ
ンタクトの挿入が進行してゆく。従つてコンタク
トがコイルスプリングの2本の巻線に跨がつて押
しつけられてこれを押し潰すことがなく、コンタ
クトの挿入動作が容易かつ確実になされる。
このようにしてこの考案ではコイルスプリング
をコンタクトとして用いたソケツトを具備したコ
ネクタにおいてプラグの挿抜力を大きくし、しか
も挿入動作を確実にすることができる。よつて小
形化しても大きな保持力をもち動作の確実なコネ
クタを提供することができる。
「実施例」 第1図にこの考案の一実施例を示す。第1図に
おいて、20は絶縁ボデイ、21はこの絶縁ボデ
イ20に支持したコンタクトを示す。
この考案ではコンタクト21の板面に突起24
を設ける。この突起24は例えばコンタクト21
を構成する導電板の一方の面から打出しによつて
形成することができる。突起24の位置はコンタ
クト21の先端からコイルスプリング13の直径
より小さい距離の範囲内に形成する。
尚この実施例ではコンタクト21を構成する帯
状導電体の先端に巾方向の一部に突部21Bを形
成した場合を示す。つまりこの例ではコンタクト
21の巾方向に対して傾斜面21Aを形成し、こ
の傾斜面21Aを形成することによつて巾方向の
一部に突部21Bを形成した例を示す。
また、傾斜面21A及び突部21Bの全体にわ
たつて第2図に示すように厚み方向の傾斜面23
を形成し、この傾斜面23の形成によつてコンタ
クト21の先端に刃を形成する。
またこの実施例ではプラグ200を構成する絶
縁ボデイ20の一つの面、つまり配線基板300
(第6図参照)に接触する面に複数の突起26を
形成した例を示す。この突起26は配線基板に形
成した孔に嵌合され、プラグ200の取付位置を
規定することに用いる。
またコンタクト21は絶縁ボデイ20に形成し
たスリツトに圧入して支持する。この圧入は自動
機械で行なわれる。つまり端子22側は複数の端
子22の相互を連結した状態のままコンタクト2
1を絶縁ボデイ20に形成したスリツトに圧入
し、圧入の後に端子22側を連結した部材を切り
落し、端子22を各別に分離する。
またスリツトには第2図に示すようにコンタク
ト21の巾方向の中央に凹溝27を形成し、この
凹溝27によつて突起24を通過させる構造とし
た場合を示す。
第3図にこの考案の他の実施例を示す。この第
3図の例ではコンタクト21の先端に大きな傾斜
面21Aと小さな傾斜面21A′を形成し、巾方
向の中心からずれた位置に突部21Bを形成した
場合を示す。
第3図に示した例においてもコンタクト21の
先端に厚み方向の傾斜面23を形成するものとす
る。
「考案の効果」 以上説明したようにこの考案によればプラグ2
00のコンタクト21の板面に突起24を設けた
構造としたから、この突起24がソケツト側のコ
ンタクトであるコイルスプリングの巻線間を通過
する際に一時的に抵抗力が急変し、いわゆるクリ
ツク感を得ることができる。よつてプラグ200
がソケツト100に対して確実に嵌合したことを
感触で得ることができる。
然も嵌合した状態においてプラグ200に引抜
力が掛つても突起24がコイルスプリング13の
巻線に当接して抵抗力を発生するから小さな力で
は抜け難くなる。よつて小形化しても挿抜力を強
くすることができ、嵌合状態を安定に維持するこ
とができる。
コンタクトは帯板状でかつ幅方向に偏位した三
角状の突部をもつので挿入時にはこの突部先端が
点接触し、コイルスプリングの2本の巻線間に挿
入され、この挿入は突部が幅方向中心にあるより
も容易であり、その先端が押し拡げた巻線間隙間
に先端隣接部が順次挿入されて、挿入が進行し、
コンタクトの挿入動作が確実になされる。従つて
コンタクトが2本の巻線に跨がつて押しつけら
れ、これを潰すということがない。また、このコ
ンタクトの挿入方向の先端部に厚み方向にテーパ
を形成してあり、これがこの挿入のくさびの役目
を果たすが、このテーパは幅方向の三角状の突部
形状に沿つて形成されるから、挿入方向に対して
斜めとなり、実質的なくさび面のなす角度はテー
パ角より小さく鋭利になるから、テーパ角をそれ
ほど鋭くしなくても鋭くしたのと同様の効果が得
られ、強度上有利である。
尚上述の実施例では3端子形のコネクタを例示
して説明したが端子数に限定はない。つまり一端
子形から多端子形の各種の端子数のコネクタを作
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す平面図、第
2図は第1図に示すA−A線上の断面図、第3図
はプラグ側のコンタクトの先端形状の他の実施例
を説明するための平面図、第4図は先に提案した
コネクタの構造を説明するための斜視図、第5図
は先に提案したコネクタの構造を説明するための
断面図、第6図は先に提案したコネクタの応用例
を説明するための側面図、第7図は先に提案した
コネクタの欠点を説明するための図である。 100:ソケツト、200:プラグ、11:絶
縁ブロツク、12:穴、13:コイルスプリン
グ、15:端子、17:コンタクト挿入用窓、2
0:絶縁ボデイ、21:コンタクト、22:端
子、24:突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A ソケツト側に設けたコイルスプリングから成
    るコンタクトにそのコイルスプリングの巻胴の
    外側から巻線相互間に嵌合して接触するコンタ
    クトを具備したプラグにおいて、 B このコンタクトは帯板状をしており、 C そのコンタクトの上記コイルスプリングに挿
    入される側の一端は幅方向において三角状にと
    がらされた突部とされ、 D その突部の先端は上記コンタクトの幅方向に
    おいて中心よりずらされてあり、 E 上記三角状突部の端縁に厚み方向においてテ
    ーパが形成され、 F 上記突部の先端から上記コイルスプリングの
    直径より小さい距離において上記コンタクトの
    板面に突起が形成されていることを特徴とする
    プラグ。
JP1986147556U 1986-09-26 1986-09-26 Expired JPH0332052Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986147556U JPH0332052Y2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26
US07/097,773 US4838815A (en) 1986-09-26 1987-09-18 Connector assembly
KR1019870010686A KR900005087B1 (ko) 1986-09-26 1987-09-26 콘넥터

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986147556U JPH0332052Y2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6354279U JPS6354279U (ja) 1988-04-12
JPH0332052Y2 true JPH0332052Y2 (ja) 1991-07-08

Family

ID=31061028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986147556U Expired JPH0332052Y2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5957873U (ja) * 1982-10-12 1984-04-16 日本ビクター株式会社 電気的接続機構

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JPS6354279U (ja) 1988-04-12

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